Land Prime(旧LAND-FX)|公開ページはゼロカット、顧客同意書にはマイナス残高の補填条項があります

調査基準日:2026-09-11 / 最終更新:2026年10月10日

Land Prime|公開ページはゼロカット、顧客同意書にはマイナス残高の補填条項があります

調査結果の要点

このページは、Land Primeの利用規約と、同社が公開している資料を読んで、書いてあったことをそのまま記録したものです。調査基準日は2026-09-11です。数字と条項番号を添えてあるので、原文でご確認いただけます。

  • 契約先:Land Prime Ltd
  • 足切り:不合格(食い違い5件) 独自評価:52点/100
  • EA(自動売買):可 / 禁止手法の定義:あり
  • 出金日数の開示:あり / 金融庁の一覧:掲載あり(平成27年5月) ※無登録とは、日本の登録を受けずに日本居住者へ勧誘したと金融庁が判断した状態です。掲載は違法性の確定ではありません
  • 注目点:公開ページは4口座すべてに「ゼロカットシステム あり」と書いていますが、顧客同意書には「窓開けで生じたマイナス残高を顧客が補填することに同意する」という条項があり、ゼロカットを定める条項は見当たりません

「Land Prime 詐欺」「Land Prime 評判」と検索して来られた方へ。判定はしていません。金融庁の一覧の照合と、規約で確認できた範囲は確かめられたことと、確かめていないことに、何を評判の根拠として見たかは評判をどう評価したかにまとめています。

Land Prime(旧LAND-FX)の公開ページは、4口座すべてに「ゼロカットシステム あり」と掲げています。顧客同意書には、窓開けで生じたマイナス残高は顧客が補填すると書いてありました。

land-fx.com を開くと、landprime.com に飛ばされます。LAND-FX は Land Prime に名前を変えました。日本語サイトも新ブランドで作り直されています。

確かめたかったのは、名前の話ではありません。ゼロカットの書きぶりです。コモディティのページは、もう一歩踏み込んで「マイナス残高を防ぐシステムで、口座の安全を保証」とまで書いています。

ところが顧客同意書には、こうあります。

Customer also agrees to replenish Land Prime Ltd. of any negative balances caused by volatile environments triggered during the market open when the financial news breaks out

出典:Land Prime 顧客同意書 PLATFORM ABUSE の節(2026-09-10取得)

窓開けで生じたマイナス残高は、顧客が補填することに同意する。公開ページの「口座の安全を保証」とは、向きが逆の条項です。

その1点を含めて、食い違いは5件ありました。条項番号つきで並べます。ゴールドのレバレッジがどこで下がるかも表にしました。週明けに持ち越してよい口座かどうかは、その表で判断できます。

読んだのは、同社の説明ページの側ではありません。顧客同意書(英語・42条・65,180字)を軸に、利用規約、個人情報保護ポリシー、アンチマネーロンダリングポリシー、返金ポリシーを当たりました。

あわせて公開ページ22本、日本語ヘルプセンター44記事、金融庁の無登録業者一覧(201ページのPDF)、モーリシャス金融サービス委員会の公開登録簿も読んでいます。調査基準日は2026年9月10日。

結論:足切り4条件を通りませんでした

足切り基準の判定

基準を満たしていません

  • 日本居住者の契約先法人が規約に明記されている
  • 公開ページと規約・一次資料の間に食い違いがない食い違いが記録されています
  • 出金の所要日数を具体的に開示している
  • 禁止される取引手法が具体的に定義されている

この判定は入力された調査データから自動で計算されます。基準は調査を始める前に公開したもので、個別のブローカーに合わせて変えることはありません。
基準を満たさなかったことは「危険な業者である」という意味ではありません。公開ページと規約の記載が一致していない、といった事実の指摘です。また7項目100点の評価は取引条件と開示の状態を項目ごとに点数化したもので、安全性の点数ではありません。点数と足切りは別のものを測っています。

独自評価は52点、足切り基準は不合格です。点数が測っているものと、足切り(このサイトでいう最低条件です)が見ているものは違います。

Land Prime は、口座別の条件をかなり細かく出しているブローカーです。ゴールドのスプレッドを口座ごとに0.9/1.2と数字で書き、貴金属のレバレッジをFXと同じ最大2,000倍と明記し、ロスカット水準も公開しています。

それでいて、ゴールドのEAを実際に載せようとすると、2か所で止まります。必要証拠金を計算するためのコントラクトサイズ(契約サイズ)が公開ページにないこと。そして、公開ページの「ゼロカットあり」を裏づける条項を顧客同意書に見つけられなかったこと。確認できたのは、この2つです。

52点には、良い面と悪い面の両方が入っています。ゴールドのレバレッジとロスカット水準を口座別に公開している点は加点。同じ項目に2つの数字が並んでいる箇所が複数ある点は減点です。

Land Prime の契約先はどこの法人か:顧客同意書はセントビンセントの Land Prime Ltd

誰と契約しているのか

契約先法人とは、口座を開いた利用者が実際に契約する法人のことです。日本語のサイトを使っていても、口座の契約はここに書かれた法人との間で結ばれます

日本居住者の契約先

法人名
Land Prime Ltd
登記番号
記載が見当たらない

公式サイトの最下部の表記が登録番号を書いているのは Land Prime (SVG) の 23627 IBC 2016 のみ

所在地
顧客同意書はコンプライアンス部門の宛先を Glenville Drive, Kingstown, P.O. Box 2744, St. Vincent and the Grenadines と記載

FSC登録簿の住所は 6 St Denis Street, 1st Floor River Court, Port Louis, Mauritius。公式サイトの最下部の表記は Land Prime (SVG) の登録住所を Suite 305, Griffith Corporate Centre, Beachmont, Kingstown と記載

監督当局
公式サイトの最下部の表記はモーリシャス金融サービス委員会

FSC)の Global Business and Investment Dealer と記載。FSCの公開登録簿でも Land Prime Ltd の登録を確認できる(ライセンス日 31/12/2024、SEC-2.1B Investment Dealer、管理会社 Loita Management Services Limited)。ただし顧客同意書 第27条は準拠法をセントビンセントおよびグレナディーン諸島の法とし、同社の主要な注文執行設備がそこにあると記載

ライセンス番号
GB24203734

公式サイトの表記)。モーリシャスFSCの公開登録簿に番号の表示欄はなく、照合できなかった

日本から見た位置づけ

投資家補償基金
対象外
金融庁 無登録業者一覧
掲載あり
一覧に記載された商号
Land Prime Ltd.
掲載時期
平成27年5月
EU向け法人
なし
EU向けライセンス
なし
読み違えやすい点:顧客同意書の相手方は Land Prime Ltd。公式サイトの最下部の表記は同じ名前をモーリシャスFSCの監督下と書きますが、同意書の住所はセントビンセント、第27条の準拠法もセントビンセント法です。公式サイトの最下部の表記が Land Prime (SVG) に与える住所ともまた違い、同じ国で3つ目の住所が出てきます(2026-09-10 確認)。

出典:利用規約(顧客同意書・利用規約・個人情報保護ポリシー・アンチマネーロンダリングポリシー・返金ポリシーの5本。いずれも本文は英語で、版数・改定日の記載は見当たらない)/調査基準日 2026-09-11

公式サイトの最下部には、法人が2つ並んでいます。

  • Land Prime Ltd:モーリシャス金融サービス委員会(FSC)の認可を受けた Global Business and Investment Dealer、ライセンス番号 GB24203734
  • Land Prime (SVG):セントビンセントおよびグレナディーン諸島の国際事業ブローカー、登録番号 23627 IBC 2016、登録住所は Suite 305, Griffith Corporate Centre, Beachmont, Kingstown

顧客同意書の相手方は Land Prime Ltd です。公式サイトの最下部でモーリシャスの監督下だと書かれているほうの名前です。ここまでは素直に読めます。

ただし同意書の本文を追うと、Land Prime Ltd のコンプライアンス部門の住所が出てきます。Glenville Drive, Kingstown, P.O. Box 2744, セントビンセントおよびグレナディーン諸島。モーリシャスの住所とは別です。

準拠法の条項も、そのまま引きます。

原文(英語)を見る ― 出典:Land Prime 顧客同意書 第27条 GOVERNING LAW AND JURISDICTION/2026年9月10日確認

This Agreement, and the rights and obligations of the parties hereto, shall be governed by, construed and enforced in all respects by the laws of St. Vincent and the Grenadines, where Land Prime Ltd.’s principal order execution facilities are located.

