調査結果の要点
- 契約先:規約に記載が見当たりません
- 足切り:不合格(食い違い7件) 独自評価:39点/100
- EA(自動売買):可 / 禁止手法の定義:あり
- 出金日数の開示:記載が見当たりません / 金融庁の一覧:掲載あり(令和8年7月) ※無登録とは、日本の登録を受けずに日本居住者へ勧誘したと金融庁が判断した状態です。掲載は違法性の確定ではありません
- 注目点:全ページに現在形で掲げているコモロのライセンス L15835/MYFX は、アンジュアンの登録簿では「有効期限 2025年10月3日/NOT ACTIVE」と表示されます(2026年9月10日照会)。
MYFX Markets(マイエフエックスマーケッツ)の法的文書ページには、顧客契約が2本並んでいます。ふつうは1本です。
- コモロ法人 MYFX Group 名義の Client Agreement(2025年5月・52ページ)
- セーシェル法人 MYFX GROUP LIMITED 名義の Client Service Agreement(2026年2月 Version 2.2・56ページ)
日本の居住者がどちらと契約するのかを示す記載を、私は見つけられませんでした。口座開設ページは、そのどちらのPDFにもリンクしていません。
フッターはセーシェル法人について「このウェブサイトを通じて、自社の名義と認可で金融サービスを提供する」としています。ここから調べ始めました。
2本を1条ずつ読み比べました。掲げているライセンスが当局の登録簿でどう表示されるかも確かめています。口座を開くとき何が確定していて、何が確定していないのか。そこを分けて書きます。
読んだのは、法的文書ページのPDF10本(合計200ページ)です。あわせて日本語サイトの主要ページと、よくあるご質問10カテゴリ、英語版のよくあるご質問も当たりました。
外部の一次資料は4つ。金融庁の無登録業者一覧、アンジュアンの当局登録簿、セーシェルの当局登録簿、英国 Companies House です。調査基準日は2026年9月10日。
引用には条項番号を添え、どちらの契約書から引いたのかを毎回明記しました。
結論:足切り4条件を通りませんでした
足切り基準の判定
基準を満たしていません
- 日本居住者の契約先法人が規約に明記されている契約先法人を規約から特定できていません
- 公開ページと規約・一次資料の間に食い違いがない食い違いが記録されています
- 出金の所要日数を具体的に開示している出金の所要日数が開示されていません
- 禁止される取引手法が具体的に定義されている
この判定は入力された調査データから自動で計算されます。基準は調査を始める前に公開したもので、個別のブローカーに合わせて変えることはありません。
MYFX Markets は、ブランド名では調べ終われないブローカーでした。文書に出てくる名前が4つあります。
- MYFX Group(コモロ・アンジュアン)— Client Agreement の名義
- MYFX GROUP LIMITED(セーシェル)— Client Service Agreement の名義
- Milsons Fintech Ltd(英国・ブローカー番号11510891)
- MYFX Markets Pty Ltd(デモ口座の説明文)
この4つの関係を、私は一次資料で確定できませんでした。同じブランド名が付いているというだけで同一視はしません。以下、法人・登録先・適用される規制を1つずつ確認していきます。ここまでは確認できた/ここからは確認できない、を分けて書きます。
独自評価は39点でした。足切り基準は4条件のうち3つを満たさず、不合格です。点数は取引条件と開示の充実度を7項目で測るもの、足切りは4条件をすべて満たすかどうかだけを見るもので、連動しません。
最大の発見/問題①:契約法人が特定できません
2社が同じサイトから、それぞれ自社の名義で顧客契約を出しています。
誰と契約しているのか
契約先法人とは、口座を開いた利用者が実際に契約する法人のことです。日本語のサイトを使っていても、口座の契約はここに書かれた法人との間で結ばれます
日本居住者の契約先
コモロの MYFX Group は会社番号15835(アンジュアン登録簿の表示)。Milsons Fintech Ltd は英国会社番号11510891
セーシェル法人 MYFX GROUP LIMITED の事業所は IMAD Complex, Office 6, 1st Floor, Ile Du Port, Mahe(セーシェルFSA登録簿の表記は Office 6, Unit 206, 1st Floor)。フッターには英国 Milsons Fintech Ltd(会社番号11510891)の住所として 7 Stratford Place, London, W1C 1AY も並ぶが、Companies House の登記住所は 105 High Street, Brentwood, CM14 4RR
ライセンス番号 L15835/MYFX)とセーシェル金融庁(ライセンス番号 SD202)の2つを並べる。セーシェルFSAの資本市場の登録簿では MYFX GROUP LIMITED を Securities Dealer として確認できるが、登録簿にライセンス番号の表示欄がなく SD202 は照合できなかった(商号欄には MYFX Group/MYFX Markets/IconFX の3つが並ぶ)。アンジュアンの登録簿 anjouanofa.org では L15835/MYFX が有効期限2025年10月3日・NOT ACTIVE と表示される
コモロ・アンジュアン/登録簿ではNOT ACTIVE表示)、SD202(セーシェルFSA/登録簿に番号欄がなく照合できず
日本から見た位置づけ
出典:調査基準日 2026-09-11
フッターには法人名が4つ出てきます。順に見ます。
1つ目はコモロ法人です。「MYFX Markets is a trading name of MYFX Group (Union of Comoros)」とあり、登記住所は Hamchako, Mutsamudu, Autonomous Island of Anjouan。ライセンス番号は L15835/MYFX と書かれています。
2つ目はセーシェル法人です。MYFX GROUP LIMITED(設立番号 8435863-1)が「provides financial services through this website under its own name and authorization」と書かれ、セーシェルFSAのライセンス SD202 を掲げています。
