最終更新:2026年10月30日

「FirstECN 詐欺」と検索して来られた方へ。判定はしていません。確かめたのは、金融庁の一覧にこの名前があるかと、公開ページに契約相手の法人名が書いてあるかの2つです。被害の有無は確認していません。

「FirstECN」という名前で検索して来られた方へ。金融庁の一覧に、この名前の行があります。ただし商号の欄に FirstECN とは書かれていません。警告を受けたのは Nakito SA という法人です。

「FirstECN」と「Nakito SA」を並べても、共通する語は1つもありません。サービス名しか知らない人が商号の列を探しても見つからない型です。備考の列まで検索して、はじめてたどり着けます。

金融庁が公表している行

項目 公表されている内容
商号、名称又は氏名等 Nakito SA
所在地又は住所 Bonovo Road, Fomboni, Comoros, KM
金融商品取引業の内容等 インターネットを通じて、店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていたもの
備考 当該業者が提供するサービスの名称は「FirstECN」である。なお、当該業者との関係性は不明であるが、警告している以下の業者については所在地が同様もしくは酷似している。(Fxonet Ltd・Swift Trader Ltd・ロバートソン・ファイナンス・DataWave Tech Ltd ほかの箇条書きが続く)
掲載時期 令和7年3月
区分 海外

関東財務局も個別に警告しています。令和7年3月26日付、商号は同じ Nakito SA、サービス名は「FirstECN」です。2026-10-30に両方の一覧で確認しました。

同じ日に警告された2行は、備考が鏡あわせです

令和7年3月26日には、同じ通りの住所の行が2つ同時に載りました。この行と、Fxonet Ltd(サービス名 Fxonet)です。

2つの行の備考を並べると、互いを指し合っています。Nakito SA の備考のリストは Fxonet Ltd から始まり、Fxonet Ltd の備考のリストは Nakito SA から始まります。それ以降の並び(Swift Trader Ltd、ロバートソン・ファイナンス、DataWave Tech Ltd…)は同じです。同じ日に、同じ住所のかたまりに2行足された、ということです。

名前の作りは対照的です。Fxonet は商号とサービス名が同じ。FirstECN は商号と共通する語がゼロ。同じ日の2行でも、名前から商号をたどれるかどうかは全く違います。

コモロの Bonovo Road のかたまりの1つです

この住所は、一覧の16の行に出てくるかたまりの一部です。16件の表はWM Marketsのページにまとめてあります。

同じ通りに登記があることは、同じ相手が運営している証明にはなりません。金融庁も「当該業者との関係性は不明である」と先に書いています。

このページで確かめていないこと

掲載されていることは、違法性が確定したという意味ではありません。金融庁が公表しているのは、日本の居住者を勧誘していた事実をつかんで警告書を出した相手です。

出金拒否などの被害があったかどうかは、確認していません。公開サイトの規約も読んでいません。このページで書いたのは、公表資料に何が書いてあるかの1点です。

自分で確かめる手順は海外FXの名前を公的資料で調べる方法と「出金拒否」「詐欺」と書かれた話を、自分で確かめる方法にあります。

更新履歴

  • 2026-10-30 公開。金融庁の一覧(令和8年10月23日更新)と関東財務局の警告一覧で確認しました