HFM(エイチエフエム)|公開FAQは「追加の手数料なし」、顧客契約には休眠口座手数料の条項があります

調査基準日:2026-09-03 / 最終更新:2026年10月24日
規約の変更監視:この会社の3ページを毎日取得しています。直近の取得は2026-11-02。この会社で最後に変わった行が出たのは2026-10-14。 変更記録を見る

HFM|手数料はないと書き、規約には手数料がある。

調査結果の要点

このページは、HFMの利用規約と、同社が公開している資料を読んで、書いてあったことをそのまま記録したものです。調査基準日は2026-09-03です。数字と条項番号を添えてあるので、原文でご確認いただけます。

  • 契約先:HF Markets (SV) Ltd
  • 足切り:不合格(食い違い3件) 独自評価:72点/100
  • EA(自動売買):記載なし / 禁止手法の定義:あり
  • 出金日数の開示:あり / 金融庁の一覧:掲載あり(平成29年8月) ※無登録とは、日本の登録を受けずに日本居住者へ勧誘したと金融庁が判断した状態です。掲載は違法性の確定ではありません
  • 注目点:公開ページは「追加の手数料は発生しません」と書きますが、規約には休眠口座手数料があります。

「HFM 詐欺」「HFM 評判」「HFM 出金」と検索して来られた方へ。判定はしていません。先に、公表資料で確かめられた2点だけ出します。

金融庁の無登録業者一覧
掲載あり(HF Markets (SV) Ltd) 掲載時期:平成29年8月掲載は違法性の確定ではありません。日本の登録を受けずに日本居住者へ勧誘したと当局が判断した状態です。
日本居住者の契約相手
HF Markets (SV) Ltd

読んだのは規約と公開資料です。条項番号を添えてあるので、原文にあたれます。
・確かめられたことと、確かめていないこと
・評判をどう評価したか
・出金の日数と、出金額に影響しうる条項

HFM(旧HotForex)のFAQは、口座に追加の手数料は発生しないと答えています。規約には、休眠口座手数料の条項がありました。

そこから他の書類も突き合わせました。「顧客資金は保険でカバーされています」という一文についても、いくらまで、誰に対して、どんな場合に出ると書かれているのかを証書で確かめています。契約先の法人、出金の所要日数、ゴールドの条件も、公開ページではなく書類の側から拾いました。

4つの足切り基準にかけました。読んだのは顧客契約書(2026年7月版・全66ページ)、口座開設契約(2026年3月版)、Terms of Business(2026年2月版)。それに、HFM自身が公開している保険証書です。

66ページを通して読むのは骨が折れましたが、食い違いはその中にありました。調査基準日は2026年9月3日です。

先に結論です。食い違いは3件。いずれも、HFM自身が公開している書類と、HFM自身の公開ページの間で起きています。保険の金額、追加手数料の有無、そしてライセンスの有無です。

結論:足切り4条件を通りませんでした

足切り基準の判定

基準を満たしていません

  • 日本居住者の契約先法人が規約に明記されている
  • 公開ページと規約・一次資料の間に食い違いがない食い違いが記録されています
  • 出金の所要日数を具体的に開示している
  • 禁止される取引手法が具体的に定義されている

この判定は入力された調査データから自動で計算されます。基準は調査を始める前に公開したもので、個別のブローカーに合わせて変えることはありません。
基準を満たさなかったことは「危険な業者である」という意味ではありません。公開ページと規約の記載が一致していない、といった事実の指摘です。また7項目100点の評価は取引条件と開示の状態を項目ごとに点数化したもので、安全性の点数ではありません。点数と足切りは別のものを測っています。

  • 契約先は明確です。日本居住者の契約相手は HF Markets (SV) Ltd(登録番号 22747 IBC 2015)。法人名・登録番号・登記住所が、日本語の公開ページと契約書で一致しています。
  • 公開ページと一次資料の食い違いが3件。保険金額、追加手数料の有無、ライセンス表記です。足切り(このサイトでいう最低条件です)が不合格になったのはこの3件によるもので、危険だと判定したからではありません。
  • 出金条件は細かく開示されています。方法ごとの日数に加えて、「処理時間は着金までの時間ではない」という定義まで自分から書いています。
  • 同一口座内の両建ては公式FAQで可能と明記。一方、複数口座をまたぐヘッジは顧客契約 24.3.3条で制限されています。
  • EAそのものを禁じる記載は確認できませんでした。ただし 24.3.9条「Arbitrage and Automation Abuse」の文脈に Expert Advisors / APIs が登場します。

独自評価は72点。足切り基準は不合格です。7項目の採点は開示の充実度を測るもので、足切りは4条件を満たすかどうかだけを見ます。両者は連動しません。ここから、3件の食い違いを順に見ていきます。

HFM の契約先はどこの法人か:HF Markets (SV) Ltd(セントビンセント登録)

誰と契約しているのか

契約先法人とは、口座を開いた利用者が実際に契約する法人のことです。日本語のサイトを使っていても、口座の契約はここに書かれた法人との間で結ばれます

日本居住者の契約先

法人名
HF Markets (SV) Ltd
登記番号
22747 IBC 2015
所在地
Suite 305, Griffith Corporate Centre, P.O. Box 1510, Beachmont, Kingstown, St. Vincent and the Grenadines
監督当局
なし

公式の「規制・ライセンス」ページに、SV法人はセントビンセント・グレナディーン諸島の国際事業会社として登録されているのみで、金融当局の規制は受けていないと記載されています

ライセンス番号
なし

日本から見た位置づけ

投資家補償基金
対象外
金融庁 無登録業者一覧
掲載あり
一覧に記載された商号
HF Markets (SV) Ltd
掲載時期
平成29年8月
EU向け法人
HF Markets (Europe) Ltd

キプロス HE 277582)。日本居住者の契約先ではありません

EU向けライセンス
CySEC 183/12
読み違えやすい点:「資金の安全性」ページは「当社の資金とは別に保管され」と書き、これ自体は正確です。ただし口座開設契約 11.1条は全顧客の資金をまとめて置くオムニバス口座だと書いています。会社の資金とは分けられていても、顧客どうしでは分けられていません。

出典:利用規約(顧客契約書 2026年7月版(全66ページ)/口座開設契約 2026年3月版/Terms of Business 2026年2月版)/調査基準日 2026-09-03

日本語ページの最下部、顧客契約書、口座開設契約のいずれにも同じ法人が書かれています。

HF Markets (SV) Ltdは、登録番号22747 IBC 2015にて、セントビンセントおよびグレナディーン諸島において国際ビジネスブローカーとして設立されています。

出典:HFM 公式サイト(日本語)公式サイトの最下部

登記住所も、口座開設契約1条の記載と公開ページで一致します。足切り基準の1つ目(契約先法人が規約に明記されている)は合格です。

規制については、HFMは自社の「規制・ライセンス」ページで、SV法人がどの金融当局の規制も受けていないことを明記しています。当局の監督下にあるのはグループ内の別法人です。

  • HF Markets (Europe) Ltd — キプロス CySEC 183/12
  • HF Markets (UK) Ltd — 英国 FCA 801701
  • HF Markets (Seychelles) Ltd — セーシェル FSA SD015
  • HF Markets SA (PTY) Ltd — 南アフリカ FSCA 46632
  • HFM Investments Ltd — ケニア CMA

日本居住者の契約先は、このどれでもありません。SV法人です。ここを書き分けている点は、私が調べたなかでは開示として良いほうです。前回調べたAxiは、規約に「FSAは規制していない」と書きながら、日本語ページには「登録されています」としか書いていませんでした。HFMは日本語ページ側にも書いています。

金融庁の「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」を、2026年9月11日に全1,154行で照合しました。掲載されています。

商号:HF Markets (SV) Ltd/備考:代表者等の氏名は「不明」。当該業者が提供するサービスの名称は「HotForex」である。当該業者の所在地は、平成29年6月21日付で警告を行った「TCG holdings Ltd.」と酷似している。/掲載時期:平成29年8月/国内・海外の別:海外

出典:金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について(HTML版)」/2026年9月11日照合

ここは私の訂正です。この記事は一度「掲載なし」に書き換えていました。照合ミスで、旧ブランド名の HotForex で当てれば出てきます。もとの「掲載あり/平成29年8月」という記録が正しかった、ということです。

2点だけ補足します。掲載されているのは HF Markets (SV) Ltd で、この記事で扱っている日本居住者の契約先とは法人名が違います。同一法人なのか、資本関係があるのかは、金融庁の資料からは確定できません。所在地が TCG holdings Ltd. と酷似しているという備考についても、金融庁自身が「関係性は不明」という書き方をしていないぶん、私もそこから先は書きません。

掲載は違法性の確定でも、詐欺の認定でもありません。私はこの掲載を、採点にも足切りにも使っていません。

最大の発見:「500万ユーロの保険」を証書で開くと、別のものでした

「資金の安全性」ページには、こう書かれています。

500万ユーロの業界トップクラスの保険
当社は、詐欺、エラー、その他のリスクからお客様に対する当社の責任をさらに強化するための保険プログラムを保持しています。

出典:HFM「資金の安全性」(日本語)

2026年9月11日に証書を開き直しました。いま掲示されているのは保険期間 2026年7月8日〜2027年7月7日の版で、被保険者は HF MARKETS (SV) LTD、補償限度額は USD 5,000,000(1請求あたり、かつ総額。弁護費用を含む)、引受は100% Lloyd’s、種類は Professional Indemnity Insurance です。金額の通貨は、証書の側では今もドルです。

