調査結果の要点
このページは、VT Marketsの利用規約と、同社が公開している資料を読んで、書いてあったことをそのまま記録したものです。調査基準日は2026-09-22です。数字と条項番号を添えてあるので、原文でご確認いただけます。
- 契約先:VT Markets Limited(モーリシャス)
- 足切り:不合格(食い違い7件) 独自評価:59点/100
- EA(自動売買):記載なし / 禁止手法の定義:あり
- 出金日数の開示:あり / 金融庁の一覧:掲載あり(令和5年5月(関東財務局の警告は令和5年5月31日付)) ※無登録とは、日本の登録を受けずに日本居住者へ勧誘したと金融庁が判断した状態です。掲載は違法性の確定ではありません
- 注目点:ゴールドの仕様表は最大2000:1、取引口座ページは最大1000:1。顧客契約書と主要事実の概要に倍率の記載はありません。
「VT Markets 詐欺」「VT Markets 評判」と検索して来られた方へ。判定はしていません。金融庁の一覧の照合と、規約で確認できた範囲は確かめられたことと、確かめていないことに、何を評判の根拠として見たかは評判をどう評価したかにまとめています。
VT Markets(ブイティーマーケッツ)のゴールドのページを読んでいて、手が止まりました。仕様表は「最大2000:1」、取引口座ページの表は「最大1000:1」。同じ会社の公開ページで、ゴールドの上限が2通りに分かれています。
保険のページでも、同じことが起きていました。「いかなる状況であっても資金を安全に保ちます」と書いてあります。同じページから開ける保険証明書は、破産(Insolvency Event)が起きたときに支払うものでした。金額の上限は1人あたり100万米ドル、ただし1人あたり最低2万米ドルの自己負担が引かれます。
この記事で読んだのは、VT Markets Limited(モーリシャス)の顧客契約書、主要事実の概要、入出金ポリシー、保険証明書、そして日本語の公開ページです。公式サイトの説明ページは根拠にしていません。条項番号を添えてあるので、気になるところは原文で確かめられます。
結論:この会社はどういう人に向くか
足切り基準の判定
基準を満たしていません
- 日本居住者の契約先法人が規約に明記されている
- 公開ページと規約・一次資料の間に食い違いがない食い違いが記録されています
- 出金の所要日数を具体的に開示している
- 禁止される取引手法が具体的に定義されている
この判定は入力された調査データから自動で計算されます。基準は調査を始める前に公開したもので、個別のブローカーに合わせて変えることはありません。
基準を満たさなかったことは「危険な業者である」という意味ではありません。公開ページと規約の記載が一致していない、といった事実の指摘です。また7項目100点の評価は取引条件と開示の状態を項目ごとに点数化したもので、安全性の点数ではありません。点数と足切りは別のものを測っています。
向いている人
- モーリシャスFSCの登録簿で、契約相手の会社名と免許の種類を自分で照合したい人
- 1000通貨単位など小さな枚数から試したい人(最低入金額は100ドル)
- スプレッドと手数料のどちらを払うかを、口座タイプで選びたい人
向いていない人
- ゴールドのレバレッジを、口座を開く前に1つの数字で確定させたい人
- 日本語だけで入出金の条件まで読み切りたい人(入出金ポリシーの日本語ページがありません)
- 「保険がある」という言葉を、そのまま元本の保証として受け取りたい人
独自評価は59点、足切り(このサイトでいう最低条件です)は不合格です。食い違いが7件あったためで、点数の高さとは別の判定です。
VT Marketsの契約先はどこの法人か:答え
誰と契約しているのか
契約先法人とは、口座を開いた利用者が実際に契約する法人のことです。日本語のサイトを使っていても、口座の契約はここに書かれた法人との間で結ばれます
日本居住者の契約先
モーリシャス
公開ページはライセンス番号 GB23202269 と表記
FSC登録簿の表示、2026-09-22確認
FSC
公開ページの表記。登録簿では番号の表示がなく未照合
日本から見た位置づけ
所在地:First Floor, First St Vincent Bank Ltd Building, James Street, Kingstown, セントビンセント・グレナディーン諸島/台北オフィス)。現在の契約先として示されるモーリシャスの VT Markets Limited とは所在地が異なり、同一法人とは断定できない。
関東財務局の警告は令和5年5月31日付
出典:利用規約(Client Agreement Version: December 2025)/調査基準日 2026-09-22
日本語ページの規制・コンプライアンスに並ぶ法的文書は、すべてVT Markets Limited(モーリシャス)のものでした。顧客契約書の表紙にも同じ社名があります。版はVersion: December 2025です。
第17条(GOVERNING LAW)はモーリシャス法(2005年証券法)に準拠し、モーリシャスの裁判所に服すると定めます。争いになったときに持ち込む先は、日本の裁判所ではありません。
モーリシャスFSCの公開登録簿で照合しました(2026-09-22確認)。「VT Markets Limited」で1件が出て、免許日は2023年10月23日、種類はSEC-2.1B Investment Dealer(Full Service Dealer excluding Underwriting)、住所は 40 Silicon Avenue, The Catalyst, Level 2, Suite 201, Ebene でした。
ただし、登録簿の画面にライセンス番号の欄はありません。公開ページが掲げる GB23202269 という番号そのものは、登録簿の側から確認できませんでした。照合できたのは会社名・免許日・免許の種類までです。
同じブランドの中に、別の役割の法人が並びます。VT Markets (Pty) Ltd(南アフリカ、FSP 50865)は、公開ページ自身が「マーケットメーカーでも商品発行者でもなく、顧客と商品提供者(VT Markets Limited)の仲介者としてのみ行動する」と書いています。ドバイ支店は紹介と販促のみ、キプロスの VT Markets Ltd は支払代理店、英国の V.T.M. Integrated Services Limited はグループ向けの役務提供です。
金融庁の一覧に、同じ商号があります
金融庁の「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について(海外所在業者)」に、商号「VT Markets」が載っています。所在地は First Floor, First St Vincent Bank Ltd Building, James Street, Kingstown(セントビンセント・グレナディーン諸島)と台北のオフィス、掲載時期は令和5年5月です。関東財務局の警告は令和5年5月31日付でした。
ここは慎重に読む必要があります。警告の相手はセントビンセントの住所の「VT Markets」で、いま日本語ページが契約先として示すモーリシャスの VT Markets Limited とは住所が違います。同一の法人だと断定はできません。関東財務局のページにも「業者名等・所在地は虚偽の可能性があります」と注記があります。
