何を調べ何を調べていないか

最終更新:2026年10月7日

FX歴20年以上の私が、海外FXブローカーの信頼性を確かめるとき、どんな情報を見ているのか。このサイトは、それを1社ずつ書き出した場所です。ブローカーを利用規約から調べ、その口座で自分のEAを動かして確かめています。運営しているのは私一人で、調べているのも、書いているのも、EAを動かしているのも私です。調べた結果は、全社を同じ項目で並べて公開しています。

やっていることは2つ

ひとつは、ブローカーが「言っていること」を読むこと。公式サイトの公開情報だけで判断せず、利用規約(Client Agreement)・入出金ポリシー・ボーナス規約を原文で読み、金融庁の公開資料と突き合わせます。条項番号を添えるので、私の要約を信じてもらう必要はありません。原文にあたれます。

もうひとつは、ブローカーが「実際にすること」を測ること。同じEAを同じ設定で各ブローカーの口座に置き、約定と出金を自分で測ります。こちらはまだ始まったところで、リアル口座での並行稼働が3口座以上になってから結果を出します。いま何口座で動いているかはEAによる実測のページに書いてあります。

判定の基準は、調査を始める前に固めて調査方針のページに全文を公開しました。ブローカーごとに変えていません。

点数は、推奨ではありません

比較表は点数の高い順に並べていますが、「上から順に口座を開くべき」という意味ではありません。点数は7項目の調査結果を1つの数にしたもので、買い推奨ではありません。どの会社がおすすめか、という結論は出しません。基準は調査を始める前に決めて公開してあります。

点数と足切り(このサイトでいう最低条件です)は、別のものを測っています。74点で足切り不合格の会社も、75点で合格の会社もあります。点数は7項目の内訳を見えるようにしたもので、買い推奨ではありません。

そして、4条件を満たしたことは「安全」という意味ではありません。4つの確認ができた、というだけの意味です。すでに口座を持っている方に「閉じたほうがいい」と書くこともしません。

出すのは材料までで、口座を開くかどうかを決めるのは読む人です。

なぜ、公式サイトではなく規約を読むのか

公式サイトの案内は、サービスの特徴とメリットを分かりやすく伝えるために作られています。それ自体を責める話ではありません。目的が違うだけです。

ただし口座を開いたあと、実際に効くのは署名した契約のほうです。出金の前提条件、ボーナスの取消条件、禁止される取引、複数口座の扱い、口座の凍結、契約の解除、ブローカーが取引を無効にできる条件、免責の範囲。これらは、目立つページには置かれません。

そして、その2つの間にもう1つ層があります。ヘルプセンターです。公開ページにも規約にも書いていない条件が、FAQに1行だけ置かれていることがあります。IS6FX は、FAQが「EA含め、スキャルピング等に制限は設けておりません」と書き、同じブローカーの利用規約 第7条が「当社の明示的な承認なしに」自動売買ソフトを使ってはならないと定めていました。

だから、この順で確かめます。

  1. 公式サイトの案内
  2. ヘルプセンター・FAQ
  3. 利用規約の原文
  4. 結局、日本に住む読者に何が適用されるのか

英語の原文にあたるのは、そのための手段です。日本語版の法的文書を用意していないブローカーがあります。日本語のページと英語の契約で、言っていることが違うブローカーもあります。どちらなのかは、原文を開かないと分かりません。

ただし、訳すだけでは足りないと思っています。「この条項は、日本に住む読者にとって何を意味するのか」まで書いて、はじめて読む価値が出ます。条項番号を必ず添えているのは、その読み替えが妥当かどうかを読者がご自身で確かめられるようにするためです。

お金の流れ

このサイトの収入は、アフィリエイト報酬だけです。ブローカーの口座開設リンクを経由して口座が開設されると、そのブローカーから報酬を受け取ることがあります。私のほうから読者に費用を請求することはありません。ただし、報酬の原資をブローカーがどう扱うかは、私の側では決められません。リンクを置いている6社のうちAxiは、顧客契約第7.1条(b)で「紹介者への報酬のために、お客様は当社が通常提供するスプレッドを超えて追加の支払いを求められる場合がある」と書いています。30社ぶんの条項は紹介報酬は、どこから出ているのかに並べました。広告配信サービスは使っていません。

報酬の有無で変わるのは、記事の末尾に公式サイトへのボタンが出るかどうかだけです。点数も、足切りの判定も、記事の内容も変わりません。提携していないブローカーにも同じ形式・同じ文量の記事があり、基準を満たさなかったブローカーの記事もそのまま公開しています。基準と配点を先に公開してあるので、あとから変えていないことを読者が確認できます。

リンクを置いているのは、紹介(IB)契約を結んでいる会社です。その会社に口座があるか、自分で出金や運用を試したかは、会社ごとに違います。試したものは各社の記事の「私の実測」欄に、まだのものは「実測はまだありません」と書いています。

そのうえで書いておきます。足切り4条件を満たした2社は、どちらもリンクを置いている会社です。これは条件に当てた結果であって、提携が理由ではありません。基準は調査を始める前に固定して公開してあります。判断の材料として、リンクを置いている6社すべてについて、その会社に不利なことを記事の見出しに書いています。並べたものは足切り基準と、条件を満たした2社にあります。リンクを持っている6社の一覧と、その内訳は口座開設リンクについてにまとめました。

ブローカーから記事の内容について連絡を受けることがあります。事実の誤りを指摘されれば直しますが、直した内容は更新履歴に残します。照会への対応が速いか丁寧かは、採点に入れていません。それは運営者に対する応対であって、口座を持つ利用者が受ける対応とは別のものだからです。

記事の直し方

規約は3か月に一度読み直します。それより早く変更を知ったときは、その時点で確認します。変更があれば記事を直し、各ブローカーの記事にある更新履歴に日付と内容を残します。私の記述が間違っていたときも同じで、黙って書き換えることはしません。

書いていないこと

  • 投資助言ではありません。どのブローカーで口座を開くべきか、どう取引すべきかを勧めるものではありません。
  • 足切り基準の不合格は「危険な業者」という意味ではありません。確認しているのは記載の整合性で、出金拒否などの被害の有無ではありません。
  • EAの成績は過去の記録で、将来の結果を示すものではありません。EAの販売もしていません。

免責

記事は、調査基準日時点の一次資料に基づいて書いています。各ブローカーの規約や条件はその後に変わることがあり、私がすべての変更を即時に把握しているわけではありません。リンク先のサイトで提供される情報やサービスについて、私は保証できません。このサイトの情報をもとに行った判断や取引の結果について、私が責任を負うことはできません。記事は予告なく修正・削除することがあります。

連絡先

運営者の経歴と、これまでの記録は運営者概要にあります。お問い合わせはこちらのフォームから。個人情報の扱いは個人情報保護方針に書いています。