英語版も同じで「EUR 5 MILLION MARKET-LEADING INSURANCE」です。翻訳の揺れとは別の話です。

そして、このページには「保険証書を表示」というリンクが置かれています。私はそれを開きました。証書にはこう書かれています。

USD 5,000,000 Any One Claim and in the aggregate including defence costs

出典:HFM Certificate of Insurance(Civil Liability)

ユーロではなく米ドルです。そして米ドル建て500万は、ユーロ建て500万より小さい金額です。自社がリンクしている一次資料と、そのリンクが置かれているページの記述が合っていません。これを食い違い1件目として記録しました。

ただし、証書を読んで分かった良いこともあります。被保険者はHF Markets (SV) Ltd本人でした。グループの別法人だけを守る保険ではない、ということです。期間は2026年7月8日から2027年7月7日、引受はロイズ100%と書かれています。

もう1つ、誤解しやすい点を正確に書きます。この保険の種類はProfessional Indemnity Insurance(賠償責任保険)です。ページの説明どおり「詐欺、エラー、その他のリスクに対する当社の責任」を裏づけるもので、ブローカーが破綻したときに顧客の預託金を返すための保険とは別ものです。HFMの日本語の説明文自体は正確です。ただ、これが「資金の保護」という見出しの下に置かれていることで、預金保護のように読めてしまう配置ではあります。

2つ目:「追加の手数料は発生しません」と、規約の休眠口座手数料

公式FAQに、こういう問答があります。

追加手数料はどのようなものがありますか。
追加の手数料は発生しません。

出典:HFM「よくある質問集」(日本語)。英語版も「There are no additional Fees.」

一方、顧客契約書27.2条と口座開設契約15条には、休眠口座手数料が定められています。

  • 6か月〜1年:月5ドル
  • 1〜2年:月10ドル
  • 2〜3年:月20ドル
  • 3年超:前年の額に10ドルずつ加算

そして残高がゼロになるまで課金されます。「追加の手数料は発生しません」という一文と、これは両立しません。食い違い2件目として記録しました。

金額を開示していること自体は評価できます。休眠手数料を段階まで含めて公開しているブローカーは、多くありません。問題は、FAQが「ない」と言い切っていることのほうです。

3つ目(補足):ライセンスの表記も、書類どうしで揃っていません

HFMの公式「規制・ライセンス」ページは、日本の利用者が契約するSV法人について、国際事業ブローカーとして登録されているだけで、金融当局の規制は受けていないと書いています。自分から書いている点は、ここまで評価してきました。

ところが、口座開設契約にはこう書かれています。

…allowed under the Company’s Saint Vincent and the Grenadines Investment Firm Licence.

出典:HFM 口座開設契約(2026年3月版)8.1(g)

同じ書類の2ページ目には、こうもあります。

Registered in the Financial Services Authority St. Vincent & the Grenadines.

出典:HFM 口座開設契約(2026年3月版)2ページ目

公開ページは「ライセンスはない」と書き、口座を開くときに同意する契約書は「当社のライセンス」がある前提で書かれています。どちらが正しいのかは、HFM自身の書類のあいだで一致していません。

どちらの記載も、それ単体では嘘だと決めつけられません。「Financial Services Authority に登録されている」は、金融業のライセンスではなく会社の登記を指している可能性があります。ただ、口座を開く人がその一文を読んで、登記のことだと受け取るとは限りません。そして 8.1(g) の「当社のセントビンセント・グレナディーン投資ブローカーライセンス」のほうは、登記とは読めません。

この3件目は、2026年9月8日に契約書3本を読み直したときに見つけたものです。判定は変わりません。1件目の時点ですでに不合格です。

口座タイプの選び方:分かれ目は取扱銘柄とレバレッジです

口座タイプ別の条件

5種類。最小0.01ロット・MT4とMT5の両対応・口座通貨に日本円を選べる点は共通です

PREMIUM

位置づけ
標準
最低入金額
なし
スプレッド
1.4pips〜
最大レバレッジ
2,000倍
入金ボーナス
地域による

PRO

位置づけ
低スプレッド
最低入金額
100ドル(13,000円)
スプレッド
0.6pips〜
最大レバレッジ
2,000倍
入金ボーナス
地域による

ZERO

位置づけ
手数料で払う型
最低入金額
—
スプレッド
FX 0pips〜
最大レバレッジ
2,000倍
入金ボーナス
地域による

CENT

位置づけ
1ロット1,000通貨。FXとゴールドのみ
最低入金額
なし
スプレッド
—
最大レバレッジ
2,000倍
入金ボーナス
地域による

InfinityX

位置づけ
最狭スプレッド。ストップアウト0%
最低入金額
500ドル(80,000円)
スプレッド
0.3pips〜
最大レバレッジ
無制限
入金ボーナス
地域による
選び方の分かれ目:効いてくるのは何を取引するかと、レバレッジをどこまで使うかの2点です。ゴールドのEAを動かす前提なら、CENT は1ロットが1,000通貨なので本番の数量を張らずに動き方を確かめられます。InfinityX はストップアウト0%——証拠金が尽きるまで強制決済されないので、粘れる代わりに残高がゼロになるまで持っていかれることもあります。2026-09-16時点の5種類です。

出典:公式サイト 口座タイプ一覧/調査基準日 2026-09-03

HFMの口座は6種類です。KATANA、Cent、Zero、Pro、Premium、Top-up Bonus。最小取引数量0.01ロット、MT4とMT5の両対応、口座通貨に日本円を選べる点は共通しています。

口座タイプの名前は、この3週間で2回入れ替わりました。調査基準日(2026年9月3日)は KATANA と TOP-UP BONUS を含む6種類でした。2026年9月16日には両方が消えて InfinityX が入り、5種類になりました。

2026年9月24日に開き直すと、また KATANA と Top-up Bonus が並び、InfinityX は見当たりません。最低入金額500ドル(80,000円)、0.3ピップから、取扱銘柄はFX・金属・指数・暗号資産・エネルギー、マージンコール20%、ストップアウト0%。

この5つの数字は InfinityX と KATANA で一致します。中身は同じ口座で、表示名だけが往復したように見えます。ただし同一の口座だと同社が説明している記載は見当たりません。

選ぶときに効いてくるのは何を取引するかと、レバレッジをどこまで使うかの2点です。

  • KATANA(2026年9月16日時点の表示はInfinityX):最低入金額500ドル(80,000円)。レバレッジは無制限。スプレッドは0.3pips〜で5種類のなかで最も狭い。ただし取扱銘柄はFX・貴金属・指数・仮想通貨・エネルギーに限られ、「全銘柄」ではありません。マージンコール20%、ストップアウト0%。
  • CENT:最低入金額なし。1ロットが1,000通貨なので、標準の100分の1の大きさで動かせます。取引できるのはFXとゴールドだけ。口座通貨はJPYとUSC。同時に持てる注文は300件で、他の口座の500件より少なめです。
  • ZERO:FXのスプレッドが0pips〜。手数料で払う型です。
  • PRO:最低入金額100ドル(13,000円)、0.6pips〜。
  • PREMIUM:最低入金額なし、1.4pips〜。

ゴールドのEAを動かす前提で見ると、選択肢は絞られます。CENT口座はFXとゴールドしか扱えませんが、1ロットが1,000通貨なので、いきなり本番の数量を張らずに動き方を確かめられます。KATANA口座はストップアウトが0%——証拠金が尽きるまで強制決済されません。粘れる代わりに、残高がゼロになるまで持っていかれることもあるという意味です。

顧客契約書19.6(a):エクイティ30万ドル超で1:75まで下げられます

公式の比較表は、最大レバレッジの欄に小さな注記を付けています。

** Leverage may be adjusted. Please refer to the T&C’s

出典:HFM 取引口座比較ページ 脚注(2026年9月8日確認)

参照先の顧客契約書には、条件が具体的に書いてありました。

…the Company reserves the right to adjust the leverage of the Trading Account to 1:75.

