最終更新:2026年10月10日
海外FXブローカーの公開ページにある「ゼロカットシステム」の説明は、たいてい一言で終わります。ところが規約を開くと、同じ言葉が「責任の上限」という別の書き方で定義されていました。
執筆時点で調べた30社について、利用規約・顧客契約・リスク開示書に書かれたゼロカット(負残高保護)の記載を集めました。引用は私が保存した規約アーカイブの原文からで、条項番号を添えてあります。
ゼロカットは一つの段階にすぎません。その前に何が起き、適用されなかった場合に何が続くかはロスカットされたあと、口座では何が順番に起きるかでつないでいます。
30社の記載:一覧
「—」は、執筆時点で条項を特定できていないという意味です。存在しないという意味ではありません。
| ブローカー | 規約での書かれ方 | 根拠(条項・出典) |
|---|---|---|
| AXIORY(アキシオリー) | 規約に定めあり | 利用規約 (g)「AXIORY offers clients a negative balance protection which does not charge loss exceeding the margin」。公開ページにも「ゼロカットとロスカット」の専用ページ |
| XMTrading(エックスエム) | 規約に定義あり・口座ごと | 利用規約 47.9 で Negative Balance Protection を「当該口座の資金を上限とする責任の限度」と定義。本文は「on a per account basis」と明記 |
| FXGT(エフエックスジーティー) | 規約に定めあり・濫用は取引無効 | 「misuse of the Company’s ‘no negative balance’ policy …will void all related Transactions and any resulting profits」。レバレッジを含む取引状況を監視すると規定 |
| ThreeTrader(スリートレーダー) | 公開ページの表示のみ確認 | 公開ページが「ゼロカットシステム」を機能として掲げています。規約側の条項は執筆時点で特定できていません |
| HFM(エイチエフエム) | 規約に定めあり・全口座合算 | 顧客契約 20.4「Negative Balance Protection (“NBP”) limits a Client’s aggregate liability」。全口座を通算した結果が負残高になった場合に「shall take reasonable steps to reset the net balance」 |
| EBC Financial Group(イービーシー) | 負残高のとき追加証拠金を求める記載 | リスク開示書 6.11「The Client acknowledges that additional payment of Margin may be necessary if …6.11.2. when the Account shows a negative balance」 |
| Axi(アクシ) | 顧客契約は不足額を顧客の債務としています | 顧客契約(AxiTrader LLC・2026年7月7日発効)6.3 TIMING OF PAYMENTS「If you have insufficient funds in your Account to meet a payment obligation, you must immediately pay to us as a debt an amount equal to the shortfall」。負の残高を免除する定めは、法的文書にも公開ページにも見当たりません |
| Tradeview(トレードビュー) | 記載が見つかりません | 規約にも公開ページにも記載なし。顧客契約 第10条の見出しは「Liquidation of accounts / deficit balances」 |
| TitanFX(タイタンFX) | 条件つきで対象外あり | 「2つの口座で両建て取引を行った場合」はゼロカットの対象外と明記(取扱商品ページ) |
| BigBoss(ビッグボス) | 規約に定めあり。ただし他口座から充当し、不足分の請求権を残しています | 顧客契約(コモロ名義・2026年9月7日版・全37ページ)第9条 CLIENT MONEY。9.2「The compensation will be issued within a week from the time of having the negative/minus balance. The negative/minus balance will be compensated from the other holding account」(複数口座がある場合は有効証拠金が最大の口座から充当。JPY口座とUSD口座はUSD換算で比較)。9.3「Bigboss has a right to claim the difference of insufficient amount for negative/minus balance customers」 |
