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海外FXブローカーを規約から調べ、同じゴールドEAを各社の口座で走らせて確かめています

IS6FX(アイエスシックスエフエックス)|EA可の案内と、規約の「事前承認が必要」が食い違います

調査基準日:2026-09-09 / 最終更新:2026年9月15日

調査結果の要点

  • 契約先:IS6 Technologies Ltd (SVG)(セントビンセントおよびグレナディーン諸島)
  • 足切り:不合格(食い違い8件) 独自評価:56点/100
  • EA(自動売買):可 / 禁止手法の定義:あり
  • 出金日数の開示:あり / 金融庁の一覧:掲載あり(令和8年7月) ※無登録とは、日本の登録を受けずに日本居住者へ勧誘したと金融庁が判断した状態です。掲載は違法性の確定ではありません
  • 注目点:FAQは「EA含め、スキャルピング等に制限は設けておりません」と書きますが、利用規約 第7条は会社の明示的な承認なしに自動売買ソフトを使ってはならないと定めています。

「コモロ」と題された利用規約の第1条が、サービス提供者をセントビンセント・グレナディーン諸島の法人だとしていました。IS6FX(アイエスシックスエフエックス)です。

日本語サイトには、利用規約が3本あります。Comoros・Mauritius・SouthAfrica。口座開設フォームのチェックボックスからリンクされているのは、いちばん上の「利用規約(Comoros)」です。

その第1条は、こう書いています。

IS6 Brokerage services are provided by IS6 Technologies Ltd (SVG)

出典:IS6FX 利用規約(Comoros) 第1条(2026-09-09取得)

チェックボックスの先にある文書と、その中身が指す法人が合っていません。これが1本目の柱です。

もう1本、EAを使う人にはこちらのほうが効きます。公式FAQは「EA含め、スキャルピング等に制限なし」と説明しています。ところが、同じ口座開設フォームからリンクされている利用規約(Comoros)の第7条は、こう定めています。

当社の明示的な承認なしに、自動売買ソフトウェアを使用してはならない

出典:IS6FX 利用規約(Comoros) 第7条(2026-09-09取得)

「制限なし」と「事前承認が必要」は、同じことを言っていません。EAを運用できるかどうかを公式FAQだけで判断すると、口座開設時に同意する文書のほうに別の条件が立っている、ということになります。

この2点を含めて、食い違いは8件でした。8口座それぞれのゴールド条件も表にしています。

軸にしたのは利用規約3本です。あわせてガイドライン、注文執行方針、リスク開示、89項目のFAQを当たりました。

外部の一次資料は4つ。モーリシャス金融サービス委員会の公開登録簿、コモロ MISA のブローカー一覧、金融庁の無登録業者一覧、関東財務局の警告ページです。

引用には条項番号と出典を添えました。3本ある規約のどれを読んだのかまで書いてあるので、私がどこを見て判断したかは追えます。調査基準日は2026年9月9日です。

結論:足切り4条件を通りませんでした

足切り基準の判定

基準を満たしていません

  • 日本居住者の契約先法人が規約に明記されている
  • 公開ページと規約・一次資料の間に食い違いがない食い違いが記録されています
  • 出金の所要日数を具体的に開示している
  • 禁止される取引手法が具体的に定義されている

この判定は入力された調査データから自動で計算されます。基準は調査を始める前に公開したもので、個別のブローカーに合わせて変えることはありません。

独自評価は56点でした。足切り基準は不合格です。点数と足切りは別のものを見ています。56点は「口座ごとの条件を数字で公開している」ことと「同じサイトの中で数字と説明が揃っていない」ことを同時に反映した数字です。

IS6FX の契約先はどこの法人か:規約の本文はセントビンセントの IS6 Technologies Ltd (SVG)

誰と契約しているのか

契約先法人とは、口座を開いた利用者が実際に契約する法人のことです。日本語のサイトを使っていても、口座の契約はここに書かれた法人との間で結ばれます

日本居住者の契約先

法人名
IS6 Technologies Ltd (SVG)

セントビンセントおよびグレナディーン諸島

登記番号
26536 BC 2021
所在地
Suite 305, Griffith Corporate Centre, Kingstown, Saint Vincent and the Grenadines.
監督当局
契約先法人

SVG)には金融ライセンスの記載がない。グループのライセンスはコモロのムワリ国際サービス機構(MISA)=IS6 Technologies Ltd (Comoros)、モーリシャス金融サービス委員会(FSC)=IS6 Technologies Ltd、南アフリカ金融サービス規制当局(FSCA)の金融サービス提供者=IS6 Technologies (PTY) Ltd(認可番号54149

ライセンス番号
契約先法人にはなし

コモロ T2023309・モーリシャス GB21026947 は別法人のもの。モーリシャスの公開登録簿に番号の表示欄はなく、照合できなかった

日本から見た位置づけ

投資家補償基金
対象外
金融庁 無登録業者一覧
掲載あり
一覧に記載された商号
IS6 Technologies Ltd
掲載時期
令和8年7月
EU向け法人
なし

IS6 Cyprus Ltd(登録番号 HE 459160、リマソール)はフッターに「システム開発を目的とした法人であり、金融サービスの提供、投資勧誘、またはブローカー業務は行っておりません」と明記

EU向けライセンス
なし
読み違えやすい点:日本の口座開設フォームがリンクするのは「利用規約(Comoros)」です。その第1条の本文が、サービス提供者を IS6 Technologies Ltd (SVG) と書いています。フッターで5法人のうちライセンス番号の記載がないのは、このSVG法人だけです(2026-09-09 確認)。

出典:利用規約(利用規約は Comoros/Mauritius/SouthAfrica の3本。いずれも本文は英語で、版数・改定日の記載は見当たらない。日本の口座開設フォームのチェックボックスがリンクするのは Comoros 版)/調査基準日 2026-09-09

日本語サイトのフッターには、法人が5つ並んでいます。SVG、コモロ、モーリシャス、南アフリカ、キプロス。ライセンス番号が書かれているのは3つです。

  • IS6 Technologies Ltd (Comoros):登録番号 HY00623405、ライセンス番号 T2023309。ムワリ国際サービス機構(MISA)の監督下
  • IS6 Technologies Ltd(モーリシャス):登録番号 C21184700、ライセンス番号 GB21026947。モーリシャス金融サービス委員会(FSC)の監督下
  • IS6 Technologies (PTY) Ltd:南アフリカ FSCA の金融サービス提供者、認可番号54149

そしてIS6 Technologies Ltd (SVG)。セントビンセントおよびグレナディーン諸島、登録番号26536 BC 2021。この法人にだけ、ライセンス番号の記載がありません。

日本の口座開設フォームがリンクしているのは「利用規約(Comoros)」です。その第1.1条を、そのまま引きます。

原文(英語)を見る ― 出典:IS6FX 利用規約(Comoros) 第1条 Introduction/2026年9月9日確認

IS6 Brokerage services are provided by IS6 Technologies Ltd (SVG) (hereinafter called “We”, or the “Company”) OFFERS ITS SERVICES STRICTLY UNDER THE FOLLOWING TERMS AND CONDITIONS, WHICH ARE NON-NEGOTIABLE AND MAY BE AMENDED AFTER PROPER NOTICE HAS BEEN GIVEN TO YOU (THE “CLIENT”) AT THE ABSOLUTE DISCRETION OF THE COMPANY, SUBJECT TO THE PROVISIONS OF THE TERMS BELOW (THE “AGREEMENT”).

