『海外FX業者Tech-fx(旧CXCMarkets)』ネット上の評判について担当者へ直接ぶつけてみた

Tech-fx(旧CXCMarkets)がどのような海外FX業者なのか今ひとつ分からないという方が多いかもしれません。ネット上でもそれほど多くの情報はなく、たとえば世界最大級の海外FXに関する掲示板EPAにも、評判や口コミは掲載されていません。

そこで今回は、Twitterを中心にSNSやブログなどに投稿されているTech-fx(旧CXCMarkets)の評判について紹介していこうと思います。

さらにネットの評判について、Tech-fx(旧CXCMarkets)の担当者に質問をぶつけてみたので、そちらの回答についてもご紹介します。

ネット上での口コミや内容を確認するときの注意点

ネット上には、色々とFXトレーダーの口コミが挙がっていますが、それぞれの投稿者には事情があり、事実がねじ曲げられている可能性もあります。

以下のような事情があるため、すべて鵜吞みにすることはせず、あくまで「このような噂がある」という程度に認識しておきましょう。

  • 負けた腹いせによる中傷
  • 禁止事項に触れていることに気づいていない
  • 口座や注文方法など、取引条件が違う
  • ライバル会社による虚偽の投稿がある
  • 通信環境のスペックが異なっている
  • 規約に違反している行為を理解していない

真偽については、投稿者の属性・投稿の意図・同じ内容の投稿者がどれだけいるか、などから判断するしかありません。

真相をハッキリさせるために、今回はTech-fx(旧CXCMarkets)の担当者にネットの噂や評判について直接質問をぶつけてみました。

Tech-fx(旧CXCMarkets)のネットの評判は?

今回、まずはSNSやブログでTech-fx(旧CXCMarkets)について調べてみると、以下のような評判が取り上げられていることが分かりました。

Tech-fx(旧CXCMarkets)の良い評判

  • 海外FXとしてはスプレッドが優秀
  • ボーナスが豪華
  • 約定力がしっかりしている

Tech-fx(旧CXCMarkets)の悪い評判

  • サポートの返事が遅い
  • キャンペーンのメールがしつこい
  • 出金拒否を受けた
  • 出金が遅い
  • ボーナスのルールが明記されていない
  • 違反取引の根拠を教えてくれない

Tech-fx(旧CXCMarkets)に関する評判や噂には悪いものが目立ちます。
特に出金拒否や出金のスピードが遅いなど、トレーダーを不安にさせるものについては真偽を確かめておきたいところです。

ネットの評判をTech-fx(旧CXCMarkets)の担当者にぶつけてみた

ネット上に挙がっている評判や噂について、その詳細を探ってみました。
Tech-fx(旧CXCMarkets)の担当者に直接インタビューして返ってきた生の声とあわせてご紹介します。

Tech-fx(旧CXCMarkets)の評判その1:約定力が高い(良い評判)

裁量トレードでも自動売買でも重要なポイントは約定力の高さです。

約定力とは、希望した価格でレートを約定させる力のことで、約定力が低いとスリッページや約定拒否が起こりやすくなります。

約定力に関しては、特に不満があるという噂は挙がっておらず、相場が荒れているとき以外は問題なく約定できるという体験談も見られました。

約定力は特別高いというわけではなさそうですが、通常時であれば約定力に問題はないと言ってよいでしょう。

FXと俺FXと俺

約定力については他の海外FX業者と変わりなく問題ないと理解していますが、何かご意見はありますか?

Tech-fx(旧CXCMarkets)担当者Tech-fx(旧CXCMarkets)担当者

約定力につきましては、他のFX業者さんと遜色ないスピードで処理されています。

Tech-fx(旧CXCMarkets)の評判その2:出金拒否(悪い評判)

海外FX業者を利用していてよくあるトラブルが出金拒否です。出金拒否されると、出した利益分はもちろん、入金した分まで全額没収されてしまうという悲惨な状況に陥ってしまいます。

残念なことに、Tech-fx(旧CXCMarkets)でも出金拒否されたという情報がネット上に投稿されています。出金拒否された金額は数万円どころではなく、数百万円単位の出金拒否も報告されています。

数百万円単位の出金拒否がされれば今までの努力が水の泡になり、その後のトレード計画も台無しになってしまう可能性もあります。出金拒否の噂が多い業者に大きな金額は預けたくないというのがトレーダーの本音なのではないでしょうか。

通常、出金拒否が行われる原因のほとんどは不正取引です。しかし、Tech-fx(旧CXCMarkets)の場合、出金拒否の原因やその根拠となる情報は、サポートにしつこく問い合わせないと教えてもらえないという声もあります。

調べてみると、出金拒否に関するネガティブな口コミは2020年に集中して発生しており、後半から2021年にかけては過去のニュースを引きずっているような印象でした。

そこで、実際のところを担当者に聞いてみました。

FXと俺FXと俺

ネット上では出金拒否の事例があるようですが、実際はどうなのでしょうか?

