最終更新:2026年10月24日

「MajestyFX 詐欺」と検索して来られた方へ。判定はしていません。確かめたのは、金融庁の一覧にこの名前があるかと、公開ページに契約相手の法人名が書いてあるかの2つです。被害の有無は確認していません。
→ 自分で確かめる手順

2026年9月24日に MajestyFX の公開ページを7枚すべて読んで、こう記録しました。法人名も、登記した国も、住所も、ライセンス番号も、どこにもない。トップ、会社概要、利用規約、個人情報保護方針、マネーロンダリング防止方針、リスク開示、問い合わせ。1枚も例外がありませんでした。

今日(2026年10月15日)に取り直して、手が止まりました。法人名が2つ出ています。登記番号も、住所も付いています。3週間で変わったことになります。

いま書かれていること

項目 2026-09-24 2026-10-15
法人名 どのページにもない MajestyFX Ltd / Majesty Financial Services Ltd
登記番号 なし 202500773 / 26824 BC 2022
登記した国 なし セントルシア / セントビンセント・グレナディーン
住所 なし 3つ(下に書きます)
ライセンス番号 なし なし
利用規約の長さ 2,424字 —(今回は字数を数え直していません)

書かれている住所は3つです。MajestyFX Ltd が Rodney Bayside Building, Rodney Bay, Gros Islet, Saint Lucia。Majesty Financial Services Ltd が Suite 305, Griffith Corporate Centre, Beachmont, Kingstown, St. Vincent and the Grenadines。そして欧州の代表として、キプロスのリマソール(B1 359, 28 October Avenue, Trust Re Building, Limassol 3107)。

ライセンス番号は、いまも1つもありません。出ているのは会社の登記番号だけです。登記番号とライセンス番号は別のものです。会社を作った記録と、金融商品取引業の許可を受けた記録は、別の手続きだからです。

書かれるようになったのは良いことです。ただし照合はしていません

法人名が出たこと自体は、前よりましな状態です。登記番号があれば、登記した国の登記簿で引けるからです。セントルシアとセントビンセント・グレナディーンには、どちらも会社登記の照会先があります。

私はまだ引いていません。だから「この登記は実在する」とも「実在しない」とも書きません。確認したのは、ページにそう書かれているということだけです。

書かれた住所が、警告業者の住所と重なります

ここは慎重に書きます。Suite 305, Griffith Corporate Centre, Kingstown という住所は、関東財務局が警告した業者の所在地としても公表されています。

住所 MajestyFXの表記 警告業者での表記
セントビンセント Suite 305, Griffith Corporate Centre, Beachmont, Kingstown IS6 Technologies Ltd の所在地①:Suite 305, Griffith Corporate Centre, Kingstown(令和8年7月22日に警告)
セントルシア Rodney Bayside Building, Rodney Bay, Gros Islet OXShare Limited:1st Floor, The Sotheby Building, Rodney Bay, Gros-Islet(令和7年6月20日に警告)

セントビンセントのほうは、部屋番号まで同じです。セントルシアのほうは建物が違い、同じ地区というだけです。

そして、ここから先を言ってはいけません。Griffith Corporate Centre は、セントビンセントで大量の法人が登記先として使っている建物です。法人設立の代行業者が、同じ住所を何百社にも提供します。住所が同じだから同じ運営だ、とは言えません。

関東財務局自身が、所在地について「勧誘資料等に基づくものであり、虚偽の可能性があります」と注記しています。そして業者どうしの関係については、毎回「関係性は不明である」と書いています。一覧の相互参照を全部つないだページでは、この線引きを図らずに「同じ業者だ」と読むとどこで嘘になるかを、実測した数字で書きました。

言えるのはここまでです。MajestyFX が名乗っている2つの住所のうち1つは、警告を受けた業者が名乗っていた住所と部屋番号まで一致している。それが何を意味するかは、この資料からは決まりません。

金融庁の一覧には載っていません

金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について(HTML版)」を2026-10-15に取得し、表の1,156行すべてをこの名前で検索しました。該当はありません。関東財務局が公表している個別の警告にもありません(2026-10-23に全252件で引き直し、同じ結果)。

ここを取り違えないでください。載っていないことは、安全の根拠になりません。一覧は、当局が無登録での勧誘を把握して警告を出した相手の記録です。把握されていなければ載りません。警告一覧のページに、この一覧が何を意味して何を意味しないかを書いています。

3週間で変わったという事実そのものについて

このページを作ろうとして気づいたことがあります。9月24日の記録は、3週間で古くなっていました。「法人名がどこにもない」は、もう正しくありません。

だから私は、各社の公開ページを毎日取得して差分を記録しています。変わったことに気づけないと、書いたことがそのまま嘘になるからです。その記録は規約の変更記録にそのまま出しています。MajestyFX は調査対象の30社ではないので監視には入れていませんでしたが、この経験から入れ直すか検討します。

この名前で検索した人が確かめられること

  • 金融庁の免許・登録業者一覧で引く。日本で登録を受けた業者なら、そこに出ます
  • 規約の当事者として書かれた法人名を探す。サービス名ではなく、契約の相手です
  • その法人名を、登記した国の登記簿で引く。登記番号があれば照合できます。登記があることと、金融商品取引業の登録があることは別です

手順そのものは口座を開く前に自分で規約を確かめる方法に、型ごとに並べました。同じ形で確かめた4社はこちらにまとめてあります。

出典と確認日

  • MajestyFX の公開ページ(2026-09-24および2026-10-15取得)
  • 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について(HTML版)」(fsa.go.jp/ordinary/chuui/mutouroku/04.html)2026-10-15取得、表の行数1,156
  • 関東財務局「無登録で金融商品取引業等を行っている者に対する警告」一覧(lfb.mof.go.jp/kantou/kinyuu/kinshotorihou/unregistered-2.htm)2026-10-13取得、全185件

「詐欺」という言葉は、このページでは使いません。それは検索された言葉であって、私が確かめた事実ではないからです。出金が拒否されたという記載も、被害があったという記録も、私は確認していません。私はこのサービスに口座を持っていません。公開ページの記載が変わったときは、このページを直して確認日を更新します。