もうひとつ、気づいたことがあります。FSCの登録簿に出た VT Markets Limited の住所(The Catalyst, 40 Silicon Avenue, Ebene)は、同じ金融庁一覧に載る Vantage Trading Ltd. の所在地と一致します。住所が同じだから同じ会社だ、とは言えません。モーリシャスでは同じビルに多数の法人が登記されます。私が確認できたのは「住所の文字列が一致する」という事実だけです。
口座タイプの選び方:分かれ目はスプレッドか手数料か
日本語の取引口座ページに並ぶのはスタンダードSTPとローECNの2つです。スタンダードSTPはスプレッド1.2ピップスから・取引手数料0ドル、ローECNはスプレッド0.0ピップスから・手数料6ドルと書かれています。最低入金額はどちらも100ドルです。
同じ表にスワップフリー口座とイスラム口座の条件も並びます。スワップは無しですが、「管理手数料がかかる場合があります」と添えられています。いくらかは書かれていません。
ゴールドは最大2000倍、口座ページは最大1000倍です
ここでいちばん手が止まりました。ゴールドのページには仕様表があり、XAUUSDは「レバレッジ 最大2000:1*」「契約サイズ 1ロットあたり100オンス」「最小ロット 0.01ロット」と書かれています。24時間取引のXAUUSD247は1オンス単位で最大500:1*、グラム建てのGAUUSDは100g単位で最大2000:1*です。
一方、取引口座ページの表は、スタンダードSTPもローECNも「最大レバレッジ 1000:1」です。同じ会社の公開ページで、ゴールドの上限が2000倍と1000倍に分かれます。
ゴールドページの注記は「レバレッジはアカウントタイプ、市場状況、地域、およびポジションサイズによって異なります」です。変わりうることは書いてありますが、どの口座なら何倍かの対応表はありません。
もう1か所、数字が合いません。貴金属ページの本文は「柔軟なレバレッジ 最大 20:1 のレバレッジ オプションがあり」と書きます。同じページのFAQは「特定のプレシャスメタルの契約内容により、最大500:1」です。FAQの500倍はXAUUSD247の数字と一致しますが、本文の20倍はどのページとも合いません。
顧客契約書と主要事実の概要には、レバレッジの倍率そのものが書かれていません。主要事実の概要の第4章は「LEVERAGE」という見出しですが、中身は証拠金の考え方の説明で、数字は出てきません。
つまり、上限を決めているのは規約ではなく、口座タイプと銘柄ごとの設定です。ゴールドを何倍で建てられるかは、口座を開いてプラットフォーム上で確かめるまで確定しません。
ボーナスとポイント制度
プロモーションの一般規約は日本語で読めます。クレジットボーナスについて、「さらなる通知なしに、参加資格を取り消し、口座からボーナスの一部または全部を削除する権利を留保する」と書かれています。複数口座をまたいだ両建てで得た利益も、削除の対象に挙がっています。
PAMM・MAM の口座とコピートレードに参加している口座は、オファーの対象外です。ボーナスを当てにして口座の使い方を決めると、あとで前提が変わります。
VT Marketsのゴールド(XAUUSD)の条件:契約サイズ・スプレッド・レバレッジ
XAUUSDの条件を、公開資料の表記のまま並べます。契約サイズが分からないと、スプレッドの数字は金額に直せません。そこを先に見てください。
ゴールド(XAUUSD)の取引条件
| 1ロットのコントラクトサイズ | 1ロットあたり100オンス(XAUUSD)。XAUUSD247は1ロットあたり1オンス、GAUUSDは1ロットあたり100グラム(ゴールドページの仕様表、2026-09-22確認) |
|---|---|
| XAUUSD のスプレッド | 数値の記載が見当たりません(ゴールドページは「スプレッド極小0.0ピップスから」と書くのみで、XAUUSDの実数も単位も示していません) |
| 最大レバレッジ | ゴールド(XAUUSD)は最大2000:1、取引口座ページは全口座タイプで最大1000:1。貴金属ページ本文は最大20:1、同FAQは最大500:1。顧客契約書と主要事実の概要に倍率の記載なし |
| ロスカット水準 | 50%(顧客契約 第11条。50%以下で、損失の大きいポジションから自動的に閉じる) |
| スワップフリー | あり(スワップフリー口座。「管理手数料がかかる場合があります」と注記、金額の記載なし) |
| EA の使用 | 記載なし |
| 最小取引単位 | 0.01ロット(XAUUSDとGAUUSD)。XAUUSD247は1ロット(ゴールドページの仕様表) |
公開資料の表記をそのまま載せています。7項目のうち、数値が出ていたのは3項目です。単位の書き方は会社ごとに違うので、数字だけを他社と並べても比べたことになりません。読み方はゴールドの1pipsはいくらかに、全社を横に並べた表はゴールドの取引条件にあります。調査基準日は2026-09-22。
VT Marketsのゴールドの取引時間:月曜から金曜の01:00から24:00まで
VT Marketsは、貴金属の取引時間を月曜日から金曜日の01:00から24:00までとしています(2026-09-23取得)。基準はサーバー時間と書かれています。
ただし、そのサーバー時間が日本時間と何時間ずれるのかは書かれていません。「サーバー時間」とだけ書いてあって、時差がない場合、読者の側では開始時刻を決められません。取引プラットフォームの時計でご確認ください。
執筆時点で調べた30社のうち、ゴールドの取引時間を公開資料に時刻で書いていたのは16社でした。残りの14社は、公開ページに時刻の記載が見当たりません。VT Marketsは書いている側です。
VT Marketsの利用規約で知っておくべき3点:保険・改定・ゼロカット
利用規約に書かれている、知っておくべき3点
公式サイトの説明ページには書かれていない内容です。条項番号を添えています
| 条項 | 内容 | なぜ重要か |
|---|---|---|
| 第1.4条(v)+定義 Suspicious Trading Activity | 疑わしいと当社が単独の裁量で判断すれば、口座の停止・損失の回収・利益の取消まで即時にできると書く。例にはスキャルピングや同時両建てが挙がる | |
| 第9.1条(a) 改定 | いつでも改定でき、通知は「してもよい(may elect)」。拘束されるのは通知から10日後か、次に注文を出した時点の早いほう | |
| 第11条 負の残高保護+保険証明書 | ゼロカットは原則で、不可抗力・異常な市況・規約違反は対象外。公開ページの100万ドルの保険は破産したときの保険で、最低2万ドルの自己負担がある |
出典:利用規約(Client Agreement Version: December 2025)/調査基準日 2026-09-22
1. 保険は「破産したとき」の保険です
日本語の保険ページは「アカウントあたり最大 1,000,000 米ドルの請求補償範囲」「いかなる状況であっても資金を安全に保ちます」と書いています。同じページから保険証明書(Evidence of Insurance)が開けます。
証明書の中身は、こうです。引受はロイズのシンジケート(ARCH 2012)、手配は Willis Towers Watson、被保険者は VT Markets Limited。支払われるのは保険期間中に破産事由(Insolvency Event)が発生した場合で、受取人は「ポリシーが定める請求者の要件を満たす顧客」です。