準拠法はセントビンセント法。理由として「Land Prime Ltd の主要な注文執行設備がそこにあるため」と書かれています。公式サイトの最下部の「モーリシャスFSCの監督下」という一文と、同じ社名について別の場所を指しています。

しかも、そのセントビンセントの住所(Glenville Drive)は、公式サイトの最下部の住所とも違います。公式サイトの最下部の表記が Land Prime (SVG) に与えているのは Griffith Corporate Centre です。同じ国の中で、3つ目の住所が出てきます。

登録簿で照合すると

モーリシャスFSCの公開登録簿(Online Public Register)で「Land Prime」を検索すると、1件出ます。

  • Land Prime Ltd/ライセンス日 31/12/2024
  • 種別 SEC-2.1B Investment Dealer (Full Service Dealer excluding Underwriting)
  • 管理ブローカー Loita Management Services Limited/住所 6 St Denis Street, Port Louis

出典:モーリシャス金融サービス委員会 Online Public Register(2026-09-10検索)

ライセンスは実在します。ただしライセンス番号そのものは、この登録簿の表示項目に含まれていません。公式サイトが掲げる GB24203734 を、登録簿の側から確認することはできませんでした。Licensee Status は COMPANY IS INCORPORATED と表示されます。

日付も見ておいてください。ライセンス日は2024年12月31日です。同社の「弊社について」は「過去13年間にわたり安定的に運営され」としています。運営の歴史と、モーリシャスの認可を受けた時期は、別の話として読む必要があります。

金融庁と、社名の来歴

金融庁の「警告書の発出を行った無登録の海外所在業者」一覧を、201ページのPDFで全文検索しました。「Land Prime Ltd.」が載っています。掲載時期は平成27年5月です。

当時の所在地は Plaza Level, 41 Shortland Street, Auckland, 1010, ニュージーランド。備考欄には「代表者等の氏名は『不明』」「当該業者が提供するサービスの名称は『LAND-FX』である」「当該業者の所在地は平成25年12月5日付で警告を行った『Deal Matrix Limited.』と同一である」と書かれています。

読み方には注意が要ります。掲載をもって違法性が確定するわけではありません。金融庁は取引条件の評価をしていませんし、一覧は「警告書を出した時点で無登録営業が確認できた者」に限られます。所在地が同じであることも、同一の運営者であることを意味しません。

そのうえで、事実として整理します。2015年に「Land Prime Ltd.(サービス名 LAND-FX)」として警告を受け、2026年に「Land Prime」をブランド名として前面に出した、という順序です。ブランド名を変えた結果、警告一覧に載っている社名のほうが表に出ました。

口座タイプの選び方:分かれ目は、ゴールドのスプレッドです

口座タイプ別の条件

4種類。分かれ目は、ゴールドのスプレッドです

KAMINARI

最低入金
1,000円
XAUUSD
0.9pips
取引手数料
なし
ロスカット
30%
レバレッジ
2,000倍
取扱商品
FX・貴金属のみ

Prime

最低入金
10ドル
XAUUSD
3.0pips
取引手数料
なし
ロスカット
30%
レバレッジ
2,000倍
取扱商品
FXから株式まで

ECN

最低入金
100ドル
XAUUSD
1.2pips
取引手数料
0.3pips片道
ロスカット
30%
レバレッジ
1,000倍
取扱商品
FX・コモディティ

Cent

最低入金
10ドル
XAUUSD
3.0pips
取引手数料
なし
ロスカット
30%
レバレッジ
2,000倍か1,000倍
取扱商品
FX・コモディティ
選び方の分かれ目:ゴールドで見ると KAMINARI が0.9、ECN が1.2、Prime と Cent が3.0 と差が出ます。KAMINARIはスワップフリーですが、扱えるのはFXと貴金属だけで口座通貨は日本円のみ。ロスカットは4口座とも30%、マージンコールは50%、1ポジションの最大保有は30ロットで共通です。Cent口座のレバレッジは、口座タイプページが2000倍、ヘルプセンターが1,000倍と食い違っています。スプレッドはいずれも同社の公表値で、私が実測したものではありません。

出典:公式サイト 口座タイプ一覧/調査基準日 2026-09-11

日本の顧客が開けるのは Prime・KAMINARI・ECN・Cent の4つです。ヘルプセンターが「追加口座開設画面からこの4つを選択できます」と案内しています。

ゴールドで見ると、差がはっきり出ます。KAMINARI口座が0.9、ECN口座が1.2、Prime口座とCent口座が3.0。KAMINARI はスワップフリーで、公開ページは「スキャルピングトレーダーに最適化された口座」と説明しています。

ただし KAMINARI には制約があります。取引できるのはFXと貴金属だけで、口座通貨は日本円のみ。Prime口座なら仮想通貨・インデックス・株式も扱え、口座通貨はUSDと日本円から選べます。

ロスカット水準は、4口座とも同じでした。マージンコール50%、ロスカット30%。30%は早めに切られる設定です。20%が標準のブローカーと比べると、同じ証拠金でも耐えられる幅が狭くなります。

1ポジションの最大ロット数は30ロット。ここも口座による差はありません。

最低入金額で1件、数字が合いませんでした。口座タイプページは Prime を「US $10」と書き、ヘルプセンターは「Prime口座の最低入金額は1,000円です」としています。KAMINARI は両方とも1,000円なので、単位の書き分けはできているはずの箇所です。

ゴールドもFXと同じ2,000倍。ただしレバレッジ変更ポリシーが別にあります

商品別のレバレッジ表で、まず目を引くのはゴールドです。XAUUSD・XAUUSD_m・XAGUSD が、FXと同じ2,000倍。金だけ別枠で引き下げるブローカーが多いなかで、これは珍しい書き方です。

インデックスは200倍、仮想通貨は500倍、株式は20倍。ここは商品ごとに分かれています。

そのうえで、レバレッジ変更ポリシーが別に置かれています。有効証拠金と保有ポジションの規模で、最大レバレッジが自動的に下がる仕組みです。

  • 2,000倍:0〜4,999ドル、または10ロット未満
  • 1,000倍:5,000〜29,999ドル、または20ロット未満
  • 500倍:30,000〜49,999ドル、または50ロット未満
  • 200倍:50,000〜99,999ドル、または100ロット未満
  • 100倍:100,000ドル以上、または100ロット以上

ここで効くのは「または」です。いずれかの条件を満たした時点で適用される、と注記されています。資金が小さくても、枚数を積めばレバレッジは落ちます。ゴールドEAを複数ポジションで回す設計だと、先にロット側の条件に当たります。

もう1つ、時間帯の制限があります。重要な経済指標の発表15分前から発表5分後までの新規注文は、最大200倍。この文はヘルプセンターにあり、レバレッジページの段階表には出てきません。

Cent口座のレバレッジは、2か所で数字が違いました。口座タイプページは「2000:1」、ヘルプセンターは「Cent:最大1,000倍」。どちらが現在の設定なのかは、公開されている文書からは決められませんでした。

ボーナスは、日本語の公開ページに見当たりません

日本語サイトのどこを探しても、キャンペーンやボーナスの案内ページがありませんでした。サイトマップの日本語URL35本にも、該当するページはありません。

一方で、規約側にはボーナスへの言及があります。禁止行為の列挙に「bonus arbitrage」があり、第37条は「休眠口座に残っているボーナスとクレジットは自動的に削除される」と書いています。

制度としては存在するが、日本語の公開ページでは案内していない、という状態だと読みました。受け取る前提で口座を選ぶなら、サポートに直接確かめてください。

最大の発見:ゴールドの必要証拠金が、公開情報だけでは計算できません

ここは、数字が細かいブローカーだからこそ引っかかったところです。

必要証拠金の式は単純です。コントラクトサイズ × 価格 × ロット数 ÷ レバレッジ。Land Prime は、このうちレバレッジ(貴金属も最大2,000倍)とロスカット水準を公開しています。

足りないのはコントラクトサイズです。ゴールドの1ロットが100オンスなのか、10オンスなのか、公開ページを探しても見つかりませんでした。式はあるのに、入れる数字が1つ足りない状態です。

他社と比べると差が分かります。XS.com は「100 オンス」と単位まで書き、BigBoss は「GOLD_USD:1Lot=100単位」と口座タイプ一覧に載せています。Land Prime は、口座を開いてMT4/MT5の銘柄仕様を見るまで確認できません。

これを小さな抜けとして扱わない理由を書いておきます。ゴールドEAは、必要証拠金の見積もりを外すとロット設計そのものが成立しません。10倍違えば、耐えられる変動幅が10分の1になります。「最大2,000倍」という数字だけでは、そこを詰められない。