3つ目は英国の Milsons Fintech Ltd(ブローカー番号11510891)、4つ目はデモ口座の説明文に出てくる MYFX Markets Pty Ltd です。
問題は、1つ目と2つ目のどちらが日本の居住者の相手方になるのかが書かれていないことです。顧客契約もそれぞれの名義で1本ずつあります。口座開設ページの注意書きはコモロ法人を名乗りますが、そこから契約書へのリンクはありません。
コモロ名義の Client Agreement 第28.1項は、準拠法をアンジュアン島・コモロ連合法とし、第28.2項で専属管轄を定めています。セーシェル名義の Client Service Agreement は、苦情の上訴先をセーシェルFSAとしています。争いになったとき、どちらの法廷に行くのかが変わります。
問題②:掲げているライセンスの登録状態が NOT ACTIVE でした
これは問題①とは別の話です。契約相手が決まらないこととは切り離して読んでください。
アンジュアンの当局登録簿(anjouanofa.org。サイト自身が「the Authority’s only official site」と明記)で L15835/MYFX を照会したところ、「Licence valid until 3rd October 2025/STATUS NOT ACTIVE」と表示されました。照会日時は2026年9月10日14時18分です。ブローカー番号は15835、設立日は2024年10月3日と表示されました。
1年間のライセンスで、期限が切れた状態のまま表示されている、という読み方になります。同じ番号を、同社は日本語トップページを含む全ページで現在形の「認可・規制を受けています」として掲げています。
念のため、同じ当局名を名乗る別ドメインの登録簿でも検索しました。こちらは「No licences found」でした。この登録簿の検索が動いていること自体は、他社名で結果が返ることを確かめています(MYFXブローカー番号15835と近い番号帯のブローカーが複数出てきました)。
ただし、私はこの件を断定しません。「Anjouan Offshore Finance Authority」を名乗るドメインが、検索すると6つ前後出てきます。どれが当局のものかを独立に確定する手段を、私は持っていません。登録簿自身も「records held by the Authority and is updated periodically」と断っています。
書けるのはここまでです。同社は現在形で掲げている。照会できた登録簿の一方は期限切れと表示し、もう一方には該当がない。この3つを並べて置きます。判断は読む人に委ねます。
セーシェル側も照合しました。FSAの資本市場の登録簿に MYFX GROUP LIMITED が Securities Dealer として載っています。ただしこの登録簿にはライセンス番号の表示欄がなく、SD202 という番号自体は照合できませんでした。商号欄には MYFX Group、MYFX Markets に加えて IconFX という別ブランドも並んでいます。
英国の Milsons Fintech Ltd も見ました。Companies House 上は実在し、状態は Active です。ただし登記上の事業内容は情報技術コンサルタント業(SIC 62020)とその他事業支援サービス(82990)で、金融業には当たりません。登記住所も 105 High Street, Brentwood で、フッターの 7 Stratford Place, London とは違います。
金融庁の一覧と、サービス名の来歴(法人名単位で確認しました)
金融庁の無登録業者一覧(海外所在業者)を201ページ全部読みました。令和8年7月に掲載されています。
掲載されている商号は3つ並記です。MYFX Markets Pty Ltd、MYFX Group(Union of Comoros)、MYFX GROUP LIMITED。所在地は①アンジュアンの Hamchako, Mutsamudu ②セーシェルの IMAD Complex, Office 6。掲載理由は「インターネットを通じて、店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていたもの」です。
この3つの商号と2つの所在地は、いま同社のフッターに書かれているものと一致します。他社の記事では「商号が似ているだけで同一法人とは断定できない」と書いてきましたが、ここではその留保が要りませんでした。
備考欄には2つ書かれています。1つは、サービス名「MYFX Markets」が令和2年1月に警告した「AXIS INC.」が提供していたサービス名と同一であること。もう1つは、関係性は不明としたうえで、警告済みの「Neon Fx」(令和8年3月26日付)と①の所在地が同様もしくは酷似していることです。
掲載をもって違法性が確定するわけではありません。金融庁は取引条件の評価を一切していませんし、この一覧は警告書を出した時点で無登録営業が確認できた者に限られます。それでも、掲載から2か月しか経っていない点は書いておきます。
そしてもう一つ。同社の日本語ページのフッターには、「Notice for Japanese Residents」という見出しで「This website is not directed at, or intended for use by, residents of Japan.」と書かれています。日本語ページが161本あり、日本人スタッフが対応し、口座の条件が円建てで示されているサイトの、その同じページの下端にあります。
口座タイプの選び方:分かれ目は手数料とロットの大きさです
口座タイプ別の条件
違いがどこに出るかを、口座ごとに並べています
1ロットの通貨量
最低入金額
取引手数料
レバレッジ
最小取引ロット
最大ポジション数
出典:公式サイト 口座タイプ一覧/調査基準日 2026-09-11
口座はスタンダード、プロ、マイクロの3つです。ただし日本語のよくあるご質問は「4つの口座タイプをご用意しております」としています。数が合いません。
違いは2つだけでした。手数料と、1ロットの通貨量です。スタンダードとプロは1ロット10万通貨、マイクロは1,000通貨。プロだけ1ロットあたり手数料がかかります。
その手数料も、口座タイプページは「$6.65/1ロット」、よくあるご質問は「$7(620円)」でした。同じブローカーの日本語ページで、同じ項目の数字が違います。