上限の書き方も違います。証明書は「1請求者あたり最大100万米ドル、ポリシーの制限と条件に従う」とし、自己負担(Retention)として「配当等の合計、最低でも1請求者あたり2万米ドル」を置いています。破産して配当が出た場合、その分は差し引かれます。
保険期間は2025年10月1日から2026年9月30日までです。いま読んでいる時点の期間が切れていないかは、証明書の日付で確かめられます。顧客契約書と主要事実の概要には、保険に関する条項が見当たりません。私が確認できた範囲では、保険の根拠は契約書ではなくこの証明書です。
2. 規約はいつでも改定でき、通知は「してもよい」です
第9.1条(a)は「本契約の条件は、VT Markets がいつでも改定できる」と定めます。続けて、「VT Markets は改定の通知を顧客に行うことを選択できる(may elect to provide Notice)」とあります。通知は義務ではなく選択です。
顧客が拘束されるのは、通知から10日後か、改定後に注文を出した時点の、早いほうです。注文を1回出せば、その時点で新しい条件に同意したことになります。
3. ゼロカットは「原則」で、例外が並びます
第11条(NEGATIVE BALANCE PROTECTION)は、証拠金維持率が100%を割ると証拠金請求、50%以下で不利なポジションから自動的に閉じると説明します。マイナス残高が出たときは顧客からサポートに連絡し、会社が評価するという書き方です。
そのうえで、適用しない場合が列挙されています。不可抗力、異常な市況や極端な変動、会社が「顧客の取引に起因しない」と単独の裁量で判断した場合(手数料由来の負債など)、顧客の規約違反や市場ルール違反に起因する場合です。
ゼロカットを提供するという文と、保証しないという条件が、同じ条文の中に並びます。この構造は、執筆時点で調べた会社の多くと同じでした。
禁止される取引手法は、定義されています
顧客契約書の定義(Suspicious Trading Activity)に、7つの行為が並びます。薄い流動性のときに広がったスプレッドを狙うスキャルピング、指標や引け前のギャップを大きな建玉で取りにいく行為、同一銘柄で同時に売りと買いを持つ形、ゼロカットの濫用などです。
最後の1つは「顧客・被認可利用者・その関係者による行為で、当社が疑わしいと考えるもの」で、範囲を限定していません。具体的に定義した項目と、包括的な項目が併存しています。
VT Marketsの出金は何日かかるか:答え
出金は何日で戻ってくるか
| 公開ページの表記 | 同上(入出金ポリシーが唯一の数値の出どころ。英語ページのみ) |
|---|---|
| 入出金ポリシー等の文書 | 入出金ポリシー:出金は通常1営業日以内に処理、受け取りまで1〜7営業日、銀行送金は3〜5営業日 |
入出金ポリシーに数字があります。「出金は通常1営業日以内に処理する」「受け取りまでは出金方法により1〜7営業日」「銀行送金は3〜5営業日」です。出金手数料は請求しないが、銀行や中継銀行の手数料は別とも書かれています。
読みどころは、処理と着金が分けて書かれていることです。「1営業日」は会社が処理を終えるまで、「1〜7営業日」は手元に届くまでです。この2つを混ぜると、待つ日数の見積もりが変わります。
ひとつ、不便な点があります。この入出金ポリシーは英語ページにしかありません。日本語側の同じURL(/jp-asia/deposit-withdrawal-policy/)は404でした(2026-09-22確認)。日本語だけで読み進めると、出金日数の根拠にたどり着けません。
入出金の方針として、入金元に戻す(Return to Source)が明記されています。カードで入金したらカードへ、という形です。入金と出金の経路が違うときは、先に確認しておくほうが安全です。名義や経路の制約は出金のルールにまとめてあります。
入出金の方法は、公式サイトではなくヘルプセンターに書いてありました
入出金ポリシーには、こう書かれています。「Refer to the deposit methods available on the Deposit Page of our website for more details.」それで公式サイトを探しました。固定ページのサイトマップ85件に、入金ページはありません(2026-10-10確認)。
見つけたのは別の場所でした。get.vtmarkets.help です。フッターのヘルプセンターのリンクが、別のドメインに出ていきます。カテゴリ「取引口座の入金および出金」に入金30記事・出金29記事。探していた一覧は全部そこにありました。
| 方法 | 入金の反映 | 出金の所要 |
|---|---|---|
| クレジット/デビットカード(Visa・Mastercard) | 60分以内 | 3〜7営業日 |
| 電子ウォレット(Neteller・Skrill) | 60分以内 | 1〜3営業日 |
| 暗号資産 | 60分以内 | 1〜3営業日 |
| 国内銀行振込 | 1営業日以内 | 1〜3営業日 |
| 国際銀行送金(SWIFT) | 3〜7営業日 | 3〜7営業日 |
出典:ヘルプセンター「VT Markets はいくつの入金方法に対応していますか?」「入金が反映されるまでどのくらいかかりますか?」「VT Marketsではどの出金方法に対応していますか?」「出金が口座に反映されるまでの時間はどのくらいですか?」(いずれも2026-10-10取得)
どの記事にも同じ注記があります。「ご利用いただける具体的な決済方法および現地ゲートウェイは、登録されている居住国によって異なります」。方法の名前は分かっても、自分の国で使える経路はポータルにログインしないと分かりません。
そして「国内銀行振込」が日本の銀行から使えるとは、どこにも書かれていません。59記事を全部読んで「日本」「JPY」「Japan」が出てくるのは1か所だけ、次の表です。
JPY だけ、最低出金額が最低入金額より高いです
| 口座通貨 | 最低入金額 | 最低出金額 |
|---|---|---|
| JPY(日本円) | 5,000 | 6,000 |
| USD・AUD・CAD | 50 | 40 |
| GBP(英ポンド) | 50 | 30 |
| HKD(香港ドル) | 400 | 300 |
| USC(米セント) | 5,000 | 4,000 |
出典:ヘルプセンター「ライブ取引口座の最低入金額および出金額はいくらですか?」(2026-10-10取得)
6通貨のうち5つは、最低出金額のほうが最低入金額より低いか同じです。JPY だけが逆で、入金5,000に対して出金は6,000。5,000円だけ入れた口座からは、そのままでは出せない計算になります。
理由の説明は記事にありません。為替換算の都合で丸めた結果かもしれませんし、意図があるのかもしれません。書かれていないので、そこは分かりません。
出金手数料は「取らない」と書いた直後に、20ドルが並んでいます
ヘルプセンターの「出金手数料はかかりますか?」は、こう始まります。「後述の銀行送金手数料を除き、VT Marketsが手数料を徴収することはありません。」続く一覧がこれです。
- 銀行送金:毎月初回の出金は無料。同月内の2回目以降は1回の申請につき20米ドル相当の固定手数料
- 電子ウォレット:Skrill 1%、Neteller 2%の処理手数料
一覧の下には、もう一文あります。「上記の手数料は銀行機関および決済プロバイダーによって請求されます。」