だから私は、口座を開く前の段階で止まりました。ここは減点しています。

Land Primeのゴールド(XAUUSD)の条件:契約サイズ・スプレッド・レバレッジ

XAUUSDの条件を、公開資料の表記のまま並べます。契約サイズが分からないと、スプレッドの数字は金額に直せません。そこを先に見てください。

ゴールド(XAUUSD)の取引条件

1ロットのコントラクトサイズ記載が見当たらない。ヘルプセンターの必要証拠金の計算式は「取引数量×契約サイズ×現在価格÷レバレッジ」とし、「正確な契約サイズは、MT4/MT5で対象銘柄を選択し、[仕様]または[詳細]からご確認ください」と案内。公開ページ22本とヘルプセンター44記事を検索したが、貴金属の契約サイズを示す記載はなかった
XAUUSD のスプレッドKAMINARI 0.9/ECN 1.2/Prime 3.0/Cent 3.0(口座タイプページの公表値)
最大レバレッジ商品別にFX・貴金属(XAUUSD/XAUUSD_m/XAGUSD)が2,000倍、インデックス200倍、仮想通貨500倍、株式20倍。加えてレバレッジ変更ポリシーがあり、有効証拠金または保有ロット数の「いずれかの条件を満たした場合」に自動で引き下げ(2,000倍=0〜4,999ドルまたは10ロット未満/1,000倍=5,000〜29,999ドルまたは20ロット未満/500倍=30,000〜49,999ドルまたは50ロット未満/200倍=50,000〜99,999ドルまたは100ロット未満/100倍=100,000ドル以上または100ロット以上)。FXと金属にのみ適用。重要な経済指標の発表15分前から発表5分後までの新規注文は最大200倍(ヘルプセンター)
ロスカット水準30%(Prime・KAMINARI・ECN・Cent・コピートレードの全口座)
スワップフリーKAMINARI口座がスワップフリー。顧客同意書は「Land Prime Ltd. reserves the right to revoke the Swap Free privilege granted to any live accounts at its discretion, without providing justification」と規定
EA の使用可
最小取引単位記載が見当たらない(最小取引量を示した公開ページを確認できなかった)

公開資料の表記をそのまま載せています。7項目のうち、数値が出ていたのは7項目です。単位の書き方は会社ごとに違うので、数字だけを他社と並べても比べたことになりません。読み方はゴールドの1pipsはいくらかに、全社を横に並べた表はゴールドの取引条件にあります。調査基準日は2026-09-11。

Land Primeのゴールドの取引時間:公開資料に時刻の記載が見当たりません

Land Primeの商品仕様ページ・取引時間のページ・FAQ・サイトマップを見ましたが、ゴールド(XAUUSD)の開始時刻や終了時刻を時刻で書いた記載は見当たりませんでした(2026-09-24までに取得した公開資料で確認)。

ゴールドは平日ずっと動いているわけではありません。毎日1時間前後の停止があり、金曜だけ早く閉まる会社もあります。その時刻が公開されていないと、EAを動かす時間帯や、週をまたいで持ち越すかどうかを、口座を開く前に決められません。口座をお持ちの方は、MT4またはMT5のマーケットウォッチで銘柄の仕様をご確認ください。

執筆時点で調べた30社のうち、ゴールドの取引時間を公開資料に時刻で書いていたのは16社でした。Land Primeは書いていない側の14社に入ります。16社ぶんの表記と時刻の基準は、ゴールドの取引条件を30社で並べたページに置いています。

Land Prime の利用規約で知っておくべき3点:ゼロカット・裁量・顧客資金

利用規約に書かれている、知っておくべき3点

公式サイトの説明ページには書かれていない内容です。条項番号を添えています

条項内容なぜ重要か
第27条 GOVERNING LAW AND JURISDICTION準拠法はセントビンセントおよびグレナディーン諸島の法。理由として「Land Prime Ltd の主要な注文執行設備がそこにある」と記載公式サイトの最下部の表記は同じ社名をモーリシャスFSCの監督下と書いている。契約で争うときに使われるのは規約側の記載
PLATFORM ABUSE の節「Customer also agrees to replenish Land Prime Ltd. of any negative balances caused by volatile environments triggered during the market open when the financial news breaks out」=窓開けで生じたマイナス残高は顧客が補填する公開ページは4口座すべてに「ゼロカットシステム あり」と書き、コモディティのページは「口座の安全を保証」とまで書いている。規約に「zero cut」の語はない
分別管理の一文顧客資金の分別管理を「under the Commodity Exchange Act(アメリカの商品取引所法)」の要件に従うと記載この契約の準拠法はセントビンセント法。信託保全の条項も、破綻時の補償を約束する条項も見当たらない
実務上どう受け止めるか:PLATFORM ABUSE の節には、もう1文あります。「wilful one direction trading」から得た利益を裁量で差し引くことがあり、その willfulness の解釈権は当社が専有する、というものです。一方向に張り続ける取引という書き方は、トレンドフォロー型のEAも読み込めます。

出典:利用規約(顧客同意書・利用規約・個人情報保護ポリシー・アンチマネーロンダリングポリシー・返金ポリシーの5本。いずれも本文は英語で、版数・改定日の記載は見当たらない)/調査基準日 2026-09-11

1点目はゼロカットです。公開ページの書き方から確認します。口座タイプページは4口座すべてに「ゼロカットシステム あり」。コモディティのページは「マイナス残高を防ぐシステムで、口座の安全を保証」。

顧客同意書を、語で検索しました。「zero cut」という語は、一度も出てきません。マイナス残高をブローカーが負担すると定めた条項も、見当たりませんでした。

念のため書きます。「ゼロカットがない」と言っているのではありません。公開ページには「あり」と書いてある。私が確認できなかったのは、その説明と同じ条件を契約文書の側で読むことです。この2つを同じ条件として読むことができない、というところで止まりました。

出てくるのは逆向きの条項です。

原文(英語)を見る ― 出典:Land Prime 顧客同意書(PLATFORM ABUSE の節)/2026年9月10日確認

Customer agrees to pay promptly to Land Prime Ltd. for all damages and losses related to those transactions. Customer also agrees to replenish Land Prime Ltd. of any negative balances caused by volatile environments triggered during the market open when the financial news breaks out.

「市場が開いたときや経済指標が出たときの急変で生じたマイナス残高を、顧客が補填することに同意する」と読めます。ゴールドは週明けの窓開けが大きい銘柄です。ここは実務に直結します。

さらに禁止行為の列挙には「negative balance protection abuse」=ゼロカットの濫用が入っています。提供する条項は見つからないのに、濫用を禁じる条項はある。この非対称は、記録しておく価値があると判断しました。

ゼロカットの説明と規約が噛み合わない例は Vantage でも記録しました。逆に MYFX Markets は、規約に条項がない代わりに日本語ページでも「ゼロカットあり」と書いていないので、食い違いには数えていません。矛盾する相手がいるかどうかで、同じ「条項がない」の意味が変わります。

2点目は裁量の広さです。PLATFORM ABUSE の節は、こう始まります。「Land Prime Ltd. reserves the right, at its sole and absolute discretion, to determine whether any trading activity … is abusive」。単独かつ絶対的な裁量で、濫用かどうかを決められる、という書き方です。

禁止行為として名前が挙がっているものを並べます。

  • EA・ロボット・自動売買システム・スクリプト・プラグイン・レイテンシーツール
  • 相場操縦、フロントランニング
  • latency arbitrage、price arbitrage、bonus arbitrage、swap abuse
  • 窓開けや薄商いの時間帯を狙った取引

もう1文、気になった箇所があります。「wilful one direction trading」から得た利益を裁量で差し引くことがあり、その willfulness の解釈権は当社が専有する、という条項です。一方向に張り続ける取引という表現は、トレンドフォローのEAも読み込めます。

3点目は顧客資金です。同意書には分別管理に触れた一文があります。「The rights of Land Prime Ltd. are subject to the applicable requirements for the segregation of Customer funds and property under the Commodity Exchange Act」。

分別管理とは、顧客から預かった資金を会社自身の資金と分けて管理することです。信託保全は、顧客資金を信託銀行などに預けて会社の資産と切り離す仕組みで、分別管理とは別のものです。確かめ方は別ページに書いています。

Commodity Exchange Act はアメリカの商品取引所法です。この契約の準拠法はセントビンセント法だと第27条が定めています。準拠法と、分別管理の根拠として引かれている法律が、違う国のものです。

信託保全にあたる条項も、破綻時の補償を約束する条項も見当たりませんでした。「弊社について」のページは「顧客資産の保護とプラットフォームの安定性を最優先」と掲げていますが、それを裏づける条項は規約側で確認できていません。

Land Prime の出金は何日かかるか:国内銀行振込1〜2営業時間、STICPAY 1〜2営業日

出金は何日で戻ってくるか

公開ページの表記ヘルプセンター「出金にはどのくらい時間がかかりますか?」=国内銀行振込 1〜2営業時間/STICPAY 1〜2営業日
入出金ポリシー等の文書ヘルプセンターに方法ごとの反映時間を明記(2026-09-10 確認、記事の更新日は2026-09-01)。顧客同意書には出金の所要日数の定めが見当たらない
私の実測私自身の実測はまだありません。公開されている数字と規約の記載だけを載せています。

上の「私の実測」の行に数字が入っているときは、私が実際に出金した結果です。1人ぶんの経験であり、金額・経路・時間帯・混雑状況によって変わります。ブローカーが保証する日数ではありません。

