調査結果の要点
- 契約先:Formula Investment House Ltd.(英領ヴァージン諸島/顧客契約 第1.1項)
- 足切り:不合格(食い違い4件) 独自評価:51点/100
- EA(自動売買):不可 / 禁止手法の定義:あり
- 出金日数の開示:記載が見当たりません / 金融庁の一覧:掲載あり(平成23年1月・平成29年6月) ※無登録とは、日本の登録を受けずに日本居住者へ勧誘したと金融庁が判断した状態です。掲載は違法性の確定ではありません
- 注目点:顧客契約 第7.1.15項が自動売買を正面から禁止しています。EAを回す前提の口座には向きません。
iFOREX(アイフォレックス)では、EAは使えません。顧客契約の第7.1.15項が自動売買を禁じています。
MT4もMT5も置いていないブローカーです。取引画面は自社製のウェブ版とスマホアプリだけ。損失は入金額までと「法的拘束力のある追証なし保証」を掲げ、初回入金には100%のボーナスが付きます。
始まりは1996年、2026年2月にはロンドン証券取引所に上場しました。海外FXの並びのなかでは、かなり毛色が違います。
読んだのは説明ページではなく、顧客契約(Client Agreement)です。PDFのヘッダーには「CA 02092025」とだけあり、全72ページの日英併記。規約が自分の一部だと指定している取引条件のページも合わせて読みました。調査基準日は2026年9月9日。
以下、条項番号をつけます。原文にあたれる形にしておきたいからです。
72ページを通して読んで、EAを運用する人にいちばん効いてくるのが第7.1.15項でした。公式サイトの説明ページには出てこない一行です。
この条項を含めて、食い違いは4件でした。上場が利用者にとって何を意味するかも、あわせて整理しています。
結論:足切り4条件を通りませんでした
足切り基準の判定
基準を満たしていません
- 日本居住者の契約先法人が規約に明記されている
- 公開ページと規約・一次資料の間に食い違いがない食い違いが記録されています
- 出金の所要日数を具体的に開示している出金の所要日数が開示されていません
- 禁止される取引手法が具体的に定義されている
この判定は入力された調査データから自動で計算されます。基準は調査を始める前に公開したもので、個別のブローカーに合わせて変えることはありません。
この記事は、他社の記事とは少し形が違います。iFOREXについては、EAを使うかどうかで判断材料がほぼ決まってしまうからです。
顧客契約 第7.1.15項が、自動売買・アルゴリズム取引のためのソフトウェア利用を禁止しています。第7.1.14項の「市場濫用」の列挙には、スキャルピングが名指しで入っています。「使えるかどうか分からない」ではなく、「禁止と書いてある」という状態です。
これはiFOREXが悪いという話ではありません。同社はMT4もMT5も提供せず、自社のウェブ画面とスマホアプリで完結する設計をとっています。裁量で、日をまたぐポジションを持つ取引に向けて作られた口座です。EAを断っているのは、その設計と矛盾していません。
そのうえで、契約先の開示は厚いほうです。法人名・住所・ライセンス番号に加えて、ライセンス証書のPDFまで公開されています。金は0.35オンスから1オンス単位で指定でき、ロットではなく数量で考える設計も明快です。
独自評価は100点満点で51点、足切り基準は4条件のうち2つを満たさず不合格です。点数と合否は別の物差しです。点数は取引環境やコストを含む7項目の総合で、足切りは記載の整合性だけを見ます。不合格は「危険な業者」という判定とは違います。
iFOREXの契約先はどこの法人か:英領ヴァージン諸島の Formula Investment House Ltd.
誰と契約しているのか
契約先法人とは、口座を開いた利用者が実際に契約する法人のことです。日本語のサイトを使っていても、口座の契約はここに書かれた法人との間で結ばれます
日本居住者の契約先
英領ヴァージン諸島/顧客契約 第1.1項
ライセンス番号 SIBA/L/13/1060 の記載はありますが、会社登録番号の記載は見当たりません
顧客契約PDFの全ページのヘッダー
BVI FSC
顧客契約 第1.1項)。同社が公開するライセンス証書は2013年12月13日付、区分は Category 1: Dealing in Investments / Sub-category B: Dealing as Principal(自己勘定での取引
日本から見た位置づけ
FIH B.O.S)。キプロス共和国法に基づいて登録された子会社で、クレジットカード決済処理の外部委託先。顧客契約 第9.1.1項。取引口座の契約主体ではありません
出典:利用規約(CA 02092025(顧客契約PDFのヘッダー表記。「版」「発効日」といった明示のラベルはありません))/調査基準日 2026-09-09
英国領ヴァージン諸島の法律に基づき ‘iFOREX’ の名称で営業する Formula Investment House Ltd.(以下「当社」)は SIBA/L/13/1060 の番号で英国領ヴァージン諸島の金融サービス委員会によりライセンスを受け、監督されています。
出典:iFOREX 顧客契約 第1.1項(CA 02092025)
住所はPDFの全ページのヘッダーに刷り込まれています。Commerce House, Wickhams Cay 1, Road Town, Tortola, BVI VG1110。
同社はさらに、ライセンス証書そのものをPDFで公開しています。2013年12月13日付、英領ヴァージン諸島の証券投資事業法(2010年)に基づく Investment Business Licence。交付先は Formula Investment House Ltd、区分は「Category 1: Dealing in Investments」の「Sub-category B: Dealing as Principal」です。
この区分は読み流さないほうがいい。Dealing as Principal は「自己勘定での取引」です。注文の相手方は、どこかの市場ではなくiFOREX自身になります。追証なしも、独自の証拠金ポリシーも、この形だからできることです。良し悪しの話をしているのではなく、そういう構造だという話です。