出典:HFM 顧客契約書(2026年7月版)19.6(a)。エクイティが300,000米ドルを超え、かつ建玉が50ロットを超えた場合の条項

30万ドルと50ロットの両方を超えたときの話なので、多くの人には直接は関わりません。ただ、「2,000倍」がブローカーの裁量で動く数字だということは、契約書に書かれているという事実は残ります。18条では、利用者の側も口座エリアからレバレッジを最大30回まで変更できると定めています。

もうひとつ、23.7条に「特定の経済指標発表の前後、指値・逆指値注文の発注を制限する権利」があります。EAを止めずに回すなら、この条項の存在は知っておいたほうがいい。

ボーナスとポイント制度

比較表の「Flexible Bonus Offerings」の欄にも注記が付いています。「*** Availability depends on the region.」——提供の有無は地域によって変わるということです。

日本語のプロモーションページには、こういう特典が並んでいました。

  • 入金不要の45,000円取引資金
  • 最大150,000円の100%入金ボーナス/初回入金で最大45,000円のボーナス
  • ロイヤルティプログラム/余剰証拠金還元(ROFM)
  • ゴールド銘柄を対象にした期間限定の抽選

出典:HFM 日本語プロモーションページ(2026-09-08取得)

2026年9月16日に同じページを開き直したところ、入金系の2つが消えていました。残っていたのはロイヤルティプログラム、余剰証拠金還元(ROFM)、トレーダー賞2026、デモコンテストの4件で、入金不要の取引資金と100%入金ボーナスは見当たりません。同じ日に、口座タイプからも TOP-UP BONUS が消えています。

出典:HFM 日本語プロモーションページ(2026-09-16再取得)

比較表のほうは逆でした。「柔軟なボーナス制度」の欄が、5種類すべてにチェックへ変わっています。以前は、入金ボーナスを受け取るならTOP-UP BONUS口座、そのぶんレバレッジ上限は1,000倍——ボーナスを取るかレバレッジを取るか、という設計でした。その分岐はなくなっています。ただし脚注の「地域により、ご利用可否が異なります」は残ったままです。

アフィリエイト媒体のほうは、いまも入金ボーナスを掲げています。提携リンク経由で案内される条件と、公式ページに出ている条件は、別のものとして読んでください。

ボーナスの条件そのものは、まだ規約のレベルまで読めていません。読んだらここに足します。

HFMのゴールド(XAUUSD)の条件:契約サイズ・スプレッド・レバレッジ

ゴールドについて公開資料から拾えた項目を、1枚にまとめました。数字はこちらで作っていません。書いてあるものをそのまま置いています。

ゴールド(XAUUSD)の取引条件

1ロットのコントラクトサイズ記載が見当たりません。貴金属ページの表は銘柄・銘柄内容・狭いスプレッド・最大レバレッジ・スワップ値・取引時間の6列で、契約サイズの列そのものがありません(2026-10-03に描画後の画面で確認)。XAUUSDの最大レバレッジは「制限なし」、最小スプレッドは0.08。XAUUSD247(週7日取引)も同条件。
XAUUSD のスプレッドXAUUSD の商品ページと Metals 一覧に、口座タイプ別の数値。KATANA 0.08/Zero 0.06/Pro 0.16/Cent 0.32/Premium 0.32/Top-Up Bonus 0.35(2026-09-24取得)。日本語ページにも同じ表があります
最大レバレッジ最大2000倍(ゴールドのレバレッジ欄は、KATANA口座が「制限なし」、Cent・Premium・Pro・Zeroが1:2000、Top-Up Bonusが1:1000。2026-09-24取得。2026-09-08に記録したInfinityX口座は同ページに見当たらず、代わりにKATANA口座が並んでいます)。比較表には「レバレッジは調整される場合があります。詳細は規約をご参照ください」の注記があり、顧客契約書19.6(a)はエクイティ30万ドル超かつ建玉50ロット超で1:75まで下げられると定めています
ロスカット水準20%(KATANA口座は0%)。2026-09-24取得。9月16日は同じ0%がInfinityXという名前の口座の欄に載っていました
スワップフリーあり。ただし「スワップフリーは、特定の取引商品にのみ適用されます。規約が適用されます」と注記
EA の使用記載なし
最小取引単位0.01ロット(US原油・UK原油・指数は1ロット)

公開資料の表記をそのまま載せています。7項目のうち、数値が出ていたのは5項目です。単位の書き方は会社ごとに違うので、数字だけを他社と並べても比べたことになりません。読み方はゴールドの1pipsはいくらかに、全社を横に並べた表はゴールドの取引条件にあります。調査基準日は2026-09-03。

HFMのゴールドの取引時間:サーバー時間で01:05から23:54:59まで

HFMは、XAUUSDの取引時間をサーバー時間で書いています。月曜の開場が1:05:00、金曜の閉場が23:54:59、毎日の休場が23:57:59から01:05:00までです(2026-09-24取得)。

時差も明記されていて、冬はGMT+2(日本時間−7)、夏はGMT+3(日本時間−6)と書かれています。日本時間に直すと、冬は08:05から、夏は07:05から動き出すことになります。この換算は私が計算したもので、HFMが日本時間で書いているわけではありません。

執筆時点で調べた30社のうち、ゴールドの取引時間を公開資料に時刻で書いていたのは16社でした。残りの14社は、公開ページに時刻の記載が見当たりません。HFMは書いている側です。

HFM の利用規約で知っておくべき3点:顧客資金・規約改訂・禁止手法

利用規約に書かれている、知っておくべき3点

公式サイトの説明ページには書かれていない内容です。条項番号を添えています

条項内容なぜ重要か
口座開設契約 11.1条「資金の安全性」ページは「当社の資金とは別に保管され」と書く。契約側は全顧客の資金をまとめて置くオムニバス口座だと書いている会社の資金とは分けられているが、顧客どうしでは分けられていない。公開ページの説明は嘘ではないが、この構造は契約書を読まないと分からない
口座開設契約 11.10条顧客が預託金の利息を受け取る権利を放棄する旨が書かれている置いている資金から生じる利息は顧客のものにはならない
口座開設契約 28.1条規約の改訂は通知から少なくとも1週間後に効力が生じる執筆時点で調べた範囲では最も長い猶予。XMTrading は5日、多くの会社は掲示または通知の時点で即時。不利に変わったときに口座を閉じる時間があるかどうかの差になる
実務上どう受け止めるか:オムニバス口座の件は食い違いには数えていません。公開ページの「当社の資金とは別に保管され」という説明自体は正確だからです。会社ごとに基準を変えないと決めているので、同じ形の記述は同じように扱っています。28.1条の1週間は地味な条項ですが、実務上ははっきり効きます。

出典:利用規約(顧客契約書 2026年7月版(全66ページ)/口座開設契約 2026年3月版/Terms of Business 2026年2月版)/調査基準日 2026-09-03

規約と付属文書のなかで、口座を持つ側に実際に効いてくるのは次の3点だと思います。どれも公開ページの説明には出てきません。

顧客資金の扱いと、規約改訂の1週間

「資金の安全性」ページには、こう書かれています。

お客様の資金は当社の資金とは別に保管され、常に安全に保護されているため、万が一当社が債務不履行に陥った場合でも、債権者への返済に充当されることはありません。

出典:HFM「資金の安全性」(日本語)

一方、口座開設契約11条「Client Funds」の11.1条はこう書いています。

The Company holds an omnibus account which is named as Client Account where all Clients funds are held

出典:HFM 口座開設契約 11.1条

オムニバス口座、つまり全顧客の資金をまとめて置く口座です。会社の資金とは分けられていても、顧客どうしでは分けられていません。公開ページの「当社の資金とは別に保管され」という説明はそのとおりで、嘘は書かれていません。ただ、この構造は書かれていないので、契約書を読まないと分かりません。

私はこれを食い違いには数えませんでした。FXGTのときと同じ扱いです。あちらも「当社の運転資金とは分離」という説明が正確で、顧客どうしの混合は規約側にしか書かれていませんでした。ブローカーごとに基準を変えないと決めているので、同じ形の記述は同じように扱います。

もう1つ、11.10条には顧客が預託金の利息を受け取る権利を放棄する旨が書かれています。

最後に、規約の改訂について。口座開設契約28.1条にはこうあります。

changes will become effective on the date specified in the notice, which will be at least one week after the Client is notified

出典:HFM 口座開設契約 28.1条

少なくとも1週間の猶予があります。規約改訂に1週間の猶予を置く例です。XMTradingが5日間、残り5社は掲示または通知の時点で即時に効力を持ちます。地味な条項ですが、規約が不利に変わったときに口座を閉じる時間があるかどうかは、実務上の差です。

規約改訂の告知は、読まれない割にあとから効く条項です。iFOREX では、この告知の扱いが公開ページと規約でずれていたので、食い違いとして記録しました。猶予が何日あるかは、EAを預けたまま放置できる期間の上限でもあります。

禁止される取引手法と、両建ての正確な扱い

手法 HFMの記載
両建て(同一口座内) 可。公式FAQ「全銘柄でヘッジ取引が可能です」。同一銘柄で同数量の反対ポジションを建てると、マッチした数量の証拠金がゼロになります。部分ヘッジなら一致した分だけがゼロです(EURUSD を1ロット買って0.4ロット売った場合、0.4ロット分は証拠金ゼロ、残り0.6ロット分は通常どおり)
両建て(複数口座をまたぐ) 不可。顧客契約書 24.3.3条 Cross-Account and Coordinated Trading「Hedging or offsetting positions across multiple accounts」
アービトラージ/レイテンシーの利用 不可。24.1条「Any transactions that exploit price latency or Arbitrage opportunities may be cancelled without prior notice」
EA(自動売買) 24.3.9条 Arbitrage and Automation Abuse に「including Expert Advisors or APIs」として登場します。アービトラージ濫用の文脈であって、EAそのものを禁じる条ではありません。可否を正面から述べたページは公式サイトに見つかりませんでした
スキャルピング 「scalping」という語は、確認した範囲の顧客契約書に出てきません

出典:HFM 顧客契約書 24.1条・24.3.3条・24.3.9条・24.4条/HFM「よくある質問集」(日本語) 2026年9月3日時点

足切り基準の4つ目は「禁止される取引手法が具体的に定義されている」です。顧客契約書24条に、10の見出しで列挙されています。足切り基準の4つ目は合格です。

ここで、日本語の記事でよく雑に書かれる点を正確にします。

両建ては、単一口座内なら公式に認められています。公式FAQに「全銘柄でヘッジ取引が可能です」とあります。

同一銘柄で同数量の反対ポジションを建てると、マッチした数量の証拠金がゼロになる。数値例まで付いています。EURUSDを1ロット買い、0.4ロット売りなら、0.4ロット分は証拠金ゼロ、0.6ロット分は通常の証拠金。