| Exness(エクスネス) | 規約に定義あり | 利用規約が「Negative Balance」(negative balance policy)を「the precautionary measure the Company takes」=当社がとる予防的措置と定義 |
| XS.com(エックスエス) | 規約に定めあり・濫用条項つき | クライアントサービス契約 5.1「The Client will not be required to cover losses exceeding his invested capital …(subject to the provisions on Negative Balance Protection Abuse in paragraph 31)」 |
| Vantage Trading(ヴァンテージ) | 規約に独立した条あり | 顧客契約 第11条 NEGATIVE BALANCE PROTECTION。禁止行為の (e) に「abusing the Negative Balance Protection Facility」を列挙 |
| IS6FX(アイエスシックスエフエックス) | 負残高が生じうる前提の条項あり | 入金取消などの措置について「these actions may result in a negative Balance in all or any of the Accounts」と規定。公開ページには「追証について」のページ |
| Milton Markets(ミルトンマーケッツ) | 公開ページの表示のみ確認 | 顧客保護制度のページに「ゼロカット保護」。規約側の条項は執筆時点で特定できていません |
| Land Prime(旧LAND-FX) | 公開ページは「ゼロカットあり」。顧客同意書は窓開け分を顧客の補填としています | 顧客同意書 第30条 INDEMNIFICATION「Customer also agrees to replenish Land Prime Ltd. of any negative balances caused by volatile environments triggered during the market open when the financial news breaks out」。一方、口座タイプのページは4口座すべてに「ゼロカットシステム あり」と記載 |
| iFOREX(アイフォレックス) | 他の口座から資金を移して埋める | 顧客契約 9.1(d)「お客様の口座に負の残高がある場合、当社がそれをカバーするために、お客様の他の口座からその口座に資金を転送する」 |
| WeTrade(ウィートレード) | 規約に定めあり・全口座横断 | 3.15「an added negative balance protection mechanism across all(口座を横断する形)」 |
| EMCTrading(イーエムシートレーディング) | 公開ページはゼロカットを掲げていますが、条項では確認できません | 規約ページが存在せず、口座開設フォームの必須チェックボックスからリンクされる「顧客同意書」の href が空のため、条項にあたれません(2026-09-09 時点の記録) |
| MYFX Markets(マイエフエックスマーケッツ) | リスクを「最小化する」との記載 | リスク管理の定めとして「in order to minimize the risk of Negative Balances」。消去するとは書かれていません |
| VT Markets | 規約に定めあり・例外つき | 顧客契約 第11条「負の残高保護」。ただし不可抗力・異常な市況・規約違反のときは対象外だと同じ条文に書かれています |
| Tickmill | 記載が見当たりません | 38ページの顧客サービス契約を全文検索しましたが、負残高の負担を定めた条項が見当たりません |
| Traders Trust | 公開ページにあり、契約書にありません | FAQは「ゼロカット(ネガティブバランス保護)を提供しています」。クライアントサービス契約を全文検索して negative balance は0件でした |
| IC Markets(IC) | 与える条項が見当たりません | 84ページの利用規約で negative balance は2件。第4.5条(c)は他口座との相殺、第12.6条は「Risk-Free or Asymmetric Profiteering」の中の文で、どちらも保護を与える側ではありません |
| FXDD | 規約に定義あり・口座ごと | 利用規約 59.11「Negative Balance Protection」を口座の資金を上限とする責任の限度と定義し、「on a per account basis」の方針だと書いています |
| DecodeFX | 公開ページにあり、規約にありません | 日本語FAQは「マイナス残高保護(ゼロカット)を提供しております。口座がマイナスになる度に申請が必要となります」。83ページの利用規約に出てくる negative balance は他口座との相殺の条項だけです |
| NordFX | 濫用を禁じる条項だけ | クライアント契約 第5.21条は意図的に負残高を作る戦略を禁じ、他口座やウォレットの資金から負残高を埋め戻せると定めます。第5.22条は Negative Balance Protection の語を使いますが、保護を与える条項は見当たりません |
