最終更新:2026年10月27日

「Long Asia 詐欺」と検索して来られた方へ。判定はしていません。確かめたのは、金融庁の一覧にこの名前があるかと、公開ページに契約相手の法人名が書いてあるかの2つです。被害の有無は確認していません。

「Long Asia」という名前で検索して来られた方へ。金融庁の一覧に、この名前の行があります。警告を受けたのは LONG ASIA GROUP NZ LIMITED という法人です。

商号に「NZ」が入っています。一覧で商号に NZ が入る行は、この行ともう1件の2つだけでした。そして住所は3つ書かれていて、そのうち1つはニュージーランドではありません。

金融庁が公表している行

項目 公表されている内容
商号、名称又は氏名等 LONG ASIA GROUP NZ LIMITED
所在地又は住所 70 Prospect Terrace, Mount Eden, Auckland, 1024
3 Storey Shophouses on L19545, Level 2, SL 11 Jln Stutong, 93350, Kuching, Sarawak, Malaysia
LEVEL 3, 60 COOK STREET, AUCKLAND CENTRAL, AUCKLAND, New Zealand 1010
金融商品取引業の内容等 インターネットを通じて、店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていたもの
備考 当該業者が提供するサービスの名称は「Long Asia、ロングアジア」である。
掲載時期 令和6年8月
区分 海外

関東財務局も個別に警告しています。令和6年8月28日付、商号は同じ LONG ASIA GROUP NZ LIMITED、サービス名は「Long Asia、ロングアジア」です。2026-10-27に両方の一覧で確認しました。

商号に「NZ」が入る行は2件だけです

令和8年10月23日更新版の海外所在業者の一覧を全行見て、商号に NZ という語が入る行を探しました。2件でした。

商号 掲載時期
LONG ASIA GROUP NZ LIMITED 令和6年8月
NZ FINANCIAL CAPITAL LIMITED 平成24年

12年離れた2件です。商号の中で NZ が置かれる位置も違います。片方は社名の途中、もう片方は先頭です。

なお、商号のうしろに括弧付きで国名の略号が付く行は別の型で、一覧で3件あります。Go Markets Pty Ltd(MU)、Ahead (HK) Limited、HF Markets (SV) Ltd です。LONG ASIA GROUP NZ LIMITED は括弧を使っていないので、この3件には入りません。

住所が3つ、国が2つ

3つの住所を読み分けると、こうなります。

  • 1つめはオークランドの Mount Edenという住宅の多い地区の番地です
  • 2つめはマレーシアのサラワク州クチンにあるショップハウスの2階です
  • 3つめはオークランド中心部の Cook Streetにあるビルの3階です

1つめと3つめは同じ都市ですが、郵便番号が 1024 と 1010 で別の場所です。一つの行に、ニュージーランドの2か所とマレーシアの1か所が並んでいます。

どれが現在のものかは、一覧には書かれていません。番号も見出しも付いていないので、順番の意味も読み取れません。所在地の欄に「登記上の所在地」「オフィス」のような日本語の見出しを付けている行は一覧に7件ありますが、この行は付けていない側です。

所在地が3行以上書かれている行は、一覧全体で45件あります。住所が複数あること自体は珍しくありません。この行で目に付くのは、国をまたいでいる点です。

ニュージーランドの社名であることは、何も保証しません

商号に国名が入っていると、その国の規制下にあるように見えます。しかし会社をその国で登記することと、その国の金融当局に登録することは別です。この行には、ライセンスの記載も登録番号の記載もありません。

私はこの会社のライセンスを当局の登録簿で照合していません。当サイトで公開ページのライセンス表示と登録簿を突き合わせた記録はライセンス表示と登録簿の照合にあります。調べた30社でも、ライセンスを持つ法人と日本の居住者の契約先法人が別だった例が複数ありました。

このページで確かめていないこと

掲載されていることは、違法性が確定したという意味ではありません。金融庁が公表しているのは、日本の居住者を勧誘していた事実をつかんで警告書を出した相手です。

金融庁自身が、一覧の冒頭にこう書いています。掲載されている業者について、必ずしも現在の無登録営業の状況を示すものではなく、名称や所在地も現時点のものでない場合がある、と。

出金拒否などの被害があったかどうかは、確認していません。公開サイトの規約も読んでいません。このページで書いたのは、公表資料に何が書いてあるかの1点です。

自分で確かめる手順は「出金拒否」「詐欺」と書かれた話を、自分で確かめる方法にあります。

更新履歴

  • 2026-10-27 公開。金融庁の一覧(令和8年10月23日更新)と関東財務局の警告一覧で確認しました