調査結果の要点
- 契約先:Decode Global Limited(バヌアツ・会社番号700415)
- 足切り:不合格(食い違い5件) 独自評価:54点/100
- EA(自動売買):可 / 禁止手法の定義:あり
- 出金日数の開示:あり / 金融庁の一覧:掲載あり(令和7年9月) ※無登録とは、日本の登録を受けずに日本居住者へ勧誘したと金融庁が判断した状態です。掲載は違法性の確定ではありません
- 注目点:ゼロカットは「口座がマイナスになる度に申請が必要」とFAQに書かれています。規約と金融商品開示文書に、その条項は見当たりません。
ゼロカットの有無は、海外FXの記事なら必ず出てくる項目です。DecodeFXの日本語FAQにも「提供しております」と書いてあります。
ただ、その1文の続きが気になりました。「口座がマイナスになる度に申請が必要となります」。そこで英語の利用規約と金融商品開示文書を開いて、対応する条項を探しました。この記事は、そうやって一次資料を条項番号まで確かめながら書いています。
結論:この会社はどういう人に向くか
足切り基準の判定
基準を満たしていません
- 日本居住者の契約先法人が規約に明記されている
- 公開ページと規約・一次資料の間に食い違いがない食い違いが記録されています
- 出金の所要日数を具体的に開示している
- 禁止される取引手法が具体的に定義されている
この判定は入力された調査データから自動で計算されます。基準は調査を始める前に公開したもので、個別のブローカーに合わせて変えることはありません。
基準を満たさなかったことは「危険な業者である」という意味ではありません。公開ページと規約の記載が一致していない、といった事実の指摘です。また7項目100点の評価は取引条件と開示の状態を項目ごとに点数化したもので、安全性の点数ではありません。点数と足切りは別のものを測っています。
向いている人
- 契約先の法人名と会社番号が規約に書いてあることを、最低条件にしている人
- セント口座で、1ドル単位から実口座の感触を見たい人
- 数分以上ポジションを持つ、比較的ゆっくりした手法の人
向いていない人
- ゼロカットが自動で効くことを前提に、証拠金を薄く使う人
- 数十秒から3分で決済を繰り返す手法の人
- スプレッドと手数料の実数を、口座を開く前に確かめたい人
独自評価は100点満点で54点、足切り基準は満たしていません。点数は7項目の積み上げ、合否は調査前に決めた4条件です。この2つは別のものです。
DecodeFXの契約先はどこの法人か:答え
答えは「バヌアツの Decode Global Limited、会社番号700415」です。ここははっきりしています。
規約の1ページ目に社名と会社番号が印字され、第1.1条が契約の当事者を同社と明記しています。定義条項も「WE / US / OUR / DECODE means Decode Global Limited (CN:700415)」と書いています。
準拠法と裁判管轄は第35.1条でバヌアツ法です。争いになったときにどこの法で判断されるかが、契約書に書いてあります。
住所は金融商品開示文書に載っていました。Govant Building, BP 1276, Port Vila, Vanuatu。電話番号はシンガポールの番号です。
一方、日本語のお問い合わせページには所在地が載っていません。メール、ライブチャット、LINE公式アカウントだけです。
フッターにはもう一社、オーストラリアの Decode Capital Pty Ltd(AFSL 246796)が並んでいます。ただしこの法人は、規約にも金融商品開示文書にも一度も出てきません。
豪州のライセンスは、日本から開いた口座には効いていないと読むのが自然です。フッターの「関連サービスは異なる法人によって提供される場合があります」という1文が、その線引きを担っています。
口座タイプの選び方:分かれ目は最低入金額です
口座は3種類です。スタンダードとプロが100ドルから、セントが1ドルからと公開ページに書かれています。
プロ口座の説明には「より低いスプレッドとより競争力のある取引条件を提供し、高頻度取引やプロフェッショナルな取引のニーズに応えます」とあります。
この一文は、あとで出てくる規約第8.7条と正面からぶつかります。先に結論を書くと、180秒より短い売買は規約の側で扱いが決まっていません。
取引手数料の金額は、日本語ページに見当たりませんでした。スプレッドも「0.0pipsから」という表記だけで、通貨ペアごとの一覧がありません。
レバレッジ2,000倍は、規約に書かれていません
公開ページは「主要通貨ペアで最大2,000倍」と書いています。貴金属ページの表も、XAU/USD を2,000倍、最大ロット50、ストップアウト30%としています。
ところが利用規約にも金融商品開示文書にも、レバレッジの上限を定めた記載が見当たりません。規約は証拠金率を会社が変更できるとしか書いていません。
数字が公開ページ側にしかないということは、変更するのに契約の改定が要らないということでもあります。
ボーナスとポイント制度
日本語ページにボーナスの案内は見当たりませんでした。
DecodeFXの利用規約で知っておくべき3点:スキャルピング・顧客資金・出金の保留
1つめは第8.7条です。この条文は、ポジションに最短保有時間はないと書き出します。そのうえで、会社の単独かつ絶対的な裁量でスキャルピングにあたると疑う場合の権利を並べます。
注文の取消、修正、拒否、リプライス、既存ポジションの強制決済、そして「既に確定した損益の取消」です。
そして最後に、秒数が出てきます。
原文(英語)を見る ― 出典:利用規約 第8.7条
Positions do not have a minimum duration however if we suspect in our sole and absolute discretion that the trade constitutes the practice of scalping (as understood by industry participants) we reserve the right to cancel, amend or reject any order or re-price or close out existing positions or cancel previously realised profits or losses. Scalping includes but is not limited to trading strategies that involve the opening and closing of positions within 180 seconds.
