最終更新:2026年10月25日
「カワ金融 詐欺」と検索して来られた方へ。判定はしていません。確かめたのは、金融庁の一覧にこの名前があるかと、公開ページに契約相手の法人名が書いてあるかの2つです。被害の有無は確認していません。
「カワ金融」または「川金融」という名前で検索して来られた方へ。金融庁の一覧に、この名前の行があります。行の名前はサービス名と同じで、法人名は公表されていません。
公表された所在地が2つあって、1つは六本木ヒルズ森タワー、もう1つはロンドンでした。
公表されている行
| 項目 | 公表されている内容 |
|---|---|
| 商号、名称又は氏名等 | カワ金融 |
| 所在地又は住所 | 東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー Office 13244 182-184 High Street North, London, England, E6 2JA |
| 金融商品取引業の内容等 | インターネットを通じて、店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていたもの |
| 備考 | 当該業者が提供するサービス名称は「カワ金融」「川金融」である。 |
| 掲載時期 | 令和8年8月(関東財務局が警告書を出したのは令和8年8月27日) |
| 区分 | 国内 |
2つの住所について
どちらの住所についても、私は実在の確認をしていません。というより、確認する意味が薄いと考えています。関東財務局がこう書いているからです。
下記は、勧誘資料等に基づいて記載しており、「業者名等」「所在地又は住所」は虚偽の可能性があります。
この注記は、当局が勧誘資料に書かれていた住所をそのまま載せた、という意味です。業者が資料に書いていた住所が、ここに並んでいます。
国内の住所は六本木ヒルズ森タワーの番地だけで、階数も室番号も入っていません。54階ある建物です。部屋が特定できない書き方だということは、資料の側の書き方として記録しておきます。
ロンドンの住所は Office 13244 という番号が付いています。この形の番号は、郵便の受け取りや住所の提供を請け負う事業者で使われる形です。ただし、この住所が実際にどう使われているかは確かめていません。
法人名が公表されていません
この行は、商号の列に「カワ金融」とだけ書かれています。法人名がありません。
一覧のほかの行を見ると、多くは法人名が商号の列に入り、サービス名が備考に入ります。この行は、商号の列と備考の列に同じ名前が入っている形です。
これは、当局が法人を特定できなかったか、業者が法人名を出していなかったかのどちらかだと読めます。どちらなのかは公表資料に書かれていません。
法人名が出ていない行は、ほかにもあります。契約相手の法人名が書かれていない業者に並べました。
確かめたことと、確かめていないこと
確かめたのは、公表資料に何が書いてあるかだけです。金融庁の一覧と、関東財務局が同じ日に出した個別の公表ページ。この2つを原文で読みました。
被害があったかどうかは確認していません。出金ができなかった、入金が返ってこなかったという話を、私は確かめていません。掲載は違法性の確定でもありません。日本の登録を受けずに日本居住者へ勧誘したと当局が判断した状態です。
関東財務局の公表ページには、こういう注記が付いています。
下記は、勧誘資料等に基づいて記載しており、「業者名等」「所在地又は住所」は虚偽の可能性があります。
当局が自分で「虚偽の可能性がある」と書いています。公表された住所や名前を、そのまま実在のものとして扱うことはできません。
同じことを自分で確かめる順番
① 金融庁の一覧を名前で引く。HTML版はブラウザの検索で引けます。サービス名は備考の列に入っていることがあるので、法人名で出なければサービス名でも引いてみてください。
② 関東財務局の一覧で日付を見る。金融庁の一覧は掲載時期が月までですが、関東財務局の一覧は警告書を出した日まで載っています。行の日付がリンクになっていて、個別の公表ページに飛べます。
③ 所在地は、一覧だけでは確かめられないと考える。当局が虚偽の可能性を明記しています。載っている住所を手がかりに他の行を引くのは意味がありますが、実在の確認にはなりません。
ほかの業者も同じ手順で並べています。金融庁の警告一覧に載っている海外FX業者に名前で探せる索引を置きました。
出典
- 金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について(HTML版)」2026年10月25日取得(04.html)
- 関東財務局「無登録で金融商品取引業等を行っている者に対する警告」2026年10月25日取得(unregistered-2.htm)
更新履歴
- 2026-10-25 公開。公表資料の行を原文で確認した