ヘルプセンターの「出金にはどのくらい時間がかかりますか?」に、方法ごとの目安が書かれています。国内銀行振込が1〜2営業時間、STICPAYが1〜2営業日。日数が公開されている点は、足切り基準の3つ目を満たしています。

ただし、入金と出金で手段の数が揃っていません。入金はクレジットカード・国内銀行振込・USDT・ビットコイン・STICPAY・Binance Pay の6方法。出金は国内銀行振込とSTICPAYの2方法だけです。

暗号資産で入れた資金も、出すときは銀行かSTICPAYになります。ヘルプは「利用できる出金方法は、過去の入金方法、お住まいの国・地域、アカウントの状態によって異なる場合があります」と添えています。

手数料は、公開ページで確認できませんでした。ヘルプセンターは「各決済方法の手数料は、Mypageの[資金>入金]または[資金>出金]からご確認いただけます」と案内しています。口座を開いてログインするまで、金額が分からない作りです。

出金申請は「処理中」の状態ならキャンセルできると書かれています。返金ポリシーはクレジットカードへの返金だけを扱っていて、通常の出金の手順書とは別ものです。

口座開設の手順

口座開設の手順と所要時間

所要時間記載が見当たらない
必要書類アンチマネーロンダリングポリシーに、住所確認書類は氏名と住所が正しく記載されたもので、発行から3か月以内とあります。加えて電子署名入りの申込書(electronic signed application form)の提出を求めています
  1. 会員登録ページでメールアドレスと必要事項を入力|届いた認証コードでメール認証|Mypageにログインし、追加口座開設画面から口座タイプを選択

Mypageのログイン情報とMT4/MT5の取引口座ログイン情報は別。日本の顧客が選べるのは Prime・ECN・KAMINARI・Cent の4口座。デモ口座あり

この記事に口座開設リンクは置いていません。Land Prime(旧LAND-FX)とは提携していないためです。採点と足切り判定は、提携の有無とは関係なく30社すべてに同じ基準を当てて出しています。ボタンがないことは、この会社の評価とは関係ありません。

日本語サポートの実務

日本語サイト、日本語のヘルプセンター、japan.support@landprime.com という日本専用の窓口。ヘルプセンターは資金・取引条件・認証・セキュリティなどに分かれていて、日本語の記事を44本確認しました。

一方で、法的文書は5本とも英語です。顧客同意書・利用規約・個人情報保護ポリシー・アンチマネーロンダリングポリシー・返金ポリシー。日本語訳は用意されていません。

ページの見出しやリード文は日本語で、本文だけが英語という作りになっています。契約の条件そのものは、英語で読むことになります。

Land Prime の日本からのアクセス規模:参考値です

日本からのアクセス規模と、その使われ方

日本からの訪問数約3,000(Similarweb の訪問数欄 9.7K のうち、日本からの割合 30.63%)。※訪問数欄が月次か3か月の合計かを無料ページの表記から確定できなかったため、「月間」とは書きません
1訪問あたりのページ数5.76
直帰率35.97%
日本人利用者数の上限算出しません(訪問数欄の期間が確定できないため、1人あたりの訪問回数で割る計算が成り立ちません)

日本からの訪問数はXMTradingの1000分の1以下です。ただし、これは訪問数であって利用者数ではありません。ここでは規模の参考値として置くだけにして、人数の推定はしません。

旧ドメイン land-fx.com は Similarweb に有効なデータがなく、新ドメインへの移行途中である可能性があります。数字は幅を持って読んでください。

利用者数の上限は出しません。Similarweb の無料ページは訪問数の見出しを「Total Visits」とし、その直後に「Last 3 Months」という期間表記を置きます。月次か3か月の合計かが一意に読み取れず、人数に割り戻す計算が成り立たないためです。

私は日本人利用者数の推計値を出しません。公開情報から取得できるのは訪問数と使われ方の指標だけで、そこから実際の利用者数を導く筋道がないためです。数字は外部の計測サービスによる推定値であり、ブローカー側の公表値ではありません。計測時点:2026年7月(Similarweb 表示。2026-09-10 取得)。規模の大小は、訪問数が10倍以上離れている場合にのみ断定します。

Similarweb の公開ページ(2026-09-10取得、表示は2026年7月)で、landprime.com の訪問数欄は9.7K、日本からの割合は30.63%でした。次いでフィリピン29.3%、ベトナム13.73%、ドイツ7.58%、インド6.8%。

掛け合わせると、日本からの訪問は約3,000です。この数字に「月間」とは書きません。Similarweb の無料ページは訪問数の見出しを「Total Visits」とし、その直後に「Last 3 Months」という期間の表記を置きます。月次か3か月の合計かが、一意に読み取れないためです。

比率での比較なら成立します。XMTrading は日本からの訪問が約476万で、1000倍を超えます。訪問数は利用者数ではありません。差の大きさを参考値として置くだけにして、人数の推定はしません。

旧ドメインも見ました。land-fx.com は Similarweb に有効なデータがありません。リダイレクトで新ドメインに移った結果だと読めます。移行の途中である可能性は、割り引いて考えてください。

1訪問あたり5.76ページ、平均滞在4分38秒、直帰率35.97%。訪問の中身は薄くありません。ただし日本の割合が3割で、フィリピンとベトナムを合わせると4割を超えます。日本向けに特化したサイトの数字とは言えません。

独自評価 52点の内訳

独自評価

信頼性 7/20取引環境 12/20コスト 10/15入出金 9/15サポート 6/10EA 5/10評判 3/10

各項目を満点に対する割合で描いています。外側ほど満点に近い形です。

評価項目配点採点理由
信頼性・運営情報20 7モーリシャス金融サービス委員会の公開登録簿で Land Prime Ltd の登録を確認できた点(ライセンス日 31/12/2024、SEC-2.1B Investment Dealer)、顧客同意書の冒頭が契約当事者を明記している点を加点。一方で、公式サイトが掲げるライセンス番号 GB24203734 は登録簿の表示項目になく照合できない。第27条の準拠法はセントビンセント法で、公式サイトの最下部の表記が掲げる監督当局の国と一致しない。社名「Land Prime Ltd.」は平成27年5月に金融庁の無登録業者一覧へ掲載されており(当時の所在地はニュージーランド、サービス名はLAND-FX)、設立年月日・代表者名・資本金の記載も見当たらない。7点。
取引環境20 12ロスカット30%・マージンコール50%・1ポジション最大30ロットを口座別に公開し、レバレッジ変更ポリシーの段階表も出している。貴金属をFXと同じ2,000倍に置き、金だけ別枠で下げていない点も加点。一方で契約サイズが非公開で、取引時間の表に貴金属の行がなく、Cent口座のレバレッジは公開ページとヘルプセンターで食い違う。12点。
取引コスト15 10XAUUSD を KAMINARI 0.9/ECN 1.2/Prime・Cent 3.0 と口座別に公開し、ECNの手数料も0.3pips片道と明記。一方で入出金手数料は公開ページになく、ログイン後のMypageでしか確認できない。スプレッドは同社の公表値で、私が実測したものではない。10点。
入出金環境15 9出金の反映時間をヘルプセンターに明記(国内銀行振込1〜2営業時間、STICPAY 1〜2営業日)し、国内銀行振込に対応している点を加点。一方で入金6方法に対して出金は2方法だけで、暗号資産で入れても暗号資産では出せない。手数料が事前に分からない点も引いた。9点。
日本語サポート10 6日本語サイト、日本語ヘルプセンター(44記事を確認)、日本専用の窓口 japan.support@landprime.com。一方で法的文書5本はいずれも本文が英語で、日本語訳が用意されていない。契約の条件そのものは英語で読むことになる。6点。
EA・自動売買環境10 5ヘルプセンターが「MT4/MT5ではEAをご利用いただけます」と明言し、Cent口座を「EAテスト向け」と位置づけ、両建ても可能と書いている点は他社より親切。一方で顧客同意書はEA・スクリプトを禁止行為に列挙し、その判断を単独かつ絶対的な裁量に置く。「wilful one direction trading」の解釈権も会社側にある。ゴールドの契約サイズが非公開で、口座を開くまで必要証拠金を計算できない。5点。
ネット上の評判10 3「LAND-FX 評判」で上位に出るのはアフィリエイト媒体が中心で、競合の海外FX業者が運営するメディアも含まれる。利用者の一次的な記録は乏しい。金融庁の一覧に社名の掲載がある点も差し引いた。3点。
合計10052 / 100