読みながら手が止まりました。「月の初回だけ無料で、2回目から20ドル」という線引きは、銀行が決めるものには見えません。ただ記事は、銀行と決済プロバイダーが請求すると書いています。どちらが正しいかは、ここからは判断できません。両方書いてある、というところまでが確かめられたことです。
入出金ポリシーのほうには、金額も無料回数もありません。「If we choose to waive or cover any fees, we can only cover fees that we see.」(当社が手数料を免除または負担することを選ぶ場合、負担できるのは当社に見えている手数料だけです)と、銀行・中継銀行・金融機関の手数料は顧客負担という定めだけです。この食い違いは記録に加えました。
出金が止まる理由を、7つ並べて書いていました
これは執筆時点で調べた30社のなかでいちばん具体的でした。「出金リクエストが拒否されたのはなぜですか?」に、理由が7つ挙がっています。
- 同一送金元への出金:入金した元本が全額返るまで、入金に使った方法に戻す
- 第三者名義口座の利用制限:資金は本人名義の口座にのみ。第三者名義は禁止
- 住所確認が保留中:承認済みの住所証明(POA)がないと出金機能が有効にならない
- 追加認証が必要:セキュリティチェック・口座アクティビティの確認・書類の更新
- 利用可能証拠金不足:保有ポジションで証拠金が拘束されているとき
- 最低出金額未満:選んだ決済チャネルの最低額を下回っているとき
- 支払い情報が正しくない:口座番号・受取人名・IBAN/SWIFTの誤り
拒否の具体的な理由はシステム通知メールに表示されるとも書いてあります。止まる条件を先に並べておく形は、他社ではあまり見ませんでした。
カードの枠については、金額を入れた例まで置いてあります。カードで500ドル入れて残高が800ドルになった場合、最初の500ドルは同じカードに戻す必要があり、500ドルの枠がクリアされてから残りの300ドルで銀行振込や電子ウォレットが選べるようになる。他社の規約では文章だけで書かれていることが多い部分です。
公式サイト本体(www.vtmarkets.com)は、サーバーからの取得を HTTP 403 で拒否するので、変更監視の10行は止めてあります。ヘルプセンターは別ホストで、取得できました。同じ会社でも、ホストが違えば結果が違います。
口座開設の手順
口座開設の手順と所要時間
| 所要時間 | 日数の記載は見当たりません。口座仕様ページとFAQの一覧(/jp-asia/category/faq/)のどちらにも、審査や口座有効化にかかる時間の記載がありません(2026-10-03、描画後の画面で確認) |
|---|---|
| 必要書類 | FAQに書類の表があります。本人確認書類は有効な公的写真付き身分証(パスポートまたはIDカード。氏名・生年月日・有効期限が確認できるもの)。住所確認書類は直近3か月以内に発行された銀行取引明細または公共料金の請求書(ガス・水道・電気)。あわせて全ての出金でGoogleまたはMicrosoftのAuthenticatorアプリによる2要素認証を必須としています |
- 登録する → 入金する → 取引する の3ステップ(公開ページ)
入出金ポリシーは、入金の名義確認のためにカードの写しなどの提出を求める場合があると書いています。
公開ページの案内は「登録する・入金する・取引する」の3ステップです。本人確認の書類の種類や審査日数について、日本語ページで具体的な記載は見つけられませんでした。
この記事に口座開設リンクは置いていません。VT Markets(ブイティーマーケッツ)とは提携していないためです。採点と足切り判定は、提携の有無とは関係なく30社すべてに同じ基準を当てて出しています。ボタンがないことは、この会社の評価とは関係ありません。
日本語サポートの実務
日本語のサイトとヘルプセンターがあります。ヘルプセンターは日本語で、入出金・口座・プラットフォームの記事が読めます。一方で、日本語の問い合わせ窓口の営業時間を示す記載は、公開ページの中では見つけられませんでした。
問い合わせへの対応の速さや丁寧さは、このサイトの採点に入れていません。運営者に対する応対と、口座を持つ人が受ける対応は別物だからです。
VT Marketsの日本人ユーザー数はどれくらいか:計測値がなく、判定しません
日本からの利用者数は出しません。公開情報から取れるのは訪問数や使われ方の指標までで、そこから実際に取引している人数を導く筋道がないためです。この扱いは全社で同じです。
独自評価 59点の内訳
独自評価
各項目を満点に対する割合で描いています。外側ほど満点に近い形です。
| 評価項目 | 配点 | 採点 | 理由 |
|---|---|---|---|
| 信頼性・運営情報 | 20 | 12 | 契約先が VT Markets Limited(モーリシャス)と規制ページ・顧客契約書の双方で一致し、FSCの公開登録簿でも会社名・免許日(2023年10月23日)・免許種別(SEC-2.1B)を確認できた点は加点。一方、登録簿にライセンス番号の表示がなく GB23202269 は番号として照合できない。金融庁の一覧に同じ商号「VT Markets」があり(所在地はセントビンセント・台北)、登録簿の住所が同一覧の Vantage Trading Ltd. の所在地と文字列として一致する点を減点。 |
| 取引環境 | 20 | 13 | MT4・MT5とアプリ、最低入金100ドル、口座タイプでスプレッドと手数料を選べる点は加点。ゴールドの上限がページによって2000倍と1000倍に分かれ、規約に数値がないため取引前に確定できない点を減点。契約サイズ・最小ロット・取引時間が仕様表で公開されている点は加点。約定やスリッページは計測していない。 |
| 取引コスト | 15 | 9 | スプレッドは公開値のみで、XAUUSDの具体的な数値も単位も公開ページに見当たらない。契約サイズは100オンスと単位まで明記されている。ローECNの手数料6ドルも単位(片道/往復・1ロットあたり)の明記がない。 |
| 入出金環境 | 15 | 10 | 出金日数が処理1営業日・着金1〜7営業日・銀行送金3〜5営業日と数値で開示されている点は加点。入出金ポリシーが英語ページにしかなく、日本語では根拠にたどり着けない点を減点。Return to Source の明記はプラス。 |
| 日本語サポート | 10 | 6 | 日本語サイトと日本語のヘルプセンター記事がある点は加点。日本語窓口の営業時間の記載を公開ページ内で見つけられなかった点を減点。 |
| EA・自動売買環境 | 10 | 5 | MT4・MT5が使え、VPSの払い戻しプログラムがある点は加点。EAの可否を明示した記載が公開ページに見当たらず、規約側は濫用的な自動売買を Suspicious Trading Activity として包括的に禁止している。 |
| ネット上の評判 | 10 | 4 | 日本語の一次情報が薄く、検索の上位はアフィリエイト媒体の比較記事が中心。金融庁の一覧に同じ商号があること自体は事実として減点材料だが、被害の有無は確認していない。 |
| 合計 | 100 | 59 / 100 | |
全ブローカーに同一の配点・同一の観点を適用しています。基準は調査方針をご覧ください。
点数は7項目の合計です。点数が高いことと、足切りに通ることは別物です。足切りは記載の整合性だけを見ます。
公開ページと一次資料の食い違い
| 論点 | 公開ページの表記 | 一次資料の記載 |
|---|---|---|