180秒は3分です。スキャルピングを秒数で定義している会社は、執筆時点で調べた26社のなかでは多くありません。
数字が書いてあること自体は、むしろ誠実な部類です。問題は、公開ページが同じ口座を「高頻度取引に応える」と説明していることのほうです。
2つめは第3.4条、顧客資金です。預けた資金は預託機関の口座で保有し、権利を持つ顧客のために信託として保有すると定めています。
信託という言葉が使われている会社は、このサイトで調べた26社のなかでも少数です。ここは素直に評価できる点です。
3つめは第17.4条、出金の保留です。残高があっても、5つの場合に会社が留保できると書かれています。
- 翌日越しの契約に評価損があるとき
- 相場の状況から、追加の証拠金が必要になると会社が考えるとき
- 他の口座に偶発債務があるとき
- 未解決の紛争があるとき
- 規制上・法律上の義務に従うために必要と会社が考えるとき
1つめが実務上いちばん広い条件です。ポジションを持ったまま一部を出金しようとすると、この条文が効く余地があります。
ゼロカットの条項が、規約に見当たりません
ここが、この記事の出発点です。日本語FAQにはこう書かれています。
「DecodeFXはマイナス残高保護(ゼロカット)を提供していますか? はい。マイナス残高保護(ゼロカット)を提供しております。口座がマイナスになる度に申請が必要となりますので、ご希望の場合はメールまでお問い合わせください」。
83ページの利用規約と53ページの金融商品開示文書を、negative balance という語で全文検索しました。
見つかったのは1か所だけで、しかも保護の条項ではありません。第3.3条で、ある口座のマイナス残高を、会社があなたに負っている他の口座の金額と「無通知で」相殺できるという条文でした。
整理すると、規約にあるのは相殺の権利で、ゼロカットはFAQ上の運用です。そして運用のほうは、毎回こちらから申し込む必要があります。
これは「ゼロカットがない」という意味ではありません。申請しなかった場合にどうなるかが、どこにも書かれていない、という意味です。
DecodeFXの出金は何日かかるか:答え
出金は何日で戻ってくるか
| 公開ページの表記 | 銀行振込3〜7営業日/暗号通貨は承認後即時/オンライン決済は承認後24時間以内 |
|---|---|
| 入出金ポリシー等の文書 | 銀行振込3〜7営業日、暗号通貨は承認後即時、オンライン決済サービスは承認後24時間以内(入出金ページの出金タブに明記)。規約第17.4条は、5つの場合に残高からの留保ができるとしていますが、日数の定めは置いていません。 |
| 私の実測 | 私は口座を持っていないので、実測していません。 |
上の「私の実測」の行に数字が入っているときは、私が実際に出金した結果です。1人ぶんの経験であり、金額・経路・時間帯・混雑状況によって変わります。ブローカーが保証する日数ではありません。
答えは「銀行振込で3〜7営業日、暗号通貨は承認後即時、オンライン決済は承認後24時間以内」です。入出金ページの出金タブに書かれています。
入金側も同じ表で、銀行振込は3〜7営業日、暗号通貨とオンライン決済は即時とされています。
手数料の記載は、日本語ページに見当たりませんでした。無料とも有料とも書かれていません。
規約の側には日数の定めがなく、代わりに先ほどの第17.4条があります。日数は公開ページの約束、保留は規約の権利、という分かれ方です。
なお、私はこの会社に口座を持っていないので、出金の日数を実測していません。
口座開設の手順
口座開設の手順と所要時間
| 必要書類 | 公開ページに必要書類の一覧が見当たりません |
|---|
- メールアドレスと電話番号で登録|サポートチームによる確認と認証|入金(100ドルから)|取引
必要書類と審査日数の記載が日本語ページに見当たらないため、推測では埋めていません。
メールアドレスと電話番号で登録し、サポートチームの確認を経て、100ドルから入金する流れです。
必要書類の一覧と審査日数の記載が、日本語ページに見当たりませんでした。ここは推測で埋めません。