全ブローカーに同一の配点・同一の観点を適用しています。基準は調査方針をご覧ください。

公開ページと一次資料の食い違い

論点公開ページの表記一次資料の記載
契約先と準拠法公式サイトの最下部「Land Prime Ltd is authorized and regulated by the Financial Services Commission of Mauritius as a licensed Global Business and Investment Dealer (License No. GB24203734)」顧客同意書は同じ Land Prime Ltd のコンプライアンス部門を Glenville Drive, Kingstown, St. Vincent and the Grenadines に置き、第27条は準拠法をセントビンセント法、理由を「Land Prime Ltd の主要な注文執行設備がそこにある」と規定
ゼロカット口座タイプページは4口座すべてに「ゼロカットシステム あり」、コモディティページは「ゼロカットシステム マイナス残高を防ぐシステムで、口座の安全を保証」顧客同意書に「zero cut」の語はなく、マイナス残高を会社が負担する条項も見当たらない。PLATFORM ABUSE の節は「Customer also agrees to replenish Land Prime Ltd. of any negative balances caused by volatile environments triggered during the market open when the financial news breaks out」と規定し、禁止行為に negative balance protection abuse を挙げる
EAの可否ヘルプセンター「MT4/MT5ではEA(Expert Advisor)をご利用いただけます」。口座タイプページはCent口座を「初心者やEAテスト向けに最適化された口座」と説明顧客同意書 PLATFORM ABUSE (a) は、価格遅延・執行遅延・プラットフォームエラー等を突くために設計されたEA・ロボット・自動売買システム・スクリプト・プラグインの使用を禁止行為に列挙し、該当するかどうかを「its sole and absolute discretion」で判断すると規定
Cent口座のレバレッジ口座タイプページ「Cent口座 レバレッジ2000:1」ヘルプセンター「最大レバレッジは何倍ですか?」は「Prime:最大2,000倍/KAMAINARI:最大2,000倍/ECN:最大1,000倍/Cent:最大1,000倍」と記載
Prime口座の最低入金額口座タイプページ「Prime口座 最低入金額 US $10」ヘルプセンター「ライブ取引を始めるのに必要な最低入金額は?」は「Prime口座の最低入金額は1,000円です」と記載

点数と足切りは別のものです。足切りは4条件を機械的に当てはめた結果で、Land Prime は「契約先法人の明記」「出金日数の開示」「禁止取引の具体的な定義」の3条件を満たし、「公開ページと一次資料の食い違いがない」の1条件を満たしませんでした。

食い違いは5件です。内訳は、契約先と準拠法、ゼロカット、EAの可否、Cent口座のレバレッジ、Prime口座の最低入金額。5件すべてが、同社の公式文書どうしのあいだで起きています。

52点のうち、取引環境の12点は、ロスカット水準・変動レバレッジの段階表・最大ロット数を口座別に公開していることを評価した点です。ゴールドをFXと同じ2,000倍に置いている点も加点しました。

信頼性の7点は、モーリシャスのライセンスが登録簿で実在を確認できたことを加点し、その番号が照合できないこと・規約の準拠法が別の国であること・社名が金融庁の一覧にあることを引いた結果です。

EAの5点は、判断が割れた項目でした。ヘルプセンターは明確に「MT4/MT5ではEAをご利用いただけます」と書き、Cent口座を「EAテスト向け」と位置づけています。ここは他社より親切です。

差し引いたのは規約側です。EAとスクリプトが禁止行為の列挙に入っていること、その判断が単独かつ絶対的な裁量に置かれていること、そしてゴールドのコントラクトサイズが公開されておらず、口座を開いてMT4/MT5の銘柄仕様を見るまで必要証拠金を計算できないこと。

Land Primeは詐欺なのか:確かめられたことと、確かめていないこと

「Land Prime 詐欺」という言葉で、このページに来られる方がいます。詐欺かどうかを、私は判定していません。出金を拒まれたという事例も確認していません。ここで確かめたのは、規約と公的な記録に何が書いてあるかだけです。

金融庁が公表しているのは、無登録で勧誘を行っていた相手に警告書を出したという記録です。その一覧(令和8年9月25日更新・全1,159行、うち海外所在437件)を「Land Prime」で引いた結果が、次のとおりです(2026-09-30取得)。

  • 平成27年5月 … Land Prime Ltd.(サービス名「LAND-FX」・代表者等の氏名は「不明」)

規約が定める契約先は Land Prime Ltd です。一覧の商号は Land Prime Ltd. で、末尾のピリオドを除けば同じ文字列です。

繰り返しになりますが、この一覧は警告書を出したという記録であって、詐欺の認定ではありません。逆に、載っていないことが安全の証明になるわけでもありません。噂の確かめ方は「出金拒否」「詐欺」と書かれた話を、自分で確かめる方法にまとめています。

評判をどう評価したか

評判を3点とした根拠

  • 日本語の情報:「LAND-FX 評判」「Land Prime 評判」で上位に出るのは、FXと無関係な社名のドメインで運営されるアフィリエイト媒体が中心。「当サイト限定ボーナスあり」と掲げるものもあり、記事の多さは「検索されている」以上の意味を持たない
  • 紹介記事とのずれ:上位記事のいくつかは競合の海外FX業者が運営するメディアで、なかには自社ブランド名のドメインで「Land Prime(旧LAND-FX)の評判は悪い?」と題した記事を出しているものもある。他社を評価する立場としての利害は割り引いて読む必要がある
  • 公的な記録:金融庁の「警告書の発出を行った無登録の海外所在業者」一覧に、平成27年5月掲載で「Land Prime Ltd.」がある。所在地は当時のニュージーランド、備考は「代表者等の氏名は『不明』」「当該業者が提供するサービスの名称は『LAND-FX』である」「所在地は平成25年12月5日付で警告を行った『Deal Matrix Limited.』と同一である」
  • ブランド名の変更:land-fx.com は landprime.com にリダイレクトし、日本語サイトも新ブランドで作り直されている。結果として、金融庁の一覧に載っている社名がブランド名として前に出た形になっている
  • 読み方の注意:掲載は違法性の確定ではなく、金融庁は取引条件の評価をしていない。所在地が同じであることも、同一の運営者であることを意味しない。悪い評判が見つからないことは安全の根拠にならない

判断:日本語の記事数は多いが、内容はアフィリエイト媒体に偏り、利用者の一次的な記録が乏しい。一方で公的な記録は具体的で、サービス名まで書かれている。3点。

金のレバレッジは2,000倍。コントラクトサイズは公開ページにない

公開ページで目を引くのは、ゴールドのレバレッジの置き方です。貴金属をFXと同じ2,000倍にしていて、金だけ別枠で下げていません。金のレバレッジをFXより低く抑えるブローカーのほうが多いので、ここは特徴になります。

ロスカット水準を口座別に公開している点も、開示としては丁寧です。ただし数字そのものは30%で、20%のブローカーより早く切られます。粘る設計のEAには向きません。

その公開ページに、ゴールドのコントラクトサイズはありません。執筆時点の20社のうち、コントラクトサイズを公開しているのは10社。Land Prime は残る10社の側に入りました。必要証拠金の計算式は書いてあるのに、その式に入れる数字が公開されていません。

IS6FX(56点)は8口座それぞれのコントラクトサイズとスプレッドを出していました。AXIORY(82点・合格)は公開ページと規約が一致していました。Land Prime は、口座別の条件は細かく出す一方で、ゼロカットのように公開ページの断定と規約の条項が逆を向く箇所が残っています。

税金の扱い

税金の扱い(海外FX共通)

国内のFX業者と海外のFX業者では、利益にかかる税金の計算方法が違います。ここはブローカーごとの差ではなく、海外FX全体に共通する話です。

区分雑所得(総合課税)。国内業者は申告分離課税です
税率給与など他の所得と合算した金額に対する累進課税。国内業者の一律20.315%とは異なります
損失の繰越できません。国内業者は最長3年繰り越せます
他社との損益通算海外FX同士は通算できますが、国内業者の損益とは通算できません
確定申告給与所得者は年間の利益が20万円を超えると申告が必要です

具体的な税額や申告の可否は所得状況によって変わります。判断に迷う場合は税務署または税理士にご確認ください。

Land Prime のよくある疑問

Land Prime と LAND-FX は同じ会社ですか?

land-fx.com は landprime.com にリダイレクトし、日本語サイトも Land Prime のブランドで作り直されています。金融庁の一覧は平成27年5月掲載の「Land Prime Ltd.」の備考に「当該業者が提供するサービスの名称は『LAND-FX』である」と書いています。社名としての Land Prime Ltd. は以前から使われていて、ブランド名のほうが LAND-FX から Land Prime に変わった、という関係です。

Land Primeはどこの国の会社ですか(契約先はどこの法人か)

顧客同意書の相手方は Land Prime Ltd です。公式サイトの最下部の表記は同じ名前をモーリシャスFSCの監督下(ライセンス番号 GB24203734)と書きますが、同意書はコンプライアンス部門の住所をセントビンセントの Glenville Drive とし、第27条は準拠法をセントビンセント法としています。モーリシャスの登録自体は公開登録簿で確認できました(ライセンス日 2024年12月31日)。

ゼロカットはありますか?