Tech-fx(旧CXCMarkets)担当者Tech-fx(旧CXCMarkets)担当者

2020年におきましては、確かに出金拒否のニュースが出ました。
しかしながら、これは2020年の初めに多くのFX業者において様々なボーナスイベントが多発し、高額のボーナスのみを利用したアービトラージ取引を行っていたトレーダーに対し措置したものです。2021年に入りほとんどのFX業者はボーナスを減らしています。

ちなみに、アービトラージ取引のような不正行為は、当社においては現在までに計3回発生しています。うち2件は解決済みですが、未だ複数のFX業者を利用した両建てのアービトラージ取引などを繰り返しているトレーダーが1名おられます。この方については、元金はすでに出金済み、不正に獲得した利益は凍結することで対応しています。

日本市場ではFX会社がボーナスイベントを行うことが多く、ボーナスをアービトラージ取引するために様々な問題が起こりました。2021年に入ってからはほとんどボーナスを減らしているのでこのような事例に該当する案件はなく、新規の出金拒否は発生していません。
当社Tech-fx(旧CXCMarkets)は悪意ある出金拒否は一切いたしませんのでご安心ください。

Tech-fx(旧CXCMarkets)の評判その3:出金が遅い(悪い評判)

Tech-fx(旧CXCMarkets)の良くない評判のひとつが、出金が遅いということです。このような情報はTwitterなどのSNSでいくつか見つけることができます。申請から出金されるまで、2週間ほどかかったという例もあります。

出金が遅い理由として、入金せずに出した利益(口座開設ボーナスで得た利益)の出金には、利益の大きさや取引したロット数の条件があるからだと考えられます。
条件をクリアしているかの審査が行われるため、通常の出金に比べると1週間程度日数がかかってしまうということではないでしょうか。

公式サイトに掲載されたルールを読み、分からない点はしっかり問い合わせるなどして、間違った認識のままでTech-fx(旧CXCMarkets)を利用してしまわないよう注意しましょう。

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ネット上では出金に要する日数が2週間程度かかったという事例もあります。金額の大小等も含め出金に関するルールがあればご教示ください。

Tech-fx(旧CXCMarkets)担当者Tech-fx(旧CXCMarkets)担当者

出金は、要請をいただいてから3営業日以内に処理しています。通常は2営業日以内で処理されています。
最小出金額は1万円から最大出金額は1千万円となっています。
2週間程度の日数を要した事例につきましては、お振込先金融機関様の事情もあるかと推察しますが、当社としては、正確にお振込みさせていただくための確認、もしくは規約に抵触するトレードの恐れがあっため、それだけの日数を要したものと思われます。

2020年の事例で申しますと、2020年5月のボーナスキャンペーンで不正な取引が多発したため、取引記録を確認し、出金時間に影響が出ました。 2021年に入ってからはそのようなことはありません。

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ボーナスの利用条件やルールを確認できるページはありますか?

Tech-fx(旧CXCMarkets)担当者Tech-fx(旧CXCMarkets)担当者

ボーナスの利用条件やルールついては、こちらからご確認ください。
下の方へスクロールしますと、口座開設ボーナスおよび入金ボーナスキャンペーンについての注意事項をご覧になれます。
https://www.cxcmarkets.com/blog

Tech-fx(旧CXCMarkets)の評判その4:キャンペーンメールがしつこい(悪い評判)

Tech-fx(旧CXCMarkets)の良くない評判のひとつに、IBやキャンペーンメールがしつこいということが挙げられます。

IBとは(イントロデューシング・ブローカー(introducing broker)の略称で、海外FXのアフィリエイトのことを意味します。要は「Tech-fx(旧CXCMarkets)を紹介してくれたら、宣伝料をあげますよ」というものです。

この他、ボーナスなどのキャンペーンメールなど、口座開設時に登録したメールアドレスに案内メールがしつこく届くため、鬱陶しく感じてしまう方がいるようです。

FXと俺FXと俺

キャンペーンメール等の送信について、配信される頻度はどれくらいですか?
また、本人の希望により送らない設定などできますか?