Mauritius版の第1条は「IS6 Technologies Ltd (Mauritius)」としています。書き分けはされています。ただしコモロと題した規約が、コモロの法人ではなくSVGの法人を名指ししています。

私はこれを、この記事でいちばん重い1件として扱いました。ライセンスの有無を確かめようとする読者は、フッターのコモロのライセンス番号を見て「コモロの当局に監督されているブローカーと契約する」と読みます。規約の本文はそうなっていません。

登録簿で照合すると

モーリシャス金融サービス委員会の公開登録簿(Online Public Register)を名前「IS6」で検索すると、1件だけ出ます。

  • IS6 Technologies Ltd/ライセンス日 27/12/2021
  • 種別 SEC-2.1B Investment Dealer (Full Service Dealer excluding Underwriting)
  • 管理ブローカー AllServ Management Ltd/住所 Trianon Office 15, Floor 1, CentrePoint

出典:モーリシャス金融サービス委員会 Online Public Register(2026-09-09検索)

登録簿の「Licensee Status」欄には COMPANY IS INCORPORATED と表示されます。ライセンス番号そのものは、この登録簿の表示項目に含まれていません。公式サイトが掲げる GB21026947 という番号を、登録簿の側から確認することはできませんでした。

コモロ側も見ました。MISA のブローカー一覧に IS6 Technologies Ltd/T2023309/19/06/2023/Active の行があります。番号は一致しています。停止・清算の一覧には載っていません。

整理すると、ライセンスを確認できるのはコモロとモーリシャスの法人で、日本の口座開設フォームがリンクする規約が名指しする法人は、ライセンスの記載がないSVG法人です。

金融庁と関東財務局

関東財務局は令和8年7月22日、IS6 Technologies Ltd に警告書を発出しました。所在地は4つ併記されています。①セントビンセント ②コモロ ③モーリシャス ④ハノイ/ホーチミン。金融庁の「警告書の発出を行った無登録の海外所在業者」一覧にも、同じ内容で掲載されています。

備考欄には、サービスの名称「IS6FX」は令和3年12月に警告した「TEC Solution.Ltd」が提供していたものと同一だと記されています。

さらに、①〜②と所在地が同様もしくは酷似する業者も列挙されています。Blue Dragon LLC、JDR Securities Limited、AxiTrader Limited、Rupex Limited、Capital Crest Ltd、Dynamix Ltd ほか十数社です。

掲載は違法性の確定ではありません。金融庁は取引条件の評価をしていませんし、一覧は「警告書を出した時点で無登録営業が確認できた者」に限られます。所在地が同じであることも、同一の運営者であることを意味しません。ただし、このブローカーのサービス名が5年前に別法人の名前で警告を受けていた、という事実は書いておきます。

同社の会社概要ページも、この点を隠していません。設立を2021年11月19日とし、括弧書きで「旧法人設立 2016年12月12日〜2022年2月 計5年」と書いています。運営母体が変わったこと自体は、公開ページに書いてあります。

口座タイプの選び方:分かれ目は、EAを使うかどうかです

口座タイプ別の条件

8種類。分かれ目は、EAを使うかどうかです

スタンダード

最低入金
1,000円/10ドル
XAUUSD
4.4pips
取引手数料
無料
ロスカット
20%
EA
ボーナス
対象

マイクロ

最低入金
1,000円/10ドル
XAUUSD
4.4pips
取引手数料
無料
ロスカット
20%
EA
ボーナス
対象外

プロゼロ

最低入金
20,000円
XAUUSD
3.8pips
取引手数料
無料
ロスカット
10%
EA
利用不可
ボーナス
対象外

ゼロ

最低入金
1,000円/10ドル
XAUUSD
4.0pips
取引手数料
往復平均14ドル
ロスカット
50%
EA
ボーナス
対象外

6666倍

最低入金
20,000円
XAUUSD
4.4pips
取引手数料
無料
ロスカット
20%
EA
利用不可
ボーナス
対象外

2000倍

最低入金
1,000円/10ドル
XAUUSD
4.4pips
取引手数料
無料
ロスカット
20%
EA
ボーナス
対象

EX

最低入金
1,000円/10ドル
XAUUSD
4.4pips
取引手数料
無料
ロスカット
20%
EA
ボーナス
対象

クリプト

最低入金
1,000円/10ドル
XAUUSD
4.4pips
取引手数料
無料
ロスカット
20%
EA
ボーナス
一部対象
選び方の分かれ目:条件のいちばん良い2口座が、EAでは使えません。スプレッドが最も狭いプロゼロ(XAUUSD 3.8pips)と、レバレッジが最も高い6666倍の2つに、口座タイプページは「利用制限:EA利用不可」と書いています。6666倍口座は2つ目を開設できません。ロスカットは20%が標準ですが、プロゼロ10%・ゼロ50%と5倍の開きがあります。口座維持手数料は取引が3か月ない場合に毎月10ドル(プロゼロのみ2か月)。スプレッドはいずれも同社の公表値で、私が実測したものではありません。

出典:公式サイト 口座タイプ一覧/調査基準日 2026-09-09

口座は8種類あります。数は多いのですが、選ぶときに効いてくるのは3点でした。EAを使うか、ボーナスを取るか、ロスカット水準をどこに置くか。

まずEAです。プロゼロ口座とレバレッジ6666倍口座には、口座タイプページに「利用制限:EA利用不可」と明記されています。スプレッドがいちばん狭いのがプロゼロ、レバレッジがいちばん高いのが6666倍。条件の良い2つが、EAでは使えません。

次にボーナス。口座タイプページの「キャンペーン/ボーナス」欄で「対象」と書かれているのは、スタンダード・レバレッジ2000倍・EX の3口座です。クリプト口座は「一部対象」、マイクロ・プロゼロ・6666倍・ゼロは「対象外」。スプレッドがいちばん狭いプロゼロと、レバレッジがいちばん高い6666倍は、ボーナスもEAも使えません。

そしてロスカット。20%が標準ですが、プロゼロ口座は10%、ゼロ口座は50%です。10%は粘れる代わりに残高が削られやすく、50%は早めに切られます。同じブローカーの中で5倍の開きがあります。

ロスカット水準は口座タイプの話ですが、ゼロカットは契約の話です。Land Prime は公開ページに「ゼロカットあり」と書きながら規約に条項が見当たらず、Vantage でも同じ論点を食い違いとして記録しました。ロスカットの数字が細かく出ていることと、ゼロカットが契約で保証されていることは、別に確かめる必要があります。

手数料の欄も揃っていません。7口座は取引手数料が「無料」ですが、ゼロ口座だけは「往復平均14ドル」と書かれています。スプレッドを削る代わりに手数料を取る設計です。口座タイプページを開かないと気づきません。

手数料の側で差がつく設計は他社にもあります。Exness では、同じZero口座の手数料が公開ページによって0.05ドルと0.02ドルに分かれていて、これを食い違いとして記録しました。スプレッドの比較は、手数料とセットで見ないと逆転します。

残高200万円で500倍、500万円で200倍。段階表が公開されています

レバレッジページには、残高で段階的に下がる表があります。スタンダード・マイクロ・プロゼロ・EX・クリプトが対象です。

  • 200万円未満:1,000倍
  • 200万円以上:500倍
  • 500万円以上:200倍
  • 1,000万円以上:100倍

ゼロ口座は残高に関係なく一律固定で、FXが200倍、貴金属は100倍です。レバレッジ6666倍口座は有効証拠金で動き、10万円未満で6666倍、10万円以上で2000倍、50万円以上で1000倍と下がっていきます。

ここで数字が合いません。FAQ の「レバレッジは何倍でしょうか?」は、同じ段階を米ドルで示しています。「口座残高が$20,000以上の場合、各口座は500倍」「$50,000以上で200倍」「$100,000以上で100倍」。1ドル150円で換算すると、$20,000は300万円です。レバレッジページの200万円と一致しません。

どちらが正しいのかは、公開されている文書からは決められませんでした。円建て口座を持つ人がFAQだけを読むと、500倍に下がるタイミングを100万円ぶん取り違えます。

ボーナスとポイント制度

口座開設ボーナスは、調査時点で最大13,000円でした。内訳は口座開設ボーナス3,000円と、選択制のキャンペーンボーナス10,000円です。対象はスタンダード口座とクリプト口座。

入金ボーナスは3段階です。第1ステージが100%(上限6万円)、第2ステージが50%(上限10万円)、第3ステージが30%(上限84万円)。全部使い切ると総額100万円になります。対象はスタンダード口座とEX口座で、抽選によりどちらか、または両方が対象と書かれています。

ボーナスの扱いで、いちばん実務に効くのはここです。FAQ「出金方法を教えて下さい」に「出金申請とともに保有する全てのボーナスは消失となります」とあります。別のFAQは「出金申請とともに、全ての口座から所持する全てのボーナスが消失となります」と案内しています。一部出金でも、口座をまたいで全部消えるという意味です。

