調査結果の要点
- 契約先:Exness (SC) Ltd(セーシェル/登録番号 8423606-1)
- 足切り:不合格(食い違い1件) 独自評価:65点/100
- EA(自動売買):可 / 禁止手法の定義:あり
- 出金日数の開示:あり / 金融庁の一覧:掲載あり(令和5年4月) ※無登録とは、日本の登録を受けずに日本居住者へ勧誘したと金融庁が判断した状態です。掲載は違法性の確定ではありません
- 注目点:日本から公式サイトを開いても、どのURLもログインを促す一文に置き換わり、取引条件も会社概要も読めません。
「無制限レバレッジ」を確かめるつもりで調べ始めて、その手前で止まりました。日本からブラウザでExnessの公式サイトを開くと、ページに本文がありません。取引条件も、会社概要も、法的文書の一覧も、どのURLを開いても同じ一文に置き換わります。
ただし、まったくの空白ではありません。フッターだけは残っていて、そこに契約先の法人と当局が書いてあります。「Exness (SC) Ltd is a Securities Dealer registered in Seychelles with registration number 8423606-1 and authorised by the Financial Services Authority (FSA) with licence number SD025.」——この一文は、日本からでも読めます(2026年9月11日確認)。
つまり「誰と契約するか」は書いてある。「どういう条件で取引するか」が読めない。そういう状態です。
Please sign in or register for full access to Exness content and services.
出典:www.exness.com の各ページ(日本からブラウザで取得。2026年9月8日)
読めない状態で、何がどこまで確認できるのか。契約先の法人はどこか。無制限レバレッジはどの条件で外れるか。出金は何日かかると書かれているか。いずれもCDNから直接読める規約PDFの側から拾いました。
根拠にした資料を先に挙げます。日本語の説明ページは存在しません。読めたのは、CDNから直接読める規約PDFと、日本国外から取得した英語ページ、それとヘルプセンターの英語記事です。76ページある顧客契約書(2026年7月24日版)は通して読みました。条項番号を添えてあるので、76ページのどこを読んだのかは特定できます。
結論:足切り4条件を通りませんでした
すでに口座を持っている人のうち、内容を確認しておいたほうがいいと思う人。
- 英語の規約とヘルプセンターを自分で読める人
- ゴールドを0%ストップアウトで回したい人。証拠金維持率0%まで強制決済されない設計です
- 取引コストの安さを最優先する人
これから海外FXの口座を選ぶ人にとっての注意点。
- 日本語で条件を確認してから預けたい人。日本語のサイトが無く、サポートの対応言語14言語にも日本語がありません
- 入出金の条件を、口座を作る前に確かめたい人。決済手段ごとの処理時間・手数料・上限は、ログインしないと表示されません
- 「無制限レバレッジ」を無条件のものだと思って選ぶ人
独自評価は65点/100点。足切り基準4項目のうち1項目を満たさず、不合格です。理由は食い違いが1件あることで、出金の開示や契約先の明記については基準を満たしています。
足切り基準の判定
基準を満たしていません
- 日本居住者の契約先法人が規約に明記されている
- 公開ページと規約・一次資料の間に食い違いがない食い違いが記録されています
- 出金の所要日数を具体的に開示している
- 禁止される取引手法が具体的に定義されている
この判定は入力された調査データから自動で計算されます。基準は調査を始める前に公開したもので、個別のブローカーに合わせて変えることはありません。
最大の発見①:日本から、取引条件を読む手段がほとんどありません
この記事を公開したあと、Exnessは日本から撤退しているのではないかという指摘を受けて、調べ直しました。2026年9月11日に、もう一度確かめています。確認できた範囲だけを書きます。
先に結論から書くと、撤退したとも、日本から利用できないとも、私には書けません。登録フォーム自体は、いまも日本から開けます。
- 2024年12月に公式サイトの日本語対応が終了し、新規口座開設の申込画面から、居住地としての「日本」が外されたと報じられています。ただし私が2026年9月11日に開いた登録フォームには、そもそも居住国を選ぶ欄がありません。求められるのはメールアドレス、パスワード、パートナーコード(任意)、そして米国の市民・居住者でないことの申告だけです。「日本が外された」というより、この画面からは居住国による線引きが読み取れない、という状態です。
- 同じ報道の中でExnessは「取引条件やサポートなどに変更はなく、従来どおりサービスを提供する」と回答し、提携メディア経由での開設は継続すると説明しています。
- 2026年2月、コピートレードを同年3月から6月にかけて段階的に終了すると発表されました。廃止の理由は明らかにされていません。
- 日本からの撤退が完了したという公式の発表は、私が探した範囲では見つかりませんでした。サービスの提供対象国を定めた公式のヘルプ記事は、現在ログインしないと読めません。
まとめると、日本から口座を開けるかどうかを、公開情報だけでは判断できません。登録画面は開ける。日本語の説明ページはない。サービスの提供対象国を定めたヘルプ記事はログインしないと読めない。詳細な決済条件も同じです。
だからこの記事は、口座開設の案内として書いていません。規約と公開情報が現時点でどうなっているかの記録です。すでに口座を持っている人にとって、契約先の法人と規約の中身はいまも関係のある話なので、そのまま残します。
Exnessの契約先はどこの法人か:セーシェルの Exness (SC) Ltd
顧客契約書の1.1〜1.2に、契約主体が書かれています。
Exness (SC) Ltd (“the Company”) … Financial Services Authority of Seychelles with Securities Dealer’s License Number SD025 … 9A, CT House, 2nd Floor, Providence, Mahe, Seychelles
出典:Exness (SC) Ltd 顧客契約書(2026年7月24日版)1.1〜1.2
Exnessは5つの法人でサービスを提供しています。セーシェル、キュラソー、英領ヴァージン諸島、ベリーズ、モーリシャス。規制情報のページはどの法人についても「EEA域外の選ばれた地域に対して」としか書いていません。どの国の居住者がどの法人と契約するのかは、公開情報からは分かりません。
ただし、日本から登録画面を開くと答えが出ます。画面にはこう表示されます。
You are registering with Exness, regulated by the Seychelles FSA.