この記事に口座開設リンクは置いていません。DecodeFX(デコードFX)とは提携していないためです。採点と足切り判定は、提携の有無とは関係なく30社すべてに同じ基準を当てて出しています。ボタンがないことは、この会社の評価とは関係ありません。
日本語サポートの実務
日本語ページは、この規模の会社としては丁寧に作られています。LINE公式アカウント(@decode_jp)が窓口として案内されているのは、日本向けに力を入れている証拠です。
サポートは24時間5日間とされています。電話番号は日本語ページに載っていません。問い合わせはメール、ライブチャット、LINEです。
DecodeFXの日本人ユーザー数はどれくらいか:計測値がなく、判定しません
口座数や日本の利用者数を示す公表値は見つかりませんでした。「20年以上にわたる金融業界での経験」という表現は会社情報のページにありますが、これは会社の設立年とは別の話です。
規約と金融商品開示文書の日付は2021年6月21日です。文書としての歴史は、そこから先しか確かめられません。
独自評価 54点の内訳
独自評価
各項目を満点に対する割合で描いています。外側ほど満点に近い形です。
| 評価項目 | 配点 | 採点 | 理由 |
|---|---|---|---|
| 信頼性・運営情報 | 20 | 10 | 契約先が Decode Global Limited(会社番号700415)と規約に明記され、住所も金融商品開示文書に書かれている。一方で一次資料が2021年6月のまま、ライセンス番号の記載もない |
| 取引環境 | 20 | 13 | MT4・MT5・独自アプリ、1,000銘柄以上、セント口座は1ドルから。ストップアウト30% |
| 取引コスト | 15 | 7 | 「0.0pipsから」という表記だけで、スプレッドの一覧も手数料の金額も日本語ページに見当たらない |
| 入出金環境 | 15 | 9 | 出金の日数は方法ごとに公開されている。手数料の記載がなく、規約第17.4条の留保条件が広い |
| 日本語サポート | 10 | 7 | 日本語ページの作りは整っていて、LINE公式アカウントもある。電話窓口はない |
| EA・自動売買環境 | 10 | 5 | MT4とMT5が使えるが、180秒以内の開閉をスキャルピングに含める第8.7条が重い |
| ネット上の評判 | 10 | 3 | 金融庁の一覧に令和7年9月付で掲載されている。掲載は新しい |
| 合計 | 100 | 54 / 100 | |
全ブローカーに同一の配点・同一の観点を適用しています。基準は調査方針をご覧ください。
公開ページと一次資料の食い違い
| 論点 | 公開ページの表記 | 一次資料の記載 |
|---|---|---|
| マイナス残高保護(ゼロカット) | 日本語のFAQは「はい。マイナス残高保護(ゼロカット)を提供しております。口座がマイナスになる度に申請が必要となります」と書いている | 利用規約と金融商品開示文書に、マイナス残高保護を定めた条項が見当たらない。第3.3条は逆に、ある口座のマイナス残高を他の口座と無通知で相殺できるとしている |
| 高頻度取引 | 取引口座のページはプロ口座を「高頻度取引やプロフェッショナルな取引のニーズに応えます」と説明している | 規約第8.7条は、180秒以内にポジションを開いて閉じる取引をスキャルピングに含め、裁量で注文の取消・強制決済・確定済み損益の取消ができるとしている |
| 最大レバレッジ | 公開ページは「主要通貨ペアで最大2,000倍」「XAU/USD 2,000倍」と書いている | 利用規約と金融商品開示文書に、レバレッジの上限を定めた記載が見当たらない |
| 一次資料の日付 | サイトの著作権表示は2026年 | 利用規約と金融商品開示文書はいずれも2021年6月21日付のまま更新されていない |
| 所在地 | 日本語のお問い合わせページに所在地の記載がない | 金融商品開示文書は Govant Building, BP 1276, Port Vila, Vanuatu と書いている |
信頼性・運営情報は20点中10点です。契約先の法人名と会社番号、住所、準拠法が書かれていることは、このサイトの基準では大きな加点です。
それでも半分にとどめたのは、一次資料が2021年6月のまま5年以上更新されていないことと、ライセンス番号の記載がないことが理由です。