ほかに ISP(アイ・エス・ポイント)というポイント制度と、ガチャでボーナスチケットを得る仕組みがあります。EX口座は「残高以上の含み損が発生した場合、ボーナスはリセットされます。リセットによりロスカットされる場合があります」と注記されています。

最大の発見:FAQは「EA制限なし」、契約文書は「事前承認が必要」

利用規約に書かれている、知っておくべき3点

公式サイトの説明ページには書かれていない内容です。条項番号を添えています

条項内容なぜ重要か
第1条 Introduction「IS6 Brokerage services are provided by IS6 Technologies Ltd (SVG)」。コモロと題した規約の本文が、サービス提供者をセントビンセントの法人だと書いているフッターでライセンス番号の記載がない唯一の法人が、日本の口座開設フォームがリンクする規約の契約当事者になっている
第7条 Client's warranties & Representations会社の明示的な承認なしに、自動売買・アルゴリズム取引のためのソフトウェアを口座で使用してはならない」。エキスパートアドバイスソフトウェアを名指しし、scalping も市場濫用の例に列挙FAQは「EAは使用出来ます」「スキャルピング等に制限は設けておりません」と書き、VPSページはEA用の有料サービスを売っている。承認の手続きは公開文書に見当たらない
第12条 Prohibited Use20項目を超える禁止行為の末尾に「禁止行為に該当するかどうかの判断は当社が行い、その内容と根拠を利用者に説明することを要しない該当の判断が一方に置かれ、異議申立ての手続を定めた条項は見当たらない
実務上どう受け止めるか:顧客資金については、定義条項に Bank Account があり「会社自身の資金とは分別された(segregated from the Company's own funds)」口座で保有すると書かれています。信託保全の条項も、破綻時の補償を約束する条項も見当たりません。FAQ「資金管理はどうなっていますか?」の「万一の際にも預けた資金がなくなるような事はございません」とは、書いてあることが違います。

出典:利用規約(利用規約は Comoros/Mauritius/SouthAfrica の3本。いずれも本文は英語で、版数・改定日の記載は見当たらない。日本の口座開設フォームのチェックボックスがリンクするのは Comoros 版)/調査基準日 2026-09-09

1点目はEAです。FAQ は2か所で使えるとしています。「EAは使用出来ます。自動取引を行う前に無料デモ口座をご利用頂くことを推奨しております」。もう1つは「EA含め、スキャルピング等に制限は設けておりません」。

利用規約(Comoros) 第7条の本文は、逆を向いています。

原文(英語)を見る ― 出典:IS6FX 利用規約(Comoros) 第7条 Client’s warranties & Representations/2026年9月9日確認

The Client shall not use any software for the purpose of automatic/algorithm trading in the Account, without express approval from the Company. Furthermore the Client shall not use or allow the use of any device which performs transactions, in any manner obstructs and/or interferes with the regular and ordinary carrying out of such transactions as contemplated by the Company (i.e. using expert advice software, auto clicker and similar software) without prior company approval.

「当社の明示的な承認なしに」自動売買・アルゴリズム取引のためのソフトウェアを使用してはならない、と書かれています。エキスパートアドバイスソフトウェアを名指ししたうえで「事前のブローカーの承認なしに」とも付け加えています。

FAQ の「使用出来ます」を、この承認にあたるものと読むこともできます。ただし承認の手続きも、承認を得たと確認する方法も、公開されている文書には見当たりませんでした。そして口座タイプページには、2つの口座に「EA利用不可」と書いてあります。同じサイトの中に、使える・条件つき・使えない、の3つの説明が並んでいます。

さらにVPSのページがあります。冒頭は「MT4で自動売買ソフト(EA)を利用する場合、PCは24時間起動し続ける必要がありますが」という一文で始まります。口座残高の合計が50万円(5,000ドル)以上なら無料、下回れば月28ドル。EAを走らせるための有料サービスを、同じブローカーが売っています。

2点目は顧客資金です。FAQ「資金管理はどうなっていますか?」への回答はこうです。「お客様の運用資金は、世界各国にある大手銀行で厳重に管理されておりますので万一の際にも預けた資金がなくなるような事はございません」。

規約側を探しました。定義条項に Bank Account があり、「会社自身の資金とは分別された(segregated from the Company’s own funds)」口座で顧客の資金を保有すると書かれています。これは分別管理の記述です。信託保全の条項も、破綻時の補償を約束する条項も、見当たりませんでした。

分別管理とは、顧客から預かった資金を会社自身の資金と分けて管理することです。信託保全は、顧客資金を信託銀行などに預けて会社の資産と切り離す仕組みで、分別管理とは別のものです。確かめ方は別ページに書いています。

「分別されている」と「なくなることはない」は、同じことを言っていません。この差は、預ける前に知っておく必要があります。

3点目は禁止行為の書き方です。第12条 Prohibited Use には、20項目を超える禁止行為が並んでいます。他人名義の使用、18歳未満の登録、複数口座の保有、「2つ以上の業者に入金してヘッジ取引を行うこと」「当社内で複数口座を持ってヘッジ取引を行うこと」、第三者と同時に入出金を繰り返すこと、「米国雇用統計の発表など経済指標や、政府・中央銀行の介入時に、急激な相場変動のタイミングだけを狙った悪質とみなされる取引」、事前通知のない巨大ロットでの取引。

そして、こう書かれています。「禁止行為に該当するかどうかの判断は当社が行う。その内容と根拠を利用者に説明することを要しないものとする」。

第7条にも別の列挙があります。lag trading、サーバーレイテンシの利用、価格操作、時間操作と並べて scalping。さらに「同一または類似の銘柄で、同時期に買いと売りのポジションを保有すること(異なる口座を通じた場合を含む)」も、当社の利益を不当に取ることを目的とする場合は該当するとしています。

もう1つ、見出しには入れていませんが記録しておきます。注文の相手方です。スプレッドのページは「複数のリクイディティプロバイダ(カバー先)と提携しております。お客様の注文は直接カバー先に流すことで、安定した約定力を提供しております」と説明しています。

注文執行方針の第3項は、逆です。「IS6FX serves as the execution venue for all client orders on CFDs」。顧客の注文は取引所やMTFではなく、同社自身のプラットフォーム上で店頭(OTC)で執行される、と続きます。「カバー先に流す」と「当社が執行の場である」は、同じことを言っていません。

読んでいて気づいたのは、公開ページのFAQが「制限は設けておりません」と書いている項目が、規約では列挙されているという構図が、EAとスキャルピングの両方で起きていることです。

IS6FX の出金は何日かかるか:1〜3営業日(出金ページ)

出金は何日で戻ってくるか

公開ページの表記出金ページ「処理時間 1〜3営業日」(国内銀行送金・Sticpay・Peska・BTC・ETH・USDT・USDC のすべて)
入出金ポリシー等の文書出金ページに方法ごとの処理時間を1〜3営業日と明記(2026-09-09 確認)。利用規約3本には出金の所要日数の定めが見当たらない
私の実測私自身の実測はまだありません。公開されている数字と規約の記載だけを載せています。

上の「私の実測」の行に数字が入っているときは、私が実際に出金した結果です。1人ぶんの経験であり、金額・経路・時間帯・混雑状況によって変わります。ブローカーが保証する日数ではありません。

出金ページに、方法ごとの数字が出ています。国内銀行送金・Sticpay・Peska・BTC・ETH・USDT・USDC のいずれも処理時間は1〜3営業日、最低出金額は5,000円/50USD(暗号資産は通貨ごとに設定)。日数が公開されている点は、足切り基準の3つ目を満たしています。

手数料の設計には注意が要ります。月1回までは無料。月2回目以降は1回につき出金額の2%、ただし出金額が20万円(2,000USD)以下の場合は一律4,500円(45USD)です。出金回数は毎月1日のUTC 0時にリセットされます。

数字を入れて考えます。10万円を月2回目に出金すると、一律の4,500円がかかります。出金額に対して4.5%です。50万円なら2%で1万円。小さく何度も出す使い方には向いていません。