出典:Exness 口座登録フォーム(日本からの表示。2026年9月8日)
同意対象としてリンクされるのも、Exness (SC) Ltd の顧客契約書・General Business Terms・パートナーシップ契約です。日本の居住者の契約先はセーシェル法人だと判断しました。
もうひとつ書いておきます。76ページの契約書に「Japan」の語は一度も出てきません。対象外の国を定めた条項もありません。受け入れているとも、受け入れていないとも書かれていない。BigBossのように英語ページだけで日本を名指ししているブローカーと比べると、Exnessは名指しすらしていない、ということです。
金融庁の「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」を、2026年9月11日に全1,154行で照合しました。商号として「Exness」「Exness (SC) Ltd」は載っていません。ただしサービス名としては載っています。
商号:Nymstar Limited/備考:当該業者が提供するサービスの名称は「Exness」である。/掲載時期:令和5年4月/国内・海外の別:海外
出典:金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について(HTML版)」/2026年9月11日照合
ここは訂正です。以前この記事は、備考を「サービスの名称は『Nymstar』である」と書いていました。引用が違っていました。正しくは「Exness」です。備考がサービス名を Exness と名指ししている以上、「Exness名義の掲載はありません」という書き方は正確ではないので、そこも直しました。
Exnessは、Exness (SC) Ltd の顧客契約書を自社サーバーの nymstarLimited というフォルダの下でも配信しています。両者が同一の法人であることを示す記載は、金融庁の資料にもExnessの公開文書にも見当たりません。私が確認できたのは配信経路の一致までなので、同じブローカーだとは書きません。
掲載が無いことは適法性の証明ではありませんし、掲載があることが違法性の確定でもありません。
誰と契約しているのか
契約先法人とは、口座を開いた利用者が実際に契約する法人のことです。日本語のサイトを使っていても、口座の契約はここに書かれた法人との間で結ばれます
日本居住者の契約先
セーシェル/登録番号 8423606-1
FSA)。顧客契約書には、南アフリカFSCAの店頭デリバティブ提供者としての認可も併記されている
日本から見た位置づけ
出典:利用規約(Client Agreement Version: 24 July 2026(全76ページ))/調査基準日 2026-09-11
読めるのはフッターだけです
これがこのブローカーを調べていて一番驚いた点です。順に書きます。
日本からブラウザで www.exness.com のトップページ、取引条件のページ、会社概要、法的文書の一覧を開きました。4つとも、返ってくるHTMLの大きさが同じ25,827バイトで、表示されるのは「サインインするか登録してください」という一文だけです。製品の説明も、口座タイプの表も、規約へのリンク一覧も出てきません。
ヘルプセンターの日本語ページ(get.exness.help/hc/ja)を開くと、ログイン画面に転送されます。
同じURLを日本国外から取得すると、通常のページが返ってきます。口座タイプの比較表も、入出金の説明も、法的文書の一覧も、そこにあります。この記事で引用している英語ページの記述は、すべてそちら側から取ったものです。
なぜそうなるのかは分かりません。地域による出し分けなのか、別の理由なのか、外から見て断定できることではないので書きません。書けるのは、日本からブラウザで開くとそうなる、という事実だけです。
ひとつ補足すると、規約のPDFそのものはCDNから配信されていて、URLさえ分かれば日本からでも読めます。読めないのは、そのURLが並んでいる一覧ページのほうです。私はPDFの直リンクを別の経路で特定してから、76ページを通読しました。
このサイトはもともと「日本語の公式サイトだけを読んで判断すると足りない」という前提で作っています。Exnessの場合は、その日本語の公式サイトが存在しません。読むものが無いところから始めるしかないブローカーだ、というのが最初に伝えたいことです。
口座タイプの選び方:分かれ目は手数料と、無制限レバレッジを使うかどうか
口座タイプ別の条件
5種類。ストップアウト0%・マージンコール60%・最小0.01ロットは共通です
Standard Cent
Standard
Pro
Raw Spread
Zero
出典:公式サイト 口座タイプ一覧/調査基準日 2026-09-11
口座は5種類あります。Standard Cent、Standard、Pro、Raw Spread、Zero。ストップアウト0%、マージンコール60%、最小0.01ロットは共通です。
- Standard Cent:スプレッド0.3pips〜、手数料なし。1ロットが小さく、XAUUSDc も扱えます。小さく試すならここです。