最低入金額はもっと割れています。口座タイプページは $0/$0/$30、日本語のよくあるご質問は「最低入金額の設定はございません」、英語のよくあるご質問は「$200 or its equivalent」。3か所で3通りです。
共通する条件は揃っています。最小0.01ロット、最大ポジション数100、マージンコール90%、ストップアウト20%。ストップアウトは含み損の大きいポジションから順に執行され、20%を上回れば残りは保有できると書かれています。
上位のプロ口座のほうが、スタンダードより上限が低い
口座タイプページの表記は「1000倍*口座残高70万まで」です。プロとマイクロは「500倍*口座残高500万まで」。
上位のプロ口座のほうが、スタンダード口座より上限が低い。名前から受ける印象と逆なので、最初は読み間違えたかと思いました。
口座名から受ける印象と実際の条件がずれる例は Exness でも見ました。口座タイプの名前は商品名であって、条件の説明とは別ものです。
証拠金とレバレッジのページも「最大レバレッジ 1:1000」と書き、「リスク管理の観点から、お客様の有効証拠金に応じてレバレッジ制限を設けております」と添えています。
一方、法的文書ページの Product Schedule には Account Leverage 表があります。1:500/1:400/1:200/1:100 の4段階で、上限は1:500。1,000倍という段は、表にありません。
しかも日本語のよくあるご質問は、取引時間の確認先としてこの Product Schedule を読者に参照させています。
出典:MYFX Markets 法的文書ページ Product Schedule/日本語版よくあるご質問(2026-09-10取得)
ゴールドについては、貴金属だけを別枠で示した数字を公開ページで見つけられませんでした。「最大1,000倍」はFX商品の話として書かれています。
ボーナスとポイント制度
キャンペーンのページは日本語で複数用意されています。ただし法的文書10本のなかに、ボーナス規約にあたる独立した文書はありませんでした。参加条件や出金制限は、キャンペーンごとのページを個別に読むことになります。
MYFX Markets の利用規約で知っておくべき3点:顧客資金・禁止手法・規約改訂
契約書が2本あるので、3点とも「2本のどちらを読んでもそうなっている」ことを確かめてから書きます。片方だけの条項を根拠にすると、もう片方と契約する読者には当てはまらないからです。
1. 分別管理の語が、2本のどちらにも1件もない。日本語のよくあるご質問「資金管理は安全ですか?」への回答はこうです。「お客様の資金はすべて弊社の信託口座で管理されます」「当社の運用口座から完全に分離して保管され…分離された信託口座に保管されます」「お客様の資金はMYFX Marketsの運用資本によって扱われることなく、区別されたままであることが保証されます」。
ところが、コモロ名義52ページとセーシェル名義56ページのどちらにも、segregate も segregation も trust account も出てきません。
出てくるのは、逆向きの条項です。コモロ名義の Client Agreement 第29.3(a)項は、預けた資金をブローカーが引き落とし・充当できると定めます。
そのうえで、こう続きます。「it being acknowledged and agreed by you that such amounts belong to us and may be used by us in our business from time to time」——その資金は当社に帰属し、当社の事業に用いられうる、と顧客が承認し同意する。
さらに同条は、同社が顧客に対して負うエクスポージャーのヘッジに顧客の資金を使うことにも同意させます。
セーシェル名義の Client Service Agreement は別の形です。第10.1項(PLEDGE AGREEMENT)が、口座の残高を含む一切の担保を、顧客がブローカーに負う債務の担保として質権設定すると定めます。第10.2項は、顧客が義務を果たさない場合、通知も裁判手続きもなく処分できるとしています。
どちらを読んでも、「運用資本によって扱われることなく分離されている」とは書かれていません。ここが、私が記録した食い違いのなかでいちばん重いところです。
2. 禁止される取引手法は定義されているが、EAの扱いが公開ページと逆を向いている。コモロ名義の第23.2(a)項は、arbitrage・sniping・scalping を総称して「Arbitrage」と定義します。
そのうえで、OTC市場では成立し得ないとし、単独の裁量で許さない権利を留保します。該当する取引は事前通知なく取り消せる、とも定めています。
第23.2(b)項は、さらに広い。疑い(in Our sole discretion)だけで全取引を無効とし、同一名義の全口座を一時的または恒久的に閉鎖できると定めます。
ここに「abuse of Our ‘no negative balance’ policy」という語が出てきます。
興味深いのは、この52ページのなかで「negative balance」が出てくるのがこの1回だけだということです。ゼロカットを定める条項はありません。もっとも、日本語ページも「ゼロカット」を謳っていないので、ここは食い違いではなく、単に無い、という話になります。
EAについては第23.1(b)項が効いてきます。「当社が単独の裁量で、人工知能による分析をプラットフォームに適用することを目的とすると判断したソフトウェアの使用は、絶対的に禁止される」と書かれています。
一方で公開ページは「EA取引対応」と明記し、同社は EA Vendor Program という制度まで運営しています。何が「人工知能による分析」に当たるのかの基準は、規約にも公開ページにも見当たりませんでした。EAを走らせる前提でこのブローカーを選ぶなら、ここは読んでおいたほうがいい条項です。
3. 規約は一方的に差し替えられる。コモロ名義の第20.1項は「We may amend or replace this Agreement at any time by giving written notice to You of the changes」。顧客の同意も、猶予期間の定めもありません。