禁止されているのはそこではありません。24.3.3条「Cross-Account and Coordinated Trading」が挙げているのは「Hedging or offsetting positions across multiple accounts」、つまり複数の口座をまたぐ両建て・相殺です。1つの口座の中で両建てすることと、複数口座に分けて両建てすることは、HFMの規約では扱いが違います。

自動売買については、24.3.9条「Arbitrage and Automation Abuse」に「including Expert Advisors or APIs」として現れます。これもアービトラージの濫用を述べた条で、EAそのものを禁じてはいません。ただしEAの可否を正面から述べたページを、私は公式サイトに見つけられませんでした。

もう1つ。「scalping」という語は、私が確認した範囲の顧客契約書に出てきません。TitanFXやFXGTのように、スキャルピングを名指しで濫用の例に挙げてはいない、ということです。

該当した場合の措置は24.4条にあります。取引の無効化、損益の巻き戻し、口座凍結、罰則金の賦課、そして(h)は「口座を閉鎖し、禁止された取引手法から生じた利益を没収し、当初の入金額を返還する」。出金済みであれば関連口座から差額を没収できる、とも書かれています。

HFM の出金は何日かかるか:申請は24時間365日処理。ただし「処理時間」は着金までの時間ではありません

出金は何日で戻ってくるか

公開ページの表記銀行送金 最大2営業日/カード 銀行により2〜10営業日/暗号資産 24時間以内/BXONE・bitwallet・Binance Pay 即時
入出金ポリシー等の文書出金申請は24時間365日処理。公式FAQは「処理時間とは、HFMがお客様の出金申請を確認し、選択した出金方法の処理業者に処理されるまでに必要な時間です。お客様の資金がお客様の口座残高に反映されるまでの時間ではありません」と定義しています
私の実測私自身の実測はまだありません。公開されている数字と規約の記載だけを載せています。

上の「私の実測」の行に数字が入っているときは、私が実際に出金した結果です。1人ぶんの経験であり、金額・経路・時間帯・混雑状況によって変わります。ブローカーが保証する日数ではありません。

足切り基準の3つ目は「出金の所要日数を具体的に開示している」です。HFMは方法ごとに公開しています。

  • 銀行送金 — 最大2営業日(最低出金1,000円)
  • クレジット/デビットカード(JCB・Visa・Mastercard) — 銀行により2〜10営業日
  • 暗号資産 — 24時間以内
  • BXONE — 即時(最低出金2,000円)/bitwallet — 即時/Binance Pay — 即時

そのうえで、FAQがこう補足しています。

処理時間とは、HFM がお客様の出金申請を確認し、選択した出金方法の処理業者に処理されるまでに必要な時間です。お客様の資金がお客様の口座残高に反映されるまでの時間ではありませんのでご注意ください。

出典:HFM「出金に関してよくある質問」(日本語)

この一文を書いているブローカーは多くありません。「即日出金」と書いておいて、実際は着金まで数日かかる、というすれ違いはここから起きます。HFMは先回りして線を引いています。足切り基準の3つ目は合格です。

日本から使う場合の実務的な点を2つ。JCBカードでの出金に対応していること、そしてbitwalletとBXONEが即時であることです。円建ての銀行送金も最低1,000円から使えます。返金の方針は「入金時と同じ方法・同じ資金元へ」で、入金額が全額返るまでは他の方法を選べません。

2026年9月11日に公式の出金ページを開き直しました。上の数字は変わっていません。なお「2〜10営業日」はクレジット/デビットカードの欄の表記で、銀行送金の欄は「処理によって異なりますが、最大2営業日」のままです。この2つを取り違えないでください。

HFM の最低入金額・最低出金額:同じ方法で、円と米ドルが入れ替わります

2026年10月12日に、入金方法のページと出金方法のページを同じ日に開いて横に並べました。方法は7つで、両方のページに同じ7つが載っています。手数料も入金が「No Fees」、出金が「None」で揃っています。

揃っていないのは、最低額の単位でした。

方法 最低入金額 最低出金額 入金の反映 出金の所要
国内銀行送金 ¥1,000 ¥1,000 10分以内 最大2営業日
JCB ¥750 5 USD 10分以内 2〜10営業日
Mastercard・Visa ¥750 5 USD 即時 2〜10営業日
暗号資産 $30 10 USD 即時 24時間以内
BXONE ¥1,000 ¥2,000 10分以内 即時
bitwallet ¥1000 20 USD 10分以内 即時
Binance Pay $20 10 USD 即時 即時

出典:HFM「Deposit Options」「Withdraw Options」(いずれも2026-10-12取得)

入金を円で書き、出金を米ドルで書いている方法が3つあります。JCB・Mastercard・Visa・bitwallet です。bitwallet は入れるときが1,000円、出すときが20米ドル。同じ方法なのに、単位が違うので比べられません。

入金の上限にも差がありました。JCB は300万円まで、Mastercard・Visa は50万円まで。同じ「クレジット/デビットカード」の欄に並んでいて、6倍違います。

国内銀行送金の入金上限は、表に「¥1100,000」と書かれています。カンマの位置が不自然で、110万円なのか10万円なのかが読み取れません。原文のまま記録しました。暗号資産の「$10 000」、bitwallet の「¥1000」も区切りが揺れています。

カードの欄には、他社であまり見ない注記がありました。「Visa Direct と Mastercard MoneySend では、入金額を超える出金が可能で、対応している場合は利益の出金もできる」(原文は英語)。カードへの出金を入金額までに制限する社が多いなかで、ここは逆の書き方です。

同じ形を他社でも数えました。入金を円で書き、出金を米ドルで書く社に、30社を横に並べてあります。

日本語のURLが、英語ページに飛びます

入金方法のページは、日本語のURL(/jp/ja/funding/deposit-options)を開くと英語のURL(/int/en/funding/deposit-options)にリダイレクトされます。日本語版がありません。金額は円で書かれているのに、ページは英語です。

そして、そのページのフッターにこうあります。

原文(英語)を見る ― 出典:HFM「Deposit Options」フッター(2026-10-12取得)

HFM is not involved with any acts considered to be a solicitation for financial products / financial services, and this website is not intended for Japanese residents.

「このウェブサイトは日本の居住者向けではありません」。円建ての最低入金額が並んでいるページの、同じ画面の下です。HYCM のフッターにも同じ型の文がありました。方法の数を数えるだけでは見えない層です。

HFMとの契約が終わるとき:予告なしで即時、通知なしも可

第44.2条は両当事者が書面通知で即時に終了できるとし、そのうえで第44.3条が「理由を問わず、顧客への通知なしで即時に終了できる」と重ねています。残高は第44.8条(c)で、将来の負債に備えて会社の絶対的裁量で控除したうえで支払われます。

契約が終わるとき

会社側から終了するときの予告即時(通知なしも可:第44.3条)
その定めがある条項顧客規約 第44.2条
終了したあとの残高将来の負債に備えて会社の絶対的裁量で控除したうえで支払う(第44.8条(c))

予告期間は採点にも足切り判定にも使っていません。規約が定めているのは会社が負う下限で、実際の運用とは別です。30社を横に並べた表は撤退の予告は何日もらえるのかにあります。

口座開設の手順

口座開設の手順と所要時間

所要時間公式サイトでは、KYC部門による書類審査は48時間以内と案内されています。読んだ契約書3本には、承認までの日数の記載はありません。
必要書類本人確認書類は、有効なパスポートの顔写真ページ、またはマイナンバーカードか運転免許証の表裏。現住所確認書類は、発行から6か月以内のカード請求明細・公共料金の請求兼領収書・住民票など。本人確認書類と現住所確認書類の氏名は完全に一致している必要があります。
  1. 希望の口座タイプを選んでライブ口座の開設を申し込む
  2. オンライン登録を完了する
  3. 本人確認書類を提出する
  4. KYC部門の審査を待つ
    48時間以内と案内されています。
  5. myHFエリアの認証が完了する
    書類が承認されると入金ができるようになります。
  6. 入金して取引を始める
    デモ口座は先に開設して試せます。

日本の書類名(マイナンバーカード・運転免許証・住民票)を名指しで案内しています。海外FX業者としては珍しく具体的です。

HFM(エイチエフエム)の採点と足切り判定は、30社すべてに同じ基準を当てて出したものです。下のリンクは広告です。経由して口座が開設されると私に報酬が入ります。報酬の有無で点数や合否が動くことはありません。お金の流れはサイトについてに書いています。

HFM の日本からのアクセス規模:参考値です

日本からのアクセス規模と、その使われ方

日本からの訪問数未取得。計測サービスに接続できず、調査時点では値を取得できませんでした

日本からの訪問数を取得できていないため、他社との大小は判定しません。値を取得できた時点で追記します。

私は日本人利用者数の推計値を出しません。公開情報から取得できるのは訪問数と使われ方の指標だけで、そこから実際の利用者数を導く筋道がないためです。数字は外部の計測サービスによる推定値であり、ブローカー側の公表値ではありません。計測時点:2026年9月3日時点で未取得。規模の大小は、訪問数が10倍以上離れている場合にのみ断定します。