もう1つ。「1度も取引をせずにご出金される場合、45USD(4,500円)の手数料が掛かります」と明記されています。FAQ側では、この理由を「マネーロンダリング防止のため」と説明しています。

そのほかの条件も書かれています。ポジションを保有している口座からは出金申請ができません。1回の出金額の上限はありません。出金は登録名義と一致する口座に限られます。中継銀行や着金銀行の手数料は顧客負担です。

口座開設の手順

口座開設の手順と所要時間

所要時間記載が見当たらない
必要書類本人確認書類(身分証明書)。ボーナスおよびサービスの利用には本人確認の承認が必要
  1. 口座を開設(メールアドレスとパスワードを入力。開設時点で口座開設ボーナスが付与)|お客様情報の登録(氏名・住所など)|書類の提出と本人確認の承認

キャンペーンボーナスを受け取る場合、FXまたは貴金属で10分以上保持した取引の合計が2ロットに達するまで、出金と資金移動ができません(10分未満の取引はカウント対象外)。追加口座にボーナスは付与されず、ボーナス自体は出金できません。米国・カナダ・スーダン・シリア・北朝鮮・イラン居住者にはサービスを提供していません

この記事に口座開設リンクは置いていません。IS6FX(アイエスシックスエフエックス)とは提携していないためです。採点と足切り判定は、提携の有無とは関係なく20社すべてに同じ基準を当てて出しています。

日本語サポートの実務

日本語のサイト、日本語のFAQ(89項目)、日本語のMT4/MT5マニュアル。日本語で読める資料の量は多いほうです。

受付時間の表記だけが揃っていません。会社概要ページは「受付時間 AM10:00〜PM5:00 月曜日〜日曜日365日」、FAQ「サポート営業時間を教えて下さい」は「当社では365日24時間お客様のお問い合わせを受け付けております」。7時間と24時間では、実務上の意味が違います。

利用規約が英語である点も書いておきます。3本とも本文は英語で、日本語訳は用意されていません。日本語で読めるのはガイドライン(規約の抜粋にあたる内容)とFAQです。契約の条件そのものは、英語で読むことになります。

IS6FX の日本からのアクセス規模:参考値です

日本からのアクセス規模と、その使われ方

日本からの訪問数約6.2万(Similarweb の訪問数欄 66.2K のうち、日本からの割合 93.71%)。※訪問数欄が月次か3か月の合計かを無料ページの表記から確定できなかったため、「月間」とは書きません
1訪問あたりのページ数3.73
直帰率24.9%
日本人利用者数の上限算出しません(訪問数欄の期間が確定できないため、1人あたりの訪問回数で割る計算が成り立ちません)

日本からの訪問数はXMTradingの70分の1以下です。ただし、これは訪問数であって利用者数ではありません。ここでは規模の参考値として置くだけにして、人数の推定はしません。

AXIORY(約8.7万〜11.5万)との差は3倍未満です。どちらが多いかは判定しません。取得の時期も揃っていません(AXIORYとXMTradingは2026年7月、IS6FXは2026年8月の表示)。

利用者数の上限は出しません。Similarweb の無料ページは訪問数の見出しを「Total Visits」とし、その直後に「Last 3 Months」という期間表記を置きます。月次か3か月の合計かが一意に読み取れず、人数に割り戻す計算が成り立たないためです。比率での比較は、同じ欄・同じ表記どうしなので成立します。

私は日本人利用者数の推計値を出しません。公開情報から取得できるのは訪問数と使われ方の指標だけで、そこから実際の利用者数を導く筋道がないためです。数字は外部の計測サービスによる推定値であり、ブローカー側の公表値ではありません。計測時点:2026年8月(Similarweb 表示。2026-09-09 取得)。規模の大小は、訪問数が10倍以上離れている場合にのみ断定します。

Similarweb の公開ページ(2026年9月9日取得、表示は2026年8月)で、is6.com の日本からの割合は93.71%でした。次いでフィリピン1.88%、南アフリカ1.79%、アルゼンチン1.77%。1訪問あたり3.73ページ、平均滞在2分41秒、直帰率24.9%。世界順位は44万5千位台、日本国内2万6千位台です。

訪問数の欄には66.2Kと表示されていました。ただし、この欄が月次なのか3か月の合計なのかを、無料ページの表記からは一意に読み取れませんでした。見出しは「Total Visits」ですが、その直後に「Last 3 Months」という期間の表記が続きます。

93.71%を掛けると、日本からの訪問は約6.2万。ただし、この数字に「月間」と付けるのはやめました。期間が確定しないまま人数の上限まで割り出すと、2倍から3倍の幅で違う答えが出ます。

比べることはできます。同じ欄・同じ表記で他社を見れば、期間が何であっても倍率は変わらないからです。XMTrading は日本からの訪問が約476万で、IS6FX の70倍を超えます。訪問数は利用者数ではありません。差の大きさを参考値として置くだけにして、人数の推定はしません。

AXIORY(約8.7万〜11.5万)との差は3倍未満です。どちらが多いかは判定しません。取得の時期も揃っていません(AXIORYとXMTradingは2026年7月、IS6FXは2026年8月の表示)。数字は幅を持って読んでください。

読み方として意味があるのは、割合のほうだと思います。訪問の93.71%が日本からで、1訪問あたり3.73ページ、平均滞在2分41秒。日本に強く寄っていて、1回の訪問で複数ページが読まれています。口座タイプが8つあることを考えると、条件を見比べている人が多いのだと読めます。

独自評価 56点の内訳

独自評価

信頼性 8/20取引環境 13/20コスト 11/15入出金 10/15サポート 7/10EA 4/10評判 3/10

各項目を満点に対する割合で描いています。外側ほど満点に近い形です。

評価項目配点採点理由
信頼性・運営情報20 8契約先法人を利用規約の第1条本文に明記している点、会社概要が設立日・資本金・社員数・代表取締役の氏名まで出している点、旧法人の期間を自分から開示している点を加点。一方で、その契約先(SVG法人)にはライセンスの記載がなく、フッターがライセンスを掲げるのは別法人。モーリシャスの公開登録簿は「IS6 Technologies Ltd」の登録を確認できるが、公式サイトが掲げる番号 GB21026947 は登録簿の表示項目になく照合できない。関東財務局が令和8年7月22日に警告書を発出し、サービス名「IS6FX」は令和3年12月に警告した別法人が提供していたものと同一だと記載されている。8点。
取引環境20 13ロスカット水準・最小最大ロット・保有ポジション数・口座通貨・取引時間・銘柄数を8口座それぞれについて公開し、貴金属は銘柄ごとの契約サイズ・スプレッド・スワップまで出している。執筆時点で調べた16社のなかでは詳しい部類。一方でロスカットは公開ページとFAQで数字が食い違い、レバレッジの基準額も円建てと米ドル建てで一致しない。プロゼロ口座とレバレッジ6666倍口座はEA利用不可。13点。
取引コスト15 11XAUUSD はスタンダード4.4・プロゼロ3.8・ゼロ4.0、EURUSD はスタンダード2.0・プロゼロ1.6・ゼロ0.0(いずれもpips)と口座別に公開。取引手数料は7口座が無料、ゼロ口座のみ往復平均14ドル。入金手数料は全方法無料。スプレッドは同社の公表値で、私が実測したものではない。11点。
入出金環境15 10入金は8方法・すべて手数料無料で、カードとSticpay・Peskaは即時、国内銀行送金は1時間以内。出金は方法を問わず1〜3営業日と明記。一方で月2回目以降の出金は出金額の2%、20万円以下は一律4,500円で、小口を何度も出す使い方では負担が重い。1度も取引せずに出金する場合も4,500円。ポジション保有中は出金申請ができない。10点。
日本語サポート10 7日本語サイト、日本語FAQ89項目、日本語のMT4/MT5マニュアル。日本語で読める資料の量は多い。ただし受付時間が会社概要(AM10:00〜PM5:00)とFAQ(365日24時間)で食い違い、利用規約3本は英語のみで日本語訳がない。7点。
EA・自動売買環境10 4VPSを提供し(残高50万円以上で無料、下回れば月28ドル)、FAQは制限なしと書いている。一方で利用規約 第7条は「会社の明示的な承認なしに」自動売買ソフトを使用してはならないと定め、承認の手続きは公開文書に見当たらない。条件のいちばん良いプロゼロ口座とレバレッジ6666倍口座は、口座タイプページで「EA利用不可」。ゴールドのEAを設計するときに、どの記述を前提にすればよいかが決まらない。4点。
ネット上の評判10 3日本語の紹介記事は多いが、アフィリエイト媒体が中心で、利用者の一次的な記録は乏しい。FXCodex はクチコミ0件のまま「IS6FXの利用を推奨しません」と表示し、理由は書かれていない。関東財務局の警告と、サービス名が5年前に別法人で警告を受けている点も差し引いた。3点。
合計10056 / 100