| FXCC | 定めあり・条件が付いていません | CFDのリスク開示(Marginの項)「the Client will not be liable for any negative Balance in their trading account, which negative Balance will be covered by the Company」 |
| HYCM | 規約に定めあり・全口座横断 | 顧客契約 3.16「negative balance protection mechanism across all your accounts」。負残高を自動的にゼロに戻すと書く一方、全口座を見てトレーディングクレジットを引き当て、または比例して減らす権利を単独の裁量で留保しています |
| TradeQuo | FAQと契約書が逆を向いています | FAQは「マイナス分の返済義務を免除します」。顧客サービス契約 第4.3条(e)は、不足額を10暦日以内に入金する義務を顧客に課しています(2026-10-03に条番号を第3条から第4.3条へ訂正。原文で数え直しました) |
補填がいつ行われるか、期間を書いているのは1社だけです
条文を30社そろえて読み直して、気づいたことがあります。ゼロカットが「ある」と書いている社の多くは、それがいつ行われるかを書いていません。
期間を書いていたのは BigBoss の1社でした。顧客契約 第9.2条に「The compensation will be issued within a week from the time of having the negative/minus balance」とあります。マイナス残高が生じた時点から1週間以内です。
この条項は2026年9月7日版のコモロ名義の顧客契約(全37ページ)にあり、同じ第9条の9.3には不足額を請求する権利も残っています。1週間以内に他の口座から充当し、それでも足りなければ請求できる、という組み立てです。
残る29社は、補填のタイミングについて記載が見当たりません。期間が書かれていないことは、遅いという意味ではありません。いつまでに行われるかが文書から読めない、というだけです。
ロスカットとゼロカットは、別の段階で起きます
この2つは並べて語られますが、順番が違う別の出来事です。条文の置かれている場所も違います。
ロスカットが先、ゼロカットが後です
相場が飛んだ日に、口座の残高が左から右へどう動くか。2つの条文が効く場所は、残高が0をまたぐ前と後に分かれます。
区別が効いてくるのは、ロスカット水準が0%の口座(30社中2社)です。残高をほぼ使い切るまで決済されないので、そのぶんマイナスへ振れる余地が大きくなります。水準が低いほうが有利とは限りません。そして不足額の入金期日の日数まで書いているのは1社だけでした。
- ロスカット(強制決済)|証拠金維持率が決められた水準を割ったときに、ポジションが閉じられます。水準を公開しているのは30社中25社で、0%から50%まで幅があります
- ゼロカット(負残高保護)|ロスカットが間に合わず、残高がマイナスになったあとの処理です。マイナス分を誰が負担するかの話で、決済そのものの話ではありません
つまりロスカットが先、ゼロカットが後です。相場が飛んだ日は、マージンコール→強制決済→残高がマイナス→ゼロカットが効くか、という順で進みます。全体の流れはロスカットされたあと、口座では何が順番に起きるかに7段階で並べました。
区別が効いてくるのは、ロスカット水準が0%の口座です。残高をほぼ使い切るまで決済されないので、そのぶんマイナスへ振れる余地が大きくなります。水準が低いほうが有利とは限りません。
デメリットとして挙げられることは、規約のどこに書いてあるか
ゼロカットの弱点としてよく挙がる点を、条文の側から確かめました。どれも「言われている」話ではなく、30社の文書に書かれているかどうかで整理しています。
| 挙げられること | 条文で確認できたか |
|---|---|
| 適用されないことがある | 書かれています。「提供する」と「当社の裁量であり保証しない」が同じ条項に並ぶ社があります |
| 悪用と判断されると無効になる | 書かれています。下の「ゼロカットの『悪用』は、規約では禁止行為です」の節にまとめました |
| 他の口座から充当される | 書かれています。口座ごとか全口座合算かで分かれます |
| 不足額を請求されることがある | 5社で確認しました。EBC・Axi・BigBoss・Land Prime・iFOREX |
| いつ補填されるか分からない | 期間を書いているのは1社だけです(BigBoss の1週間以内) |
| 公開ページにあっても規約にない | 3社で確認しました。Traders Trust・DecodeFX・EMCTrading |
6つのうち、条文で否定できたものはひとつもありませんでした。ただし、これは「ゼロカットが役に立たない」という意味ではありません。多くの社では書いてあるとおりに機能するはずで、ここで確かめているのは文書の中身だけです。
借金が残るのかという問いについては、不足額を顧客の負担と書いている5社の条文をロスカットされたあと口座で何が起きるかに原文で出しています。公開ページが「ゼロカットあり」と書いていても、法的文書の側が違うことがあります。