| 顧客資金保険の条件 | クライアントファンド保険ページ「アカウントあたり最大1,000,000米ドル」「いかなる状況であっても資金を安全に保ちます」 | 保険証明書は破産事由(Insolvency Event)の発生時に支払うもので、1請求者あたり最低2万米ドルの自己負担(Retention)付き。保険期間は2025年10月1日〜2026年9月30日。顧客契約書・主要事実の概要に保険の条項は見当たらない |
| ゴールドのレバレッジ上限 | ゴールドページの仕様表「XAUUSD 最大2000:1」/取引口座ページ「最大レバレッジ1000:1」(全口座タイプ) | 顧客契約書・主要事実の概要にレバレッジの倍率の記載なし。ゴールドページの注記は「レバレッジはアカウントタイプ、市場状況、地域、ポジションサイズによって異なります」 |
| 貴金属のレバレッジ | 貴金属ページ本文「柔軟なレバレッジ 最大 20:1」/同ページFAQ「特定のプレシャスメタルの契約内容により最大500:1」 | ゴールドページの仕様表はXAUUSD 2000:1、XAUUSD247 500:1、GAUUSD 2000:1。本文の20:1と一致するページは見当たらない |
| 顧客資金の保護 | FAQ「分別管理口座で管理」 | 顧客契約 第2.7条(a)(v)「顧客資金の分別は、顧客資金を損失のリスクから完全には保護しない」と明記 |
| 出金手数料 | ヘルプセンター「出金手数料はかかりますか?」(2026-10-10取得)は「後述の銀行送金手数料を除き、VT Marketsが手数料を徴収することはありません」としながら、銀行送金は同月2回目以降に1回20米ドル相当の固定手数料、Skrill 1%・Neteller 2% を列挙し、末尾では「上記の手数料は銀行機関および決済プロバイダーによって請求されます」と書く | 入出金ポリシーに手数料の金額や無料回数の記載はなく、「If we choose to waive or cover any fees, we can only cover fees that we see.」と、銀行・中継銀行・金融機関の手数料は顧客負担という定めだけ |
| 入金方法の案内先 | 入出金ポリシー「Refer to the deposit methods available on the Deposit Page of our website for more details.」 | 固定ページのサイトマップ85件に入金ページは存在しない(2026-10-10確認)。方法の一覧は別ホストのヘルプセンター(get.vtmarkets.help)とログイン後のクライアントポータルにしかない |
| 入金方法の数 | ヘルプセンター「VT Marketsはどのような入金方法を提供していますか?」は4つ(カード・電子ウォレット・国内銀行振込・国際銀行送金) | 同じセクションの「VT Markets はいくつの入金方法に対応していますか?」は5つで、暗号資産が加わる(暗号資産には専用の手順記事もある) |
食い違いは7件でした。1件でもあれば不合格です。どれも「嘘だ」と言っているのではありません。公開ページの言い方と、一次資料に書いてある条件が、そろっていないという意味です。
VT Marketsは詐欺なのか:確かめられたことと、確かめていないこと
「VT Markets 詐欺」という言葉で、このページに来られる方がいます。詐欺かどうかを、私は判定していません。出金を拒まれたという事例も確認していません。ここで確かめたのは、規約と公的な記録に何が書いてあるかだけです。
金融庁が公表しているのは、無登録で勧誘を行っていた相手に警告書を出したという記録です。その一覧(令和8年9月25日更新・全1,159行、うち海外所在437件)を「VT Markets」で引いた結果が、次のとおりです(2026-09-30取得)。
- 令和5年5月 … VT Markets(サービス名「VT Markets」)
規約が定める契約先は VT Markets Limited(モーリシャス)です。一覧に載っている商号は「VT Markets」までで、Limited は付いていません。同じ相手かどうかは、この表記だけでは決められません。
繰り返しになりますが、この一覧は警告書を出したという記録であって、詐欺の認定ではありません。逆に、載っていないことが安全の証明になるわけでもありません。噂の確かめ方は「出金拒否」「詐欺」と書かれた話を、自分で確かめる方法にまとめています。
評判をどう評価したか
評判を4点とした根拠
- 日本語の情報:検索で上位に出るのは広告収入を前提にした比較記事が中心で、条項番号まで確かめた記事は見つけられなかった(2026-09-22確認)。
- 公的な記録:金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について(海外所在業者)」に商号「VT Markets」が掲載(掲載時期 令和5年5月、関東財務局の警告は令和5年5月31日付)。所在地はセントビンセント・グレナディーン諸島と台北で、現在の契約先であるモーリシャス法人とは異なる。
- 読み方の注意:掲載は「無登録で勧誘を行っていた」という公表であって、出金拒否や詐欺の認定ではない。関東財務局のページ自身が「業者名等・所在地は虚偽の可能性があります」と注記している。
- 紹介記事とのずれ:紹介記事の多くは「最大レバレッジ1000倍」と書くが、同社の公開ページには20:1・500:1・2000:1の表記も並ぶ。
判断:4点。日本語の一次情報が薄く、同じ商号が公的な警告の対象になっている。被害の有無は確認していないため、これ以上の加点も減点もしない。
ひとつ、はっきり書いておきます。私は出金拒否の有無を確認していません。確認したのは、規約と公開ページに何が書いてあるかだけです。ネットの書き込みを自分で確かめる手順は「出金拒否」「詐欺」と書かれた話を、自分で確かめる方法に書きました。
他社と比べたとき、どこが強くてどこが弱いか
強いのは保険の中身を証明書まで公開している点です。金額だけを掲げて根拠を出さない会社もある中で、引受先・期間・自己負担まで読めます。読めば条件が分かる、という意味では開示されています。
弱いのは数字の揺れです。ゴールドの上限が、ページによって2000倍と1000倍に分かれます。公開ページと規約で数字が違う例はほかの社にもありましたが、公開ページ同士で割れている形は読んでいて戸惑いました。
もう1つは言語です。日本語ページは整っている一方、出金日数の根拠になる入出金ポリシーは英語ページにしかありません。日本語で完結しない部分がどこかを、先に知っておく必要があります。
他社と同じ基準で並べたものは30社の比較表に、当局ごとの違いはライセンス比較にあります。
税金の扱い
税金の扱い(海外FX共通)
国内のFX業者と海外のFX業者では、利益にかかる税金の計算方法が違います。ここはブローカーごとの差ではなく、海外FX全体に共通する話です。
| 区分 | 雑所得(総合課税)。国内業者は申告分離課税です |
|---|---|
| 税率 | 給与など他の所得と合算した金額に対する累進課税。国内業者の一律20.315%とは異なります |
| 損失の繰越 | できません。国内業者は最長3年繰り越せます |
| 他社との損益通算 | 海外FX同士は通算できますが、国内業者の損益とは通算できません |
| 確定申告 | 給与所得者は年間の利益が20万円を超えると申告が必要です |
具体的な税額や申告の可否は所得状況によって変わります。判断に迷う場合は税務署または税理士にご確認ください。
VT Marketsのよくある疑問
VT Markets の契約相手はどこの法人ですか?