解約の側は非対称です。第20.2(a)項でブローカーは書面通知で即時に終了できますが、顧客の側は10営業日前の書面通知が必要です(第20.2(b)項)。
休眠口座手数料については、2本のどちらにも dormant / inactive の語による手数料条項が見当たりませんでした。「取られない」ではなく「書かれていない」という意味です。
MYFX Markets の出金は何日かかるか:5つの経路を見ましたが、日数の記載が見つかりません
出金は何日で戻ってくるか
| 私の実測 | 私自身の実測はまだありません。公開されている数字と規約の記載だけを載せています。 |
|---|
上の「私の実測」の行に数字が入っているときは、私が実際に出金した結果です。1人ぶんの経験であり、金額・経路・時間帯・混雑状況によって変わります。ブローカーが保証する日数ではありません。
これは書きにくい結論なので、探した経路を全部書きます。
- コモロ名義の Client Agreement 第17.4項「WITHDRAWING CREDIT FROM YOUR ACCOUNT」。留保できる事由が(a)〜(e)の5つ並ぶだけで、日数の定めがない
- 日本語のよくあるご質問「入金・出金」。申請手順、名義の一致、カード入金分の扱いは書かれているが、日数がない
- 英語のよくあるご質問「How do I withdraw funds?」。こちらも手順のみ
- Refund Policy に「within 2 business days」とあるが、これは入金の返金の話で、出金ではない
- 法的文書10本を横断して、出金の語と日数の組み合わせを機械的に検索。0件
5つとも空でした。足切りの3つ目(出金の所要日数を具体的に開示している)は、これを理由に満たしていません。
出金の実務で分かったことも書いておきます。出金方法は入金時と同じものを選ぶ決まりで、名義も登録名と一致している必要があります。カードで入れた場合は、入金額分がカードへ、利益分が銀行口座へ戻ります。
分割して入金した場合は、出金も分割されます。よくあるご質問には、こんな例が載っています。
2万円・3万円・4万円と別々に入金したあと、5万円を出金する。すると手続きは2万円分と3万円分に分かれ、手数料が別々にかかって合計4,000円になります。
出典:MYFX Markets 日本語版よくあるご質問(2026-09-10取得)
私はまだ MYFX Markets で実際に出金していません。ここに書いたのは公開文書の記載であって、私が測った数字ではない、ということです。
口座開設の手順
この記事に口座開設リンクは置いていません。MYFX Markets(マイエフエックスマーケッツ)とは提携していないためです。採点と足切り判定は、提携の有無とは関係なく20社すべてに同じ基準を当てて出しています。
申込は「最短5分」と案内されています。入金方法は日本国内銀行送金、国際銀行送金、クレジットカード、bitwallet、仮想通貨の5つ。口座通貨に日本円を選べます。
日本語サポートの実務
日本語ページはサイトマップで161本。よくあるご質問も10カテゴリが日本語で用意され、内容も機械翻訳という印象は受けませんでした。窓口はライブチャット・LINE・メール・電話で、日本人スタッフが対応すると書かれています。
ただし法的文書10本はすべて英語で、日本語版がありません。案内は日本語で受けられますが、契約の条件そのものは英語で読むことになります。
なお、問い合わせへの対応の速さや丁寧さは採点に含めていません。それは運営者としての私に対する応対であって、口座を持つ利用者が受ける対応とは別物だからです。
MYFX Markets の日本からのアクセス規模:参考値です
日本からのアクセス規模と、その使われ方
| 日本からの訪問数 | 未取得。計測サービスに接続できず、調査時点では値を取得できませんでした |
|---|---|
| 日本人利用者数の上限 | 算出しません(訪問数を取得できていないため) |
日本からの訪問数を取得できていないため、他社との大小は判定しません。数字がないところを推測で埋めることはしません。値を取得できた時点で追記します。
私は日本人利用者数の推計値を出しません。公開情報から取得できるのは訪問数と使われ方の指標だけで、そこから実際の利用者数を導く筋道がないためです。数字は外部の計測サービスによる推定値であり、ブローカー側の公表値ではありません。規模の大小は、訪問数が10倍以上離れている場合にのみ断定します。
日本からの訪問数を取得できませんでした。数字がないところを、知名度や記事の多さで埋めることはしません。値が取れた時点で追記します。
独自評価 39点の内訳
独自評価
各項目を満点に対する割合で描いています。外側ほど満点に近い形です。
| 評価項目 | 配点 | 採点 | 理由 |
|---|---|---|---|
| 信頼性・運営情報 | 20 | 3 | 掲げているコモロのライセンス L15835/MYFX が、アンジュアンの登録簿では有効期限2025年10月3日・NOT ACTIVE と表示される(2026年9月10日照会)。同名を名乗る別ドメインの登録簿には該当がない。日本居住者の契約先法人がコモロ法人かセーシェル法人か、公開情報から確定できない。金融庁の無登録業者一覧に令和8年7月掲載で、掲載された3つの商号と2つの所在地が現在のフッターの記載と一致する。フッターに並ぶ英国 Milsons Fintech Ltd は Companies House 上は実在するが、登記上の事業内容は情報技術コンサルタント業で、登記住所もフッターの記載と一致しない。3点。 |
| 取引環境 | 20 | 11 | MT4/MT5の両方を提供し、ストップアウト20%・マージンコール90%・最大ポジション数100・最小0.01ロット・最大25ロット・取引時間を公開している。Product Schedule は全銘柄の契約サイズと取引時間を一覧にしている。一方で最大レバレッジが公開ページと Product Schedule で食い違い、ゴールドの契約サイズは単位が「100 USD」と書かれていてオンス表記がない。11点。 |
| 取引コスト | 15 | 6 | プロ口座の手数料を金額で公開している点を加点。ただし同じ手数料が口座タイプページ($6.65)とよくあるご質問($7)で違う。XAUUSDを含め銘柄別のスプレッドは、公開ページにも描画後のDOMにも Product Schedule にも数値がなく、「0.0pipsから」「業界最狭水準」という表現だけだった。6点。 |