日本からの訪問数を取得できていないため、他社との大小は判定しません。知名度から利用者数を推し量ることもしません。値が取れた時点で追記します。

独自評価 72点の内訳

独自評価

信頼性 12/20取引環境 17/20コスト 11/15入出金 12/15サポート 7/10EA 7/10評判 6/10

各項目を満点に対する割合で描いています。外側ほど満点に近い形です。

評価項目配点採点理由
信頼性・運営情報20 12契約先はHF Markets (SV) Ltdで、法人名・登録番号・登記住所は公開ページと規約で一致しています。SV法人が金融当局の規制を受けていないことを自社ページで明記している点は、開示として正直です。一方で食い違いは3件です。1件は自社がリンクしている保険証書との不一致、1件は休眠口座手数料、1件は「金融当局の規制は受けていない」という自社の説明と口座開設契約8.1(g)の「Investment Firm Licence」の不一致です。3件目は2026年9月8日に足したものです。1件目の時点で足切りは不合格であり、法人名・登録番号・登記住所が一致するという加点の根拠も動いていないため、12点のままにしています。
取引環境20 17最大2000倍(2026-09-24時点はKATANA口座が「制限なし」。同じ条件の口座が9月16日はInfinityXという名前で並んでいました)、ストップアウト20%(KATANA口座は0%)、口座通貨に日本円あり、MT4・MT5と独自プラットフォーム、500銘柄超。ヘッジ証拠金の扱いをFAQで数値例つきで説明しており、開示が細かいところです。ゴールドの取引時間を秒単位で出し、サーバー時間の日本時間への換算まで書いています。2026-09-24に取引時間を調べた30社では、秒単位かつ換算つきで書いていたのはこの1社だけでした。17点。
取引コスト15 11ZERO口座はFX通貨ペア0pips〜、PRO 0.6pips〜、KATANA 0.3pips〜(9月16日の表示はInfinityX)。ただし手数料の金額が口座比較表に記載されておらず、総コストを事前に計算できません。11点。
入出金環境15 12出金方法ごとの日数を公開し、「処理時間」が着金までの時間ではないことまで明記しています。JCB・bitwallet・BXONE・円建て銀行送金が使え、最低出金額は1,000円から。一方で「追加の手数料は発生しません」という説明が休眠口座手数料と整合しません。12点。
日本語サポート10 7日本語のサイト・メール窓口・電話・ライブチャットがあります。対応時間の明記がありません。7点。
EA・自動売買環境10 7両建ては全銘柄で可能と明記され、証拠金の扱いも数値例つきで説明されています。一方、EAの可否そのものを述べたページは見当たらず、規約ではアービトラージ濫用の文脈でのみ言及されています。7点。
ネット上の評判10 6一次資料として使える苦情の集積が見つからず、中位に置いています。6点。
合計10072 / 100

全ブローカーに同一の配点・同一の観点を適用しています。基準は調査方針をご覧ください。

公開ページと一次資料の食い違い

論点公開ページの表記一次資料の記載
保険の金額「500万ユーロの業界トップクラスの保険」(資金の安全性ページ・日本語/英語版も「EUR 5 MILLION MARKET-LEADING INSURANCE」)同じページからリンクされている保険証書は「USD 5,000,000 Any One Claim and in the aggregate including defence costs」。ユーロではなく米ドル建てで、金額はページの表記より小さくなります
追加手数料の有無公式FAQ「追加手数料はどのようなものがありますか。」への回答は「追加の手数料は発生しません。」(英語版も「There are no additional Fees.」)顧客契約書27.2条・口座開設契約15条は、6か月〜1年で月5ドル、1〜2年で月10ドル、2〜3年で月20ドル、3年超はさらに加算という休眠口座手数料を定めています
ライセンスの有無公式「規制・ライセンス」ページは、SV法人は国際事業会社として登録されているのみで、金融当局の規制は受けていないと記載口座開設契約8.1(g)は「allowed under the Company’s Saint Vincent and the Grenadines Investment Firm Licence」、同2ページ目は「Registered in the Financial Services Authority St. Vincent & the Grenadines.」

取引環境が17/20と高く出ています。口座タイプが5種類あり、条件が細かく分かれているためです。一方で信頼性・運営情報は12/20にとどまりました。契約先が登録のみの法人で、公開ページと一次資料の食い違いが3件あるからです。以下、3件を順に見ます。

2026年9月16日に公式の口座タイプ比較ページを開き直しました。口座が6種類から5種類に変わっています。KATANA と TOP-UP BONUS が消え、InfinityX が入りました。最大レバレッジは InfinityX が無制限、CENT・ZERO・PRO・PREMIUM が1:2000。ストップアウト水準は InfinityX だけが0%で、他は20%です。同じ日に、顧客契約書19.6(a)、休眠口座手数料の第27条、口座開設契約8.1(g)も読み直しました。食い違い3件は、いずれも解消していません。採点の根拠が動いていないため、点数は72点のままです。

2026年9月24日、口座タイプ比較ページと貴金属のページを開き直しました。口座は再び6種類で、KATANA と Top-up Bonus が戻り、InfinityX が消えています。KATANA のマージンコール20%・ストップアウト0%は、9月16日の InfinityX と同じ数字です。

貴金属のページには、XAUUSD の口座タイプ別スプレッドが載っています。KATANA 0.08、Zero 0.06、Pro 0.16、Cent 0.32、Premium 0.32、Top-Up Bonus 0.35。レバレッジ欄は KATANA が「制限なし」、Top-Up Bonus が1:1000、残りは1:2000です。

同じ表に、ゴールドの取引時間が秒単位で書かれていました。月曜開場 1:05:00、金曜閉場 23:54:59、毎日 23:57:59 から 01:05:00 まで休場。サーバー時間は冬がGMT+2(日本時間−7)、夏がGMT+3(日本時間−6)と明記されています。

食い違い3件は、いずれも解消していません。採点の根拠が動いていないため、点数は72点のままです。

HFMは詐欺なのか:確かめられたことと、確かめていないこと

「HFM 詐欺」という言葉で、このページに来られる方がいます。詐欺かどうかを、私は判定していません。出金を拒まれたという事例も確認していません。ここで確かめたのは、規約と公的な記録に何が書いてあるかだけです。

金融庁が公表しているのは、無登録で勧誘を行っていた相手に警告書を出したという記録です。その一覧(令和8年9月25日更新・全1,159行、うち海外所在437件)を「HFM・HF Markets」で引いた結果が、次のとおりです(2026-09-30取得)。

  • 平成29年8月 … HF Markets (SV) Ltd(サービス名「HotForex」・代表者等の氏名は「不明」)

規約が定める契約先は HF Markets (SV) Ltd です。一覧の商号と同じ文字列です。一覧に書かれているサービス名は、現在の「HFM」ではなく旧称の「HotForex」です。

繰り返しになりますが、この一覧は警告書を出したという記録であって、詐欺の認定ではありません。逆に、載っていないことが安全の証明になるわけでもありません。噂の確かめ方は「出金拒否」「詐欺」と書かれた話を、自分で確かめる方法にまとめています。

HFMの評判をどう評価したか:10点のうち6点と見た理由

評判を6点とした根拠

  • 日本語の情報:アフィリエイト記事が大半で、一次資料として使える苦情の集積は見つからなかった
  • 読み方の注意:出金拒否について、私が確認した範囲では一次資料として裏の取れた具体例を確認できなかった。個別の書き込みは判断材料にしていない
  • 公的な記録:2026年9月11日時点で、金融庁の無登録業者一覧(海外所在業者)にHF Markets・HFM・HotForexの名称はない。ただし掲載がないことは安全を意味しない

判断:苦情が確認できないことを理由に高くも低くも動かさず、中位に置いた

AXIORYと並べてみる:オムニバス口座と、1週間の猶予

同じ項目について、一次資料に何と書かれているかを並べます。相手はAXIORYにしました。顧客資金の置き方と規約改訂の手続きが、どちらも条文で読めるブローカーだからです。どちらが優れているかを決める表ではありません。顧客資金がオムニバスで扱われる例はAxiにもあります。

項目 AXIORY(82点・合格) HFM(72点・不合格)
契約先の監督 ベリーズFSC ライセンス4496214 登記のみ。規制を受けていないと自社で明記
顧客資金 分別管理。Financial Commission が1件最大2万ユーロを補填 オムニバス口座(口座開設契約11.1条)
出金の開示 規約に「最大5営業日」と明記 方法ごとに日数を開示。さらに「処理時間」の定義まで書いている
規約の改訂 掲載した時点で即時 通知から少なくとも1週間後(28.1条)
公開ページとの食い違い 0件 3件

HFM側で厚いのは、書いてある量と、規約改訂の猶予です。出金は「処理時間とは何を指すか」まで定義しています。規約が不利に変わったときに1週間の猶予がある、という書き方です。

一方、書類どうしが合っておらず、顧客資金はオムニバス口座です。AXIORYは食い違いが0件で、顧客資金にも補償の枠組みが書かれていました。足切りの判定が分かれたのは、この2点です。

他社と同じ項目で並べた表は比較ページにあります。4条件を全部満たした社だけを残した表は足切りを通ったブローカーです。

税金の扱い

税金の扱い(海外FX共通)

国内のFX業者と海外のFX業者では、利益にかかる税金の計算方法が違います。ここはブローカーごとの差ではなく、海外FX全体に共通する話です。

区分雑所得(総合課税)。国内業者は申告分離課税です
税率給与など他の所得と合算した金額に対する累進課税。国内業者の一律20.315%とは異なります
損失の繰越できません。国内業者は最長3年繰り越せます
他社との損益通算海外FX同士は通算できますが、国内業者の損益とは通算できません
確定申告給与所得者は年間の利益が20万円を超えると申告が必要です

具体的な税額や申告の可否は所得状況によって変わります。判断に迷う場合は税務署または税理士にご確認ください。

HFM固有の論点ではなく、海外FX全体に共通する話です。口座を決める前に一度だけ確認しておけば足ります。

HFMのよくある疑問

HFMはどこの国の会社ですか(契約先はどこの法人か)

HF Markets (SV) Ltd(登録番号22747 IBC 2015、セントビンセント・グレナディーン諸島)です。法人名・登録番号・登記住所は、日本語の公開ページと顧客契約書・口座開設契約で一致しています。

HFMは金融当局の規制を受けていますか?