VT Markets Limited(モーリシャス)です。顧客契約書の表紙と日本語の規制ページの法的文書が一致しています。第17条で準拠法はモーリシャス法、管轄はモーリシャスの裁判所です。
金融庁の一覧に載っていますか?
商号「VT Markets」が掲載されています(掲載時期 令和5年5月、関東財務局の警告は令和5年5月31日付)。ただし一覧の所在地はセントビンセント・グレナディーン諸島と台北で、いま契約先として示されるモーリシャス法人とは異なります。同一法人とは断定できません。掲載は違法性が確定したという意味でもありません。
ゴールドのレバレッジは何倍ですか?
ゴールドページの仕様表はXAUUSDが最大2000:1、取引口座ページの表は全口座タイプで最大1000:1です。貴金属ページ本文は最大20:1、同FAQは最大500:1(XAUUSD247の数字と一致)。顧客契約書と主要事実の概要に倍率の記載はありません。
100万ドルの保険とは何ですか?
ロイズのシンジケート(ARCH 2012)が引き受ける Excess of Loss 保険で、支払われるのは保険期間中に破産事由が発生した場合です。上限は1請求者あたり100万米ドル、最低2万米ドルの自己負担があります。保険期間は2025年10月1日〜2026年9月30日です。
出金は何日かかりますか?
入出金ポリシーは、処理が通常1営業日以内、受け取りまで1〜7営業日、銀行送金は3〜5営業日としています。このポリシーは英語ページにしかありません。
ゼロカットはありますか?
顧客契約書 第11条に負の残高保護の定めがあります。ただし不可抗力、異常な市況、規約違反に起因する場合などは適用しないと列挙されており、マイナスが出たときは顧客から連絡して会社が評価する書き方です。
VT Marketsは安全ですか
判定していません。VT Marketsは食い違いが7件で足切りは不合格、独自評価は59点でした。契約先は VT Markets Limited(モーリシャス)。金融庁の無登録業者一覧には令和5年5月付の掲載があり、関東財務局から令和5年5月31日付で個別の警告も出ています。個別の警告ページがある社は、調べた中では多くありません。
VT Marketsの口座維持費はいくらですか
顧客契約書に休眠口座手数料の条項が見当たりませんでした。書かれていないという意味で、無料と確認できたわけではありません。
VT Marketsはどこの国の会社ですか(契約先はどこの法人か)
日本の居住者の契約先は VT Markets Limited(モーリシャス)です。この社は金融庁の無登録業者一覧に令和5年5月付で掲載され、関東財務局から令和5年5月31日付の個別の警告も出ています。
まとめ
この会社は、変更の自動監視ができていません。2026年9月23日にあらためて10ページを登録して実行したところ、サーバーから全ページ HTTP 403(bot対策)が返りました。bot対策の迂回はしないので、3か月ごとに私が手で開いて、保存してあるアーカイブと突き合わせます。
読んだのは2026-09-22時点の一次資料です。規約は改定されます。3か月に一度は読み直し、変わっていれば記事を直して更新履歴に残します。
とくに保険証明書の期間(2026年9月30日まで)は、近いうちに更新されるはずの箇所です。次に読み直すときは、まずここを見ます。
基本情報
| 英文ブランド名 | VT Markets |
|---|---|
| 検索用タイトル(title タグ) | VT Marketsの評判・出金・レバレッジ|規約で独自調査 |
| 公式サイトURL(日本語) | https://www.vtmarkets.com/jp-asia/ |
| ブランドロゴの画像URL | https://fx-ore.com/wp-content/uploads/2026/09/chip-vtmarkets.png |
| 設立年 | 2015(VT Markets (Pty) Ltd の南アフリカ登記が2015年。モーリシャス法人の免許は2023年10月23日) |
| 日本居住者の契約先法人名 | VT Markets Limited(モーリシャス) |
| 契約先法人の登記番号 | (登録簿に登記番号の表示なし。公開ページはライセンス番号 GB23202269 と表記) |
| 契約先の監督当局 | モーリシャス金融サービス委員会(FSC) |
| 契約先を監督する当局の水準 | オフショア登録 |
| 契約先のライセンス番号 | GB23202269(公開ページの表記。登録簿では番号の表示がなく未照合) |
| 契約先の登記住所 | 40 Silicon Avenue, The Catalyst, Level 2, Suite 201, Ebene, Mauritius(FSC登録簿の表示、2026-09-22確認) |
| 日本居住者が投資家補償基金の対象か | 対象外 |
| 契約先カードの注意書き(読み違えやすい点) | 南アフリカの VT Markets (Pty) Ltd(FSP 50865)は公開ページ自身が「仲介者としてのみ行動し、商品提供者は VT Markets Limited」と明記。ドバイ支店(CMAライセンス20200000299)は紹介・販促のみ。キプロスの VT Markets Ltd(HE436466)は支払代理店で、規制対象の活動は行わないと記載。英国の V.T.M. Integrated Services Limited(17416220)はグループ向けの役務提供。 |
日本市場
| 金融庁 無登録業者一覧への掲載 | あり |
|---|---|
| 掲載時期(掲載ありの場合) | 令和5年5月(関東財務局の警告は令和5年5月31日付) |
| 一覧に記載された法人名 | VT Markets(所在地:First Floor, First St Vincent Bank Ltd Building, James Street, Kingstown, セントビンセント・グレナディーン諸島/台北オフィス)。現在の契約先として示されるモーリシャスの VT Markets Limited とは所在地が異なり、同一法人とは断定できない。 |
| 日本語サポートの対応時間 | 日本語サイトと日本語のヘルプセンターあり。日本語窓口の営業時間の記載は、公開ページの中では見つけられませんでした(2026-09-22確認) |
| 日本人スタッフ | 不明 |
| 規模についての判定 | 日本人利用者数の推計値は出しません。公開情報から取れるのは訪問数や使われ方の指標までで、そこから取引している人数を導く筋道がないためです。 |
取引環境
| 口座タイプ | スタンダードSTP/ローECN(別ページに Cent・Pro ECN)。スワップフリー・イスラム口座の条件表あり |
|---|---|
| 口座カードの副題 | スタンダードSTP と ローECN の2つ。違いはコストの取り方だけです(別ページに Cent と Pro ECN) |