- Standard:スプレッド0.2pips〜、手数料なし。日中は最大200ロット、夜間(21:00〜6:59 GMT)は60ロットまで。
- Pro:スプレッド0.1pips〜、手数料なし。
- Raw Spread:スプレッド0.0pips〜、片道1ロットあたり最大3.50ドル。XAUUSDは3.5ドル。
- Zero:スプレッド0.0pips〜。手数料は後述のとおり、公式の中で数値が一致していません。XAUUSDは5.5ドル。
最低入金額は、Standard系が「決済手段と地域による」、Pro系が「200ドル以上(地域による)」とだけ書かれています。具体的な金額は、個人エリアで口座開設画面を開かないと表示されません。
「1:Unlimited」は、いつでも無制限ではありません
口座タイプの比較表には、5種類すべての最大レバレッジ欄に「1:Unlimited」と書かれています。条件の注記はありません。条件はヘルプセンター側に書いてあります。
リアル口座で無制限レバレッジを設定できるのは、次の3つを満たしたときです。
- 有効証拠金が5,000ドル未満であること
- 5ロット以上の取引を10回決済していること(保留中の注文は数えない)
- 銘柄が主要通貨ペア、または金・銀であること
そして証拠金が増えると上限は下がります。5,000ドル以上で1:2000、30,000ドル以上で1:1000、100,000ドル以上で1:500。資金を増やすほどレバレッジは下がる設計です。既定値は1:2000で、無制限は条件を満たすと選べるようになる、というのが実態です。
もう一点。ヘルプセンターには、無制限レバレッジに設定した口座では Stop Out Protection が使えない場合があると書かれています。0%ストップアウトと無制限レバレッジは、このブローカーの看板を2枚並べたようなものですが、その2枚が同時には立たないことがある。この注記も、口座タイプの比較表側にはありません。
私はこれを食い違いには数えませんでした。比較表の「Maximum leverage」は最大値の記載であって、条件付きでも到達はできるからです。ただ、条件が表と別の場所にしか書かれていないことは、選ぶ側にとって同じくらい重い話だと思います。
ボーナスとポイント制度
Exness (SC) Ltd 名義のボーナス規約が、法的文書の一覧に掲載されています。ただしその一覧ページが日本からは表示されないので、日本の利用者がボーナスの条件を読む導線は事実上ありません。私もまだ内容を読めていません。読んだら足します。
食い違い1件:Zero口座の手数料が、公式の中で一致していません
口座タイプの比較ページには、こうあります。
Zero — Commission: From $0.05 each side per lot
出典:Exness 口座タイプ(Pro/Raw Spread/Zero)比較ページ(2026年9月8日確認)
同じ項目を、同社のヘルプセンターはこう説明します。
Zero — Commission: From 0.02 USD each side per lot
出典:Exness ヘルプセンター「Trading account types」(2026年9月8日確認)
0.05ドルと0.02ドル。2.5倍の差です。どちらも同社が公開している情報で、同じ日に取得しました。どちらが正しいのかは、外からは判断できません。片方が更新されていないだけかもしれません。ただ、取引コストを比べて口座を選ぶ人にとって、片道手数料の数字は選ぶ理由そのものです。
取引手数料の表示がページによって違う例は、MYFX Markets でも記録しました。スプレッドの狭さを売りにする口座ほど、手数料の側で差がつきます。
XS.com は口座タイプ9種ぶんのスプレッドと手数料を1つの表にまとめていました。比べられる形で出ているかどうかは、数字そのものと同じくらい効きます。
これを食い違いの1件目として記録しました。足切り基準は「公開ページと規約・一次資料の間に食い違いがない」ことなので、1件でも不合格になります。
念のため書いておくと、これは出金を拒まれるといった話ではありません。確認しているのは記載の整合性だけです。
公開ページと一次資料の食い違い
| 論点 | 公開ページの表記 | 一次資料の記載 |
|---|---|---|
| Zero口座の取引手数料 | 公式サイトの口座比較ページは「From $0.05 each side per lot」と記載 | 同社ヘルプセンターの口座タイプ比較は「From 0.02 USD each side per lot」と記載。同じ項目の数値が、同社の公開情報の中で一致していない(いずれも2026年9月8日取得) |
Exnessの出金は何日かかるか:即時でなければ24時間以内(公式の入出金ページ)
公式の入出金ページには、はっきりした数字があります。
Deposits and withdrawals can be executed 24/7. If a deposit or withdrawal is not instant, we will process it within 24 hours.