公開ページは4口座すべてに「ゼロカットシステム あり」と書き、コモディティのページは「口座の安全を保証」とまで書いています。ただし顧客同意書に「zero cut」の語はなく、マイナス残高を会社が負担すると定めた条項も見当たりません。逆に「窓開けで生じたマイナス残高を顧客が補填することに同意する」という条項があります。口座を開く前に、この一文を自分の目で確認してください。

Land Prime で EA は使えますか?

ヘルプセンターは「MT4/MT5ではEA(Expert Advisor)をご利用いただけます」と書き、Cent口座を「初心者やEAテスト向けに最適化された口座」と説明しています。一方で顧客同意書の PLATFORM ABUSE の節は、価格遅延や執行遅延を突くために設計されたEA・スクリプトを禁止行為に列挙し、該当するかどうかを「単独かつ絶対的な裁量」で判断すると規定しています。

ゴールドの契約サイズはいくつですか?

公開ページには書かれていませんでした。ヘルプセンターは必要証拠金の計算式(取引数量×契約サイズ×現在価格÷レバレッジ)を示したうえで、「正確な契約サイズは、MT4/MT5で対象銘柄を選択し、[仕様]または[詳細]からご確認ください」と案内しています。公開ページ22本とヘルプセンター44記事を検索しましたが、貴金属の契約サイズは見つかりませんでした。

ゴールドのレバレッジは何倍ですか?

商品別の表では XAUUSD・XAUUSD_m・XAGUSD が FX と同じ2,000倍です。金だけ別枠で下げていません。ただしレバレッジ変更ポリシーがあり、有効証拠金または保有ロット数の「いずれか」が閾値を超えると自動で下がります。10ロット以上で1,000倍、100ロット以上では最大50倍まで落ちます。重要な経済指標の発表前後15分〜5分の新規注文は最大200倍です。

出金は何日かかりますか?手数料は?

ヘルプセンターは国内銀行振込を1〜2営業時間、STICPAYを1〜2営業日としています。出金方法はこの2つだけで、入金の6方法(カード・国内銀行振込・USDT・BTC・STICPAY・Binance Pay)とは揃っていません。手数料は公開ページになく、ログイン後のMypageでしか確認できません。

口座を放置するとどうなりますか?

顧客同意書 第37条です。取引・出金・入金・内部振替のいずれもない状態が180日続くと休眠口座と判定され、残っているボーナスとクレジットは自動的に削除されます。毎月10ドル、残高が10ドル未満の場合は残高の全額が徴収されます。残高10ドル未満の口座は、活動のない90日を経てアーカイブされます。

Land Primeは安全ですか

安全かどうかは言えません。Land Primeの食い違いは5件、独自評価は52点、契約先は Land Prime Ltd です。金融庁の無登録業者一覧には平成27年5月付の掲載があります。旧ブランドのLAND-FXから商号が変わっています。サービス名が続いていても、契約相手の法人が同じとは限りません。

Land Primeの口座維持費はいくらですか

顧客同意書 第37条に細かく書かれています。取引・出金・入金・内部振替のいずれもない状態が180日続くと休眠口座と判定され、残っているボーナスとクレジットは自動的に削除、毎月10ドル(残高が10ドル未満の場合は残高の全額)が徴収されます。さらに残高が10ドル未満の口座は、活動のない90日を経てアーカイブされます。条件・金額・ボーナスの扱い・アーカイブまで、1つの条項に揃っている珍しい例です。

調査結果

顧客同意書の記載と、公開ページの記載の両方を確認しました。ゼロカットを裏づける条項は、見つけられませんでした。

推測で埋めた箇所はありません。

このページの判定は、絶対的な評価ではありません。上の調査基準日の時点で公開されていた一次資料(ブローカー自身が公開している利用規約・顧客契約・入出金ポリシー・ボーナス規約などの原文と、当局の公表資料)をもとにした、私の記録です。公開情報は変わります。規約は3か月に一度読み直し、変更に気づいた時点で記事を直して更新履歴に残します。

基本情報

英文ブランド名Land Prime
検索用タイトル(title タグ)Land Prime(ランドプライム/旧LAND-FX)の評判・出金|規約で独自調査
公式サイトURL(日本語)https://landprime.com/ja-JP/
設立年「弊社について」は「過去13年間にわたり安定的に運営され」と記載し、公式サイトの最下部の著作権表記は © 2013。設立年月日・代表者名・資本金の記載は見当たらない。自社公表値としてアクティブトレーダー210,000人、取引量920億ドル、ポジションオープン3,400万件を掲げる
日本居住者の契約先法人名Land Prime Ltd
契約先法人の登記番号記載が見当たらない(公式サイトの最下部の表記が登録番号を書いているのは Land Prime (SVG) の 23627 IBC 2016 のみ)
契約先の監督当局公式サイトの最下部の表記はモーリシャス金融サービス委員会(FSC)の Global Business and Investment Dealer と記載。FSCの公開登録簿でも Land Prime Ltd の登録を確認できる(ライセンス日 31/12/2024、SEC-2.1B Investment Dealer、管理会社 Loita Management Services Limited)。ただし顧客同意書 第27条は準拠法をセントビンセントおよびグレナディーン諸島の法とし、同社の主要な注文執行設備がそこにあると記載
契約先を監督する当局の水準オフショア登録
契約先のライセンス番号GB24203734(公式サイトの表記)。モーリシャスFSCの公開登録簿に番号の表示欄はなく、照合できなかった
契約先の登記住所顧客同意書はコンプライアンス部門の宛先を Glenville Drive, Kingstown, P.O. Box 2744, St. Vincent and the Grenadines と記載。FSC登録簿の住所は 6 St Denis Street, 1st Floor River Court, Port Louis, Mauritius。公式サイトの最下部の表記は Land Prime (SVG) の登録住所を Suite 305, Griffith Corporate Centre, Beachmont, Kingstown と記載
EU向け法人名(あれば)なし
EU向けライセンス番号(あれば)なし
日本居住者が投資家補償基金の対象か対象外
契約先カードの注意書き(読み違えやすい点)顧客同意書の相手方は Land Prime Ltd。公式サイトの最下部の表記は同じ名前をモーリシャスFSCの監督下と書きますが、同意書の住所はセントビンセント、第27条の準拠法もセントビンセント法です。公式サイトの最下部の表記が Land Prime (SVG) に与える住所ともまた違い、同じ国で3つ目の住所が出てきます(2026-09-10 確認)。

日本市場

金融庁 無登録業者一覧への掲載あり
掲載時期(掲載ありの場合)平成27年5月
一覧に記載された法人名Land Prime Ltd.
日本市場へのサービス開始時期不明。金融庁の一覧は平成27年5月掲載分の備考に「当該業者が提供するサービスの名称は『LAND-FX』である」と記載
日本語サポートの対応時間日本語サイトと日本語ヘルプセンター(資金・取引条件・認証・セキュリティなどに分かれ、日本語記事44本を確認)。日本専用の窓口 japan.support@landprime.com。法的文書5本はいずれも本文が英語で、日本語訳は用意されていない
日本人スタッフ不明
日本からの訪問数約3,000(Similarweb の訪問数欄 9.7K のうち、日本からの割合 30.63%)。※訪問数欄が月次か3か月の合計かを無料ページの表記から確定できなかったため、「月間」とは書きません
1訪問あたりのページ数5.76
直帰率35.97%
アクセス指標の計測時点2026年7月(Similarweb 表示。2026-09-10 取得)
規模についての判定日本からの訪問数はXMTradingの1000分の1以下です。ただし、これは訪問数であって利用者数ではありません。ここでは規模の参考値として置くだけにして、人数の推定はしません。

旧ドメイン land-fx.com は Similarweb に有効なデータがなく、新ドメインへの移行途中である可能性があります。数字は幅を持って読んでください。

利用者数の上限は出しません。Similarweb の無料ページは訪問数の見出しを「Total Visits」とし、その直後に「Last 3 Months」という期間表記を置きます。月次か3か月の合計かが一意に読み取れず、人数に割り戻す計算が成り立たないためです。
日本人利用者数の上限算出しません(訪問数欄の期間が確定できないため、1人あたりの訪問回数で割る計算が成り立ちません)