日本居住者の契約先であるHF Markets (SV) Ltdは受けていません。公式の「規制・ライセンス」ページに、同社はセントビンセント・グレナディーン諸島の国際事業会社として登録されているのみと書かれています。CySECやFCAの規制を受けているのはグループ内の別法人です。

HFMの「500万ユーロの保険」とは何ですか?

同じページからリンクされている保険証書は「USD 5,000,000」で、通貨はユーロではなく米ドルです。内容はProfessional Indemnity Insurance(賠償責任保険)で、被保険者はHF Markets (SV) Ltd本人、期間は2026年7月8日から2027年7月7日。会社が破綻したときに顧客資金を返す保険ではありません。

HFMで両建て(ヘッジ)はできますか?

公式FAQに「全銘柄でヘッジ取引が可能です」と明記され、同一銘柄で同数量の反対ポジションを建てるとマッチした数量の証拠金がゼロになります。ただし顧客契約書24.3.3条は、複数の口座をまたぐ両建て・相殺を禁止しています。

HFMの出金にはどのくらいかかりますか?

銀行送金は最大2営業日、カードは銀行により2〜10営業日、暗号資産は24時間以内、BXONE・bitwallet・Binance Payは即時と公開されています。公式FAQは、この「処理時間」がHFMが申請を確認して処理業者に渡すまでの時間であり、着金までの時間ではないと説明しています。

HFMは安全ですか

安全かどうかの判定はしていません。しているのは、公開ページと規約の照合です。HFMでは食い違いを3件記録したので足切りは不合格、独自評価は72点でした。契約先は HF Markets (SV) Ltd、金融庁の無登録業者一覧には平成29年8月付で載っています。72点でも不合格になるのは、食い違いが1件でもあれば足切りを通さないと最初に決めてあるからです。点数と合否は別の指標です。

HFMの口座維持費はいくらですか

休眠口座の手数料が、期間ごとに段階的に定められています。6か月〜1年は月5ドル、1〜2年は月10ドル、2〜3年は月20ドル、3年を超えると前年に10ドルずつ加算(顧客契約書27.2条、口座開設契約15条)。残高がゼロになるまで課金されます。金額を段階で書いている社は多くありません。

調査結果

顧客契約書と保険証書で確認できたのは、ここまでです。証書に書かれていない範囲は、書かれていないまま残しました。

推測で埋めた箇所はありません。

このページの判定は、絶対的な評価ではありません。上の調査基準日の時点で公開されていた一次資料(ブローカー自身が公開している利用規約・顧客契約・入出金ポリシー・ボーナス規約などの原文と、当局の公表資料)をもとにした、私の記録です。公開情報は変わります。規約は3か月に一度読み直し、変更に気づいた時点で記事を直して更新履歴に残します。

基本情報

英文ブランド名HFM (HF Markets)
検索用タイトル(title タグ)HFM(旧HotForex)の評判・出金・スプレッド|規約で独自調査
公式サイトURL(日本語)https://www.hfm.com/int/jp/
設立年2010年(公式サイトに「2010年から続く信頼」と表示)
日本居住者の契約先法人名HF Markets (SV) Ltd
契約先法人の登記番号22747 IBC 2015
契約先の監督当局なし。公式の「規制・ライセンス」ページに、SV法人はセントビンセント・グレナディーン諸島の国際事業会社として登録されているのみで、金融当局の規制は受けていないと記載されています
契約先を監督する当局の水準登記のみ
契約先のライセンス番号なし
契約先の登記住所Suite 305, Griffith Corporate Centre, P.O. Box 1510, Beachmont, Kingstown, St. Vincent and the Grenadines
EU向け法人名(あれば)HF Markets (Europe) Ltd(キプロス HE 277582)。日本居住者の契約先ではありません
EU向けライセンス番号(あれば)CySEC 183/12
日本居住者が投資家補償基金の対象か対象外
契約先カードの注意書き(読み違えやすい点)「資金の安全性」ページは「当社の資金とは別に保管され」と書き、これ自体は正確です。ただし口座開設契約 11.1条は全顧客の資金をまとめて置くオムニバス口座だと書いています。会社の資金とは分けられていても、顧客どうしでは分けられていません。

日本市場

金融庁 無登録業者一覧への掲載あり
掲載時期(掲載ありの場合)平成29年8月
一覧に記載された法人名HF Markets (SV) Ltd
日本語サポートの対応時間日本語の窓口あり(supportjp@hfm.com/電話/ライブチャット)。対応時間の明記は公式サイトに見当たりませんでした
日本人スタッフ不明
日本からの訪問数未取得。計測サービスに接続できず、調査時点では値を取得できませんでした
アクセス指標の計測時点2026年9月3日時点で未取得
規模についての判定日本からの訪問数を取得できていないため、他社との大小は判定しません。値を取得できた時点で追記します。

取引環境

口座タイプInfinityX/CENT/ZERO/PRO/PREMIUM の5種類(2026-09-16時点)。調査基準日には KATANA/CENT/ZERO/PRO/PREMIUM/TOP-UP BONUS の6種類でした
口座カードの副題5種類。最小0.01ロット・MT4とMT5の両対応・口座通貨に日本円を選べる点は共通です
口座タイプ別の条件(カード)口座名 | 位置づけ | 最低入金額 | スプレッド | 最大レバレッジ | 入金ボーナス
PREMIUM | 標準 | +なし | 1.4pips〜 | 2,000倍 | !地域による
PRO | 低スプレッド | 100ドル(13,000円) | 0.6pips〜 | 2,000倍 | !地域による
ZERO | 手数料で払う型 | — | +FX 0pips〜 | 2,000倍 | !地域による
CENT | 1ロット1,000通貨。FXとゴールドのみ | +なし | — | 2,000倍 | !地域による
InfinityX | 最狭スプレッド。ストップアウト0% | !500ドル(80,000円) | +0.3pips〜 | 無制限 | !地域による
口座カードの注意書き(選び方の分かれ目)効いてくるのは何を取引するかと、レバレッジをどこまで使うかの2点です。ゴールドのEAを動かす前提なら、CENT は1ロットが1,000通貨なので本番の数量を張らずに動き方を確かめられます。InfinityX はストップアウト0%——証拠金が尽きるまで強制決済されないので、粘れる代わりに残高がゼロになるまで持っていかれることもあります。2026-09-16時点の5種類です。
最大レバレッジ最大2000倍(ゴールドのレバレッジ欄は、KATANA口座が「制限なし」、Cent・Premium・Pro・Zeroが1:2000、Top-Up Bonusが1:1000。2026-09-24取得。2026-09-08に記録したInfinityX口座は同ページに見当たらず、代わりにKATANA口座が並んでいます)。比較表には「レバレッジは調整される場合があります。詳細は規約をご参照ください」の注記があり、顧客契約書19.6(a)はエクイティ30万ドル超かつ建玉50ロット超で1:75まで下げられると定めています
ロスカット水準20%(KATANA口座は0%)。2026-09-24取得。9月16日は同じ0%がInfinityXという名前の口座の欄に載っていました
マージンコール水準50%(KATANA口座は20%)。2026-09-24取得
最小取引単位0.01ロット(US原油・UK原油・指数は1ロット)
1取引あたりの最大数量ポジションごと60スタンダードロット(CENT口座は1,000セントロット、口座全体で6,000セントロット)。最大保有ポジション数500
取扱銘柄数公式サイトに「500+ 取引商品」と表示
プラットフォームMetaTrader 4/MetaTrader 5/ウェブトレーダー/HFMプラットフォーム/モバイル
口座通貨USD, EUR, JPY(CENT口座は JPY, USC)
約定方式公式サイトに明示なし

コスト

EURUSD 平均スプレッドInfinityX 0.3pips〜/ZERO FX通貨ペア0pips〜/PRO 0.6pips〜/CENT・PREMIUM 1.4pips〜(いずれも変動制)
XAUUSD 平均スプレッドXAUUSD の商品ページと Metals 一覧に、口座タイプ別の数値。KATANA 0.08/Zero 0.06/Pro 0.16/Cent 0.32/Premium 0.32/Top-Up Bonus 0.35(2026-09-24取得)。日本語ページにも同じ表があります
取引手数料公式FAQは「追加の手数料は発生しません」と回答。口座比較表には手数料の欄がありますが金額の記載はありません
スワップフリーあり。ただし「スワップフリーは、特定の取引商品にのみ適用されます。規約が適用されます」と注記
GOLD 1ロットのコントラクトサイズ(契約サイズ)記載が見当たりません。貴金属ページの表は銘柄・銘柄内容・狭いスプレッド・最大レバレッジ・スワップ値・取引時間の6列で、契約サイズの列そのものがありません(2026-10-03に描画後の画面で確認)。XAUUSDの最大レバレッジは「制限なし」、最小スプレッドは0.08。XAUUSD247(週7日取引)も同条件。