上場している法人と、あなたの契約相手は別のブローカーです
サイトのどのページにも「ロンドン証券取引所に上場」と出ています。これは事実で、取引所側でも確認しました。ティッカーはIFRX、上場している法人名はiFOREX Financial Trading Holdings Ltd.です。
一方、日本の居住者が契約する相手は Formula Investment House Ltd. です。名前が違います。グループの持株ブローカーが上場したからといって、規約上の契約相手が上場企業に変わるわけではありません。
増えるのは持株ブローカー側の開示義務です。「上場企業と取引している」と読み替えるのは、正確さを欠きます。
口座タイプの選び方:分かれ目は「ロット」ではなく「数量」です
他社の記事ならここに口座タイプの比較表が入ります。iFOREXにはそれがありません。公開ページに口座タイプの区分の記載が見当たらず、銘柄ごとに証拠金率が決まる一本の口座です。(法人口座については、同社の裁量に基づいて検討する、とよくあるご質問にあります。)
代わりに、ロットという単位がありません。取引条件ページは銘柄ごとに「最小取引単位」と「最大約定金額」を示します。金なら最小0.35、ユーロ/米ドルなら1,000。この0.35はオンスです。取引条件ページの計算例が単位をはっきりさせています。
金 1 取引:レート 2,300.00 で 100 オンス買い(利用証拠金 = 0.5% × 100 × $2,300.00 = $1,150)
出典:iFOREX 取引条件「証拠金保護清算例」
1ロット=100オンスのブローカーと比べると、iFOREXの0.35オンスは他社のおよそ0.0035ロットにあたります。刻みは細かい。
レバレッジ400倍は、いつでも400倍ではありません
同社が掲げるのは最大400倍です。これは主要通貨ペアの証拠金率0.25%の裏返しで、計算は合っています。ただし率は銘柄で変わります。
| 銘柄 | 証拠金率 | レバレッジ換算 | 最小取引単位 | 最小スプレッド |
|---|---|---|---|---|
| ユーロ/米ドル | 0.25% | 400倍 | 1,000 | 1.3pips |
| 米ドル/円 | 0.25% | 400倍 | 1,000 | 1.7pips |
| 金 | 0.5% | 200倍 | 0.35オンス | 68(価値0.68) |
| 金24/7 | 1% | 100倍 | 0.22 | 81 |
| WTI原油 | 0.5% | 200倍 | 10 | 7.1 |
| 株式CFD | — | 最大20倍 | — | — |
数字は取引条件ページの公表値(2026年9月9日取得)で、私が実測したものではない点は添えておきます。
もうひとつ。「新規のお客様には、トレーディングチケットにより実現する最大800倍のレバレッジ」という案内があります。これはレバレッジの上限が上がるのではなく、ボーナスが証拠金に加算されることで結果的にそう見える、という意味です。
ボーナスとキャッシュバック
初回入金に100%(最大500ドル)、2回目に30%(最大500ドル)、3回目以降に20%(1回の入金あたり最大2,500ドル)。ボーナス規約は独立したページではなく取引条件ページの中にあり、トレーディングチケットは出金できず、新規ポジションの証拠金としてのみ使えます。「1つの居住住所/世帯/IPアドレスにつき、ボーナスは1回のみ」という制限もここに書かれています。
ここは丁寧に読んでおいたほうがいい箇所です。ボーナス規約の一般規約は、不正の「兆候または疑い」があった場合に、実施された取引と、そこで発生した利益または損失を無効にする権利を留保しています。判断は同社の裁量です。
最大の発見:顧客契約 第7.1.15項が、自動売買を明確に禁止しています
利用規約に書かれている、知っておくべき3点
公式サイトの説明ページには書かれていない内容です。条項番号を添えています
| 条項 | 内容 | なぜ重要か |
|---|---|---|
| 第7.1.15項 | 口座で自動取引・アルゴリズム取引のためにソフトウェアを使用できないと本文に明記。エキスパートアドバイスソフトウェア、自動クリックソフトを名指し | MT4もMT5も置いていないので、文書と実態は一致している。EA前提の設計はそのまま載らない |
| 第9.1.1項・第9.1.2項 | 顧客の資産は当社名義の銀行口座に保持され、他の顧客の資金と混合される。取引先金融機関が破綻した場合は無担保債権しか持たない場合がある | 公開ページの「銀行口座を分別管理」とは意味が違う |
| 第17.7項 | 7年放置で残高は没収される | 使わない口座を長く置いたままにすると、資金が戻らなくなる |
出典:利用規約(CA 02092025(顧客契約PDFのヘッダー表記。「版」「発効日」といった明示のラベルはありません))/調査基準日 2026-09-09
1|第7.1.15項:自動売買とアルゴリズム取引の禁止
お客様は口座で自動取引・アルゴリズム取引を目的としてソフトウェアを使用することはできません。さらに当社が意図する通常の取引や処理を妨害・干渉するデバイスを使用することも許可されていません(エキスパートアドバイスソフトウェア、自動クリックソフト、その他同様のソフトウェアの使用など)。
出典:iFOREX 顧客契約 第7.1.15項
取引条件ページの「許可されない取引行為」も、同じことを別の言い方で書いています。オートメーション(例えばEAS)、アルゴリズミック取引、API取引、複数口座。「ここに記載されるものがすべてではありません」という但し書き付きです。
禁止行為の列挙のなかにEAらしきものが紛れている、というブローカーは他にもありました。iFOREXは違います。禁止だと本文にまっすぐ書いてあり、そのうえでMT4もMT5も置いていない。整合しています。文書としては、むしろ誠実な部類です。
スキャルピングも同じです。第7.1.14項は市場濫用の例として、時間差取引、サーバー遅延の利用、価格操作、時間操作と並べて「スキャルピング」を挙げています。何秒以内が該当するかの基準は書かれていません。
2|第9.1.1項と第9.1.2項:顧客資金は当社名義、オムニバス口座