規約では「損失を消す」とは書かれていません
いちばん意外だったのは、条文の書き方でした。XMTrading の利用規約 47.9 は、Negative Balance Protection をこう定義しています。
Means the limit of a client’s aggregate liability, for all CFDs connected to a trading Account … to the funds in that Account
「損失を消す仕組み」ではなく、「顧客の負う責任の上限を、その口座の資金までとする」という書き方です。結果は同じに見えますが、主語が違います。
HFM の顧客契約 20.4 も「limits a Client’s aggregate liability」と同じ構造で、そのうえで「the Company shall take reasonable steps to reset the net balance」と続きます。合理的な措置をとる、であって、必ず戻すとは書いていません。
Exness は定義そのものを「the precautionary measure the Company takes」=当社がとる予防的措置としています。MYFX Markets に至っては、リスク管理の目的を「in order to minimize the risk of Negative Balances」=負残高のリスクを最小化すると書いています。最小化は、ゼロにするとは違います。
口座ごとか、全口座をまとめてか
ここは実務で効きます。同じ人が複数の口座を持っているとき、負残高をどの単位で見るかが社によって違いました。
- 口座ごと|XMTrading と FXDD は「on a per account basis」と明記。ある口座が負になっても、他の口座の資金は関係しません
- 全口座を通算|HFM は「the Client’s overall position across all accounts」。WeTrade も 3.15 で口座を横断する仕組みだと書いています。HYCM の 3.16 も「across all your accounts」で、全口座を見てトレーディングクレジットを引き当てる権利を留保しています
- 他の口座から埋める|iFOREX の顧客契約 9.1(d) は「お客様の口座に負の残高がある場合、当社がそれをカバーするために、お客様の他の口座からその口座に資金を転送する」。NordFX の第5.21条も、他の口座やウォレットの資金から負残高を埋め戻せると書いています
iFOREX の書き方は、ゼロカットというより資金の振り替えです。損失は消えず、別の口座の残高が減ります。公開ページの一言からは、まず読み取れません。
ゼロカットの「悪用」は、規約では禁止行為です
読んでいて手が止まったのは、ここでした。複数の社が、ゼロカットの「濫用」を禁止行為として条文に入れています。
XMTrading は「abuse of our ‘no negative balance’」が利用規約の違反にあたると書き、FXGT は「misuse of the Company’s ‘no negative balance’ policy …will void all related Transactions and any resulting profits」――関連する取引と、そこから生じた利益をすべて無効にする、と定めています。
FXGT はさらに、「monitoring trading conditions including but not limited to leverage in order to prevent any abuse」と、レバレッジを含む取引状況を監視すると書いています。
XS.com は 5.1 で「投資した資金を超える損失を負担する必要はない」と明言しながら、そのすぐ後ろに「(subject to the provisions on Negative Balance Protection Abuse in paragraph 31)」と条件を付けています。第31条という独立した濫用条項があるということです。
Vantage も顧客契約 第11条で保護を定めたうえで、禁止行為の (e) に「abusing the Negative Balance Protection Facility」を挙げています。
何をもって濫用とするかは、どの社も具体的に書いていません。ここは禁止される取引手法と同じ構造です。禁止だけが書かれ、基準は示されない。
具体例をひとつだけ、規約が名指ししています。TitanFX は取扱商品ページで、「2つの口座で両建て取引を行った場合」はゼロカットの対象外だと明記しています。複数口座をまたいだ両建てが、ここで効いてきます。
つまり「両建ては可か」という問いと、「ゼロカットの対象か」という問いは、別々に答えが出ます。同一口座内は可でも、複数口座間は別扱いという社があるからです。層ごとの扱いは両建ての3つの層に並べました。
もうひとつ。ここまで読んで分かるとおり、「悪用した覚えはないのに咎められた」が起きうる構造になっています。何をもって濫用とするかが書かれていないからです。そう書かれた投稿をどう読むかは「出金拒否」「詐欺」と書かれた話を、自分で確かめる方法にまとめてあります。