EA・自動売買環境を10点中5点にしたのは、180秒という線が引かれていることを、EAを回す人は先に知っておくべきだと考えたからです。
評判をどう評価したか
評判を3点とした根拠
- 公的な記録:金融庁の一覧に「Decode Global Limited」が令和7年9月付で掲載されています。備考にはサービス名が「DecodeFX」だと書かれています
- 備考の中身:同じ備考に、関係性は不明としたうえで、所在地が同様もしくは酷似する業者として「Gleneagle Securities Pty Limited」「ThreeTrader Global Limited」「ACY Capital Australia Limited」「Performance Ronnaru Capital Ltd」の4社が挙げられています
- 私が読んだ一次資料では:DecodeFX の住所は Govant Building, Port Vila、ThreeTrader の住所は Ave Du Stade, Port Vila でした。どちらもバヌアツのポートビラですが、建物名は違います。金融庁がどの住所を指しているかは、一覧からは分かりません
- 日本語の情報:紹介記事は増えていますが、規約の条項番号まで示したものは見つかりませんでした
- 読み方の注意:掲載は違法性が確定したという意味ではありません。悪い評判が見つからないことも、安全の根拠にはなりません
判断:10点満点で3点。掲載が令和7年9月と新しく、備考に他社との近さまで書かれているため
金融庁の一覧には、「Decode Global Limited」が令和7年9月付で掲載されています。備考にサービス名が「DecodeFX」だと書かれています。
この備考には続きがあります。関係性は不明としたうえで、所在地が同様もしくは酷似する業者として4社が挙げられているのです。
そのうちの1社「ThreeTrader Global Limited」は、このサイトでも調べています。私が読んだ一次資料では、DecodeFXの住所は Govant Building、ThreeTraderの住所は Ave Du Stade でした。
どちらもバヌアツのポートビラですが、建物名は違います。金融庁がどの住所を指しているのかは、一覧の文面からは分かりません。ここは分からないまま書いておきます。
掲載されていることは、違法性が確定したという意味ではありません。金融庁が公表しているのは警告書を出した先の一覧で、取引条件の評価はしていません。
他社と比べたとき、どこが強くてどこが弱いか
強いのは、契約書の基本の書き方です。法人名、会社番号、住所、準拠法、顧客資金の信託。この5つが揃っている会社は、執筆時点で調べた26社のなかでも多くありません。
休眠手数料の条項が見当たらないのも、使う側には有利に働きます。90日で月10ドルを引く会社もあるなかで、DecodeFXの規約には無活動に関する条項がありません。
弱いのは、公開ページと規約のつなぎ目です。2,000倍もゼロカットも高頻度取引も、公開ページにしか書かれていません。
規約が2021年6月のまま止まっているので、この5年のあいだに増えた商品やサービスが、契約書の側に反映されていません。
税金の扱い
税金の扱い(海外FX共通)
国内のFX業者と海外のFX業者では、利益にかかる税金の計算方法が違います。ここはブローカーごとの差ではなく、海外FX全体に共通する話です。
| 区分 | 雑所得(総合課税)。国内業者は申告分離課税です |
|---|---|
| 税率 | 給与など他の所得と合算した金額に対する累進課税。国内業者の一律20.315%とは異なります |
| 損失の繰越 | できません。国内業者は最長3年繰り越せます |
| 他社との損益通算 | 海外FX同士は通算できますが、国内業者の損益とは通算できません |
| 確定申告 | 給与所得者は年間の利益が20万円を超えると申告が必要です |
具体的な税額や申告の可否は所得状況によって変わります。判断に迷う場合は税務署または税理士にご確認ください。
DecodeFXのよくある疑問
DecodeFXの契約先はどこの法人ですか?