全ブローカーに同一の配点・同一の観点を適用しています。基準は調査方針をご覧ください。

公開ページと一次資料の食い違い

論点公開ページの表記一次資料の記載
契約先法人フッターは「IS6 Technologies Ltd (Comoros) は、コモロ連合に登録およびライセンスを受けた国際ブローカー会社であり、登録番号はHY00623405、ライセンス番号はT2023309です。ムワリ国際サービス機構(MISA)の監督下にあります」と記載。日本の口座開設フォームは「利用規約(Comoros)」への同意チェックボックスを置く利用規約(Comoros) 第1条の本文は「IS6 Brokerage services are provided by IS6 Technologies Ltd (SVG)」。SVG法人はフッターの5法人のうち唯一ライセンス番号の記載がない。Mauritius版 第1条は「IS6 Technologies Ltd (Mauritius)」と書き分けている
EAの可否FAQ「EAは使用出来ます。自動取引を行う前に無料デモ口座をご利用頂くことを推奨しております」「EA含め、スキャルピング等に制限は設けておりません」。VPSページは「MT4で自動売買ソフト(EA)を利用する場合、PCは24時間起動し続ける必要があります」で始まり、月28ドル(残高50万円以上で無料)の有料サービスを案内利用規約(Comoros) 第7条「The Client shall not use any software for the purpose of automatic/algorithm trading in the Account, without express approval from the Company」。口座タイプページはプロゼロ口座とレバレッジ6666倍口座に「利用制限:EA利用不可」と明記
スキャルピングFAQ「EA含め、スキャルピング等に制限は設けておりません」利用規約(Comoros) 第7条は lag trading・サーバーレイテンシの利用・価格操作・時間操作と並べて scalping を市場濫用の例に列挙
レバレッジの基準額レバレッジページと口座タイプページは「1,000倍:口座残高200万円未満/500倍:200万円以上/200倍:500万円以上/100倍:1,000万円以上」FAQ「レバレッジは何倍でしょうか?」は同じ段階を「口座残高が$20,000以上の場合、各口座は500倍」「$50,000以上で200倍」「$100,000以上で100倍」と米ドルで記載。$20,000は1ドル150円で300万円にあたり、200万円と一致しない
ロスカット水準FAQ「ロスカットが執行される条件はなんですか?」は「証拠金維持率が20%を下回った場合に自動的にロスカット執行(プロゼロ口座は10%、EX口座は残高以上の含み損が発生した場合)」口座タイプページのゼロ口座は「ロスカット 50%」と記載。FAQの例外にゼロ口座は挙がっていない
顧客資金FAQ「資金管理はどうなっていますか?」は「お客様の運用資金は、世界各国にある大手銀行で厳重に管理されておりますので万一の際にも預けた資金がなくなるような事はございません」利用規約の定義条項 Bank Account は「会社自身の資金とは分別された(segregated from the Company's own funds)」口座で顧客資金を保有すると記載。信託保全の条項も、破綻時の補償を約束する条項も見当たらない
サポート受付時間会社概要ページ「受付時間 AM10:00〜PM5:00 月曜日〜日曜日365日」FAQ「サポート営業時間を教えて下さい」は「当社では365日24時間お客様のお問い合わせを受け付けております」
注文の相手方スプレッドページ「お客様に最も優位な価格を提供する上で、複数のリクイディティプロバイダ(カバー先)と提携しております。お客様の注文は直接カバー先に流すことで、安定した約定力を提供しております」注文執行方針 第3項「IS6FX serves as the execution venue for all client orders on CFDs」。顧客の取引は取引所やMTFではなく、同社のプラットフォーム上で店頭(OTC)で執行されると記載

点数と足切りは別のものです。足切りは4条件を機械的に当てはめた結果で、IS6FX は「契約先法人の明記」「出金日数の開示」「禁止取引の具体的な定義」の3条件を満たし、「公開ページと一次資料の食い違いがない」の1条件を満たしませんでした。

食い違いは8件です。数の多さより、8件すべてが公式の文書どうしのあいだで起きていることのほうが効きます。契約先法人、EAの可否、スキャルピング、レバレッジの基準額、ロスカット水準、顧客資金、サポート受付時間、注文の相手方。外部の情報と突き合わせて出てきたずれは、1件もありません。

56点のうち、取引環境の13点と取引コストの11点は、口座別・銘柄別に条件を数字で公開していることを評価した点です。信頼性の8点は、契約先を規約本文に明記していること・会社概要が設立日や代表者名まで出していることを加点し、その法人にライセンスの記載がないこと・金融庁の一覧に掲載があることを引いた結果です。

EAの4点がいちばん低くなりました。ゴールドのEAを走らせる前提でこのブローカーを見ると、条件の良い2口座がEA利用不可で、規約は事前承認を求めていて、FAQは制限なしとしています。どれを信じて設計すればよいかが決まりません。

評判をどう評価したか

評判を3点とした根拠

  • 日本語の情報:検索上位の「IS6FX 評判」記事はアフィリエイト媒体が中心で、同業の海外FX業者が運営するメディアも含まれる。記事の多さは「検索されている」以上の意味を持たない
  • 第三者サイトの評価:FXCodex(旧・みんなで海外FX.com)の IS6FX ページは、クチコミ0件のまま「FXCodex.com は、IS6FXの利用を推奨しません」と表示している(2026-09-09確認)。推奨しない理由は書かれていないので、この表示自体を根拠として重く扱うことはできない
  • 公的な記録:関東財務局が令和8年7月22日に IS6 Technologies Ltd へ警告書を発出。備考欄は、サービスの名称「IS6FX」は令和3年12月に警告した「TEC Solution.Ltd」が提供していたものと同一だとし、所在地が同様もしくは酷似する業者として Blue Dragon LLC、JDR Securities Limited、Rupex Limited ほか十数社を併記している
  • 同社の開示:会社概要ページが設立を2021年11月19日とし、「旧法人設立:2016年12月12日〜2022年2月(計5年)」と自分から併記している。運営母体が変わったことを公開ページに書いている会社は、私が調べた範囲では他になかった
  • 読み方の注意:掲載は違法性の確定ではなく、金融庁は取引条件の評価をしていない。所在地が同じであることも、同一の運営者であることを意味しない。悪い評判が見つからないことは安全の根拠にならず、第三者サイトが理由なく「推奨しない」と書いていることも、それだけでは判断の材料にならない

判断:日本語圏の情報量は多いが、内容は紹介記事に偏り、利用者の一次的な記録が乏しい。一方で行政の記録は具体的で、サービス名の継続性まで書かれている。3点。

8口座ぶんの数字を出すブローカーが、EAの可否では公式と規約で食い違う

公式に出ているのは、口座ごとの数字です。ロスカット水準・最大ロット・保有ポジション数・口座維持手数料・取引時間を、8口座それぞれについて公開しています。貴金属では銘柄ごとのコントラクトサイズ(契約サイズ)・スプレッド・スワップまで出ています。ここまで口座別に書いているブローカーは、FXGT のほかには多くありません。

会社概要も踏み込んでいます。設立年月日、旧法人の期間、資本金、社員数、代表取締役の氏名。旧法人の存在を自分から書いているブローカーは、私が調べた範囲では他にありませんでした。

