最終更新:2026年10月27日
「MGK International 詐欺」と検索して来られた方へ。判定はしていません。確かめたのは、金融庁の一覧にこの名前があるかと、公開ページに契約相手の法人名が書いてあるかの2つです。被害の有無は確認していません。
「MGK International」という名前で検索して来られた方へ。金融庁の一覧に、この名前の行があります。商号とサービス名が同じ、めずらしい型です。
この行には、ほかの行にない特徴があります。住所が3つ書かれていて、そのうち2つは同じ建物を指しているように見えるのに、郵便番号が違います。そして金融庁の備考が、8年前に警告された別の名前を名指ししています。
金融庁が公表している行
| 項目 | 公表されている内容 |
|---|---|
| 商号、名称又は氏名等 | MGK International |
| 金融商品取引業の内容等 | インターネットを通じて、店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていたもの |
| 備考 | 当該業者が提供するサービス(FX取引等)の名称は「MGK International」である。当該業者は、平成30年3月14日付で警告書を発出した「MGK Global Limited」と類似した名称であり、所在地の一部は同一である。 |
| 掲載時期 | 令和5年2月 |
| 区分 | 海外 |
関東財務局も個別に警告しています。令和5年2月27日付、商号もサービス名も「MGK International」です。2026-10-27に両方の一覧で確認しました。
住所が3つあり、2つは郵便番号だけが違います
一覧に書かれている所在地は、つなげて読むと3つに分かれます。番地まで同じ文字列が2回出てきて、郵便番号と州の略号だけが違います。
| 番号 | 公表されている所在地 |
|---|---|
| 1 | Block A, Lot 5, 2nd Floor, Lazenda Phase 3 Shophouse, Off Jalan Okk Abdullah, 87025 W.P. Labuan |
| 2 | 26th Floor, Menara Maxis Kuala Lumpur City Centre 50088 Kuala Lumpur Malaysia |
| 3 | Block A, Lot 5, 2nd Floor, Lazenda Phase 3 Shophouse, Off Jalan OKK Abdullah W.P. 87007 F.T. Labuan, Malaysia |
1と3は、建物名から番地までが同じです。違うのは、郵便番号が 87025 と 87007、略号が W.P. と F.T.、そして Okk と OKK の大文字小文字だけです。どちらが現在のものかは、一覧には書かれていません。
2はマレーシアのクアラルンプールにある高層ビルで、1と3のラブアン島とは別の場所です。一つの行に、島と首都の住所が同時に並んでいます。
備考が名指ししている「MGK Global Limited」
金融庁の備考は、別の行を名指ししています。その行も同じ一覧の中にあるので、そのまま読めます。
| 項目 | MGK Global Limited の行 |
|---|---|
| 商号 | MGK Global Limited |
| 所在地 | Block A, Lot 5, 2nd Floor, Lazenda Phase 3 Shophouse, Off Jalan OKK Abdullah W.P. 87007 F.T. Labuan, Malaysia |
| サービス名 | MGK GLOBAL、MGK.GLOBAL |
| 代表者等の氏名 | 不明 |
| 掲載時期 | 平成30年3月 |
この住所は、さきほどの3番と同じ文字列です。つまり「所在地の一部は同一である」という備考は、3番の住所を指しています。
MGK Global Limited の行には、MGK International の行にない記載があります。代表者等の氏名が「不明」と書かれていること、そして同時に警告された国内の事業者の名前が出てくることです。金融庁の備考によれば、その事業者が販売していたマニュアルに従って口座開設と入金を行ったところ、「Daily Confirmation」「Monthly Statement」と題する取引履歴が送られてきたという情報が寄せられた、とあります。
ここは読み方に注意が必要です。これは平成30年に警告された MGK Global Limited の行に書かれていることで、令和5年に警告された MGK International の行に書かれていることではありません。金融庁も、2つの関係については「類似した名称」「所在地の一部は同一」としか書いていません。
同じ住所に登記があることと、同じ相手が運営していることは別です。海外の法人登記では、登録代理人の事務所の住所を多くの法人が共有します。それ以上のことは、公表資料からは確かめられません。
このページで確かめていないこと
掲載されていることは、違法性が確定したという意味ではありません。金融庁が公表しているのは、日本の居住者を勧誘していた事実をつかんで警告書を出した相手です。
金融庁自身が、一覧の冒頭にこう書いています。掲載されている業者について、必ずしも現在の無登録営業の状況を示すものではなく、名称や所在地も現時点のものでない場合がある、と。私が読んだのは令和8年10月23日更新版です。
出金拒否などの被害があったかどうかは、確認していません。公開サイトの規約も読んでいません。このページで書いたのは、公表資料に何が書いてあるかの1点です。
自分で確かめる手順は「出金拒否」「詐欺」と書かれた話を、自分で確かめる方法にあります。
更新履歴
- 2026-10-27 公開。金融庁の一覧(令和8年10月23日更新)と関東財務局の警告一覧で確認しました