出典:Exness 入出金ページ(2026年9月8日確認)
「即時」の意味も自分で定義しています。手作業の承認を挟まずに自動処理される、という意味であって、着金までの時間は決済手段によると明記されています。出金の98%超が自動処理されるとも記載されています。数字を出して、その数字が何を指すかまで書いているブローカーは多くありません。ここは評価できます。
足切り基準の3つ目「出金の所要日数を具体的に開示している」は、これで満たしていると判定しました。
ただし、その先が見えません。決済手段ごとの処理時間・手数料・上限は「個人エリアに表示されます」とされていて、口座を作ってログインするまで確認できません。日本からは公開ページ自体が表示されないので、なおさらです。顧客契約書とGeneral Business Termsにも、出金の処理期限を定めた条項は見当たりませんでした。
出金は何日で戻ってくるか
| 公開ページの表記 | 出金の98%超が自動処理され、即時でない場合も24時間以内に処理すると記載。着金までの時間は決済手段によるとされ、その処理時間・手数料・上限は個人エリアにログインしないと表示されない |
|---|---|
| 入出金ポリシー等の文書 | 「即時でない入出金は24時間以内に処理する」(公式の入出金ページ)。顧客契約書とGeneral Business Termsには、出金の処理期限を定めた条項が見当たらない |
| 私の実測 | 私自身の実測はまだありません。公開されている数字と規約の記載だけを載せています。 |
上の「私の実測」の行に数字が入っているときは、私が実際に出金した結果です。1人ぶんの経験であり、金額・経路・時間帯・混雑状況によって変わります。ブローカーが保証する日数ではありません。
最大の発見②:EAの章があるのに、AI分析ソフトは「絶対的に禁止」
利用規約に書かれている、知っておくべき3点
公式サイトの説明ページには書かれていない内容です。条項番号を添えています
| 条項 | 内容 | なぜ重要か |
|---|---|---|
| Part C 2.3(A) | 人工知能による分析を行うソフトウェアの使用を「絶対的に禁止」。同じ契約書の Part D には「Expert Advisor」の章があり、EAの使用は前提にされている | 機械学習を謳うEAが 2.3(A) に当たるのかどうか、条文からは読み取れない |
| 14.1(O)・11.1(P) | 「スキャルピング」も「高頻度取引」も76ページの契約書に一度も出てこない。代わりに、レイテンシーや裁定機会に依拠して得た利益を調整・取消・無効にできると行為で書く | 名指しではなく行為で書く型。どの取引が該当するかは会社側の判断になる |
| Part C 2.3(G) | ソフトウェアで取引プラットフォームから情報を取得すること、その自動化を禁止 | 外部にデータを流して分析する構成は、この項に触れる可能性がある |
出典:利用規約(Client Agreement Version: 24 July 2026(全76ページ))/調査基準日 2026-09-11
先に意外だった点から。「スキャルピング」も「高頻度取引」も、76ページの契約書に一度も出てきません。TitanFXやHFMが条文で名指ししていたのとは対照的です。
代わりに置かれているのが、行為で書いた条項です。14.1(O)は、正当な意図なく、または過度に、価格レイテンシーや裁定機会・不正確な価格付けに依拠して利益を得る行為を禁じています。11.1(P)が挙げるのは、アルゴリズムによるレイテンシーの悪用と、自動化されたシステム過負荷です。それで得たとブローカーが合理的に判断した利益は、調整・取消・無効にできると定めています。
問題はここからです。取引プラットフォーム上の禁止行為を並べた Part C 2.3 の、いちばん最初の項目にこうあります。
2.3 It is absolutely prohibited to take any of the following actions: A. Use any software, which applies artificial intelligence analysis to the Company’s system and/or Trading Platform.
出典:Exness (SC) Ltd 顧客契約書(2026年7月24日版)Part C 2.3(A)
同じ2.3の(G)は、ソフトウェアを使って取引プラットフォームから情報を取得すること、およびその取得を自動化することを禁じています。
一方で、同じ契約書の Part D には「Trailing Stop, Expert Advisor and Stop Loss Orders」という章があります。EAの使用は前提にされているのに、AI分析を行うソフトウェアの使用は「絶対的に禁止」されている。いまのEAには、機械学習を使うと謳っているものが普通にあります。それが2.3(A)に当たるのかどうか、条文からは読み取れません。
この線引きが分からないまま口座を開くことになる、という点だけ書いておきます。私はこれを食い違いには数えていません。矛盾ではなく、範囲が定義されていないという話だからです。
Exnessの口座開設は、いまどうなっているか:登録画面は開けますが、居住国の欄がありません
口座開設の手順と所要時間
| 所要時間 | 記載が見当たりません。本人確認書類のフィードバックは「通常数分以内」とヘルプセンターにあります |
|---|---|
| 必要書類 | 登録フォームで求められるのは、メールアドレスとパスワード、および米国の市民・居住者でないことの申告だけ。提出書類の種類を案内するページは、日本からは表示されない |
- メールアドレスとパスワードを登録する
国や居住地を選ぶ欄はありません。 - 米国の市民・居住者でないことを申告する
- 個人エリアで本人確認を行う
- 入金して取引を始める
登録画面には「You are registering with Exness, regulated by the Seychelles FSA.」と表示され、同意対象としてリンクされるのは Exness (SC) Ltd の各文書です。
この記事に口座開設リンクは置いていません。Exness(エクスネス)とは提携していないためです。採点と足切り判定は、提携の有無とは関係なく20社すべてに同じ基準を当てて出しています。
登録フォームで求められるのは、メールアドレスとパスワード、それと米国の市民・居住者でないことの申告だけです。国や居住地を選ぶ欄はありません。本人確認はそのあと、個人エリアの中で行います。提出書類の種類を案内するページは、日本からは表示されません。