お客様は書面で別段の合意がない限り、お客様の口座の資産は当社が選択し維持する当社名義の銀行口座に保持され、当社の他のお客様の資金と混合されることを認識します。
出典:iFOREX 顧客契約 第9.1.1項
当社が処理に利用する金融機関は、オムニバス口座にお客様の資金を保管することができます。したがって、その金融機関に関連して支払不能や類似の手続が行われた場合、当社は金融機関に対してお客様の無担保債権以外に権利を有しないという状況が発生し得るため、金融機関から当社が受け取る金額がお客様の請求を満たすには不十分であるというリスクが生じることがあります。
出典:iFOREX 顧客契約 第9.1.2項
一方、公開ページの「安全に取引」にはこうあります。「銀行口座を分別管理 お客様の資金は、より安全に管理するために、当社の資本とは完全に分離された大手銀行に保管されます。」
この2つは、同じ状態を説明していません。「完全に分離」と読んだ人が思い浮かべるものと、「当社名義」「他の顧客と混合」「オムニバス口座」「破綻時は無担保債権」が示すものには距離があります。これを食い違いの1件目として記録しました。信託されているかどうかについては、規約に記載が見当たりません。
3|第17.7項:7年放置で残高は没収されます
当社は、関連する顧客の電子メールアドレスに、30日以上前に書面で通知することを条件として、放置口座に関する本契約を終了し、放置口座を閉鎖し、当該放置口座の残高を没収します。
出典:iFOREX 顧客契約 第17.7項
「放置口座」の定義は英文側にあります。7年連続で取引も活動もなく、残高がプラスで、未決済ポジションがない口座。ここでいう活動とは、ログイン、入金、出金のいずれかです。
没収という言葉は強いのですが、7年という期間と、活動の定義と、30日前の通知が、はっきり書かれている点は評価します。この条項は2024年12月1日にお知らせページで告知されたうえで追加されました。休眠手数料(第13.3項、12か月の取引なしで四半期ごとに15ドル)とは別の制度です。
iFOREXの出金は何日かかるか:規約は「遅滞なく」のみで、日数の記載なし
出金は何日で戻ってくるか
| 公開ページの表記 | クレジットカードへの返金について「当社からカード会社への処理は速やかに行いますが、カード会社で確認できるまでに10営業日程度かかることがございます」(資金/出金)。これはカード会社側の日数で、同社の処理日数の記載は見当たりません |
|---|---|
| 私の実測 | 私自身の実測はまだありません。公開されている数字と規約の記載だけを載せています。 |
上の「私の実測」の行に数字が入っているときは、私が実際に出金した結果です。1人ぶんの経験であり、金額・経路・時間帯・混雑状況によって変わります。ブローカーが保証する日数ではありません。
規約側の記載は、これだけです。
送金(取引口座からの出金)は遅滞なく、適用法に従って、当社もしくは FIH B.O.S によって開始されるものとします。
出典:iFOREX 顧客契約 第9.3.4項
「遅滞なく」に日数はありません。公開ページも探しました。資金/出金、資金/出金手続き、価格設定、よくあるご質問。同社が自分の処理に何日かかると書いた箇所は、見つけられませんでした。唯一見つかった日数はカードブローカー側のものです。
「当社からカードブローカーへの処理は速やかに行いますが、カードブローカーで確認できるまでに10営業日程度かかることがございます」。これは同社の処理時間とは別の話です。
足切り基準の3つ目(出金の所要日数を具体的に開示している)を、この状態は通しません。
手数料のほうは、逆に書いてありすぎて食い違っています。価格設定ページは「銀行送金による出金は20ドルかかります」。よくあるご質問は「銀行預金口座に直接出金する場合は、1回につき一律2000円。ただし、10万円(または1000ドル)以上の出金の場合、毎月3回まで手数料無料」。
資金/出金ページは「出金手数料として2000円をご負担いただく場合があります」。20ドルと2,000円は、この記事を書いている時点のレートで1.5倍ほど違います。無料枠の有無も違います。これが食い違いの2件目です。
出金にかかる費用の説明が文書間でずれる例は、Axi と EMCTrading でも記録しました。どれも金額そのものは小さく、口座を閉じるときにだけ効いてきます。
出金の流れ自体は厳格で、そこは明確に書かれています。入金額までは入金元に返金、カードへの返金が優先、それを超える分だけ本人名義の銀行口座へ。出金するカードは選べません。ジャパンネット銀行、セブン銀行、ゆうちょ銀行など一部の銀行は出金先に指定できないとも書かれています。ここまで具体的に書くブローカーは多くありません。
口座開設の手順
口座開設の手順と所要時間
| 所要時間 | 記載が見当たりません |
|---|---|
| 必要書類 | 身分証明書(パスポート、運転免許証、個人番号カードのうち1点)と居住地確認書類(発行から6か月以内の公共料金請求書、携帯電話請求書、クレジットカード請求書、各種税金納付書、住民票のいずれか) |
- 1
登録フォームに氏名・メールアドレス・パスワード・電話番号を入力する。国番号はJapan(+81)が初期値。規約に同意するチェックボックスはなく、「当社利用規約が適用されます。」という一文があるだけ - 2
初回入金を行う。クレジット/デビットカード、bitwallet、国際電信送金のいずれか。第三者名義からの入金は受け付けない(顧客契約 第9.2.3項) - 3
本人確認書類をアップロードする。取引画面のメニュー「口座」→「書類のアップロード」から送信する - 4
取引を開始する。デモ口座を使いたい場合は、本人確認書類の提出後に、メール・電話・チャット・LINEのいずれかで別途申し込む
登録フォームに規約へ同意するチェックボックスはありません。チェックボックスは「iFOREXからの電子通信の受信に同意します」の1つだけで、初期状態でオンです。登録当初のメールアドレスがログインIDになり、後から変更できません。デモ口座は初回入金後に、本人確認書類を提出したうえで申し込みます
iFOREX(アイフォレックス)は、EA(自動売買)を規約で禁じています。EAを動かす目的であれば、この口座は選べません。該当する条項は本文に書いています。