| 口座タイプ別の条件(カード) | 口座名 | 最低入金 | EURUSD スプレッド | 取引手数料 | 最大レバレッジ | スワップ スタンダードSTP | 100USD | 1.2ピップスから | +なし | !1000:1 | あり ローECN | 100USD | +0.0ピップスから | 6USD | !1000:1 | あり スワップフリー | 100USD | 1.2ピップスから/0.0ピップスから | 口座タイプによる | !1000:1 | +なし(管理手数料がかかる場合あり) |
| 口座カードの注意書き(選び方の分かれ目) | 手数料の6USDは単位(片道か往復か、1ロットあたりか)の明記が見当たりません。最大レバレッジ1000:1は取引口座ページの表記で、ゴールドページの仕様表(XAUUSD 最大2000:1)とは一致しません。 |
| 最大レバレッジ | ゴールド(XAUUSD)は最大2000:1、取引口座ページは全口座タイプで最大1000:1。貴金属ページ本文は最大20:1、同FAQは最大500:1。顧客契約書と主要事実の概要に倍率の記載なし |
| ロスカット水準 | 50%(顧客契約 第11条。50%以下で、損失の大きいポジションから自動的に閉じる) |
| マージンコール水準 | 100%(顧客契約 第11条) |
| 最小取引単位 | 0.01ロット(XAUUSDとGAUUSD)。XAUUSD247は1ロット(ゴールドページの仕様表) |
| 1取引あたりの最大数量 | 記載が見当たりません。口座仕様ページ(/jp-asia/tradingaccounts)が並べているのは、スプレッド・最低入金額・手数料・最小取引サイズ(0.01ロット)・口座の基本通貨・最大レバレッジ・スワップで、最大取引サイズの項目がありません(2026-10-03、描画後の画面で確認) |
| 取扱銘柄数 | 外国為替、CFD株、指数、エネルギー、貴金属、ソフトコモディティ、ETF、CFD債券、合成指数、暗号資産CFD(主要事実の概要 第7章) |
| プラットフォーム | MetaTrader 4/MetaTrader 5/VT Markets アプリ/ウェブトレーダー |
| 口座通貨 | USD/AUD/GBP/EUR/CAD(取引口座ページ)。顧客契約 第5条は取引通貨としてJPYなども挙げています |
| 約定方式 | 記載が見当たりません(STP・ECNという口座名のほかに、執行方式を説明した記載を見つけられませんでした) |
コスト
| EURUSD 平均スプレッド | 1.2ピップスから(スタンダードSTP)/0.0ピップスから(ローECN)※公開ページの表示値 |
|---|---|
| XAUUSD 平均スプレッド | 数値の記載が見当たりません(ゴールドページは「スプレッド極小0.0ピップスから」と書くのみで、XAUUSDの実数も単位も示していません) |
| 取引手数料 | スタンダードSTP 0ドル/ローECN 6ドル(公開ページの表示。単位の明記なし) |
| スワップフリー | あり(スワップフリー口座。「管理手数料がかかる場合があります」と注記、金額の記載なし) |
| GOLD 1ロットのコントラクトサイズ(契約サイズ) | 1ロットあたり100オンス(XAUUSD)。XAUUSD247は1ロットあたり1オンス、GAUUSDは1ロットあたり100グラム(ゴールドページの仕様表、2026-09-22確認) |
EA・自動売買
| EAの使用(公式FAQ) | 記載なし |
|---|---|
| スキャルピング(公式FAQ) | 記載なし |
| スキャルピング(規約側) | 拒否・制限の裁量条項あり |
| 両建ての扱い(分類) | 条件つきで濫用に当たりうる |
| 両建て | 同一または類似の銘柄で同時に売りと買いを持つ形は、顧客契約書の Suspicious Trading Activity の例(a)に挙げられています。プロモーション一般規約は、口座をまたいだ両建てにクレジットボーナスを使うことを禁じ、そこで生じた利益を削除する権利を留保しています。 |
| 禁止取引手法が具体的に定義されているか | されている |
| 禁止取引手法の内容(条項番号つき) | 顧客契約書の定義 Suspicious Trading Activity に (a)〜(g) が列挙。薄い流動性時の広いスプレッドを狙うスキャルピング、指標や引け前のギャップ狙い、同一・類似銘柄の同時両建て、ゼロカットの濫用、搾取的・不誠実とみなされる取引行動、そして「当社が疑わしいと考える行為」。最後の項目は範囲を限定していない。 |
| 知っておくべき3点(カード) | 第1.4条(v)+定義 Suspicious Trading Activity | 疑わしいと当社が単独の裁量で判断すれば、口座の停止・損失の回収・利益の取消まで即時にできると書く。例にはスキャルピングや同時両建てが挙がる 第9.1条(a) 改定 | いつでも改定でき、通知は「してもよい(may elect)」。拘束されるのは通知から10日後か、次に注文を出した時点の早いほう 第11条 負の残高保護+保険証明書 | ゼロカットは原則で、不可抗力・異常な市況・規約違反は対象外。公開ページの100万ドルの保険は破産したときの保険で、最低2万ドルの自己負担がある |
| 3点カードの注意書き(実務上どう受け止めるか) | ゴールドのレバレッジを1つの数字で決めたい人には向きません。規約に倍率がなく、公開ページが2000倍と1000倍に分かれているからです。保険を理由に選ぶ場合は、証明書の保険期間(2026年9月30日まで)と最低2万ドルの自己負担を先に読んでください。 |
| VPS | 「VPS払い戻し(VPSリベート)」の案内があります(2026-09-23取得)。付与条件は確認できていません |
入出金
| 入金方法 | 5つ(ヘルプセンター、2026-10-10取得):クレジット/デビットカード(Visa・Mastercard)/電子ウォレット(Neteller・Skrill)/暗号資産/国内銀行振込/国際銀行送金(SWIFT)。反映はカード・ウォレット・暗号資産が60分以内、国内銀行振込が1営業日以内、国際銀行送金が3〜7営業日。具体的な決済方法と現地ゲートウェイは居住国によって異なり、ポータルにログインしないと分からないと明記。入金手数料はかからないと明記。第三者からの入金は厳格に禁止(取引口座の名義と支払元の名義が完全に一致している必要あり)。※同じセクションの別記事(「どのような入金方法を提供していますか?」)は暗号資産を除いた4つで書いています |
|---|---|
| 出金方法 | 5つ(ヘルプセンター、2026-10-10取得):国際電信送金/暗号資産/現地銀行振込/クレジット・デビットカード/電子ウォレット。入金元に戻す(Return to Source)方針を明記。所要はカードと国際送金が3〜7営業日、ウォレット・暗号資産・国内銀行送金が1〜3営業日。出金リクエストは週末・祝日も24時間365日送信できるが、決済は営業日のみ |