日本語サポートの実務
お問い合わせページには、サポート担当者が話す言語が14挙げられています。English、Chinese、Thai、Vietnamese、Arabic、Hindi、Urdu、Bengali、French、Swahili、Indonesian、Korean、Portuguese、Spanish。日本語はありません。
ヘルプセンターには日本語のロケールがあり、記事も日本語に翻訳されています。ただし日本からアクセスするとログイン画面に転送されます。読めるのは、口座を持っている人だけということになります。
Exness の日本からのアクセス規模:参考値です
他社では、日本からの訪問数と1訪問あたりのページ数を見て規模を判断してきました。Exnessについては測っていません。日本語のサイトが無く、日本から公式サイトを開いても中身が表示されない以上、同じ物差しを当てられないからです。数字が出せないので、規模については何も書きません。
独自評価 65点の内訳
点数と合否は別のものです。Exnessは65点で不合格、XMTradingは75点で合格、FXGTは74点で不合格。点数は取引条件や環境を含めた総合の評価で、合否は開示の整合性だけを見た判定です。混ぜて読まないでください。
独自評価
各項目を満点に対する割合で描いています。外側ほど満点に近い形です。
| 評価項目 | 配点 | 採点 | 理由 |
|---|---|---|---|
| 信頼性・運営情報 | 20 | 12 | セーシェルFSA(SD025)に加え、顧客契約書には南アフリカFSCAの店頭デリバティブ提供者としての認可も併記されている。一方、76ページの契約書に「日本」の語は一度も出てこず、どの地域の居住者を対象とするのかの定めがない。日本からは公式サイトのほぼ全ページが一文に置き換わる。 |
| 取引環境 | 20 | 17 | ストップアウト0%とStop Out Protection、ゴールドは1ロット100オンスで最大200ロット、条件付きの無制限レバレッジ。取引環境そのものは、執筆時点で調べた11社のなかでも厚い。ただし無制限レバレッジとStop Out Protectionは同時に使えない場合があるとヘルプセンターに書かれている。 |
| 取引コスト | 15 | 11 | スプレッドは狭く、Raw SpreadとZeroの手数料も明示されている。ただしZero口座の手数料の数値が、同社の公開情報の中で食い違う。XAUUSDのスワップの実数値は公開されていない。 |
| 入出金環境 | 15 | 9 | 24時間365日、98%超が自動処理、即時でない場合も24時間以内に処理と明記。ただし決済手段ごとの処理時間・手数料・上限は、個人エリアにログインしないと見えない。預ける前には確認できない。 |
| 日本語サポート | 10 | 3 | 公式が挙げるサポート対応言語14言語に日本語がない。日本語のマーケティングサイトも存在しない。ヘルプセンターの日本語ロケールはあるが、日本からはログインを求められる。 |
| EA・自動売買環境 | 10 | 7 | 顧客契約書 Part D にExpert Advisorの章があり、EAの使用は前提にされている。一方 Part C 2.3(A) は「人工知能による分析を行うソフトウェア」の使用を絶対的に禁止し、同(G)は情報取得の自動化を禁止している。どこまでが禁止なのかを、読み手の側で判断できない。 |
| ネット上の評判 | 10 | 6 | 出金の速さを評価する声が目立つ一方、2025年に日本の銀行送金の経路をめぐる報道がある。日本語の一次情報が薄く、良い評判も悪い評判も裏を取りにくい。 |
| 合計 | 100 | 65 / 100 | |
全ブローカーに同一の配点・同一の観点を適用しています。基準は調査方針をご覧ください。
評判をどう評価したか
評判を6点とした根拠
- 日本語の情報:「出金が速い」という評価が目立つ。一方で日本語の一次情報がほとんど無く、良い評判も悪い評判も裏が取りにくい
- 報道された懸念:2025年4月、Exnessへの国内銀行送金を使った利用者の銀行口座が凍結された事例が複数報告されたとする報道があり、同年8月には出金方法から国内銀行振込が一時的に削除されたとも報じられた。いずれもExness側の公式見解は確認できておらず、私自身も検証していない
判断:この不確かさを理由に、10点満点で6点
AXIORYと並べてみる:取引環境と開示で、上下が入れ替わる
同じ項目について、一次資料に何と書かれているかを並べます。相手はAXIORY(82点・合格)にしました。足切りを通っているブローカーと並べると、どこで差がついたのかが見えるからです。
- 取引環境はExnessが上です。ストップアウト0%、条件付きの無制限レバレッジ、ゴールド最大200ロット。コストも狭い。
- 開示はAXIORYが上です。AXIORYは日本語の規約ページを持ち、本人確認書類を5種・住所確認を9種まで具体名で書き、審査時間を3段階で示しています。Exnessは、日本語のページがそもそもありません。
- 出金の書き方は、どちらも数字を出しています。Exnessの「即時でなければ24時間以内に処理」は、開示としては十分に具体的です。ただし決済手段ごとの時間はログインの向こう側にあります。
- 日本語サポートは比べるまでもありません。AXIORYは日本語で完結します。Exnessは公式の対応言語に日本語がありません。
取引の条件で選ぶならExness、預ける前に確認したいことが多いならAXIORY。そういう分かれ方だと思います。
税金の扱い
税金の扱い(海外FX共通)
国内のFX業者と海外のFX業者では、利益にかかる税金の計算方法が違います。ここはブローカーごとの差ではなく、海外FX全体に共通する話です。
| 区分 | 雑所得(総合課税)。国内業者は申告分離課税です |
|---|---|
| 税率 | 給与など他の所得と合算した金額に対する累進課税。国内業者の一律20.315%とは異なります |
| 損失の繰越 | できません。国内業者は最長3年繰り越せます |
| 他社との損益通算 | 海外FX同士は通算できますが、国内業者の損益とは通算できません |
| 確定申告 | 給与所得者は年間の利益が20万円を超えると申告が必要です |
具体的な税額や申告の可否は所得状況によって変わります。判断に迷う場合は税務署または税理士にご確認ください。
Exnessのよくある疑問