EBCのリスク開示は「追加証拠金が必要になる場合がある」と書いています
EBC Financial Group のリスク開示書 6.11 は、他社と方向が逆でした。
The Client acknowledges that additional payment of Margin may be necessary if … 6.11.2. when the Account shows a negative balance
口座が負残高を示したとき、追加の証拠金が必要になる場合がある――顧客がそれを了解する、という条文です。
IS6FX も、入金の取り消しなどの措置について「these actions may result in a negative Balance in all or any of the Accounts」と、負残高が生じうる前提で書いています。
どちらも、ゼロカットがあるかないかという話とは別の層にあります。「負残高は起こりうる」と規約が想定していること自体が、公開ページの一言とは温度が違います。
記載が見つからなかった社
Tradeview については、規約にも公開ページにもゼロカット(負残高保護)の記載を見つけられませんでした。そして顧客契約 第10条の見出しは「Liquidation of accounts / deficit balances」です。
deficit balances ――不足残高が生じうる前提で書かれた条項名です。見当たらないことと存在しないことは違いますし、私が読み落としている可能性もあります。ただ、他社が公開ページに明記している項目が見つからない、という事実は記録しておきます。
Axi も同じ形でした。顧客契約(AxiTrader LLC・2026年7月7日発効)6.3 TIMING OF PAYMENTS は、口座の資金が支払い義務に足りない場合、その不足額を「債務として直ちに支払う」と書いています。ゼロカットにあたる定めは、法的文書にも公開ページにも見当たりませんでした。
「補填します」の中身が、社によって違います
BigBoss には、はっきりした補填条項があります。利用規約 第9条 CLIENT MONEY の 9.2 で、マイナス残高は1週間以内に補填されると書かれています。ただし読むべきはその続きでした。
補填の原資は「他の保有口座」です。複数の口座を持っている場合、有効証拠金がいちばん多い口座から充当されます。JPY口座とUSD口座を持っていれば、USDに換算して比べたうえで、多い方から引かれます。
そして 9.3 に、「Bigboss has a right to claim the difference of insufficient amount for negative/minus balance customers」とあります。他の口座から埋めてもなお足りない分は、請求する権利が残るという書き方です。口座を1つしか持っていない人には、この条文がそのまま効きます。
Land Prime は、公開ページと規約で向きが逆でした。口座タイプのページは4口座すべてに「ゼロカットシステム あり」と書いてあります。ところが顧客同意書 第30条 INDEMNIFICATION には、「Customer also agrees to replenish Land Prime Ltd. of any negative balances caused by volatile environments triggered during the market open when the financial news breaks out」とあります。
指標発表や週明けの窓開けで生じたマイナス残高は、顧客が補填することに同意する、という条文です。ゼロカットがいちばん必要になる場面が、名指しで外されています。
EMCTrading は、条項にあたること自体ができませんでした。公開ページはゼロカットを掲げていますが、規約ページが存在せず、口座開設フォームの必須チェックボックスからリンクされている「顧客同意書」は href が空です。同意を求められている文書が読めないので、このページでは判定しません。
このページの使い方
ゼロカットの有無だけを見て終わりにしないこと、が結論です。見るべきは3つあります。
- 単位|口座ごとか、全口座合算か、他の口座から埋められるのか
- 言い切っているか|「消す」か「合理的な措置をとる」か「最小化する」か
- 濫用条項があるか|あるなら、何が濫用かは書かれていないのが普通です
強制決済の水準そのものはロスカット水準のページに、レバレッジが下がる条件は最大レバレッジのページにまとめました。ゼロカットは、その2つが効かなかったときの最後の話です。
ここで確認しているのは記載の整合性であって、実際に負残高を請求された人がいるかどうかではありません。証拠金のハブと調べ方の基準もあわせてご覧ください。
各社の調査基準日は、それぞれのブローカー記事に書いてあります。規約は3か月に一度読み直し、変更があればこのページも直して更新履歴に残します。
ゼロカットの条件は、公開ページと規約で向きが逆の社がありました。その食い違いまで含めて絞るなら、30社の比較表と4条件を満たした2社にまとめてあります。合格は「おすすめ」という意味ではありません。その理由も、そのページに書いています。