規約第1.1条と定義条項は Decode Global Limited(会社番号700415)と書いています。準拠法はバヌアツ法です(第35.1条)。
オーストラリアのライセンスはどう関係しますか?
フッターにある Decode Capital Pty Ltd(AFSL 246796)は、規約にも金融商品開示文書にも出てきません。日本から開く口座の相手はバヌアツ法人だと読めます。
ゼロカットはありますか?
FAQは「提供しております」と書き、続けて「口座がマイナスになる度に申請が必要」としています。規約と金融商品開示文書に、それを定めた条項は見当たりません。
申請しなかったらどうなりますか?
規約第3.3条は、ある口座のマイナス残高を他の口座と無通知で相殺できるとしています。申請しない場合の扱いは書かれていません。
スキャルピングはできますか?
第8.7条は、180秒以内にポジションを開いて閉じる取引をスキャルピングに含め、疑いがあれば裁量で扱えるとしています。
確定した利益を取り消されることはありますか?
第8.7条は「既に確定した損益を取り消す」ことができると明記しています。
出金は何日かかりますか?
入出金ページは銀行振込3〜7営業日、暗号通貨は承認後即時、オンライン決済は承認後24時間以内と書いています。
出金を止められる条件はありますか?
第17.4条は、翌日越しの契約に評価損があるときなど5つの場合に、残高から留保できると定めています。
出金手数料はいくらですか?
日本語ページに手数料の記載が見当たりません。
顧客資金はどう管理されますか?
第3.4条は、預託機関の口座で保有し、権利を持つ顧客のために信託として保有すると定めています。
休眠口座の手数料はありますか?
規約にも金融商品開示文書にも、休眠や無活動に関する条項が見当たりません。
レバレッジは何倍ですか?
公開ページは主要通貨ペアで最大2,000倍と書いています。規約と金融商品開示文書に上限の記載はありません。
ゴールドのレバレッジはいくつですか?
貴金属ページの表は XAU/USD を2,000倍、最大ロット50、ストップアウト30%としています。契約サイズの記載は見当たりません。
金融庁の一覧に載っていますか?
「Decode Global Limited」が令和7年9月付で掲載されています。備考には所在地が同様もしくは酷似する業者として4社が挙げられています。
日本語で問い合わせできますか?
メール、ライブチャット、LINE公式アカウント(@decode_jp)が案内されています。電話番号の記載はありません。
まとめ
基本情報
| 英文ブランド名 | DecodeFX |
|---|---|
| 検索用タイトル(title タグ) | DecodeFXの評判・出金・ゼロカット|規約で独自調査 |
| 公式サイトURL(日本語) | https://decodefx.com/ja-JP/ |
| 設立年 | 利用規約と金融商品開示文書はいずれも2021年6月21日付。設立年の記載は見当たりません |
| 日本居住者の契約先法人名 | Decode Global Limited(バヌアツ・会社番号700415) |
| 契約先法人の登記番号 | 700415 |
| 契約先の監督当局 | バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)。証券ディーラーのクラスA・クラスBプリンシパル・ライセンスとフッターに記載 |
| 契約先を監督する当局の水準 | オフショア登録 |
| 契約先のライセンス番号 | 公開ページはライセンス番号を書いていません |
| 契約先の登記住所 | 金融商品開示文書:Decode Global Limited, Govant Building, BP 1276, Port Vila, Vanuatu(電話 +65 3158 5746) 日本語のお問い合わせページには所在地の記載が見当たりません |
| 日本居住者が投資家補償基金の対象か | 対象外 |
| 契約先カードの注意書き(読み違えやすい点) | 規約第1.1条と定義条項は、契約の相手方を Decode Global Limited(CN:700415)とはっきり書いています。準拠法と裁判管轄は第35.1条でバヌアツ法です。フッターにはもう一社、オーストラリアの Decode Capital Pty Ltd(AFSL 246796)が並んでいますが、規約と金融商品開示文書にこの法人は出てきません。日本から開いた口座の相手はバヌアツ法人だと読めます。 |
日本市場
| 金融庁 無登録業者一覧への掲載 | あり |
|---|---|
| 掲載時期(掲載ありの場合) | 令和7年9月 |
| 一覧に記載された法人名 | Decode Global Limited(備考にサービス名「DecodeFX」) |