iFOREX(アイフォレックス)の採点と足切り判定は、20社すべてに同じ基準を当てて出したものです。下のリンクは広告です。経由して口座が開設されると私に報酬が入ります。報酬の有無で点数や合否が動くことはありません。お金の流れはサイトについてに書いています。
登録フォームで気づいたことを1つ。規約に同意するチェックボックスがありません。チェックボックスは「iFOREXからの電子通信の受信に同意します」の1つだけで、これは初期状態でオンです。規約については、フォームの下に「当社利用規約が適用されます。
」という一文が箇条書きで置かれているだけで、その文からは規約へのリンクも張られていません(ヘッダーの「ご利用にあたって」からPDFには行けます)。
顧客契約 第1.2項は「当社のウェブサイト上で本契約に同意することにより、お客様はこれを読了し…同意することを確認するものとします」と書いています。同意する画面が見当たらないまま、同意したことになる作りです。
もう1つ。デモ口座は、初回入金の後でないと使えません。よくあるご質問に「初回ご入金後にお使いいただくことができます」とあります。プロモーションページの「5,000ドル入りのデモアカウント 実際に取引する前に練習しましょう」は、入金してから練習する、という順番です。
日本語サポートの実務
日本語デスクがあります。メール(cs-jp@iforex.com)、電話2番号、ライブチャット、LINE公式アカウント。受付は月〜金のGMT04:00〜12:00で、日本時間なら13:00〜21:00です。電話番号はギリシャ(+30)とスペイン(+34)で、日本国内の番号ではありませんでした。問い合わせへの回答は「休業日(土・日曜日)を除き、原則として24時間以内」と明記されています。
規約が日本語で全文読めるのは、素直に助かります。ただし顧客契約の冒頭に「翻訳の内容と英文の規約の内容が異なる場合は、英文の規約内容が優先されます」とあります。実際、第17.7項の「放置口座」の定義(7年、活動の意味)は日本語側に見当たらず、英文にだけありました。私が7年という数字を書けるのは、英文を読んだからです。
iFOREX の日本からのアクセス規模:参考値です
今回は有効な計測値が得られなかったため、規模については判定しません。推計を作って空欄を埋めることはしません。
独自評価 51点の内訳
独自評価
各項目を満点に対する割合で描いています。外側ほど満点に近い形です。
| 評価項目 | 配点 | 採点 | 理由 |
|---|---|---|---|
| 信頼性・運営情報 | 20 | 13 | 契約先法人・住所・ライセンス番号に加えてライセンス証書のPDFまで公開し、持株会社のロンドン証券取引所上場も取引所側で確認できました。一方で監督はBVIのみ、金融庁の警告リストに2件、顧客資金の説明が公開ページと規約で食い違います。13/20 |
| 取引環境 | 20 | 9 | 追証なしと証拠金保護清算(保全証拠金=利用証拠金の20%)が計算例つきで明示され、750銘柄・最大400倍。ただし取引画面は自社製のみでMT4/MT5がなく、API取引も禁止、デモ口座は初回入金後。9/20 |
| 取引コスト | 15 | 8 | 取引手数料は無料でコストはスプレッドに集約。ユーロ/米ドル最小1.3pips、金は価値0.68。ただし公表されるのは最小値のみで平均スプレッドの開示がなく、オーバーナイト金利は通貨ペアで0.75%からと高めです。8/15 |
| 入出金環境 | 15 | 6 | 出金の所要日数の記載が規約にも公開ページにも見当たらず、出金手数料は3ページで一致していません。入金元返金ルールは明確ですが、出金先の銀行にも制限があります。6/15 |
| 日本語サポート | 10 | 8 | 日本語デスクがメール・電話・チャット・LINEで用意され、24時間以内の回答を明記。規約も日本語全文が読めます。ただし受付は平日13:00〜21:00(日本時間)で、電話番号は海外、翻訳と英文が異なる場合は英文が優先されます。8/10 |
| EA・自動売買環境 | 10 | 1 | 顧客契約 第7.1.15項が自動売買・アルゴリズム取引のためのソフトウェア利用を明示的に禁止し、取引条件ページも「許可されない取引行為」にオートメーションとAPI取引を挙げています。MT4/MT5もありません。禁止が明確に書かれている点だけを1点として残します。1/10 |
| ネット上の評判 | 10 | 6 | 独立した被害報告の集積は確認できず、検索上位はアフィリエイト媒体。金融庁の掲載は2件あります。持株会社の上場により、グループ側に継続的な開示義務が生じています。6/10 |
| 合計 | 100 | 51 / 100 | |
全ブローカーに同一の配点・同一の観点を適用しています。基準は調査方針をご覧ください。
公開ページと一次資料の食い違い
| 論点 | 公開ページの表記 | 一次資料の記載 |
|---|---|---|
| 顧客資金の分別管理 | 「安全に取引」ページは「銀行口座を分別管理 お客様の資金は、より安全に管理するために、当社の資本とは完全に分離された大手銀行に保管されます」と記載 | 顧客契約 第9.1.1項は「お客様の口座の資産は当社が選択し維持する当社名義の銀行口座に保持され、当社の他のお客様の資金と混合される」と規定。第9.1.2項は「金融機関はオムニバス口座にお客様の資金を保管することができ」、その金融機関が破綻した場合「当社は金融機関に対してお客様の無担保債権以外に権利を有しない」と記載。信託に関する条項は見当たりません |
| 出金手数料 | 「価格設定」ページは「銀行送金による出金は20ドルかかります」と記載 | 「よくあるご質問」は「銀行預金口座に直接出金する場合は、1回につき一律2000円。ただし、10万円(または1000ドル)以上の出金の場合、毎月3回まで手数料無料」と記載し、「資金/出金」ページは「出金手数料として2000円をご負担いただく場合があります」と記載。金額も無料枠の有無も一致していません |
| 最低入金額 | 公開ページのどこにも最低入金額の金額の記載を見つけられませんでした(価格設定・プロモーション・お取引までの手順・資金の各ページ、および法的文書7点を確認) | 顧客契約 第9.2.1項は「口座開設にあたってお客様は、ウェブサイトに記載される当社の指定する最小限の金額を入金しなければなりません」と、ウェブサイトに記載があることを前提に書いています |