EA・自動売買

EAの使用(公式FAQ)記載なし
スキャルピング(公式FAQ)記載なし
スキャルピング(規約側)拒否・制限の裁量条項あり
両建ての扱い(分類)可と明記
両建て公式FAQに「全銘柄でヘッジ取引が可能です」と明記。完全ヘッジでマッチした数量の証拠金がゼロになります。ただし顧客契約書24.3.3条は「複数口座をまたぐ両建て・相殺」を禁止しています
禁止取引手法が具体的に定義されているかされている
禁止取引手法の内容(条項番号つき)顧客契約書24条にまとまっています。24.1条はアービトラージとレイテンシーの利用を禁じ、「Any transactions that exploit price latency or Arbitrage opportunities may be cancelled without prior notice」と規定。24.3条は禁止行為を10の見出しで列挙します(24.3.1 Risk Circumvention and Artificial Outcomes/24.3.2 Event-Driven and Timing Exploitation/24.3.3 Cross-Account and Coordinated Trading/24.3.4 Leverage, Margin, and Exposure Manipulation/24.3.5 System, Pricing, and Execution Exploitation/24.3.6 Market Manipulation and Cross-Market Abuse/24.3.7 Abuse of Errors, Mispricing, and System Deficiencies/24.3.8 Abuse of Protections and Platform Features/24.3.9 Arbitrage and Automation Abuse/24.3.10 Abusive or Bad Faith Conduct)。
両建てについては24.3.3条が「Hedging or offsetting positions across multiple accounts」を挙げており、禁止されているのは複数口座をまたぐ両建てです。単一口座内の両建ては公式FAQで明示的に認められています。
自動売買は24.3.9条に「including Expert Advisors or APIs」として現れますが、これはアービトラージの濫用の文脈です。
「scalping」という語は、私が確認した範囲の顧客契約書に現れませんでした。
知っておくべき3点(カード)口座開設契約 11.1条 | 「資金の安全性」ページは「当社の資金とは別に保管され」と書く。契約側は全顧客の資金をまとめて置くオムニバス口座だと書いている | 会社の資金とは分けられているが、顧客どうしでは分けられていない。公開ページの説明は嘘ではないが、この構造は契約書を読まないと分からない
口座開設契約 11.10条 | 顧客が預託金の利息を受け取る権利を放棄する旨が書かれている | 置いている資金から生じる利息は顧客のものにはならない
口座開設契約 28.1条 | 規約の改訂は通知から少なくとも1週間後に効力が生じる | 執筆時点で調べた範囲では最も長い猶予。XMTrading は5日、多くの会社は掲示または通知の時点で即時。不利に変わったときに口座を閉じる時間があるかどうかの差になる
3点カードの注意書き(実務上どう受け止めるか)オムニバス口座の件は食い違いには数えていません。公開ページの「当社の資金とは別に保管され」という説明自体は正確だからです。会社ごとに基準を変えないと決めているので、同じ形の記述は同じように扱っています。28.1条の1週間は地味な条項ですが、実務上ははっきり効きます。
VPS無料VPSあり(ブロンズ/シルバー/ゴールドの3プラン)。無料条件は過去30日の純入金と過去1か月の取引量で、ブロンズは400ドル以上・2スタンダードロット、シルバーは8,000ドル・8ロット、ゴールドは15,000ドル・15ロット。満たさない場合は月額25/50/80ドル(VPSホスティングページ)

入出金

入金方法7方法(入金方法ページ、2026-10-12取得)。手数料は7方法すべて「No Fees」。方法の名前はテキストではなく CSS の背景画像(span.gateway)で、ファイル名で読みました。日本語の URL(/jp/ja/funding/deposit-options)は英語ページ(/int/en/funding/deposit-options)にリダイレクトされます。
国内銀行送金|¥1,000〜「¥1100,000」(原文のカンマ位置のまま。110万円か10万円か判別できません)|10分以内
JCB|¥750〜¥3,000,000|10分以内
Mastercard・Visa(ecommpay)|¥750〜¥500,000|即時
暗号資産|$30〜「$10 000」|即時
BXONE|¥1,000〜¥1,000,000|10分以内
bitwallet|「¥1000」〜¥5,000,000|10分以内
Binance Pay|$20〜$30,000|即時
カードの上限は JCB が300万円、Mastercard・Visa が50万円で6倍違います。このページのフッターには「HFM is not involved with any acts considered to be a solicitation for financial products / financial services, and this website is not intended for Japanese residents.」と書かれています。
出金方法7方法(出金方法ページ /int/en/funding/withdraw-options、2026-10-12取得)。方法の名前は入金側と同じ7つで、手数料はすべて「None」。ただし最低額の単位が方法ごとに円と米ドルで入れ替わります。
国内銀行送金|最低 ¥1,000|最大2営業日(処理業者により変動)
JCB|最低 5 USD|2〜10営業日(コレスポンデント銀行により変動)
Mastercard・Visa|最低 5 USD|2〜10営業日
暗号資産|最低 10 USD|24時間以内
BXONE|最低 ¥2,000|即時
bitwallet|最低 20 USD|即時
Binance Pay|最低 10 USD|即時
入金の最低額と並べると、JCB は ¥750→5 USD、Mastercard・Visa は ¥750→5 USD、bitwallet は ¥1000→20 USD、BXONE は ¥1,000→¥2,000。入金を円で書き、出金を米ドルで書いている方法が3つあります。 カードについては「Visa Direct と Mastercard MoneySend では、入金額を超える出金が可能で、対応している場合は利益の出金もできる」と注記(Clients who have made at least one Visa or Mastercard deposit may withdraw funds directly to the same card. With Visa Direct and Mastercard MoneySend, withdrawals may exceed the original deposited amount, allowing profits to be withdrawn where supported.)。銀行送金には「HFM does not charge for bank wire transactions. However, the sending, correspondent and receiving bank may charge according to their own fee structure.」と注記。
出金手数料公式ページ・FAQともに無料。ただし銀行や決済代行会社の手数料はかかる場合があると注記 2026-10-12に入金・出金の両ページで再確認。入金7方法とも「No Fees」、出金7方法とも「None」。銀行送金には送金銀行・中継銀行・受取銀行が自社の料金体系に従って請求する場合があると注記。
出金所要日数(公開ページの表記)銀行送金 最大2営業日/カード 銀行により2〜10営業日/暗号資産 24時間以内/BXONE・bitwallet・Binance Pay 即時
出金所要日数(入出金ポリシー等の文書)出金申請は24時間365日処理。公式FAQは「処理時間とは、HFMがお客様の出金申請を確認し、選択した出金方法の処理業者に処理されるまでに必要な時間です。お客様の資金がお客様の口座残高に反映されるまでの時間ではありません」と定義しています
カード出金の上限公式の出金一覧に金額の上限の記載はない(最低出金額は5ドル)。方法と名義の縛りは公式FAQだけでなく顧客契約書にもあり、第31.2.7条が「出金は入金に使ったのと同じ方法で、同じ送金人に対して行わなければならない」と定め、当社に (a)特定の支払方法による出金申請の拒否 (b)追加書類の要求 (c)別の方法での再申請の要求 の権利を留保する。書類が不十分なままなら出金は取り消され、資金は取引口座に戻される。
第三者名義の扱い入金時に使用した同じ決済手段・同じ資金元に返金する方針。入金額が全額返金されるまで他の方法では出金できないと公式FAQに記載
出金所要日数(私の実測)私自身の実測はまだありません。公開されている数字と規約の記載だけを載せています。

口座開設

本人確認に必要な書類本人確認書類は、有効なパスポートの顔写真ページ、またはマイナンバーカードか運転免許証の表裏。現住所確認書類は、発行から6か月以内のカード請求明細・公共料金の請求兼領収書・住民票など。本人確認書類と現住所確認書類の氏名は完全に一致している必要があります。
口座開設の所要時間公式サイトでは、KYC部門による書類審査は48時間以内と案内されています。読んだ契約書3本には、承認までの日数の記載はありません。
口座開設時の注意点日本の書類名(マイナンバーカード・運転免許証・住民票)を名指しで案内しています。海外FX業者としては珍しく具体的です。

規約

確認した規約の版数・改訂日顧客契約書 2026年7月版(全66ページ)/口座開設契約 2026年3月版/Terms of Business 2026年2月版
規約のURLhttps://www.hfm.com/int/jp/about/documents
休眠口座手数料6か月〜1年 月5ドル/1〜2年 月10ドル/2〜3年 月20ドル/3年超は前年に10ドルずつ加算(顧客契約書27.2条、口座開設契約15条)。残高がゼロになるまで課金されます
休眠手数料が事前に開示されているか開示されている
規約改訂に顧客の事前同意が必要か不要
利益取消・取引無効化の条項顧客契約書24.4条(a)〜(h)。取引の無効化・取消、損益の巻き戻し、口座凍結、罰則金の賦課、そして(h)「口座を閉鎖し、禁止された取引手法から生じた利益を没収し、当初の入金額を返還する」。出金済みの場合は関連口座から差額を没収できるとも記載
ボーナス規約の要点2026-09-16時点で、公式の日本語プロモーションページに入金ボーナスの掲載はありません(ロイヤルティプログラム/余剰証拠金還元(ROFM)/トレーダー賞2026/デモコンテストの4件)。比較表の「柔軟なボーナス制度」は5口座すべてにチェックが付き、脚注は「地域により、ご利用可否が異なります」。調査基準日には入金ボーナス専用の TOP-UP BONUS 口座があり、その口座だけレバレッジ上限が1,000倍でしたが、口座ごとなくなりました。ボーナスの条件そのものは、まだ規約のレベルまで読めていません