| 日本語サポートの対応時間 | メール、ライブチャット、LINE公式アカウント(@decode_jp)。電話番号の記載は日本語ページにありません |
| 日本人スタッフ | あり |
| アクセス指標の計測時点 | 2026-09-23 |
| 規模についての判定 | 公開ページは1,000銘柄以上・最低入金額100ドルと書いていますが、日本人ユーザー数の手がかりになる数字は公開されていません。口座数や日本の利用者数の公表もないため、判定しません。 |
取引環境
| 口座タイプ | 3(スタンダード/プロ/セント) |
|---|---|
| 口座カードの副題 | 分かれ目は、最低入金額と手数料の有無です |
| 口座タイプ別の条件(カード) | 口座タイプ | 最低入金額 | 位置づけ スタンダード | 100USD | シンプルな価格設定 プロ | 100USD | より低いスプレッド。高頻度取引に応えるとページに記載 セント | 1USD | 少額での練習用 |
| 口座カードの注意書き(選び方の分かれ目) | 取引手数料の具体的な金額は、日本語の公開ページに見当たりませんでした。スプレッドは「0.0pipsから」と書かれていますが、これは同社の表示で、私が実測したものではありません。 |
| 最大レバレッジ | 2,000倍(公開ページの表記。規約と金融商品開示文書に上限の記載はありません) |
| ロスカット水準 | 30%(貴金属ページの表) |
| 最小取引単位 | 記載が見当たりません(セント口座は1USDから) |
| 取扱銘柄数 | 1,000銘柄以上(FX、貴金属、エネルギー、指数、暗号資産、株式CFD) |
| プラットフォーム | MT4、MT5、DecodeFX App |
| 口座通貨 | JPY、USDなど(金融商品開示文書はAUD・USD・EUR・GBP・JPYを挙げています) |
コスト
| EURUSD 平均スプレッド | 「0.0pipsから」と書かれているだけで、実数の一覧は見当たりません |
|---|---|
| XAUUSD 平均スプレッド | 「0.0pipsから」と書かれているだけで、実数の一覧は見当たりません |
| 取引手数料 | 金額の記載が日本語ページに見当たりません |
| GOLD 1ロットのコントラクトサイズ(契約サイズ) | 契約サイズの記載が見当たりません。XAU/USD は最大レバレッジ2,000倍、最大ロット50、ストップアウト30%と表にあります |
EA・自動売買
| EAの使用(公式FAQ) | 可 |
|---|---|
| スキャルピング(公式FAQ) | 記載なし |
| スキャルピング(規約側) | 拒否・制限の裁量条項あり |
| 禁止取引手法が具体的に定義されているか | されている |
| 禁止取引手法の内容(条項番号つき) | 第8.7条は、ポジションに最短保有時間はないとしたうえで、当社の単独かつ絶対的な裁量でスキャルピングにあたると疑う場合、注文の取消・修正・拒否、リプライス、既存ポジションの強制決済、そして既に確定した損益の取消ができると定めています。続けて「スキャルピングには、180秒以内にポジションを開いて閉じる取引戦略が含まれる(ただしこれに限らない)」と、秒数まで書いています。 |
| 知っておくべき3点(カード) | スキャルピングの定義(第8.7条)/顧客資金の信託(第3.4条)/出金の保留条件(第17.4条) |
| 3点カードの注意書き(実務上どう受け止めるか) | 第8.7条は180秒という具体的な数字を出している点で、このサイトで調べた26社のなかでも踏み込んだ書き方です。第3.4条は、預けた資金を預託機関の口座で保有し、権利を持つ顧客のために信託として保有すると定めています。第17.4条は、出金の請求があっても(a)翌日越しの契約に評価損があるとき、(b)相場の状況から追加の証拠金が必要になると判断したとき、(c)他の口座に偶発債務があるとき、(d)未解決の紛争があるとき、(e)規制上・法律上の義務に従うために必要と考えるとき、の5つの場合に残高から留保できるとしています。第3.3条は、ある口座のマイナス残高を、他の口座で会社が負う金額と無通知で相殺できると定めています。 |
入出金
| 入金方法 | 銀行振込|3〜7営業日|JPY、USD、EURなど 暗号通貨(USDT、USDC、BTC、ETHなど)|承認後即時 オンライン決済サービス(カード・Eウォレット)|即時 |
|---|---|
| 出金方法 | 銀行振込|3〜7営業日 暗号通貨|承認後即時 オンライン決済サービス|承認後24時間以内 |
| 出金手数料 | 手数料の記載が日本語ページに見当たりません |
| 出金所要日数(公開ページの表記) | 銀行振込3〜7営業日/暗号通貨は承認後即時/オンライン決済は承認後24時間以内 |