| 規約改訂の告知 | 「お知らせ・更新情報」ページに掲載されている最新の告知は2024年12月1日(第17.7項の追加) | 顧客契約PDFのヘッダーは「CA 02092025」で、2024年12月より後の日付と読めます。この改訂の告知は同ページに見当たりません。なお第13.1項は、手数料等の変更を「ウェブサイトのお知らせ・更新情報セクションにおいて7日間連続して掲載することによって」通知すると規定しています |
記録した食い違いは4件です。ここまでに書いた2件(顧客資金の説明、出金手数料)のほかに、もう2件あります。1つは最低入金額。顧客契約 第9.2.1項は「口座開設にあたってお客様は、ウェブサイトに記載される当社の指定する最小限の金額を入金しなければなりません」と、ウェブサイトに金額があることを前提に書いています。
価格設定、プロモーション、お取引までの手順、資金の各ページと、法的文書7点を見ましたが、金額を見つけられませんでした。もう1つは規約改訂の告知です。「お知らせ・更新情報」ページの最新の掲載は2024年12月1日、顧客契約PDFのヘッダーは「CA 02092025」。
それより後の改訂の告知が、このページに見当たりません。第13.1項は、手数料等の変更を「ウェブサイトのお知らせ・更新情報セクションにおいて7日間連続して掲載することによって」通知すると書いている場所です。
規約改訂の告知に猶予を置いているブローカーもあります。HFM は少なくとも1週間、XMTrading は5日間を規約に書いていました。EAを預けたまま離れる期間の上限は、この条項で決まります。
51点は、20社のなかで17番目です。開示の姿勢そのものは悪くありません。契約先法人、住所、ライセンス番号、ライセンス証書、規約の日本語全文、規約改訂を告知するお知らせページ。ここまで揃えているブローカーは多くない。
点数を押し下げているのは、このサイトが何を測っているかの問題です。EA・自動売買環境は10点満点で1点。規約が正面から禁止しているので、これ以上にはなりません。取引環境も、MT4/MT5がなくAPIも使えないため20点満点で9点にとどまりました。裁量で長めに持つ人の評価軸なら、この点数はもっと上がるはずです。
点数は「このブローカーの良し悪し」ではなく、「私が測っている7項目での位置」です。
評判をどう評価したか
評判を6点とした根拠
- 日本語の情報:「iFOREX 出金拒否」「iFOREX 評判」で記事は多数見つかるが、確認したかぎり上位はいずれも口座開設リンクを伴うアフィリエイト媒体で、結論は「出金拒否の事実は確認できない」で揃っている。独立した被害報告の集積は確認できていない。記事の多さは、その言葉が検索されているという以上の意味を持たない
- 公的な記録:金融庁の無登録業者一覧に Formula Investment House Ltd.(平成29年6月)と iFOREX Co.,Ltd.(平成23年1月、平成24年6月追記)の2件が掲載。日本の登録を受けずに勧誘した事実の記録であり、出金拒否や詐欺の認定ではない
判断:以上から10点満点で6点
「iFOREX 出金拒否」で検索すると記事は大量に出てきますが、確認したかぎり上位はいずれも口座開設リンクを伴うアフィリエイト媒体で、結論は「出金拒否の事実は確認できない」で揃っています。利用者側から出た被害報告が、まとまった形で残っているものは見つかりませんでした。記事が多いこと自体は、その言葉が検索されているという以上の意味を持ちません。
確認できた公的な記録は金融庁のものです。Formula Investment House Ltd. は平成29年6月に、iFOREX Co.,Ltd. は平成23年1月(平成24年6月追記)に、「無登録で金融商品取引業を行う者」として掲載されています。金融庁の備考欄は「当該業者が提供するサービスの名称は『iFOREX』であり、平成23年1月付で警告を行った『iFOREX Co.,Ltd.』が提供していたサービスの名称と同一である」と書いています。契約先法人の名前がそのまま載っている、はっきりした一致です。
掲載は「日本の登録を受けずに日本の居住者に勧誘した」という事実の記録であって、出金拒否や詐欺の認定とは別ものです。海外業者はほぼ同じ状態にあり、20社のうち18社が載っています。掲載の有無は足切り条件に入れていません。
ライセンス証書まで出しているブローカーで、揃わなかった3つ
開示の面で評価した点が3つあります。1つ目は開示。ライセンス証書のPDFまで出しています。2つ目は規約の日本語全文と、改訂を告知するお知らせページがあること。3つ目は損失の上限が明確なこと。追証なしと、保全証拠金(利用証拠金の20%)を割ったら自動決済という「証拠金保護清算」が、計算例つきで説明されています。
逆に、揃わなかったものも3つあります。1つ目は出金の所要日数がどこにもないこと。2つ目は出金手数料が3つのページで揃っていないこと。3つ目は顧客資金の説明が、公開ページと規約で違って読めること。
そしてこのサイトの2本目の柱、同じゴールドEAを各ブローカーの口座で走らせて比べる試みに、iFOREXは最初から参加できません。規約が禁じているからです。私はこのブローカーでEAを運用しませんし、回すことも勧めません。禁止と書いてある場所で禁止されていることをやれば、無効にされて当然です。
税金の扱い
税金の扱い(海外FX共通)
国内のFX業者と海外のFX業者では、利益にかかる税金の計算方法が違います。ここはブローカーごとの差ではなく、海外FX全体に共通する話です。
| 区分 | 雑所得(総合課税)。国内業者は申告分離課税です |
|---|---|
| 税率 | 給与など他の所得と合算した金額に対する累進課税。国内業者の一律20.315%とは異なります |
| 損失の繰越 | できません。国内業者は最長3年繰り越せます |
| 他社との損益通算 | 海外FX同士は通算できますが、国内業者の損益とは通算できません |
| 確定申告 | 給与所得者は年間の利益が20万円を超えると申告が必要です |
具体的な税額や申告の可否は所得状況によって変わります。判断に迷う場合は税務署または税理士にご確認ください。
iFOREXのよくある疑問
iFOREXでEA(自動売買)は使えますか?