| 入出金環境 | 15 | 6 | 日本国内銀行送金・国際銀行送金・クレジットカード・bitwallet・仮想通貨の5方法に対応し、口座通貨に日本円を選べる。カード入金分の出金ルールと手数料の考え方も具体的に書いている。一方で出金の所要日数は、顧客契約2本・日英のよくあるご質問・Refund Policy・法的文書10本の横断検索のいずれにも数字がなかった。6点。 |
| 日本語サポート | 10 | 7 | 日本語ページ161本、日本語のよくあるご質問、日本人スタッフによるライブチャット・LINE・メール・電話。日本語での情報量は多い。ただし法的文書10本はすべて英語で、日本語版がない。契約の条件そのものは英語で読むことになる。7点。 |
| EA・自動売買環境 | 10 | 4 | MT4/MT5でEAを利用でき、EA Vendor Program も運営している。一方でコモロ名義の Client Agreement 第23.1(b)項は「当社が単独の裁量で、人工知能による分析をプラットフォームに適用することを目的とすると判断したソフトウェア」の使用を絶対的に禁止し、第23.2(a)項は scalping を arbitrage・sniping と同じ「Arbitrage」に含めて、裁量で取引を取り消せると規定している。4点。 |
| ネット上の評判 | 10 | 2 | 金融庁の無登録業者一覧に令和8年7月掲載。備考欄は、サービス名「MYFX Markets」が令和2年1月に警告した「AXIS INC.」のサービス名と同一であること、警告済みの「Neon Fx」と所在地が同様もしくは酷似していることを記録している。同社は「MYFX Media」という日本語の海外FX比較メディアを自社で運営しており、日本語の紹介記事はこれを含めて読む必要がある。2点。 |
| 合計 | 100 | 39 / 100 | |
全ブローカーに同一の配点・同一の観点を適用しています。基準は調査方針をご覧ください。
公開ページと一次資料の食い違い
| 論点 | 公開ページの表記 | 一次資料の記載 |
|---|---|---|
| 顧客資金の分別管理 | よくあるご質問「資金管理は安全ですか?」は「お客様の資金はすべて弊社の信託口座で管理されます」「当社の運用口座から完全に分離して保管され…分離された信託口座に保管されます」「お客様の資金はMYFX Marketsの運用資本によって扱われることなく、区別されたままであることが保証されます」と記載 | 顧客契約2本のどちらにも segregate / segregation / trust account の語が1件もない。コモロ名義の Client Agreement 第29.3(a)項は、預けた資金について「such amounts belong to us and may be used by us in our business from time to time」とし、同社のヘッジに用いることにも同意させる。セーシェル名義の Client Service Agreement 第10.1項は口座の残高を顧客の債務の担保として質権設定し、第10.2項は不履行時に通知も裁判もなく処分できると規定する |
| ライセンスの現況 | 日本語トップページ・口座開設ページを含む全ページのフッターに「コモロ連合オフショア金融庁(ライセンス番号 L15835/MYFX)およびセーシェル金融庁(ライセンス番号 SD202)の認可・規制を受けています」と現在形で記載 | アンジュアン(コモロ)の登録簿 anjouanofa.org は L15835/MYFX を「Licence valid until 3rd October 2025/STATUS NOT ACTIVE」と表示(2026年9月10日14時18分に照会)。同名を名乗る別ドメインの登録簿では「No licences found」(同登録簿の検索が機能することは他社名で確認済み) |
| 日本居住者を対象とするか | 日本語ページを161本用意し、「日本人スタッフによるライブチャット・LINE・メール・電話でのお問い合わせに対応」と記載。口座タイプページはレバレッジ条件を「口座残高70万まで」「500万まで」と円建てで表示し、入金方法に日本国内銀行送金を挙げる | 同じ日本語ページのフッターに「Notice for Japanese Residents」の見出しで「The above entities are not regulated by the Japan Financial Services Agency (JFSA) and does not offer or solicit financial products or services within Japan. This website is not directed at, or intended for use by, residents of Japan.」と記載 |
| 最低入金額 | 日本語の口座タイプページはスタンダード $0/プロ $0/マイクロ $30。日本語のよくあるご質問「入金の最低入金額はありますか?」は「最低入金額の設定はございません」 | 英語のよくあるご質問「What is the minimum deposit amount?」は「$200 or its equivalent in your chosen currency」 |
| 口座タイプの数 | 日本語の口座タイプページはスタンダード・プロ・マイクロの3種類 | 日本語のよくあるご質問「取引手数料はありますか?」は「トレーダーの皆様のお取引ニーズとトレードスタイルに合わせた4つの口座タイプをご用意しております」 |
| プロ口座の取引手数料 | 日本語の口座タイプページは「$6.65/1ロット」 | 日本語のよくあるご質問は「MT4/MT5プロ口座は手数料1ロット取引につき$7(620円)」 |
| 最大レバレッジ | 証拠金とレバレッジのページは「最大レバレッジ 1:1000」、口座タイプページはスタンダード口座を「1000倍*口座残高70万まで」と記載 | Product Schedule(法的文書ページに掲載。日本語のよくあるご質問も取引時間の確認先として参照させている)の Account Leverage 表は 1:500/1:400/1:200/1:100 の4段階で、上限は 1:500 |
39点は、20社のなかでいちばん低い数字です。内訳を見ると、下げているのは信頼性・運営情報(3/20)と評判(2/10)で、取引環境(11/20)は中位です。