揃っていないのは、その公式の中です。AXIORY(82点・合格)は公開ページと規約が一致していました。XMTrading(75点・合格)は公式が可否を書かず、規約を読めば実態が分かる形でした。IS6FX は、公式が可否を明示していて、規約がそれと違うことを定めています。TitanFX(68点)で見たのと同じ構図です。

ゴールドで見ると、マイクロ口座のコントラクトサイズが1、スタンダード以降が100です。単位の記載はありません。XAUUSD のスプレッドはスタンダード4.4、プロゼロ3.8、ゼロ4.0(いずれもpips表記)。取引時間は全口座1:05〜23:55。数字は出ているが単位が書かれていない、という状態は、コントラクトサイズを公開している他社にも共通しています。

税金の扱い

税金の扱い(海外FX共通)

国内のFX業者と海外のFX業者では、利益にかかる税金の計算方法が違います。ここはブローカーごとの差ではなく、海外FX全体に共通する話です。

区分雑所得(総合課税)。国内業者は申告分離課税です
税率給与など他の所得と合算した金額に対する累進課税。国内業者の一律20.315%とは異なります
損失の繰越できません。国内業者は最長3年繰り越せます
他社との損益通算海外FX同士は通算できますが、国内業者の損益とは通算できません
確定申告給与所得者は年間の利益が20万円を超えると申告が必要です

具体的な税額や申告の可否は所得状況によって変わります。判断に迷う場合は税務署または税理士にご確認ください。

IS6FX のよくある疑問

IS6FX で日本人が契約する相手はどこの法人ですか?

日本の口座開設フォームがリンクする「利用規約(Comoros)」の第1条は「IS6 Brokerage services are provided by IS6 Technologies Ltd (SVG)」と書いています。セントビンセントおよびグレナディーン諸島の法人で、登録番号は 26536 BC 2021。フッターに並ぶ5法人のうち、ライセンス番号の記載がないのはこの法人だけです。コモロの T2023309 とモーリシャスの GB21026947 は、いずれも別法人に付いた番号です。

IS6FX は金融庁に登録されていますか?

登録されていません。関東財務局が令和8年7月22日に IS6 Technologies Ltd へ警告書を発出し、金融庁の「警告書の発出を行った無登録の海外所在業者」一覧に掲載されています。備考欄には、サービスの名称「IS6FX」は令和3年12月に警告した「TEC Solution.Ltd」が提供していたものと同一だと書かれています。掲載は違法性の確定ではなく、金融庁は取引条件の評価をしていません。

IS6FX で EA(自動売買)は使えますか?

説明が3つに分かれています。FAQ は「EAは使用出来ます」「EA含め、スキャルピング等に制限は設けておりません」。利用規約 第7条は「会社の明示的な承認なしに」自動売買・アルゴリズム取引のためのソフトウェアを使用してはならないと定めています。口座タイプページは、プロゼロ口座とレバレッジ6666倍口座に「利用制限:EA利用不可」と書いています。承認の手続きは公開文書に見当たりませんでした。

ゴールドの契約サイズはいくつですか?

マイクロ口座(XAUUSD.mcr)が1、そのほかの口座(.std/.pro/.ex/.ecn)が100です。貴金属ページの「契約サイズ(1lot)」欄の数字で、単位の記載はありません。XAUUSD のスプレッドはスタンダード4.4、プロゼロ3.8、ゼロ4.0(pips、公表の参考値)。貴金属の最大レバレッジは1,000倍で、ゼロ口座だけは100倍です。取引時間は全口座 1:05〜23:55。

IS6FX の出金は何日かかりますか?手数料は?

出金ページは、国内銀行送金・Sticpay・Peska・BTC・ETH・USDT・USDC のいずれも処理時間を1〜3営業日と書いています。手数料は月1回まで無料。月2回目以降は1回につき出金額の2%で、出金額が20万円(2,000ドル)以下なら一律4,500円です。回数は毎月1日のUTC 0時にリセットされます。1度も取引せずに出金する場合は4,500円かかり、ポジションを保有している口座からは出金申請ができません。

ロスカットは何%ですか?

口座タイプページでは、標準が20%、プロゼロ口座が10%、ゼロ口座が50%です。EX口座は残高以上の含み損が発生した場合。FAQ は「20%(プロゼロ口座は10%、EX口座は残高以上の含み損)」と書き、ゼロ口座の50%には触れていません。数字が食い違っているので、口座を選ぶ前に口座タイプページの当該口座の欄を確認してください。

口座を放置するとどうなりますか?

取引が3か月間ない口座から、毎月10ドルが引かれます(プロゼロ口座のみ2か月)。JPY口座は毎月1日のUSDJPYレートで換算されます。さらに、口座へのアクセスが90日間なく、残高が1,000円(10ドル)などの閾値を下回る口座は自動的に解約されます。FAQ は「自動解約された口座の解除及び復旧の対応は致しかねます」と書いています。

ボーナスはいつ消えますか?

FAQ「出金方法を教えて下さい」に「出金申請とともに保有する全てのボーナスは消失となります」とあり、別のFAQは「全ての口座から所持する全てのボーナスが消失となります」と書いています。一部の出金でも、口座をまたいで消える読み方になります。EX口座は、残高以上の含み損が発生した場合にボーナスがリセットされ、リセットによりロスカットされる場合があると注記されています。

調査結果

利用規約3本のどれに何が書いてあるかは確認できました。どれが適用されるのかまでは、資料から確定できませんでした。

推測で埋めた箇所はありません。

このページの判定は、絶対的な評価ではありません。上の調査基準日の時点で公開されていた一次資料(ブローカー自身が公開している利用規約・顧客契約・入出金ポリシー・ボーナス規約などの原文と、当局の公表資料)をもとにした、私の記録です。公開情報は変わります。規約は3か月に一度読み直し、変更に気づいた時点で記事を直して更新履歴に残します。

基本情報

英文ブランド名IS6FX
検索用タイトル(title タグ)IS6FX(アイエスシックスエフエックス)の評判・出金|規約で独自調査
公式サイトURL(日本語)https://is6.com/ja/
設立年会社概要は設立を2021年11月19日とし、括弧書きで「旧法人設立:2016年12月12日〜2022年2月(計5年)」と併記。資本金は3,600万ドル(グループ全体)、社員数82名、代表取締役兼オーナーは Nuno Amaral
日本居住者の契約先法人名IS6 Technologies Ltd (SVG)(セントビンセントおよびグレナディーン諸島)
契約先法人の登記番号26536 BC 2021
契約先の監督当局契約先法人(SVG)には金融ライセンスの記載がない。グループのライセンスはコモロのムワリ国際サービス機構(MISA)=IS6 Technologies Ltd (Comoros)、モーリシャス金融サービス委員会(FSC)=IS6 Technologies Ltd、南アフリカ金融サービス規制当局(FSCA)の金融サービス提供者=IS6 Technologies (PTY) Ltd(認可番号54149)
契約先を監督する当局の水準登記のみ
契約先のライセンス番号契約先法人にはなし(コモロ T2023309・モーリシャス GB21026947 は別法人のもの。モーリシャスの公開登録簿に番号の表示欄はなく、照合できなかった)
契約先の登記住所Suite 305, Griffith Corporate Centre, Kingstown, Saint Vincent and the Grenadines.
EU向け法人名(あれば)なし。IS6 Cyprus Ltd(登録番号 HE 459160、リマソール)はフッターに「システム開発を目的とした法人であり、金融サービスの提供、投資勧誘、またはブローカー業務は行っておりません」と明記
EU向けライセンス番号(あれば)なし
日本居住者が投資家補償基金の対象か対象外
契約先カードの注意書き(読み違えやすい点)日本の口座開設フォームがリンクするのは「利用規約(Comoros)」です。*その第1条の本文が、サービス提供者を IS6 Technologies Ltd (SVG) と書いています*。フッターで5法人のうちライセンス番号の記載がないのは、このSVG法人だけです(2026-09-09 確認)。