Exnessの契約先はどこの法人ですか
顧客契約書1.1〜1.2により、契約主体は Exness (SC) Ltd(登録番号 8423606-1)です。セーシェル金融庁のディーラーライセンス SD025 を保有し、登記住所は 9A, CT House, 2nd Floor, Providence, Mahe, Seychelles です。日本から登録画面を開くと「You are registering with Exness, regulated by the Seychelles FSA.」と表示され、同意対象としてリンクされるのもこの法人の文書です。
Exnessは日本の居住者を受け入れていますか
76ページの顧客契約書に「日本」の語は一度も出てきません。対象外の国を定めた条項もありません。登録フォームには国や居住地を選ぶ欄がなく、求められるのは米国の市民・居住者でないことの申告だけです。つまり、受け入れているとも受け入れていないとも書かれていない、というのが正確なところです。
レバレッジは本当に無制限ですか
表記は「1:Unlimited」ですが、条件があります。ヘルプセンターによれば、リアル口座では有効証拠金が5,000ドル未満で、5ロット以上の取引を10回決済したあとにはじめて設定できます。対象は主要通貨ペアと金・銀のみ。証拠金が5,000ドルを超えると1:2000、30,000ドルで1:1000、100,000ドルで1:500まで下がります。
ストップアウト0%とはどういう意味ですか
証拠金維持率が0%になるまで、あるいは有効証拠金がゼロになるまで強制決済されないという意味です。粘れる代わりに、残高がゼロになるまで持っていかれる可能性もあるということでもあります。なお株式CFDの日中休止時間は100%に変わるとヘルプセンターに書かれています。
EAは使えますか
顧客契約書 Part D に「Trailing Stop, Expert Advisor and Stop Loss Orders」という章があり、EAの使用は前提にされています。ただし Part C 2.3(A) が「人工知能による分析を行うソフトウェア」の使用を絶対的に禁止しており、どこまでが禁止なのかは条文からは読み取れません。
出金は何日かかりますか
「即時でない入出金は24時間以内に処理する」と公式の入出金ページにあります。ただしこれはExness側の処理についての記述で、着金までの時間は決済手段によるとされています。その決済手段ごとの処理時間は、個人エリアにログインしないと表示されません。
日本語のサポートはありますか
公式が挙げるサポート対応言語14言語に日本語は含まれていません。ヘルプセンターには日本語のロケールがありますが、日本からアクセスするとログイン画面に転送されます。
調査結果
日本から確認できた範囲を、確認できた方法とあわせて書きました。ログインの向こう側にある情報には触れていません。
推測で埋めた箇所はありません。
このページの判定は、絶対的な評価ではありません。上の調査基準日の時点で公開されていた一次資料(ブローカー自身が公開している利用規約・顧客契約・入出金ポリシー・ボーナス規約などの原文と、当局の公表資料)をもとにした、私の記録です。公開情報は変わります。規約は3か月に一度読み直し、変更に気づいた時点で記事を直して更新履歴に残します。
Exnessは、取引の条件だけを見れば厚いブローカーです。0%ストップアウト、条件付きの無制限レバレッジ、狭いスプレッド。ここは疑っていません。
私が引っかかったのは、その条件を日本から確認する手段がほとんど無いことです。日本語のサイトは無い。公式サイトは日本から開いても一文しか出ない。ヘルプセンターの日本語はログインの向こう側。決済手段ごとの入出金条件も、最低入金額も、ログインしないと見えない。読めるのは、URLを知っていれば取れる規約PDFだけです。
そして規約を読むと、日本の居住者を対象にするともしないとも書いていません。「日本から使えないブローカー」という結論ではありません。使えるとも使えないとも、公開情報からは決められない、というのが私の到達点です。
65点にしたのはそこです。取引条件は強い。しかし口座を開く前に確認できる情報が限られ、公式情報の中にも不一致がある。危険だと判定したわけではありません。この記事の情報は2026年9月11日に取り直した一次資料に基づいています。規約は3か月に一度読み直し、変更があれば記事を直して更新履歴に残します。顧客契約書・General Business Terms・ボーナス規約・Key Facts StatementのPDF4本と公開3ページは毎日取得していますが、日本語の利用規約ページだけはHTTP 403で取れません。
今回いちばん大きかったのは、条件の良し悪しより前に、条件を読む手段があるかどうかでした。Exnessの取引条件は厚い。ただ、日本からそれを確かめる道がほとんどありません。
基本情報
| 英文ブランド名 | Exness |
|---|---|
| 検索用タイトル(title タグ) | Exness(エクスネス)のレバレッジ制限・出金・評判|規約で独自調査 |
| 公式サイトURL(日本語) | https://www.exness.com/ |
| 設立年 | 2008年(公式サイト「About us」の記載) |
| 日本居住者の契約先法人名 | Exness (SC) Ltd(セーシェル/登録番号 8423606-1) |
| 契約先法人の登記番号 | 8423606-1 |
| 契約先の監督当局 | セーシェル金融庁(FSA)。顧客契約書には、南アフリカFSCAの店頭デリバティブ提供者としての認可も併記されている |
| 契約先を監督する当局の水準 | オフショア登録 |
| 契約先のライセンス番号 | SD025 |
| 契約先の登記住所 | 9A, CT House, 2nd Floor, Providence, Mahe, Seychelles |
| 日本居住者が投資家補償基金の対象か | 対象外 |
| 契約先カードの注意書き(読み違えやすい点) | 日本から公式サイトを開いても中身が表示されません。日本語のサポートも、日本向けの新規受付も、公式サイトからは*止まっています*。契約先はセーシェルの Exness (SC) Ltd で、規約もセーシェル法です。 |
日本市場
| 金融庁 無登録業者一覧への掲載 | あり |
|---|---|
| 掲載時期(掲載ありの場合) | 令和5年4月 |
| 一覧に記載された法人名 | Nymstar Limited |