使えません。顧客契約 第7.1.15項が「お客様は口座で自動取引・アルゴリズム取引を目的としてソフトウェアを使用することはできません」と規定し、エキスパートアドバイスソフトウェアを名指ししています。取引条件ページの「許可されない取引行為」にも、オートメーション(例えばEAS)とAPI取引が挙げられています。MT4・MT5の提供もありません。
MT4やMT5は使えますか?
提供されていません。取引画面は自社製のウェブ版とモバイルアプリの2つだけです。サイトマップに掲載されている全11,485件のURLを確認しましたが、MT4・MT5に関するページは見当たりませんでした。
スキャルピングはできますか?
顧客契約 第7.1.14項が、市場濫用の例としてスキャルピングを名指しで挙げています。何秒以内が該当するかの基準は書かれていません。
出金は何日かかりますか?
同社側の所要日数の記載を、規約にも公開ページにも見つけられませんでした。顧客契約 第9.3.4項は「遅滞なく」とだけ書いています。唯一の日数はカード会社側のもので、「カード会社で確認できるまでに10営業日程度かかることがございます」(資金/出金)です。
金(ゴールド)の1ロットは何オンスですか?
iFOREXにロットという単位はありません。オンス単位で数量を指定します。最小取引単位は0.35オンス、証拠金率は0.5%(レバレッジ200倍相当)、最大約定金額は680です。
デモ口座は無料で使えますか?
初回入金の後でないと使えません。よくあるご質問に「初回ご入金後にお使いいただくことができます」とあり、本人確認書類の提出後に、メール・電話・チャット・LINEのいずれかで申し込む必要があります。
長く放置した口座はどうなりますか?
12か月連続で取引活動がないと休眠口座になり、四半期ごとに15ドルの休眠手数料がかかります(顧客契約 第13.3項)。さらに7年連続で取引も活動(ログイン・入金・出金)もない口座は「放置口座」とされ、30日以上前の書面通知のうえで口座が閉鎖され、残高は没収されます(第17.7項)。
iFOREXはロンドン証券取引所に上場している会社ですか?
上場しているのは iFOREX Financial Trading Holdings Ltd.(ティッカーIFRX)で、日本の居住者の契約相手である Formula Investment House Ltd. とは別の法人です。上場によって増えるのは持株会社側の開示義務です。
調査結果
顧客契約72ページのうち、EAに関わる条項は確認できました。そこに書かれていないことは、書いていません。
推測で埋めた箇所はありません。
このページの判定は、絶対的な評価ではありません。上の調査基準日の時点で公開されていた一次資料(ブローカー自身が公開している利用規約・顧客契約・入出金ポリシー・ボーナス規約などの原文と、当局の公表資料)をもとにした、私の記録です。公開情報は変わります。規約は3か月に一度読み直し、変更に気づいた時点で記事を直して更新履歴に残します。
ひとつ、正直に書いておきます。私は各ブローカーの規約ページを自動で取得して差分を見る仕組みを動かしていますが、iFOREXについてはそれが動きません。取得が cURL error 35(TLSのハンドシェイクが成立しない)で止まります。bot対策で弾かれているのではなく、サーバー同士の接続の問題です。
監視リストに行は登録してあるので、こちら側の環境が更新されれば自動で動き出します。それまでは手で開いて確認します。「自動で監視しています」とは書けません。
この記事は2026年9月9日に取得した一次資料に基づいています。規約は3か月に一度読み直します。変更があれば本文を直し、更新履歴に残します。顧客契約と取引条件を含む7つの文書は、この日付の全文を控えとして保存してあります。
基本情報
| 英文ブランド名 | iFOREX |
|---|---|
| 検索用タイトル(title タグ) | iFOREX(アイフォレックス)の出金日数・EA・評判|規約で独自調査 |
| 公式サイトURL(日本語) | https://www.iforex.jpn.com/ |
| 設立年 | 1996年(同社の沿革ページの記載)。ただし現在の契約先である Formula Investment House Ltd. が英領ヴァージン諸島でライセンスを受けたのは2013年12月13日 |
| 日本居住者の契約先法人名 | Formula Investment House Ltd.(英領ヴァージン諸島/顧客契約 第1.1項) |
| 契約先法人の登記番号 | 記載が見当たりません(ライセンス番号 SIBA/L/13/1060 の記載はありますが、会社登録番号の記載は見当たりません) |
| 契約先の監督当局 | 英領ヴァージン諸島金融サービス委員会(BVI FSC) |
| 契約先を監督する当局の水準 | オフショア登録 |
| 契約先のライセンス番号 | SIBA/L/13/1060(顧客契約 第1.1項)。同社が公開するライセンス証書は2013年12月13日付、区分は Category 1: Dealing in Investments / Sub-category B: Dealing as Principal(自己勘定での取引) |
| 契約先の登記住所 | Commerce House, Wickhams Cay 1, Road Town, Tortola, BVI VG1110(顧客契約PDFの全ページのヘッダー) |
| EU向け法人名(あれば) | Formula Investment House B.O.S Ltd.(FIH B.O.S)。キプロス共和国法に基づいて登録された子会社で、クレジットカード決済処理の外部委託先。顧客契約 第9.1.1項。取引口座の契約主体ではありません |
| EU向けライセンス番号(あれば) | 記載が見当たりません |
| 日本居住者が投資家補償基金の対象か | 対象外 |
| 契約先カードの注意書き(読み違えやすい点) | 公開ページの「安全に取引 銀行口座を分別管理」と、顧客契約 第9.1.1項の*「当社名義の銀行口座に保持され、他の顧客の資金と混合される」*は、同じ状態を指していません。金融機関に破綻等が生じた場合、*当社は無担保債権しか持たない場合がある*と第9.1.2項が書いています。 |
日本市場
| 金融庁 無登録業者一覧への掲載 | あり |
|---|---|
| 掲載時期(掲載ありの場合) | 平成23年1月・平成29年6月 |