日本市場

金融庁 無登録業者一覧への掲載あり
掲載時期(掲載ありの場合)令和8年7月
一覧に記載された法人名IS6 Technologies Ltd
日本市場へのサービス開始時期不明。関東財務局の警告ページは、サービスの名称「IS6FX」は令和3年12月に警告した「TEC Solution.Ltd」が提供していたものと同一だと記載
日本語サポートの対応時間会社概要ページは「受付時間 AM10:00〜PM5:00 月曜日〜日曜日365日」、FAQ「サポート営業時間を教えて下さい」は「当社では365日24時間お客様のお問い合わせを受け付けております」。日本語FAQ89項目、日本語のMT4/MT5マニュアルあり。利用規約3本は英語のみで日本語訳なし
日本人スタッフあり
日本からの訪問数約6.2万(Similarweb の訪問数欄 66.2K のうち、日本からの割合 93.71%)。※訪問数欄が月次か3か月の合計かを無料ページの表記から確定できなかったため、「月間」とは書きません
1訪問あたりのページ数3.73
直帰率24.9%
アクセス指標の計測時点2026年8月(Similarweb 表示。2026-09-09 取得)
規模についての判定日本からの訪問数はXMTradingの70分の1以下です。ただし、これは訪問数であって利用者数ではありません。ここでは規模の参考値として置くだけにして、人数の推定はしません。

AXIORY(約8.7万〜11.5万)との差は3倍未満です。どちらが多いかは判定しません。取得の時期も揃っていません(AXIORYとXMTradingは2026年7月、IS6FXは2026年8月の表示)。

利用者数の上限は出しません。Similarweb の無料ページは訪問数の見出しを「Total Visits」とし、その直後に「Last 3 Months」という期間表記を置きます。月次か3か月の合計かが一意に読み取れず、人数に割り戻す計算が成り立たないためです。比率での比較は、同じ欄・同じ表記どうしなので成立します。
日本人利用者数の上限算出しません(訪問数欄の期間が確定できないため、1人あたりの訪問回数で割る計算が成り立ちません)

取引環境

口座タイプマイクロ/スタンダード/プロゼロ/レバレッジ6666倍/レバレッジ2000倍/EX/クリプト/ゼロ の8種類
口座カードの副題8種類。分かれ目は、EAを使うかどうかです
口座タイプ別の条件(カード)口座名 | 最低入金 | XAUUSD | 取引手数料 | ロスカット | EA | ボーナス
スタンダード | +1,000円/10ドル | 4.4pips | +無料 | 20% | +可 | +対象
マイクロ | +1,000円/10ドル | 4.4pips | +無料 | 20% | +可 | !対象外
プロゼロ | 20,000円 | +3.8pips | +無料 | !10% | !利用不可 | !対象外
ゼロ | +1,000円/10ドル | 4.0pips | !往復平均14ドル | !50% | +可 | !対象外
6666倍 | 20,000円 | 4.4pips | +無料 | 20% | !利用不可 | !対象外
2000倍 | +1,000円/10ドル | 4.4pips | +無料 | 20% | +可 | +対象
EX | +1,000円/10ドル | 4.4pips | +無料 | 20% | +可 | +対象
クリプト | +1,000円/10ドル | 4.4pips | +無料 | 20% | +可 | 一部対象
口座カードの注意書き(選び方の分かれ目)*条件のいちばん良い2口座が、EAでは使えません*。スプレッドが最も狭いプロゼロ(XAUUSD 3.8pips)と、レバレッジが最も高い6666倍の2つに、口座タイプページは「利用制限:EA利用不可」と書いています。6666倍口座は2つ目を開設できません。ロスカットは20%が標準ですが、プロゼロ10%・ゼロ50%と5倍の開きがあります。口座維持手数料は取引が3か月ない場合に毎月10ドル(プロゼロのみ2か月)。スプレッドはいずれも同社の公表値で、私が実測したものではありません。
最大レバレッジ口座残高で段階的に下がる変動制。スタンダード・マイクロ・プロゼロ・EX・クリプトは200万円未満1,000倍/200万円以上500倍/500万円以上200倍/1,000万円以上100倍。レバレッジ6666倍口座は有効証拠金10万円未満6666倍〜1,000万円以上100倍。ゼロ口座は固定で FX 200倍・貴金属100倍。株価指数とエネルギーは50〜100倍、株式は50倍
ロスカット水準20%(プロゼロ口座10%、ゼロ口座50%。EX口座は残高以上の含み損が発生した場合)
マージンコール水準記載が見当たらない
最小取引単位0.01ロット(マイクロ口座のForex・貴金属のみ0.05ロット)
1取引あたりの最大数量1ポジションあたり、マイクロ100ロット/プロゼロ50ロット/その他30ロット(Forex・貴金属)。口座単位の保有ポジション数は30(予約注文を含む)
取扱銘柄数MT5でForex 60・貴金属10・株価指数10・エネルギー3・株式18。MT4はForex 33・貴金属2・株価指数7・エネルギー2
プラットフォームMT4/MT5(口座タイプにより対応が異なる。6666倍口座はMT4のみ、2000倍・EX・クリプトはMT5のみ)
口座通貨JPY/USD/BTC/ETH/USDT/USDC(マイクロ・スタンダードのMT4はJPY・USD)
約定方式スプレッドページは「複数のリクイディティプロバイダ(カバー先)と提携しております。お客様の注文は直接カバー先に流すことで、安定した約定力を提供しております」。注文執行方針 第3項は「IS6FX serves as the execution venue for all client orders on CFDs」とし、取引所やMTFではなく同社のプラットフォーム上で店頭(OTC)執行されると記載

コスト

EURUSD 平均スプレッドスタンダード 2.0/プロゼロ 1.6/ゼロ 0.0(pips、公表の参考値)
XAUUSD 平均スプレッドスタンダード・マイクロ・6666倍・2000倍・EX・クリプト 4.4/プロゼロ 3.8/ゼロ 4.0(pips、公表の参考値)
取引手数料ゼロ口座のみ「往復平均14ドル」。ほかの7口座は「無料」
スワップフリー記載が見当たらない
GOLD 1ロットのコントラクトサイズ(契約サイズ)マイクロ口座(XAUUSD.mcr)1、そのほかの口座(.std/.pro/.ex/.ecn)100。貴金属ページ「契約サイズ(1lot)」欄の数字で、単位の記載はない

EA・自動売買

EAの使用(公式FAQ)
スキャルピング(公式FAQ)
スキャルピング(規約側)禁止事項として明記
両建て利用規約 第12条 Prohibited Use は「2つ以上の業者に入金してヘッジ取引を行うこと」「当社内で複数口座を持ってヘッジ取引を行うこと」を禁止行為に列挙。第7条は同一または類似の銘柄で同時期に買いと売りのポジションを保有すること(異なる口座を通じた場合を含む)を、当社の利益を不当に取ることを目的とする場合に該当するとする
禁止取引手法が具体的に定義されているかされている
禁止取引手法の内容(条項番号つき)利用規約 第12条 Prohibited Use に20項目を超える列挙。他人名義の使用、18歳未満の登録、複数口座の保有、業者間および社内でのヘッジ取引、第三者と同時に入出金を繰り返すこと、「米国雇用統計の発表など経済指標や、政府・中央銀行の介入時に、急激な相場変動のタイミングだけを狙った悪質とみなされる取引」、事前通知のない巨大ロットでの取引。第7条は自動売買・アルゴリズム取引ソフトの無承認使用、scalping、lag trading、サーバーレイテンシの利用、価格・時間の操作を挙げる
知っておくべき3点(カード)第1条 Introduction | 「IS6 Brokerage services are provided by *IS6 Technologies Ltd (SVG)*」。コモロと題した規約の本文が、サービス提供者をセントビンセントの法人だと書いている | フッターでライセンス番号の記載がない唯一の法人が、日本の口座開設フォームがリンクする規約の契約当事者になっている
第7条 Client's warranties & Representations | 「*会社の明示的な承認なしに*、自動売買・アルゴリズム取引のためのソフトウェアを口座で使用してはならない」。エキスパートアドバイスソフトウェアを名指しし、scalping も市場濫用の例に列挙 | FAQは「EAは使用出来ます」「スキャルピング等に制限は設けておりません」と書き、VPSページはEA用の有料サービスを売っている。承認の手続きは公開文書に見当たらない
第12条 Prohibited Use | 20項目を超える禁止行為の末尾に「*禁止行為に該当するかどうかの判断は当社が行い、その内容と根拠を利用者に説明することを要しない*」 | 該当の判断が一方に置かれ、異議申立ての手続を定めた条項は見当たらない
3点カードの注意書き(実務上どう受け止めるか)顧客資金については、定義条項に Bank Account があり「会社自身の資金とは分別された(segregated from the Company's own funds)」口座で保有すると書かれています。*信託保全の条項も、破綻時の補償を約束する条項も見当たりません*。FAQ「資金管理はどうなっていますか?」の「万一の際にも預けた資金がなくなるような事はございません」とは、書いてあることが違います。
VPSあり。追加口座を含む保有口座の残高合計が50万円(5,000ドル)以上で無料、下回る場合は月28ドルを口座から引き落とし。提供は IS6 Technologies Ltd.、OS は Windows Server 2012、メモリ1GB、MT4のインストールは1つまで