取引環境が中位に留まった理由も書いておきます。ロスカット水準・最大ロット・取引時間は Product Schedule で一覧になっていて、ここは良い。一方でレバレッジの上限が、公開ページと Product Schedule で噛み合いません。
コストが6/15なのは、手数料を金額で出している点を評価しつつ、XAUUSDを含む銘柄別スプレッドの数値がどこにもなかったことを引いた結果です。fetchしたHTML、描画後のDOM、Product Schedule の3経路で確かめました。
食い違いは7件です。そのうち4件は、同社の日本語ページ同士、あるいは日本語版と英語版の間の不一致でした。契約書を読まなくても、公開ページを2枚並べれば見えるものです。
足切りは4条件のうち3つを落としています。契約先法人が確定できないこと、食い違いが7件あること、出金の所要日数の記載がないこと。満たしたのは、禁止される取引手法が具体的に定義されている、の1つだけでした。
ひとつ、この記事で採用しなかったものも書いておきます。ゼロカットについては食い違いとして数えていません。契約書に定めがないのは事実ですが、日本語ページもゼロカットを謳っていないので、突き合わせる相手がいないからです。
評判をどう評価したか
評判を2点とした根拠
- 公的な記録:金融庁の無登録業者一覧(海外所在業者)に令和8年7月掲載。掲載された3つの商号(MYFX Markets Pty Ltd/MYFX Group(Union of Comoros)/MYFX GROUP LIMITED)と2つの所在地が、現在のフッターの記載と一致する。掲載理由は「インターネットを通じて、店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていたもの」
- 公的な記録:備考欄は、サービス名「MYFX Markets」が令和2年1月に警告した「AXIS INC.」のサービス名と同一であること、警告済みの「Neon Fx」(令和8年3月26日付)と①の所在地が同様もしくは酷似していることを記録している
- 当局の登録簿:アンジュアンの登録簿では、掲げているライセンス L15835/MYFX が有効期限2025年10月3日・NOT ACTIVE と表示される。同名を名乗る別ドメインの登録簿には該当がない
- 同社の注意喚起:同社は「MYFX Media」という日本語の海外FX比較メディアを自社で運営している。日本語で見つかる紹介記事には、これを含めて読む必要がある
- 読み方の注意:掲載や登録簿の表示は、出金拒否などの被害があったことを示すものではない。私は被害の報告を確認していないし、そういう主張もしていない
判断:2点。日本語の情報量は多いが、その多くが同社自身の媒体か口座開設リンクを伴う記事だった。一方で公的な記録の側に、掲載・名称の継続・所在地の酷似・ライセンスの期限切れ表示が並ぶ。
日本語161ページと、英語の契約書2本のあいだ
強いところは日本語の情報量です。161ページの日本語サイト、10カテゴリの日本語FAQ、日本人スタッフによる4経路の窓口。日本語で読める分量は多いほうです。
口座条件の書き方も、悪くありません。ロスカット20%・マージンコール90%・最大ポジション数100・銘柄別の取引時間まで公開しているブローカーは、18社のなかでも多数派ではありません。
弱いところは、その日本語の情報と、英語の一次資料との距離です。分別管理、契約先法人、EAの可否、最低入金額、口座タイプの数、手数料の金額。どれも、日本語ページだけを読んだ人と契約書を読んだ人とで違う理解になります。
契約先が確定できない点では EBC Financial Group や WeTrade と似た形ですが、この2社は「ライセンスを持つ法人と契約先法人が別」という構図でした。MYFX Markets は、2つの法人がどちらも「自社の名義と認可で」同じサイトから提供すると書いている点が違います。
コモロ(アンジュアン)のライセンスという点では BigBoss と重なります。ただしBigBossで確認できなかったのは「そのライセンスが契約主体のものか」で、MYFX Marketsで確認できなかったのは「そのライセンスが今も有効か」です。
掲載のされ方でいえば、XS.com のほうがさらに一致していました。商号・所在地・サービス名の3つが、契約書の記載とそのまま同じです。
ライセンスの現況が登録簿で「NOT ACTIVE」と表示されたのは、このブローカーだけでした。他社では番号が照合できない例(WeTrade の SD196、Land Prime の GB24203734)はありましたが、期限切れと表示された例はありませんでした。
税金の扱い
税金の扱い(海外FX共通)
国内のFX業者と海外のFX業者では、利益にかかる税金の計算方法が違います。ここはブローカーごとの差ではなく、海外FX全体に共通する話です。
| 区分 | 雑所得(総合課税)。国内業者は申告分離課税です |
|---|---|
| 税率 | 給与など他の所得と合算した金額に対する累進課税。国内業者の一律20.315%とは異なります |
| 損失の繰越 | できません。国内業者は最長3年繰り越せます |
| 他社との損益通算 | 海外FX同士は通算できますが、国内業者の損益とは通算できません |
| 確定申告 | 給与所得者は年間の利益が20万円を超えると申告が必要です |
具体的な税額や申告の可否は所得状況によって変わります。判断に迷う場合は税務署または税理士にご確認ください。
税金の計算は、国内業者と海外業者で仕組みが違います。MYFX Markets 固有の話ではないのですが、口座を決める前に知らないと後で効いてきます。
MYFX Markets のよくある疑問
調査結果
顧客契約2本と登録簿で確認できたのは、ここまでです。4つの法人名の関係は、一次資料で確定できませんでした。
推測で埋めた箇所はありません。
このページの判定は、絶対的な評価ではありません。上の調査基準日の時点で公開されていた一次資料(ブローカー自身が公開している利用規約・顧客契約・入出金ポリシー・ボーナス規約などの原文と、当局の公表資料)をもとにした、私の記録です。公開情報は変わります。規約は3か月に一度読み直し、変更に気づいた時点で記事を直して更新履歴に残します。
基本情報
| 英文ブランド名 | MYFX Markets |
|---|---|
| 検索用タイトル(title タグ) | MYFX Marketsの評判・出金・ライセンス|規約で独自調査 |