| 一覧に記載された法人名 | Formula Investment House Ltd./iFOREX Co.,Ltd. |
| 日本市場へのサービス開始時期 | 記載が見当たりません |
| 日本語サポートの対応時間 | メール(cs-jp@iforex.com)、電話(+30-210-374-2583/+34-932710699)、ライブチャット、LINE公式アカウント。日本語デスクの受付は月〜金 GMT04:00〜12:00(日本時間13:00〜21:00)。取引プラットフォームサポート電話(+30-210-374-2555)は月〜金 GMT05:30〜19:00。問い合わせへの回答は休業日を除き原則24時間以内と明記 |
| 日本人スタッフ | あり |
| 規模についての判定 | 有効な計測値が得られなかったため、規模については判定しません。 |
取引環境
| 口座タイプ | 公開ページに口座タイプの区分の記載は見当たりません。銘柄ごとに証拠金率が決まる一本の口座です。法人口座は同社の裁量に基づいて個別に検討(よくあるご質問) |
|---|---|
| 最大レバレッジ | 最大400倍(主要通貨ペアの証拠金率0.25%)。金は0.5%=200倍相当、金24/7は1%=100倍相当、株式CFDは最大20倍。新規顧客にはトレーディングチケットにより「最大800倍」と案内 |
| ロスカット水準 | 証拠金保護清算。合計有効保有額が保全証拠金(利用証拠金の20%)に達するか下回ると、利用証拠金の最も大きい取引から自動決済(取引条件) |
| マージンコール水準 | 記載が見当たりません。追証なしポリシーにより損失は入金額に限定され、段階的なマージンコールの記載はありません |
| 最小取引単位 | ロット制ではなく数量指定。金は最小取引単位0.35(オンス)、ユーロ/米ドルは1,000通貨 |
| 1取引あたりの最大数量 | 銘柄ごとに「最大約定金額」を設定。金は680、ユーロ/米ドルは13,000,000、米ドル/円は6,000,000 |
| 取扱銘柄数 | 750以上(同社の公表値)。通貨・商品・指数・株式・ETF・仮想通貨のCFD |
| プラットフォーム | 自社のウェブ版取引画面とモバイル版(iOS/Android アプリ)のみ。MT4・MT5の提供は、サイトマップの全11,485URLを確認した範囲でも見当たりません |
| 口座通貨 | 公開ページに一覧の記載は見当たりません。出金手数料の説明が「10万円(または1,000ドル)」となっており、円建てと米ドル建てがあることがうかがえます |
| 約定方式 | 約定方式の明示は見当たりません。BVIのライセンス区分は Dealing as Principal(自己勘定での取引) |
コスト
| EURUSD 平均スプレッド | 最小1.3pips(取引条件ページ、2026-09-09取得。同社の公表値で、私が実測したものではありません) |
|---|---|
| XAUUSD 平均スプレッド | 金は最小68pips=価値0.68(同上)。金24/7は81=0.81 |
| 取引手数料 | 無料。コストはスプレッドとオーバーナイト金利(価格設定ページ) |
| スワップフリー | なし。オーバーナイト金利あり。通貨ペアの調整は0.75%から始まり、それ以上となる場合があると記載(取引条件) |
| GOLD 1ロットのコントラクトサイズ(契約サイズ) | ロット制ではなく、オンス単位で数量を指定します。最小取引単位0.35、証拠金率0.5%、最大約定金額680。取引条件ページの計算例は「金1取引:レート2,300.00で100オンス買い(利用証拠金=0.5%×100×$2,300.00=$1,150)」 |
EA・自動売買
| EAの使用(公式FAQ) | 不可 |
|---|---|
| スキャルピング(公式FAQ) | 記載なし |
| スキャルピング(規約側) | 禁止事項として明記 |
| 両建て | 両建ては証拠金計算上「正味」で扱われ、一方の決済は残るポジションと同量の新規注文とみなされます(取引条件)。ただし別口座間・関連法人の口座・他社との間で同一または類似銘柄のロングとショートを同時に保有する行為は、顧客契約 第7.1.14項が市場濫用として禁止しています |
| 禁止取引手法が具体的に定義されているか | されている |
| 禁止取引手法の内容(条項番号つき) | 顧客契約 第7.1.14項=時間差取引、サーバー遅延の利用、価格操作、時間操作、スキャルピング、複数口座や他社をまたいだ同一銘柄の両建て。第7.1.15項=自動取引・アルゴリズム取引を目的としたソフトウェアの使用、エキスパートアドバイスソフトウェア、自動クリックソフト。取引条件ページ「許可されない取引行為」=スキャルピング、オートメーション(例えばEAS)/アルゴリズミック取引、API取引、複数口座。「ここに記載されるものがすべてではありません」との但し書きあり。違反時は取引の無効化・キャンセル(利益と損失を含む)、ボーナスの削除、口座のブロック |
| 知っておくべき3点(カード) | 第7.1.15項 | 口座で*自動取引・アルゴリズム取引のためにソフトウェアを使用できない*と本文に明記。エキスパートアドバイスソフトウェア、自動クリックソフトを名指し | MT4もMT5も置いていないので、文書と実態は一致している。EA前提の設計はそのまま載らない 第9.1.1項・第9.1.2項 | 顧客の資産は*当社名義の銀行口座*に保持され、他の顧客の資金と*混合される*。取引先金融機関が破綻した場合は*無担保債権しか持たない場合がある* | 公開ページの「銀行口座を分別管理」とは意味が違う 第17.7項 | *7年放置で残高は没収*される | 使わない口座を長く置いたままにすると、資金が戻らなくなる |
| 3点カードの注意書き(実務上どう受け止めるか) | EAを回す前提の人にとっては、第7.1.15項の一行で結論が出ます。禁止だと本文にまっすぐ書いてあり、そのうえで MT4 も MT5 も置いていない。*文書としては、むしろ誠実な部類*です。なお第7.1.14項は市場濫用の例に*スキャルピング*も挙げていますが、何秒以内が該当するかの基準は書かれていません。 |
| VPS | 記載が見当たりません |
入出金
| 入金方法 | クレジット/デビットカード、bitwallet、国際電信送金の3つ(資金/入金方法)。仮想通貨での送金は受け付けない。第三者名義からの入金は不可(顧客契約 第9.2.3項)。bitwalletと電信送金は手動処理で、口座への反映に最大1営業日 |