| 日本語サポートの対応時間 | 日本語のマーケティングサイトは存在しない。公式が挙げるサポート対応言語14言語にも日本語がない。ヘルプセンターには日本語のロケールがあるが、日本からはログインを求められる |
| 日本人スタッフ | 不明 |
| 規模についての判定 | 日本人ユーザー数は測っていません。他社では日本からの訪問数と1訪問あたりのページ数を見て判断してきましたが、Exnessは日本語のサイトを持たず、日本から公式サイトを開いても中身が表示されないため、同じ物差しを当てられませんでした。数字が出せない以上、規模については何も書きません。 |
取引環境
| 口座タイプ | Standard Cent/Standard/Pro/Raw Spread/Zero の5種類 |
|---|---|
| 口座カードの副題 | 5種類。ストップアウト0%・マージンコール60%・最小0.01ロットは共通です |
| 口座タイプ別の条件(カード) | 口座名 | スプレッド | 取引手数料 | XAUUSD 手数料 | 最大レバレッジ表記 Standard Cent | 0.3pips〜 | +なし | +なし | 1:Unlimited Standard | 0.2pips〜 | +なし | +なし | 1:Unlimited Pro | 0.1pips〜 | +なし | +なし | 1:Unlimited Raw Spread | +0.0pips〜 | !片道1ロット 最大3.50ドル | !3.5ドル | 1:Unlimited Zero | +0.0pips〜 | !公式内で数値が不一致 | !5.5ドル | 1:Unlimited |
| 口座カードの注意書き(選び方の分かれ目) | *Zero口座の手数料は、公開ページが「0.05ドルから」、ヘルプセンターが「0.02ドルから」*と一致しません。これが食い違い1件です。最低入金額は Standard 系が「決済手段と地域による」、Pro 系が「200ドル以上(地域による)」とだけ書かれていて、*具体的な金額は口座開設画面を開かないと表示されません*。「1:Unlimited」の条件は比較表にはなく、ヘルプセンター側にあります。 |
| 最大レバレッジ | 表記は全口座「1:Unlimited」。実際は有効証拠金5,000ドル未満で、5ロット以上の取引を10回決済したあとに設定できる。対象は主要通貨ペアと金・銀のみ。証拠金が5,000ドル以上で1:2000、30,000ドル以上で1:1000、100,000ドル以上で1:500 |
| ロスカット水準 | 0%(Stop Out Protection を併用。株式CFDの日中休止時間は100%) |
| マージンコール水準 | 60% |
| 最小取引単位 | 0.01ロット |
| 1取引あたりの最大数量 | Standard口座で日中200ロット、夜間60ロット(21:00〜6:59 GMT) |
| 取扱銘柄数 | 「120以上の通貨ペアと銘柄」(ヘルプセンター Standard account)。区分はFX・貴金属・エネルギー・株価指数・株式・暗号資産 |
| プラットフォーム | MT4/MT5(ヘルプセンターの口座仕様にMT4・MT5それぞれの数値が記載)。Exness Terminal/アプリの記載は確認できていません |
| 口座通貨 | USD・EUR・JPY・GBP・AUD・CAD・CHF・HKD・SGD など45通貨(ヘルプセンター Standard account の一覧) |
| 約定方式 | Market execution(ヘルプセンター Standard account) |
コスト
| EURUSD 平均スプレッド | Standard 0.2pips〜/Pro 0.1pips〜/Raw Spread・Zero 0.0pips〜/Standard Cent 0.3pips〜(いずれも公式の表示値) |
|---|---|
| XAUUSD 平均スプレッド | ゴールドは0.3pips〜(公式コモディティページ)。口座タイプ別の数値の掲載は見当たらない |
| 取引手数料 | Standard・Standard Cent・Proは手数料なし。Raw Spreadは片道1ロットあたり最大3.50ドル。Zeroは公開ページ「0.05ドルから」・ヘルプセンター「0.02ドルから」と数値が一致しない。XAUUSDはRaw Spread 3.5ドル、Zero 5.5ドル |
| スワップフリー | 一部銘柄はスワップ無料。イスラム圏の一部地域は既定でスワップフリー |
| GOLD 1ロットのコントラクトサイズ(契約サイズ) | 1ロット=100トロイオンス。最大200ロット |
EA・自動売買
| EAの使用(公式FAQ) | 可 |
|---|---|
| スキャルピング(公式FAQ) | 記載なし |
| スキャルピング(規約側) | 禁止の記載なし |
| 両建て | 両建て可。両建て時の必要証拠金(Hedged margin)は0%(ヘルプセンター Standard account) |
| 禁止取引手法が具体的に定義されているか | されている |
| 禁止取引手法の内容(条項番号つき) | 顧客契約書14.1(O):正当な意図なく、または過度に、価格レイテンシーや裁定機会・不正確な価格付けに依拠して利益を得る行為、市場濫用・相場操縦・詐欺的行為を禁止。Part C 2.3(A):当社のシステムや取引プラットフォームに対して「人工知能による分析を行うソフトウェア」を使用することを絶対的に禁止。同(G):ソフトウェア等を用いて取引プラットフォームから情報を取得すること、およびその取得を自動化することを禁止。11.1(P):アルゴリズムによるレイテンシーの悪用や自動化されたシステム過負荷によって得たと当社が合理的に判断した利益を、調整・取消・無効にできる。なお「スキャルピング」「高頻度取引」の語は、76ページの契約書に一度も出てこない |
| 知っておくべき3点(カード) | Part C 2.3(A) | *人工知能による分析を行うソフトウェアの使用を「絶対的に禁止」*。同じ契約書の Part D には「Expert Advisor」の章があり、EAの使用は前提にされている | 機械学習を謳うEAが 2.3(A) に当たるのかどうか、条文からは読み取れない 14.1(O)・11.1(P) | 「スキャルピング」も「高頻度取引」も*76ページの契約書に一度も出てこない*。代わりに、レイテンシーや裁定機会に依拠して得た利益を*調整・取消・無効にできる*と行為で書く | 名指しではなく行為で書く型。どの取引が該当するかは会社側の判断になる Part C 2.3(G) | ソフトウェアで取引プラットフォームから*情報を取得すること、その自動化を禁止* | 外部にデータを流して分析する構成は、この項に触れる可能性がある |