取引環境

口座タイプPrime/KAMINARI/ECN/Cent の4種類(日本の顧客が追加口座開設画面から選べる範囲)
口座カードの副題4種類。分かれ目は、ゴールドのスプレッドです
口座タイプ別の条件(カード)口座名 | 最低入金 | XAUUSD | 取引手数料 | ロスカット | レバレッジ | 取扱商品
KAMINARI | +1,000円 | +0.9pips | +なし | !30% | 2,000倍 | FX・貴金属のみ
Prime | 10ドル | 3.0pips | +なし | !30% | 2,000倍 | +FXから株式まで
ECN | 100ドル | +1.2pips | !0.3pips片道 | !30% | 1,000倍 | FX・コモディティ
Cent | 10ドル | 3.0pips | +なし | !30% | !2,000倍か1,000倍 | FX・コモディティ
口座カードの注意書き(選び方の分かれ目)ゴールドで見ると KAMINARI が0.9、ECN が1.2、Prime と Cent が3.0 と差が出ます。KAMINARIはスワップフリーですが、扱えるのはFXと貴金属だけで口座通貨は日本円のみ。ロスカットは4口座とも30%、マージンコールは50%、1ポジションの最大保有は30ロットで共通です。Cent口座のレバレッジは、口座タイプページが2000倍、ヘルプセンターが1,000倍と食い違っています。スプレッドはいずれも同社の公表値で、私が実測したものではありません。
最大レバレッジ商品別にFX・貴金属(XAUUSD/XAUUSD_m/XAGUSD)が2,000倍、インデックス200倍、仮想通貨500倍、株式20倍。加えてレバレッジ変更ポリシーがあり、有効証拠金または保有ロット数の「いずれかの条件を満たした場合」に自動で引き下げ(2,000倍=0〜4,999ドルまたは10ロット未満/1,000倍=5,000〜29,999ドルまたは20ロット未満/500倍=30,000〜49,999ドルまたは50ロット未満/200倍=50,000〜99,999ドルまたは100ロット未満/100倍=100,000ドル以上または100ロット以上)。FXと金属にのみ適用。重要な経済指標の発表15分前から発表5分後までの新規注文は最大200倍(ヘルプセンター)
ロスカット水準30%(Prime・KAMINARI・ECN・Cent・コピートレードの全口座)
マージンコール水準50%(全口座)
最小取引単位記載が見当たらない(最小取引量を示した公開ページを確認できなかった)
1取引あたりの最大数量1ポジションあたり30ロット(Prime・KAMINARIの比較表)
取扱銘柄数FX・コモディティ・仮想通貨・インデックス・株式。ヘルプセンターは「取引可能な銘柄は口座タイプおよびMT4・MT5によって異なる。詳細はMT4/MT5の気配値一覧を確認」と案内
プラットフォームMetaTrader 4/MetaTrader 5(PC・モバイル・タブレット、ウェブターミナルあり)
口座通貨Prime口座はUSD・JPY、KAMINARI口座はJPYのみ(比較表)。ECN口座とCent口座の口座通貨は公開ページで確認できなかった
約定方式「弊社について」は Equinix・Amazon・PrimeXM との協業、世界の主要8社の流動性提供者、0.0035秒の約定と記載。顧客同意書の第1条 DEFINITIONS は「Currency Forex is not traded on a regulated exchange」「取引相手方の信用力について保証はない」と記載

コスト

EURUSD 平均スプレッドKAMINARI 0.6/Prime 0.9/ECN 0/Cent 0.9(口座タイプページの公表値。ECNは別途0.3pips片道の手数料)
XAUUSD 平均スプレッドKAMINARI 0.9/ECN 1.2/Prime 3.0/Cent 3.0(口座タイプページの公表値)
取引手数料ECN口座のみ0.3pips/片道。ほかの3口座は手数料なし
スワップフリーKAMINARI口座がスワップフリー。顧客同意書は「Land Prime Ltd. reserves the right to revoke the Swap Free privilege granted to any live accounts at its discretion, without providing justification」と規定
GOLD 1ロットのコントラクトサイズ(契約サイズ)記載が見当たらない。ヘルプセンターの必要証拠金の計算式は「取引数量×契約サイズ×現在価格÷レバレッジ」とし、「正確な契約サイズは、MT4/MT5で対象銘柄を選択し、[仕様]または[詳細]からご確認ください」と案内。公開ページ22本とヘルプセンター44記事を検索したが、貴金属の契約サイズを示す記載はなかった

EA・自動売買

EAの使用(公式FAQ)可
スキャルピング(公式FAQ)記載なし
スキャルピング(規約側)拒否・制限の裁量条項あり
両建ての扱い(分類)可と明記
両建てヘルプセンターは「同一の取引口座内で、同一銘柄の買いポジションと売りポジションを同時に保有する両建てが可能」と記載。両建て中もスプレッド・スワップ・手数料が発生する場合があること、口座タイプや銘柄によってはヘッジ証拠金が適用される場合があること、ロスカット基準に達すればヘッジポジションも決済されることを注記
禁止取引手法が具体的に定義されているかされている
禁止取引手法の内容(条項番号つき)顧客同意書の PLATFORM ABUSE の節に列挙。(a) 価格遅延・執行遅延・プラットフォームやサーバーのエラー・気配のズレ・技術的な弱点を突くために設計されたEA・ロボット・自動売買システム・スクリプト・プラグイン・レイテンシーツールの使用、(b) 相場操縦・価格操縦・インサイダー取引・フロントランニング・チャーニング・非市場取引・リスクフリー取引・latency arbitrage・price arbitrage・bonus arbitrage・swap abuse・negative balance protection abuse、(c) 気配のズレた価格・遅延価格・ストール価格・価格ギャップ・配当ギャップ・異常な相場・薄商いの時間帯・寄り付きや引けを狙った取引。該当するかどうかは「its sole and absolute discretion」で判断すると冒頭に明記
知っておくべき3点(カード)第27条 GOVERNING LAW AND JURISDICTION | 準拠法はセントビンセントおよびグレナディーン諸島の法。理由として「Land Prime Ltd の主要な注文執行設備がそこにある」と記載 | 公式サイトの最下部の表記は同じ社名をモーリシャスFSCの監督下と書いている。契約で争うときに使われるのは規約側の記載
PLATFORM ABUSE の節 | 「Customer also agrees to replenish Land Prime Ltd. of any negative balances caused by volatile environments triggered during the market open when the financial news breaks out」=窓開けで生じたマイナス残高は顧客が補填する | 公開ページは4口座すべてに「ゼロカットシステム あり」と書き、コモディティのページは「口座の安全を保証」とまで書いている。規約に「zero cut」の語はない
分別管理の一文 | 顧客資金の分別管理を「under the Commodity Exchange Act(アメリカの商品取引所法)」の要件に従うと記載 | この契約の準拠法はセントビンセント法。信託保全の条項も、破綻時の補償を約束する条項も見当たらない
3点カードの注意書き(実務上どう受け止めるか)PLATFORM ABUSE の節には、もう1文あります。「wilful one direction trading」から得た利益を裁量で差し引くことがあり、その willfulness の解釈権は当社が専有する、というものです。一方向に張り続ける取引という書き方は、トレンドフォロー型のEAも読み込めます。
VPS記載が見当たらない

入出金

入金方法クレジットカード・国内銀行振込・USDT・ビットコイン・STICPAY・BINANCE PAY の6方法(入出金ページ)。手数料は公開ページになく、ヘルプセンターは「Mypageの[資金>入金]から確認」と案内
出金方法国内銀行振込・STICPAY の2方法のみ(ヘルプセンター)。「利用できる出金方法は、過去の入金方法、お住まいの国・地域、アカウントの状態によって異なる場合があります」と注記
出金手数料公開ページに記載がなく、ヘルプセンターは「各決済方法の手数料は、Mypageの[資金>入金]または[資金>出金]からご確認いただけます」と案内。最低取引量の達成状況や受取銀行など外部機関の条件によって別途手数料が発生する場合があるとも記載
出金所要日数(公開ページの表記)ヘルプセンター「出金にはどのくらい時間がかかりますか?」=国内銀行振込 1〜2営業時間/STICPAY 1〜2営業日
出金所要日数(入出金ポリシー等の文書)ヘルプセンターに方法ごとの反映時間を明記(2026-09-10 確認、記事の更新日は2026-09-01)。顧客同意書には出金の所要日数の定めが見当たらない
カード出金の上限金額の上限の記載は見当たらない。ただし「返金ポリシー(Refund Policy)」という独立したページがあり、「In certain exceptional circumstances, Land Prime Ltd. may refund payments made by credit card. In this case, the funds will be refunded to the card that was used for the deposit.」として、例外的な状況でカード払いを返金する場合は入金に使ったカードへ返金するとしている。
第三者名義の扱いヘルプセンターに「他人名義の口座へ資金を送金できますか?」の項目がある。アンチマネーロンダリングポリシーは英語で公開
出金所要日数(私の実測)私自身の実測はまだありません。公開されている数字と規約の記載だけを載せています。

口座開設

本人確認に必要な書類アンチマネーロンダリングポリシーに、住所確認書類は氏名と住所が正しく記載されたもので、発行から3か月以内とあります。加えて電子署名入りの申込書(electronic signed application form)の提出を求めています
口座開設の所要時間記載が見当たらない
口座開設時の注意点Mypageのログイン情報とMT4/MT5の取引口座ログイン情報は別。日本の顧客が選べるのは Prime・ECN・KAMINARI・Cent の4口座。デモ口座あり