| 公式サイトURL(日本語) | https://myfxmarkets.com/ja |
| 契約先法人の登記番号 | MYFX GROUP LIMITED はセーシェル設立番号 8435863-1。コモロの MYFX Group は会社番号15835(アンジュアン登録簿の表示)。Milsons Fintech Ltd は英国会社番号11510891 |
| 契約先の監督当局 | フッターはコモロ連合オフショア金融庁(ライセンス番号 L15835/MYFX)とセーシェル金融庁(ライセンス番号 SD202)の2つを並べる。セーシェルFSAの資本市場の登録簿では MYFX GROUP LIMITED を Securities Dealer として確認できるが、登録簿にライセンス番号の表示欄がなく SD202 は照合できなかった(商号欄には MYFX Group/MYFX Markets/IconFX の3つが並ぶ)。アンジュアンの登録簿 anjouanofa.org では L15835/MYFX が有効期限2025年10月3日・NOT ACTIVE と表示される |
| 契約先を監督する当局の水準 | オフショア登録 |
| 契約先のライセンス番号 | L15835/MYFX(コモロ・アンジュアン/登録簿ではNOT ACTIVE表示)、SD202(セーシェルFSA/登録簿に番号欄がなく照合できず) |
| 契約先の登記住所 | コモロ法人 MYFX Group の登記住所は Hamchako, Mutsamudu, Autonomous Island of Anjouan, Union of Comoros。セーシェル法人 MYFX GROUP LIMITED の事業所は IMAD Complex, Office 6, 1st Floor, Ile Du Port, Mahe(セーシェルFSA登録簿の表記は Office 6, Unit 206, 1st Floor)。フッターには英国 Milsons Fintech Ltd(会社番号11510891)の住所として 7 Stratford Place, London, W1C 1AY も並ぶが、Companies House の登記住所は 105 High Street, Brentwood, CM14 4RR |
| 日本居住者が投資家補償基金の対象か | 対象外 |
| 契約先カードの注意書き(読み違えやすい点) | 同じウェブサイトから、コモロ法人(MYFX Group)とセーシェル法人(MYFX GROUP LIMITED)の2社が金融サービスを提供すると書かれている。フッターは後者について「provides financial services through this website under its own name and authorization」と記載。顧客契約も2本あり(コモロ名義 Client Agreement/2025年5月・52ページ、セーシェル名義 Client Service Agreement/2026年2月 v2.2・56ページ)、準拠法はコモロ側が第28.1項でアンジュアン・コモロ連合法。日本居住者がどちらと契約するのかを示す記載は、口座開設ページにも法的文書ページにも見当たらない |
日本市場
| 金融庁 無登録業者一覧への掲載 | あり |
|---|---|
| 掲載時期(掲載ありの場合) | 令和8年7月 |
| 一覧に記載された法人名 | MYFX Markets Pty Ltd/MYFX Group/MYFX GROUP LIMITED |
| 日本語サポートの対応時間 | 日本語サイト(161ページ)、日本語のよくあるご質問、日本人スタッフによるライブチャット・LINE・メール・電話。法的文書10本はすべて英語で日本語版はない |
| 日本人スタッフ | あり |
| 日本からの訪問数 | 未取得。計測サービスに接続できず、調査時点では値を取得できませんでした |
| 規模についての判定 | 日本からの訪問数を取得できていないため、他社との大小は判定しません。数字がないところを推測で埋めることはしません。値を取得できた時点で追記します。 |
| 日本人利用者数の上限 | 算出しません(訪問数を取得できていないため) |
取引環境
| 口座タイプ | スタンダード/プロ/マイクロ の3種類(日本語の口座タイプページ)。ただし日本語のよくあるご質問は「4つの口座タイプをご用意しております」と書いている |
|---|---|
| 口座タイプ別の条件(カード) | 項目|スタンダード|プロ|マイクロ 1ロットの通貨量|100,000通貨|100,000通貨|1,000通貨 最低入金額|$0|$0|$30 取引手数料|無料|$6.65/1ロット(FAQは$7)|無料 レバレッジ|1000倍*口座残高70万まで|500倍*口座残高500万まで|500倍*口座残高500万まで 最小取引ロット|0.01|0.01|0.01 最大ポジション数|100|100|100 |
| 口座カードの注意書き(選び方の分かれ目) | レバレッジの上限は口座残高で下がる。上位のプロ口座のほうがスタンダード口座より上限が低い。Product Schedule の Account Leverage 表は 1:500 が上限で、公開ページの1,000倍と噛み合わない |
| 最大レバレッジ | 公開ページは最大1,000倍(FX商品。スタンダード口座は口座残高70万円まで、プロ・マイクロは500倍*500万円まで)。Product Schedule の Account Leverage 表は 1:500/1:400/1:200/1:100 の4段階で上限1:500。貴金属だけを別枠で示した記載は公開ページに見当たらない |
| ロスカット水準 | 20%(証拠金維持率が20%を下回ると、含み損の大きいポジションから順に強制決済) |
| マージンコール水準 | 90%(証拠金維持率が90%を下回るとメールで通知) |
| 最小取引単位 | 0.01ロット(スタンダード・プロは1,000通貨相当) |
| 1取引あたりの最大数量 | ゴールドは25ロット、主要通貨ペアは20ロット(Product Schedule) |
| 取扱銘柄数 | FX50種以上、貴金属、原油、インデックスCFD、仮想通貨 |
| プラットフォーム | MT4・MT5(デスクトップ/ウェブ/モバイル) |
| 口座通貨 | USD・AUD・JPY(日本語のよくあるご質問)。英語のよくあるご質問は銀行送金の入金通貨として USD・AUD・JPY・EUR・GBP を挙げる |