|---|---|
| 出金方法 | 入金に使った方法と同じ送金人に対してのみ(顧客契約 第9.3.6項)。入金額まではカードへの返金を優先し、それを超える分と利益は本人名義の銀行口座へ。出金するカードは選べません。ジャパンネット銀行・セブン銀行・ゆうちょ銀行など一部の銀行は出金先に指定できないと記載 |
| 出金手数料 | クレジットカードへの返金と電子ウォレットへの出金は無料。銀行預金口座への直接出金は1回2,000円(10万円または1,000ドル以上は毎月3回まで無料)とよくあるご質問にあり、価格設定ページは「銀行送金による出金は20ドル」と記載していて一致していません |
| 出金所要日数(公開ページの表記) | クレジットカードへの返金について「当社からカード会社への処理は速やかに行いますが、カード会社で確認できるまでに10営業日程度かかることがございます」(資金/出金)。これはカード会社側の日数で、同社の処理日数の記載は見当たりません |
| カード出金の上限 | 入金額まではカードへの返金。返金枠を超える分は銀行口座への出金。カード入金後、一定期間が経過するとカードへの返金ができなくなる場合があり、その際は全額を銀行口座へ出金(資金/出金) |
| 第三者名義の扱い | 不可。顧客ではない第三者からの入金は受け付けない(第9.2.3項)。利益の出金は本人名義の銀行口座のみ(第9.3.6項) |
| 出金所要日数(私の実測) | 私自身の実測はまだありません。公開されている数字と規約の記載だけを載せています。 |
口座開設
| 本人確認に必要な書類 | 身分証明書(パスポート、運転免許証、個人番号カードのうち1点)と居住地確認書類(発行から6か月以内の公共料金請求書、携帯電話請求書、クレジットカード請求書、各種税金納付書、住民票のいずれか) |
|---|---|
| 口座開設の所要時間 | 記載が見当たりません |
| 口座開設時の注意点 | 登録フォームに規約へ同意するチェックボックスはありません。チェックボックスは「iFOREXからの電子通信の受信に同意します」の1つだけで、初期状態でオンです。登録当初のメールアドレスがログインIDになり、後から変更できません。デモ口座は初回入金後に、本人確認書類を提出したうえで申し込みます |
規約
| 確認した規約の版数・改訂日 | CA 02092025(顧客契約PDFのヘッダー表記。「版」「発効日」といった明示のラベルはありません) |
|---|---|
| 規約のURL | https://www.iforex.jpn.com/legal/client_agreement.pdf |
| 休眠口座手数料 | 12か月連続で取引活動がない口座は休眠口座。四半期ごとに15ドル、有効保有額が15ドル未満の場合はその全額(顧客契約 第13.3項)。これとは別に第17.7項で、7年連続で取引も活動(ログイン・入金・出金)もない「放置口座」は、30日以上前の書面通知のうえ口座を閉鎖し残高を没収すると規定 |
| 休眠手数料が事前に開示されているか | 開示されている |
| 規約改訂に顧客の事前同意が必要か | 規約に記載なし |
| 利益取消・取引無効化の条項 | あり。取引条件「許可されない取引行為」および顧客契約 第7.1.14項・第7.1.15項に該当する兆候または疑いがある場合、関連口座で行われたすべての取引を無効にしてキャンセル(利益と損失を含む)、ボーナスの削除、口座のブロック。ボーナス規約の一般規約にも同趣旨の規定 |
| ボーナス規約の要点 | 初回入金に100%(最大500ドル)、2回目に30%のトレーディングチケット(最大500ドル)、3回目以降に20%(1回の入金あたり最大2,500ドル)。トレーディングチケットは出金できず、新規ポジションの証拠金としてのみ利用可能。1つの居住住所/世帯/IPアドレスにつき1回のみ。近親者の口座にも同じ制限。米国在住者を含む規制地域の居住者は対象外。ボーナス規約は独立ページではなく取引条件ページ内 |
調査・開示
| 調査基準日 | 2026-09-09 |
|---|
開示の姿勢そのものは悪くないブローカーです。他社との位置関係は比較ページで見られます。何をもって不合格としているかは調査方針に書いてあります。
今回いちばん大きかったのは、「MT4がない」ことよりも、規約が自動売買そのものを禁じているという点でした。プラットフォームの話ではなく、契約の話です。
出典
- iFOREX 公式サイト(日本語)
- iFOREX 顧客契約(Client Agreement/PDF・全72ページ・日英併記)
- iFOREX 取引条件(ボーナス規約・許可されない取引行為・休眠手数料を含む)
- iFOREX 取引条件/通貨
- iFOREX 取引条件/商品
- iFOREX お客様苦情手順(PDF)
- iFOREX ライセンス証書(PDF)
- iFOREX リスク警告
- iFOREX 免責事項(制限国リスト)
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- iFOREX 登録フォーム(規約同意の有無・国の初期値を確認)
- iFOREX サイトマップ(sitemap.xml → 13件の圧縮サイトマップ、全11,485URL。MT4/MT5関連ページの不在を確認)
- ロンドン証券取引所 IFOREX FINANCIAL TRADING HOLDINGS LTD.(IFRX)
- 金融庁 無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について
調査基準日:2026-09-09 / 取引条件・規約は予告なく変更される場合があります。最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください。
外国為替証拠金取引は、為替相場の変動により損失が生じるおそれがあります。レバレッジをかけた取引では、預けた証拠金を超える損失が発生する可能性もあります。本記事は調査結果と事実の記録であり、特定のブローカーでの口座開設や取引を推奨するものではありません。最終的な判断はご自身の責任でお願いします。
本記事に記載した内容は調査基準日時点で確認できたものです。取引条件や規約は予告なく変更される場合があるため、実際のご利用前に必ず公式サイトと利用規約の原文をご確認ください。




















