最終更新:2026年10月24日
「AUS Global 詐欺」と検索して来られた方へ。判定はしていません。確かめたのは、金融庁の一覧にこの名前があるかと、公開ページに契約相手の法人名が書いてあるかの2つです。被害の有無は確認していません。
→ 自分で確かめる手順
AUS Global の公開ページは、当局の登録番号を5つ並べています。オーストラリア、キプロス、南アフリカ、モーリシャス、セントビンセント・グレナディーン。情報量だけ見れば、このページで扱ってきた社のなかで最も多いほうです。
その同じページの免責を読んで、手が止まりました。サービスを提供しない地域として、日本が名指しで挙がっています。2026-10-01に確認したものです。
公開ページが並べている5つの法人
| 法人名 | 登録・ライセンス番号 | 国・地域 |
|---|---|---|
| AUS GLOBAL FINANCIAL (AU) PTY. LTD. | 会社番号 149 088 988 / 豪ASIC 427848 | オーストラリア |
| AUS PRIME EUROPE LIMITED | 登録番号 348274 / キプロスCySEC 350/17 | キプロス |
| AUS GLOBAL ZA PTY LTD | 南アフリカFSCA 52171 | 南アフリカ |
| AUS GLOBAL MU LIMITED | 登録番号 196141 / モーリシャスFSC GB23201412 | モーリシャス |
| AUS MARKETS LIMITED | 1668 CTD 2024 | セントビンセント・グレナディーン |
番号の読み方は分けて見る必要があります。「会社番号」「登録番号」は会社を作った記録で、「ASIC」「CySEC」「FSCA」「FSC」は当局の登録番号です。この社は両方を並べていて、そこは丁寧なほうです。ただし私は当局の登録簿で引き直していないので、番号が有効かどうかは確認していません。
同じページの免責が、日本を名指しで除外しています
免責に、サービスを提供しない地域が挙がっています。アメリカ、日本、イギリス、キューバ、ベルギー、北朝鮮です。
これが何を意味するかを、はっきり書きます。5つの法人のうち、日本の居住者に向けた法人は1つも書かれていません。そして同社自身が、日本にはサービスを提供しないと書いています。
つまり日本の居住者が口座を開いた場合、どの法人と契約したことになるのかが、公開ページからは決まりません。契約相手が決まらなければ、準拠法も、争うときの裁判所も決まりません。準拠法と裁判所を30社ぶん並べたページに、この2つがどれだけ社によって違うかを書いています。
そして免責で除外されている地域の居住者は、たとえその当局の登録があっても、その保護の対象にはなりません。登録番号が5つ並んでいることと、自分が保護されることは、別の話です。
それでも、日本語で検索されています
このサイトには「aus global」「ausglobal-live」という検索で人が届いています。免責で日本を除外している業者の名前が、日本語で検索されている。公式サイト以外の経路で名前が届いていることになりますが、それが何かは私には分かりません。
同じ形はLDN Global Markets でも見ました。あちらは言語切り替えに日本語がないのに、日本語で検索されていました。
金融庁の一覧には載っていません
金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について(HTML版)」を2026-10-17に取得し、表の1,156行すべてをこの名前で検索しました。該当はありません。関東財務局が公表している個別の警告にもありません(2026-10-23に全252件で引き直し、同じ結果)。
載っていないことは、安全の根拠になりません。一覧は、当局が無登録での勧誘を把握して警告を出した相手の記録です。そして、自分で日本を除外していると書いている業者が日本で勧誘していなければ、そもそも警告の対象になりません。載っていないことと、日本の居住者が安心して使えることは、関係しません。
確認できていないこと
5つの登録番号を、それぞれの当局の登録簿で引いていません。番号が実在するか、いまも有効かは確認していません。
そして、公開ページの内容を今日取り直せていません。ブランド名から推測したドメインは robots.txt が取得を許可していなかったので、回避せずに止めました。上に書いた5法人と免責の記載は、すべて2026-10-01時点のものです。
これは軽い注意ではありません。MajestyFX は、3週間で公開ページの記載が変わっていました。法人名がどこにもなかったサイトに、法人名が2つ出たのです。この種の記載は動きます。日付を見て読んでください。
この名前で検索した人が確かめられること
- 自分の契約相手が5つのうちどれか。規約の当事者欄を見ます。どれでもなければ、6つめの法人があることになります
- 免責に自分の居住国が挙がっていないか。挙がっていれば、その業者は自分向けではないと書いていることになります
- 登録番号を、その当局の登録簿で引く。番号を持つ法人と、自分が契約する法人が同じかを見ます
出典と確認日
- AUS Global の公開ページ(2026-10-01取得。2026-10-17の再取得は robots.txt により行っていません)
- 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について(HTML版)」(
fsa.go.jp/ordinary/chuui/mutouroku/04.html)2026-10-17取得、表の行数1,156 - 関東財務局「無登録で金融商品取引業等を行っている者に対する警告」一覧(
lfb.mof.go.jp/kantou/kinyuu/kinshotorihou/unregistered-2.htm)2026-10-13取得、全185件
「詐欺」という言葉は、このページでは使いません。それは検索された言葉であって、私が確かめた事実ではないからです。出金が拒否されたという記載も、被害があったという記録も、私は確認していません。私はこのサービスに口座を持っていません。