入出金

入金方法クレジット/デビットカード(VISAはUSD決済のみ)・国内銀行送金・Sticpay・Peska・BTC・ETH・USDT(ERC-20)・USDC(ERC-20)。手数料はいずれも無料、最低入金額は1,000円/10ドル(暗号資産は通貨ごと)。処理時間はカード・Sticpay・Peskaが即時、国内銀行送金が1時間以内、暗号資産が30分以内。登録名義と一致する銀行口座・カードからの入金が必要
出金方法国内銀行送金・Sticpay・Peska・BTC・ETH・USDT(ERC-20)・USDC(ERC-20)。最低出金額は5,000円/50ドル(暗号資産は通貨ごと)
出金手数料月1回まで無料。月2回目以降は1回につき出金額の2%、ただし出金額が20万円(2,000ドル)以下の場合は一律4,500円(45ドル)。出金回数は毎月1日のUTC 0時にリセット。1度も取引をせずに出金する場合は45ドル(4,500円)。中継銀行・着金銀行の手数料は顧客負担
出金所要日数(公開ページの表記)出金ページ「処理時間 1〜3営業日」(国内銀行送金・Sticpay・Peska・BTC・ETH・USDT・USDC のすべて)
出金所要日数(入出金ポリシー等の文書)出金ページに方法ごとの処理時間を1〜3営業日と明記(2026-09-09 確認)。利用規約3本には出金の所要日数の定めが見当たらない
カード出金の上限記載が見当たらない
第三者名義の扱いアンチマネーロンダリングポリシーにより、登録の氏名と一致する銀行口座およびクレジットカードでの入金が必要。出金も登録名義と一致する口座に限られる
出金所要日数(私の実測)私自身の実測はまだありません。公開されている数字と規約の記載だけを載せています。

口座開設

本人確認に必要な書類本人確認書類(身分証明書)。ボーナスおよびサービスの利用には本人確認の承認が必要
口座開設の所要時間記載が見当たらない
口座開設時の注意点キャンペーンボーナスを受け取る場合、FXまたは貴金属で10分以上保持した取引の合計が2ロットに達するまで、出金と資金移動ができません(10分未満の取引はカウント対象外)。追加口座にボーナスは付与されず、ボーナス自体は出金できません。米国・カナダ・スーダン・シリア・北朝鮮・イラン居住者にはサービスを提供していません

規約

確認した規約の版数・改訂日利用規約は Comoros/Mauritius/SouthAfrica の3本。いずれも本文は英語で、版数・改定日の記載は見当たらない。日本の口座開設フォームのチェックボックスがリンクするのは Comoros 版
規約のURLhttps://is6.com/ja/company/user_policy
休眠口座手数料取引が3か月間ない口座から毎月10ドルを徴収(プロゼロ口座のみ2か月)。毎月1日時点で判定し、JPY口座はその日のUSDJPYレートで換算。さらに、口座へのアクセスが90日間なく、残高がJPY 1,000/USD 10 などの閾値を下回る口座は自動的に解約され、解除・復旧はできない
休眠手数料が事前に開示されているか開示されている
規約改訂に顧客の事前同意が必要か必要
利益取消・取引無効化の条項利用規約 第12条は「禁止行為に該当するかどうかの判断は当社が行い、その内容と根拠を利用者に説明することを要しない」と規定しています。第7条は市場濫用にあたる取引を列挙したうえで、当社が是正措置をとれるとしています。取消しの対象範囲・金額の上限・異議申立ての手続を定めた条項は見当たりません。
ボーナス規約の要点口座開設ボーナスは調査時点で最大13,000円(口座開設ボーナス3,000円+選択制のキャンペーンボーナス10,000円)、対象はスタンダード口座とクリプト口座(BTC/ETH/USDT/USDC建ての口座は対象外)。入金ボーナスは3段階で、第1ステージ100%(上限6万円)・第2ステージ50%(上限10万円)・第3ステージ30%(上限84万円)、総額100万円。対象はスタンダード口座とEX口座で、抽選によりどちらか、または両方が対象。FAQ「出金方法を教えて下さい」は「出金申請とともに保有する全てのボーナスは消失となります」、別のFAQは「全ての口座から所持する全てのボーナスが消失となります」と記載。EX口座は残高以上の含み損が発生した場合にボーナスがリセットされ、リセットによりロスカットされる場合があると注記。ほかに ISP(アイ・エス・ポイント)とガチャによるボーナスチケット

調査・開示

調査基準日2026-09-09

IS6FX は、口座ごとの取引条件を数字で出し、会社概要では旧法人の期間まで書いているブローカーです。同時に、EAの可否・レバレッジの基準額・ロスカット水準・顧客資金・サポート時間・注文の相手方で、公式の文書どうしが揃っていません。契約相手として規約が名指しする法人には、ライセンスの記載がありません。

口座を開くなら、利用規約(Comoros) の第1条・第7条・第12条を、先に自分の目で読んでください。英語ですが、この3か所だけなら長くありません。条項番号はこの記事に書いてあります。

この記事は2026年9月9日時点の一次資料に基づいています。利用規約は3か月に一度読み直し、変更があれば記事を直して更新履歴に残します。利用規約3本と主要な公開ページは、変更監視の対象に登録しています。

8口座ぶんの数字を出しているブローカーは多くありません。ゴールドのコントラクトサイズとスプレッドはゴールド比較のページで他社と並べています。足切り基準の考え方は調査方針にあります。

今回いちばん大きかったのは、同意した文書の題名と、その中身が指す法人が合っていないことでした。第1条を開くだけで見つかります。

更新履歴

  • 2026-09-09公開。利用規約3本(Comoros/Mauritius/SouthAfrica)、ガイドライン、注文執行方針、リスク開示、クレーム処理方針、プライバシーポリシー、会社概要、口座タイプ、入金、出金、レバレッジ、スプレッド、取引時間、Forex・貴金属の銘柄別条件、VPS、FAQ 89項目、キャンペーン各ページ、モーリシャスFSC公開登録簿、MISAブローカー一覧、金融庁の無登録業者一覧、関東財務局の警告ページを確認。

規約は3か月に一度読み直しています。変わっていれば記事を直し、ここに記録します。

この記事を書いた人

FXと俺|GOLD RESEARCH LAB

ゴールド(XAUUSD)を主戦場に自動売買と裁量を並行して運用しています。海外FXブローカーについては、公式サイトの説明ページではなく利用規約・入出金ポリシー・当局の公開資料といった一次資料を読み、条項番号を添えて記事にしています。出金や約定など自分で確かめられるものは実際に試し、確かめていないことは「確認できていない」と書く方針です。

ご利用にあたって

外国為替証拠金取引は、為替相場の変動により損失が生じるおそれがあります。レバレッジをかけた取引では、預けた証拠金を超える損失が発生する可能性もあります。本記事は調査結果と事実の記録であり、特定のブローカーでの口座開設や取引を推奨するものではありません。最終的な判断はご自身の責任でお願いします。

本記事に記載した内容は調査基準日時点で確認できたものです。取引条件や規約は予告なく変更される場合があるため、実際のご利用前に必ず公式サイトと利用規約の原文をご確認ください。

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