規約

確認した規約の版数・改訂日顧客同意書・利用規約・個人情報保護ポリシー・アンチマネーロンダリングポリシー・返金ポリシーの5本。いずれも本文は英語で、版数・改定日の記載は見当たらない
規約のURLhttps://landprime.com/ja-JP/legal-document
休眠口座手数料顧客同意書 第37条。取引・出金・入金・内部振替のいずれもない状態が180日続くと休眠口座と判定し、残っているボーナスとクレジットは自動的に削除。毎月10ドル(残高が10ドル未満の場合は残高の全額)を徴収。残高が10ドル未満の口座は、活動のない90日を経てアーカイブされる
休眠手数料が事前に開示されているか開示されている
規約改訂に顧客の事前同意が必要か必要
利益取消・取引無効化の条項顧客同意書は、レイテンシー・アービトラージに依拠した取引や、窓開けを異常に利用した取引を裁量で取り消せるとしています。決済システムの脆弱性を突いて得た利益(チャージバックなど)は取消しまたは同額の請求。さらに「wilful one direction trading」から得た利益を裁量で差し引くことがあり、その解釈権は当社が専有すると規定しています。異議申立ての手続を定めた条項は見当たりません。
ボーナス規約の要点日本語の公開ページにキャンペーンやボーナスの案内は見当たらない(サイトマップの日本語URL35本にも該当ページなし)。一方で顧客同意書は禁止行為に bonus arbitrage を挙げ、第37条は休眠口座のボーナスとクレジットを自動削除すると規定している

調査・開示

調査基準日2026-09-11

Land Prime は、ゴールドに高いレバレッジを認め、ロスカット水準と変動レバレッジの段階を口座別に公開しているブローカーです。同時に、ゼロカット・EAの可否・Cent口座のレバレッジ・Prime口座の最低入金額で、公式の文書どうしが揃っていません。契約の準拠法は、公式サイトの最下部の表記が掲げる監督当局の国とは別の国です。

口座を開くなら、顧客同意書の第27条とPLATFORM ABUSE の節を、先に自分の目で読んでください。英語ですが、この2か所だけなら長くありません。条項名はこの記事に書いてあります。

この記事は2026-09-10時点の一次資料に基づいています。顧客同意書は3か月に一度読み直し、変更があれば記事を直して更新履歴に残します。法的文書5本と主要な公開ページ、あわせて15ページを変更監視の対象に登録し、初回の取得が全ページ成功することを確認しました。

貴金属のレバレッジがFXと同じ2,000倍という点は、ゴールドの取引条件をまとめたページで他社と横に並べています。金融庁の一覧については掲載業者のページにまとめました。

今回いちばん大きかったのは、ゼロカットを掲げるページと、補填を求める契約書が同じブローカーのものだったことでした。週明けの窓を越えるEAを運用するなら、先に読む一行です。

金融庁の一覧は、この法人を他の業者と並べています

金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(令和8年8月27日更新)を読み直しました。Land Prime Ltd.の欄(平成27年5月警告)には、他の警告業者への参照が書かれています。原文はこうです。

代表者等の氏名は「不明」。 当該業者が提供するサービスの名称は「LAND-FX」である。 当該業者の所在地は平成25年12月5日付で警告を行った「Deal Matrix Limited.」と同一である。

この欄には「当該業者との関係性は不明であるが」という前置きがありません。書かれているのは所在地が同一だという一文だけです。同じ住所に登記されていることと、同じ人が運営していることは別の話なので、この記事もそこから先には踏み込みません。あわせて、一覧に載ること自体は違法性が確定したという意味ではありません。海外FX業者が日本居住者を勧誘していれば載ります。

この参照を一覧全体から拾い直した結果は「同じサービス名で、別の法人が警告されています」にまとめました(2026-09-24時点の一覧)。

2026年9月27日に、逆向きの参照も探しました。Land Prime Ltd.を名指ししている行が2つあります。坂井田有限公司とJDHY Limited(どちらも平成27年5月)です。

この2つは性質が違います。顧客に海外口座を開かせていた業者として警告され、その開設先の1つとしてLand Prime Ltd.(サービス名「LAND-FX」)が挙げられています。坂井田有限公司の行はInternational Capital Markets Pty Ltd(IC Markets)も、JDHY Limitedの行はTrading Point Financial Instruments Ltd.も並べています。

勧誘していた側がその名前を口座開設先として使っていた、というのが書かれている内容です。Land Prime Ltd.がその勧誘に関与していた、とは書かれていません。11年前の記録でもあります。

更新履歴

  • 2026-09-10公開。顧客同意書・利用規約・個人情報保護ポリシー・アンチマネーロンダリングポリシー・返金ポリシー、公開ページ22本、日本語ヘルプセンター44記事、金融庁の無登録業者一覧(201ページPDF)、モーリシャスFSC公開登録簿、Similarweb を確認。

規約は3か月に一度読み直しています。変わっていれば記事を直し、ここに記録します。

この記事を書いた人

FXと俺|GOLD RESEARCH LAB

ゴールド(XAUUSD)を主戦場に自動売買と裁量を並行して運用しています。海外FXブローカーについては、公式サイトの公開情報だけで判断せず、利用規約・入出金ポリシー・当局の公開資料といった一次資料まで確認し、条項番号を添えて記事にしています。出金や約定など自分で確かめられるものは実際に試し、確かめていないことは「確認できていない」と書く方針です。

ご利用にあたって

外国為替証拠金取引は、為替相場の変動により損失が生じるおそれがあります。レバレッジをかけた取引では、預けた証拠金を超える損失が発生する可能性もあります。本記事は調査結果と事実の記録であり、特定のブローカーでの口座開設や取引を推奨するものではありません。最終的な判断はご自身の責任でお願いします。

本記事に記載した内容は調査基準日時点で確認できたものです。取引条件や規約は予告なく変更される場合があるため、実際のご利用前に必ず公式サイトと利用規約の原文をご確認ください。

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XMTrading(エックスエム)75/100合格ありTradexfin Limited最大1,000倍(Zero口座は最大500倍)「平均スプレッド」という名目の掲載は見当たりませんが、…入出金手数料は会社負担(無料)条項あり・金額なし
FXGT(エフエックスジーティー)74/100不合格ありGT Global LtdOPTIMUS 最大5,000倍/STANDARD 最大2,000倍/PRO・ECN ZER…口座タイプ別の最小スプレッドは公開されているが、XAUUSD…「事前に通知し同意を得ることなく出金手数料を請求するこ…利用規約 第16.9.1条:90日間の無取引で初回20ドル、その後…
ThreeTrader(スリートレーダー)72/100不合格ありThreeTrader Global Limited1000倍(両口座)記載が見当たらない0(銀行間の手数料が発生する場合は顧客負担)規約 第6.4条(d):口座残高が500ドル未満かつ6か月以上未使…
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TradeQuo(トレードクオ)53/100不合格なしQuo Markets LLC(セントビンセント・グレナディーン)一覧としての記載が見当たりません(FAQに「どのような種類…XAUUSDs:Standard 15ポイント(手数料なし)、Row・Limitl…入金側はいずれも無料と書かれています手数料の記載は見当たりません(第12.4条は90日でブロック…
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HYCM(エイチワイシーエム)52/100不合格なしHYCM Capital Markets S.R.L.(コスタリカ・法人番号 3-102…公開ページに記載が見当たりません記載が見当たりません顧客契約第9.2条は、銀行その他の送金手数料を差し引いて送…記載が見当たりません(第10.1条は90日で Inactive、残高ゼ…
iFOREX(アイフォレックス)51/100不合格ありFormula Investment House Ltd.(英領ヴァージン諸島/顧客…最大400倍(主要通貨ペアの証拠金率0.25%)金は最小68pips=価値0.68(同上)クレジットカードへの返金と電子ウォレットへの出金は無料12か月連続で取引活動がない口座は休眠口座
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FXCC(エフエックスシーシー)48/100不合格あり規約上は日本居住者が対象外1:1000(公開ページの表記)記載が見当たりません銀行送金45ドル、カード2.0%、電子ウォレット2.7%、暗号資…記載が見当たりません
FXDD(エフエックスディーディー)47/100不合格あり—1000倍(マックスレバレッジ口座公開ページの一覧表が読み込まれず、確認できませんでした公開ページはいずれの方法も「無料」と書いています(海外…月10米ドル、または余剰残高がそれ未満ならその全額(第79.…
EMCTrading(イーエムシートレーディング)41/100不合格なし—1000倍(Standard・Micro)/500倍(Zero・Zero-M)Commodities ページと Forex ページに、口座タイプ別の数値出金表は「すべて無料」規約文書が存在しないため確認できません
MYFX Markets(マイエフエックスマーケッツ)39/100不合格あり—公開ページは最大1,000倍(FX商品銘柄別の数値が見当たらないFAQの計算例から1回2,000円と読めます(2万円と3万円を別々…条項あり・金額なし

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