| 3点カードの注意書き(実務上どう受け止めるか) | この線引きが分からないまま口座を開くことになる、という点だけ書いておきます。私はこれを*食い違いには数えていません*。矛盾ではなく、範囲が定義されていないという話だからです。 |
| VPS | 無料VPSあり。条件は「口座残高および/または取引量の基準」を満たすことで、具体的な数値は個人エリアで確認するよう案内。取引量の基準を30日連続で満たさないとVPSは停止しデータは消去。30日ごとに1回以上VPSからログインして取引する必要あり(ヘルプセンター About Exness VPS) |
入出金
| 入金方法 | 決済手段の一覧は、個人エリアにログインしないと表示されない |
|---|---|
| 出金方法 | 同上。日本からは公開ページでも確認できない |
| 出金手数料 | 第三者手数料は当社が負担すると記載。ただし決済手段によっては第三者手数料が発生する場合があるとの注記あり |
| 出金所要日数(公開ページの表記) | 出金の98%超が自動処理され、即時でない場合も24時間以内に処理すると記載。着金までの時間は決済手段によるとされ、その処理時間・手数料・上限は個人エリアにログインしないと表示されない |
| 出金所要日数(入出金ポリシー等の文書) | 「即時でない入出金は24時間以内に処理する」(公式の入出金ページ)。顧客契約書とGeneral Business Termsには、出金の処理期限を定めた条項が見当たらない |
| カード出金の上限 | 事前入金のない未認証のカードへの出金は拒否され、カードの認証が求められる(ヘルプセンター General withdrawal rules)。入金額までカードに戻すといったルールの記載は見当たりません |
| 第三者名義の扱い | 記載が見当たりません(ヘルプセンター General withdrawal rules を確認。日本からは公開ページ・ヘルプセンターともログインが必要) |
| 出金所要日数(私の実測) | 私自身の実測はまだありません。公開されている数字と規約の記載だけを載せています。 |
口座開設
| 本人確認に必要な書類 | 登録フォームで求められるのは、メールアドレスとパスワード、および米国の市民・居住者でないことの申告だけ。提出書類の種類を案内するページは、日本からは表示されない |
|---|---|
| 口座開設の所要時間 | 記載が見当たりません。本人確認書類のフィードバックは「通常数分以内」とヘルプセンターにあります |
| 口座開設時の注意点 | 登録画面には「You are registering with Exness, regulated by the Seychelles FSA.」と表示され、同意対象としてリンクされるのは Exness (SC) Ltd の各文書です。 |
規約
| 確認した規約の版数・改訂日 | Client Agreement Version: 24 July 2026(全76ページ) |
|---|---|
| 規約のURL | https://www.exness.com/cdn/media/exnesssc/exness_sc_client_agreement.pdf |
| 休眠口座手数料 | 記載が見当たりません |
| 休眠手数料が事前に開示されているか | 規約に記載なし |
| 規約改訂に顧客の事前同意が必要か | 必要 |
| 利益取消・取引無効化の条項 | 顧客契約書11.1(P):アルゴリズムによるレイテンシーの悪用や、自動化されたシステム過負荷によって得たと当社が合理的に判断した利益を、調整・取消・無効にできる |
| ボーナス規約の要点 | Exness (SC) Ltd 名義のボーナス規約が法的文書ページに掲載されている。ただし日本からはその一覧ページが表示されない |
調査・開示
| 調査基準日 | 2026-09-11 |
|---|
取引コストの比較は口座タイプ単位でしか意味を持ちません。20社ぶんのスプレッドと手数料は比較ページに、ゴールドだけを抜き出したものはゴールド比較にあります。
出典
- Exness (SC) Ltd 顧客契約書(Client Agreement Version: 24 July 2026・全76ページ・PDF)
- Exness (SC) Ltd General Business Terms(PDF)
- Exness Key Facts Statement(PDF)
- Exness 法的文書一覧
- Exness 規制情報
- Exness 会社概要(About us)
- Exness 口座タイプ(Standard)
- Exness 口座タイプ(Pro/Raw Spread/Zero)
- Exness 入出金
- Exness 手数料
- Exness コモディティ
- Exness お問い合わせ(サポート対応言語)
- Exness ヘルプセンター「Unlimited leverage」
- Exness ヘルプセンター「Leverage」
- Exness ヘルプセンター「0% stop out/Stop Out Protection」
- Exness ヘルプセンター「Trading account types」
- Exness ヘルプセンター「General withdrawal rules」
- Exness ヘルプセンター「Commodities」
- Exness 口座登録フォーム(日本からの表示・同意対象文書のリンク先)
- Exness サイトマップ索引(日本語版の有無の確認)
- 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」2026年8月27日更新分(Exness関連の掲載なし)
- Exness ヘルプセンター「Standard account」(執行方式・両建て証拠金・口座通貨)
- Exness ヘルプセンター「About Exness VPS」
調査基準日:2026-09-11 / 取引条件・規約は予告なく変更される場合があります。最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください。




