| 出金所要日数(入出金ポリシー等の文書) | 銀行振込3〜7営業日、暗号通貨は承認後即時、オンライン決済サービスは承認後24時間以内(入出金ページの出金タブに明記)。規約第17.4条は、5つの場合に残高からの留保ができるとしていますが、日数の定めは置いていません。 |
| 第三者名義の扱い | 第3.4条は預託機関の口座での信託保有を定めています。第三者への預け入れを広く許す条項は見当たりません |
| 出金所要日数(私の実測) | 私は口座を持っていないので、実測していません。 |
口座開設
| 本人確認に必要な書類 | 公開ページに必要書類の一覧が見当たりません |
|---|---|
| 口座開設時の注意点 | 必要書類と審査日数の記載が日本語ページに見当たらないため、推測では埋めていません。 |
規約
| 確認した規約の版数・改訂日 | 2021年6月21日付(83ページ) |
|---|---|
| 規約のURL | https://static.blocoss.com/decodefx/Terms-and-Conditions.pdf |
| 休眠口座手数料 | 記載が見当たりません |
| 休眠手数料が事前に開示されているか | 規約に記載なし |
| 規約改訂に顧客の事前同意が必要か | 未確認 |
| 利益取消・取引無効化の条項 | 第8.7条は、スキャルピングにあたると疑う場合に「既に確定した損益を取り消す(cancel previously realised profits or losses)」ことができると定めています。 |
| ボーナス規約の要点 | 日本語ページにボーナスの案内は見当たりません。 |
調査・開示
| 調査基準日 | 2026-09-23 |
|---|
この記事の根拠は、2026年9月23日に取得した一次資料です。規約は3か月に一度読み直し、改定の知らせが先に届けばその時点で開きます。変わっていた箇所は記事に反映し、更新履歴に日付と内容を残します。
私の記述が間違っていたときも同じで、黙って書き換えることはしません。
この会社は、規約と公開ページを変更監視に登録しました。2026年9月23日に実行したところ、登録した11ページすべてが本文まで取得できています。次に読み直すときは、この結果との差分を材料にします。
出典
- DecodeFX「Terms and Conditions」(2021年6月21日付・83ページ・英語・PDF)
- DecodeFX「Product Disclosure Statement」(2021年6月21日付・53ページ・英語・PDF)
- DecodeFX「AML and CTF Policy」(3ページ・英語・PDF)
- DecodeFX「Privacy Policy」(2ページ・英語・PDF)
- 公開ページ:ライセンス・規制情報
- 公開ページ:会社情報
- 公開ページ:お問い合わせ
- 公開ページ:取引口座
- 公開ページ:入金と出金
- 公開ページ:貴金属
- 公開ページ:よくある質問
- 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」
調査基準日:2026-09-23 / 取引条件・規約は予告なく変更される場合があります。最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください。
金融庁の一覧は、この法人を他の業者と並べています
金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(令和8年8月27日更新)を読み直しました。Decode Global Limitedの欄(令和7年9月警告)には、他の警告業者への参照が書かれています。原文はこうです。
当該業者が提供するサービスの名称は「DecodeFX」である。 なお、当該業者との関係性は不明であるが、警告している以下の業者と所在地が同様もしくは酷似している。 ・「Gleneagle Securities Pty Limited」(令和7年4月25日付で警告) ・「ThreeTrader Global Limited」(令和5年8月25日付で警告) ・「ACY Capital Australia Limited」(令和5年2月27日付で警告) ・「Performance Ronnaru Capital Ltd」(令和4年12月26日付で警告)
金融庁自身が「当該業者との関係性は不明であるが」と先に断っています。同じ住所に登記されていることと、同じ人が運営していることは別の話です。この記事も、そこから先には踏み込みません。あわせて、一覧に載ること自体は違法性が確定したという意味ではありません。海外FX業者が日本居住者を勧誘していれば載ります。
この参照を一覧全体から拾い直した結果は「同じサービス名で、別の法人が警告されています」にまとめました(2026年9月24日時点の一覧)。






