調査・開示

調査基準日2026-09-03

1つ、書いておくべきことがあります。HFMの規約類は、私の変更監視の仕組みでは自動取得できません。顧客契約書・口座開設契約・Terms of Business・法的書類ページのいずれもHTTP 403で弾かれます。自動で取れているのは保険証書のPDF1本だけです。bot対策なので、迂回はしません。かわりに2026年9月10日、3本のPDFをブラウザで開いて9月8日の保存版と全文を突き合わせ、1文字も変わっていないことを確認しました。資金の安全性・規制・ライセンス・よくある質問集の3ページも、同じ日に手で保存しています。ここは今後も自動ではなく手で見ます。

2026年10月1日、四半期の読み直しをしました。3本とも版と本文は9月のままでしたが、法的書類ページから顧客契約書のリンクが消えていました。日本語ページも英語ページも掲載は13本で、そのなかに顧客契約書はありません。9月の時点でそこに載っていた2026年6月版のPDFも、URLを開くとトップページに飛ばされます。記事が読んだ2026年7月版は、直リンクなら開けます。

規約改訂の猶予は、EAを預けて離れる人ほど効いてきます。30社の条件は比較ページにまとめてあり、EAでの実測については実測のページに方法を書いています。

HFMは「書いてあることは細かいが、書いてある場所どうしが合っていない」ブローカーでした。

出金の処理時間の定義。ヘッジ証拠金の数値例。口座開設に必要な日本の書類名(マイナンバーカード・運転免許証・住民票)。休眠手数料の段階。規制を受けていないという事実。

どれも、書かなくても済むことです。海外FXブローカーの日本語ページとしては、開示の密度は高いほうでした。

それだけに、3件の食い違いが目立ちます。

  • 自社でリンクを張った保険証書と、金額の通貨が違う
  • FAQで「追加の手数料は発生しません」と言い切りながら、規約に休眠手数料がある
  • 「規制を受けていない」と書くページの一方で、契約書が「当社のライセンス」を前提にしている

どれも、社内で突き合わせれば見つかるものです。

足切り基準では不合格としました。ただし、これは「危ないブローカーだ」という意味ではありません。基準が言っているのは「書いてあることを信じて判断すると、ずれる箇所がある」ということです。休眠手数料は、口座を放置する人には実際に効きます。

同じ形の食い違いを他社でも記録しています。30社の判定は比較ページ、基準の全文は調査方針にあります。

この記事の根拠は、2026-09-03に取得した一次資料です。規約は3か月に一度読み直し、変更があれば記事を直して更新履歴に残します。

今回いちばん大きかったのは、開示が細かいブローカーほど、書類どうしのずれが目につくことでした。HFMの日本語ページは、海外FXブローカーとしては書き込んでいるほうです。それだけに3件が残ります。

金融庁の一覧は、この法人を他の業者と並べています

金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(令和8年8月27日更新)を読み直しました。HF Markets (SV) Ltdの欄(平成29年8月警告)には、他の警告業者への参照が書かれています。原文はこうです。

代表者等の氏名は「不明」。 当該業者が提供するサービスの名称は「HotForex」である。 当該業者の所在地は、平成29年6月21日付で警告を行った「TCG holdings Ltd.」と酷似している。

この欄には「当該業者との関係性は不明であるが」という前置きがありません。書かれているのは所在地が酷似しているという一文だけです。同じ住所に登記されていることと、同じ人が運営していることは別の話なので、この記事もそこから先には踏み込みません。あわせて、一覧に載ること自体は違法性が確定したという意味ではありません。海外FX業者が日本居住者を勧誘していれば載ります。

この参照を一覧全体から拾い直した結果は「同じサービス名で、別の法人が警告されています」にまとめました(2026-09-24時点の一覧)。

2026年9月27日に、逆向きの参照も探しました。HF Markets (SV) Ltdを名指ししている行が2つあります。SimpleFX Ltd.(平成30年5月)とMilton Markets Ltd.(平成30年1月)で、どちらも所在地が同一だと書いています。

SimpleFX Ltd.の行は、HF Markets (SV) LtdとMilton Markets Ltd.を並べて挙げています。3つの商号が同じ住所でつながっている形です。ただし、どの行にも関係性についての記載はなく、書かれているのは住所が同一だという事実だけです。

同じ住所に登記されていることと、同じ人が運営していることは別の話です。ここから先は、公開されている資料では判断できません。

更新履歴

  • 2026-10-01四半期の読み直し。契約書3本(顧客契約書2026-07版/口座開設契約2026-03版/Terms of Business 2026-02版)はファイル名の版も本文も9月の記録どおりで、変更はありませんでした。ただしHFMの法的書類ページから顧客契約書のリンクが消えています。日本語ページも英語ページも掲載は13本で、そのなかに顧客契約書はありません。9月に載っていた2026年6月版のPDFもURLごと消え、開くとトップページに転送されます。記事が読んだ2026年7月版は直リンクでは開けます。判定(不合格)と点数(72点)に変更はありません。
  • 2026-09-16口座タイプを6種類から5種類に更新。KATANA と TOP-UP BONUS が公式の比較ページから消え、InfinityX が入ったため。入金ボーナスの記述も、公式プロモーションページから入金系の2つが消えたことに合わせて書き直した。顧客契約書19.6(a)・休眠口座手数料の第27条・口座開設契約8.1(g)を読み直し、食い違い3件が解消していないこと、点数72点に変化がないことを確認。
  • 2026-09-14訂正。XAUUSD スプレッドを「口座タイプ別の数値の掲載なし」と記録していましたが、XAUUSD の商品ページと Metals 一覧に口座タイプ別の数値表があり、日本語ページにも同じ表が出ていることを確認して書き直しました。
  • 2026-09-11金融庁欄の訂正を撤回。一度「掲載なし」に書き換えたが照合ミスだった。全1,154行で当て直し、「HF Markets (SV) Ltd/平成29年8月/海外」の掲載を確認して「あり」に戻した。契約先法人との同一性は確定できない旨を併記。
  • 2026-09-08「口座タイプの選び方」の章を追加。比較表の脚注(Leverage may be adjusted)と顧客契約書18条・19.6(a)・23.7条を照合し、レバレッジが会社の裁量で変わる条件を記載。
  • 2026-09-08契約書3本(顧客契約書2026-07版/口座開設契約2026-03版/Terms of Business 2026-02版)を通読。版・条文とも記事の記述と一致し、変更はなし。あわせて口座開設契約8.1(g)および2ページ目の記載が公式「規制・ライセンス」ページと一致しないことを確認し、食い違いの3件目として追加。判定(不合格)と点数(72点)に変更はありません。
  • 2026-09-03初回調査を公開しました。

規約は3か月に一度読み直しています。変わっていれば記事を直し、ここに記録します。

この記事を書いた人

FXと俺|GOLD RESEARCH LAB

ゴールド(XAUUSD)を主戦場に自動売買と裁量を並行して運用しています。海外FXブローカーについては、公式サイトの公開情報だけで判断せず、利用規約・入出金ポリシー・当局の公開資料といった一次資料まで確認し、条項番号を添えて記事にしています。出金や約定など自分で確かめられるものは実際に試し、確かめていないことは「確認できていない」と書く方針です。

ご利用にあたって

外国為替証拠金取引は、為替相場の変動により損失が生じるおそれがあります。レバレッジをかけた取引では、預けた証拠金を超える損失が発生する可能性もあります。本記事は調査結果と事実の記録であり、特定のブローカーでの口座開設や取引を推奨するものではありません。最終的な判断はご自身の責任でお願いします。

本記事に記載した内容は調査基準日時点で確認できたものです。取引条件や規約は予告なく変更される場合があるため、実際のご利用前に必ず公式サイトと利用規約の原文をご確認ください。

次に見るところ

HFM(エイチエフエム)は足切り4条件のうち1件で止まりました。通ったのは調べた30社のうち2社です。止まったことは、この会社が危険だという意味ではありません。確かめたのは記載の整合性で、出金の可否は確認していません。

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FXCC(エフエックスシーシー)不合格48/100あり規約上は日本居住者が対象外1:1000(公開ページの表記)記載が見当たりません出金手数料は方法ごとに違います(2026-10-12に日本語・英…記載が見当たりません
FXDD(エフエックスディーディー)不合格47/100あり—1000倍(マックスレバレッジ口座公開ページの一覧表が読み込まれず、確認できませんでした入出金ページ(/pe/ja/trading/deposit-withdrawal、20…月10米ドル、または余剰残高がそれ未満ならその全額(第79.…
EMCTrading(イーエムシートレーディング)不合格41/100なし—1000倍(Standard・Micro)/500倍(Zero・Zero-M)Commodities ページと Forex ページに、口座タイプ別の数値出金表は「すべて無料」規約文書が存在しないため確認できません
MYFX Markets(マイエフエックスマーケッツ)不合格39/100あり—公開ページは最大1,000倍(FX商品銘柄別の数値が見当たらないFAQの計算例から1回2,000円と読めます(2万円と3万円を別々…条項あり・金額なし

全社同一の基準で採点しています。判定は登録された調査データから自動計算されます。