| 出金手数料 | 入出金ポリシー:VT Markets は請求しない。銀行や中継銀行の手数料は顧客負担と明記。/ヘルプセンター「出金手数料はかかりますか?」(2026-10-10取得):「後述の銀行送金手数料を除き、VT Marketsが手数料を徴収することはありません」としつつ、銀行送金は毎月初回が無料・同月内の2回目以降は1回につき20米ドル相当の固定手数料、電子ウォレットは Skrill 1%・Neteller 2% を列挙。同じ記事の末尾では「上記の手数料は銀行機関および決済プロバイダーによって請求されます」と書いています |
| 出金所要日数(公開ページの表記) | 同上(入出金ポリシーが唯一の数値の出どころ。英語ページのみ) |
| 出金所要日数(入出金ポリシー等の文書) | 入出金ポリシー:出金は通常1営業日以内に処理、受け取りまで1〜7営業日、銀行送金は3〜5営業日 |
| カード出金の上限 | 金額の上限の記載は見当たらない。公開ページのFAQは、出金手続きの説明の中で「AML要件により、原則として入金時と同じ方法を選びます」としている。規約側の条項は確認できていない。 |
| 第三者名義の扱い | 入金元に戻す(Return to Source)方針を公開ページに明記 |
口座開設
| 本人確認に必要な書類 | FAQに書類の表があります。本人確認書類は有効な公的写真付き身分証(パスポートまたはIDカード。氏名・生年月日・有効期限が確認できるもの)。住所確認書類は直近3か月以内に発行された銀行取引明細または公共料金の請求書(ガス・水道・電気)。あわせて全ての出金でGoogleまたはMicrosoftのAuthenticatorアプリによる2要素認証を必須としています |
|---|---|
| 口座開設の所要時間 | 日数の記載は見当たりません。口座仕様ページとFAQの一覧(/jp-asia/category/faq/)のどちらにも、審査や口座有効化にかかる時間の記載がありません(2026-10-03、描画後の画面で確認) |
| 口座開設時の注意点 | 入出金ポリシーは、入金の名義確認のためにカードの写しなどの提出を求める場合があると書いています。 |
規約
| 確認した規約の版数・改訂日 | Client Agreement Version: December 2025 |
|---|---|
| 規約のURL | https://www.vtmarkets.com/files/VT_Mauritius_Client_Agreement.pdf |
| 休眠口座手数料 | 記載が見当たりません(休眠口座手数料の条項は顧客契約書に見当たりません) |
| 休眠手数料が事前に開示されているか | 規約に記載なし |
| 規約改訂に顧客の事前同意が必要か | 不要 |
| 利益取消・取引無効化の条項 | 顧客契約 第1.4条(v)。疑わしい取引と判断した場合、取引口座の一時的または恒久的な停止、損失の回収、注文の無効化と関連する利益の取消を、即時に行えると定めています。 |
| ボーナス規約の要点 | プロモーション一般規約。クレジットボーナスは、さらなる通知なしに資格の取り消しと削除ができると明記。PAMM・MAM の口座とコピー取引の口座はオファーの対象外。 |
調査・開示
| 調査基準日 | 2026-09-22 |
|---|
出典
- VT Markets 顧客契約書(Client Agreement/Version: December 2025・PDF)
- VT Markets 主要事実の概要(Key Facts Summary・PDF)
- VT Markets 入出金ポリシー(英語)
- VT Markets 規制・コンプライアンス(日本語)
- VT Markets 取引口座(日本語)
- VT Markets 貴金属(日本語)
- VT Markets ゴールド XAUUSD(日本語)
- VT Markets クライアントファンド保険(日本語)
- VT Markets 保険証明書(Evidence of Insurance・PDF)
- VT Markets プロモーション一般規約(日本語)
- モーリシャスFSC 公開登録簿(Online Public Register)
- 金融庁 無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について(海外所在業者)
- 関東財務局 無登録で金融商品取引業等を行う者について(VT Markets)
- VT Markets ヘルプセンター 入金(30記事)
- VT Markets ヘルプセンター 出金(29記事)
調査基準日:2026-09-22 / 取引条件・規約は予告なく変更される場合があります。最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください。
別の業者の欄から、この法人が挙げられています
金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(令和8年8月27日更新)では、VT Markets Limited自身の欄に他社への参照はありません。挙げているのはbitcastle LLCの欄(令和7年4月警告)のほうです。原文はこうです。
原文を見る ― 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(令和8年8月27日更新)
当該業者が提供するサービスの名称は「bitcastleFX」である。 なお、当該業者との関係性は不明であるが、警告している以下の業者については一部の所在地が同様もしくは類似している。 ・「STARTRADER LLC」(令和7年3月26日付で警告) ・「VT Markets」(令和5年5月31日付けで警告) ・「HAST Financial Group Ltd.」(令和5年4月21日付けで警告) ・「WeTrade International Ltd.」(令和5年1月27日付けで警告) ・「Focus Markets LLC」(令和4年11月30日付けで警告) ・「Ec MARKETS Global LLC」(令和4年10月28日付けで警告)
金融庁自身が「当該業者との関係性は不明であるが」と先に断っています。同じ住所に登記されていることと、同じ人が運営していることは別の話です。この記事も、そこから先には踏み込みません。あわせて、一覧に載ること自体は違法性が確定したという意味ではありません。海外FX業者が日本居住者を勧誘していれば載ります。
この参照を一覧全体から拾い直した結果は「同じサービス名で、別の法人が警告されています」にまとめました(2026-09-24時点の一覧)。






