| 約定方式 | コモロ名義の Client Agreement 第2.1項は「We act as principal in all Our dealings with You」とし、同社が全取引の相手方になると規定 |
コスト
| EURUSD 平均スプレッド | 口座タイプページは EURUSD(MT4での表記はUSC)を挙げるが、数値の記載は見当たらない |
|---|---|
| XAUUSD 平均スプレッド | 銘柄別の数値が見当たらない。スプレッドのページは「0.0pips~」「業界最狭水準」とだけ書き、描画後のDOMにも表組みがなく、Product Schedule にもスプレッドの列がない |
| 取引手数料 | スタンダード無料/プロ $6.65 per lot(日本語のよくあるご質問は「$7(620円)」)/マイクロ無料 |
| スワップフリー | スワップフリー口座の記載は見当たらない。スワップはNY時間17時(日本時間午前7時、夏時間は午前6時)を跨ぐと発生し、木曜に3日分 |
| GOLD 1ロットのコントラクトサイズ(契約サイズ) | Product Schedule の Bullion, Metals & Commodities 表は XAUUSD・XAUEUR・XAUAUD の Contract Size を「100 USD」と表記。トロイオンスという単位の記載はない。XAGUSD は5000。最小0.01ロット・最大25ロット。取引時間は月〜木 01:00–23:59、金 01:00–23:58 |
EA・自動売買
| EAの使用(公式FAQ) | 可 |
|---|---|
| スキャルピング(公式FAQ) | 記載なし |
| スキャルピング(規約側) | 拒否・制限の裁量条項あり |
| 両建て | 日本語のよくあるご質問は「ヘッジングに制限はありません」。一方でコモロ名義の Client Agreement 第23.2(b)項は、他者と協調した内部ヘッジ(internal hedging in coordination with other parties)を濫用の例に挙げる |
| 禁止取引手法が具体的に定義されているか | されている |
入出金
| 出金所要日数(私の実測) | 私自身の実測はまだありません。公開されている数字と規約の記載だけを載せています。 |
|---|
規約
| 休眠手数料が事前に開示されているか | 規約に記載なし |
|---|---|
| 規約改訂に顧客の事前同意が必要か | 規約に記載なし |
調査・開示
| 調査基準日 | 2026-09-11 |
|---|
MYFX Markets は、日本語での見せ方がよく整ったブローカーです。ページ数も窓口も、多いほうです。
同時に、その日本語ページの下端には「This website is not directed at, or intended for use by, residents of Japan.」と書かれています。案内は日本語で、契約書は英語で、しかもその契約書が2本あって、どちらが自分に適用されるのかが分かりません。
掲げているコモロのライセンスは、照会できた登録簿では期限切れと表示されました。これが登録簿の更新の遅れなのか、それ以外の何かなのかを、私は確定できていません。ただ、口座を開く前に自分で照会してみる価値はあると思います。番号は L15835/MYFX です。
不合格は「危険な業者だ」という判定ではありません。私が見たのは記載の整合性と公的な記録であって、出金拒否のような被害の有無ではありません。すでに口座を持っている人に、閉じろと言うつもりもありません。
この記事は2026年9月10日時点の一次資料に基づいています。契約書2本は3か月に一度読み直し、変更があれば記事を直して更新履歴に残します。法的文書10本と日本語の主要ページ、あわせて20ページを変更監視の対象に登録し、初回の取得が全ページ成功することを確認しました。
ここで使った4条件と7項目は全社に同じものを当てています。調査方針と足切り基準に全文があり、20社を並べた結果は比較ページにあります。
今回いちばん大きかったのは、契約書が2本あって、どちらが自分に適用されるのか書かれていないことでした。掲げているライセンスの期限切れ表示より、こちらのほうが先に効きます。
出典
- MYFX Markets「Client Agreement」(MYFX Group/コモロ L15835/MYFX 名義・2025年5月・52ページ・PDF)
- MYFX Markets「Client Service Agreement」(MYFX GROUP LIMITED/セーシェル名義・2026年2月 Version 2.2・56ページ・PDF)
- MYFX Markets「Product Schedule」(コモロ名義・6ページ・PDF)
- MYFX Markets 法的文書ページのPDF7本(Complaint Handling/Privacy/Conflicts of Interest/Confidentiality/Best Execution/Risk Disclosure/Refund Policy)
- MYFX Markets 日本語サイト(/ja 以下の主要ページとよくあるご質問10カテゴリ、英語版のよくあるご質問6カテゴリ)
- 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」海外所在業者リスト(201ページPDF・令和8年7月掲載分)
- Anjouan Offshore Finance Authority 公開登録簿および Verify a Licence(anjouanofa.org・L15835/MYFX を照会)
- Anjouan offshore financial Authority を名乗る別ドメインの登録簿検索(anjouanoffshorefinancialauthority.org)
- セーシェル金融庁(FSA)資本市場の規制対象一覧(Securities Dealer の MYFX GROUP LIMITED)
- 英国 Companies House(Milsons Fintech Ltd・会社番号11510891)
調査基準日:2026-09-11 / 取引条件・規約は予告なく変更される場合があります。最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください。




