CXC担当者CXC担当者

CXCでは、1週間に3通のメールをお届けしています。そのため、ご不要な方にとっては多いと感じられる可能性は否定できません。
当社からのご案内が不要でございましたら、メールシステム等で拒否設定していただければと思います。
ただ、お客様にとって有益な情報も受け取れなくなる可能性があります。

担当者のコメントでもわかるように、メール配信頻度が高いと感じるか丁度良いと感じるかはそれぞれの主観によりますが、メールマガジン配信停止のON・OFFを設定できないところが問題なのだと思います。

日本の多くの企業には登録者がメルマガを簡単に解除できる仕組みがある上、配信を停止してもメンテナンス情報やエラー情報など一部の重要な内容に関しては停止されず受け取ることができるようになっています。
しかし、海外企業のCXCにはその仕組みが導入されていないため、スマホやPCのメールシステムで拒否設定を行うしかありません。当然、一部の重要なメールも受け取ることができなくなるため、拒否設定をする際は、公式サイトの新着情報を確認するなどして必要な情報を収集する必要がありそうです。

メールをブロック(着信拒否)する方法

ご自身のメール環境にあわせて操作してください。

Tech-fx(旧CXCMarkets)の評判その5:サポートから返信が無い、または対応が遅い(悪い評判)

出金拒否を受けた場合、当然サポートに問い合わせることになるのですが、その対応が遅いという悪評が挙がっています。

さらに返信を催促すると、「根気よく待ってください」といった内容が送られて来るなど、早急に対応してくれないといった体験談が投稿されています。

また、せっかく問い合わせてもサポートから一向に返事がないこともあるようです。ログインもできなってしまったという情報もTwitterに投稿されていました。

FXと俺FXと俺

サポートからの返信は、どれくらいの時間で返答されていますか?
対応が遅いとの評判ですが、事実はどうなのでしょうか?

CXC担当者CXC担当者

当社のヘルプデスクにつきましては、月曜日から土曜日ですと午前9時から午後9時の間お問い合わせいただいたメールにつきましては、通常30分以内にご返信しております。
午後9時以降のお問い合わせにつきましては、遅くなる、または翌日になります。

Tech-fx(旧CXCMarkets)担当者Tech-fx(旧CXCMarkets)担当者

2020年におきましては、コロナ禍によるスタッフの減少、日本語対応の悪化などで、サービスの質の低下に繋がりました。お客様にはご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません。
2020年10月には通常の状態に戻り、それ以降はこのような状況はありません。

Tech-fx(旧CXCMarkets)の評判その6:禁止事項の根拠を教えてくれない(悪い評判)

Tech-fx(旧CXCMarkets)の禁止事項に触れると不正収益の出金拒否や口座凍結の措置が取られますが、サポートに問い合わせてもその根拠を教えてくれないという口コミがあります。

「禁止されている両建て」のように不正事項が通達されるだけで、いつどの通貨ペアの取引で禁止取引を行ったのかは教えてくれないという内容です。

当然、Tech-fx(旧CXCMarkets)側に取引履歴が残っているので、本当に不正取引を行っていたのであればその根拠を示すことができるはずですよね。

ただ、「出金拒否のツイートを削除してほしい」という理由から、不正の証拠を教えてくれたという例もあるので、SNSで「Tech-fx(旧CXCMarkets)に出金拒否された」とツイートしてみるのも良いかも知れません。

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「不正な取引の根拠を教えてくれない」という利用者の声に対して、何か意見はありますか?

Tech-fx(旧CXCMarkets)担当者Tech-fx(旧CXCMarkets)担当者

通常、不正な取引の根拠は提供いたしております。
ただし、複数マルチプラットフォームを利用した両建については他社のプラットフォームの証拠を提供することが難しく、Tech-fx(旧CXCMarkets)片方の根拠のみを提供するしかありません。

このコメントについての『FXと俺』の見解です。
(Tech-fx(旧CXCMarkets)側からの根拠しか示すことができないのに、なぜそれが業者間をまたぐ複数マルチプラットフォームを利用した不正取引だと分かるのか、という問題について)

海外FX業者の多くは、現在MT4を利用しています。これは共通のMT4というプラットフォームを介し特定のFXトレーダーの複数間の取引内容を把握することを可能にしていると思われます。その根拠については当事者ではないので明確には分かりませんが、同じシステムを利用しているということはサーバー上かあるいはMT4のプログラミング上なのかは判断できませんが、技術的にこれは可能だと推測できます。このことからTech-fx(旧CXCMarkets)の取引履歴は開示できるけど他社のものまでは開示する権利がないので証拠を提供するこができないのでしょう。

FXと俺FXと俺

それでは、禁止事項を明確に教えてもらえますか?

Tech-fx(旧CXCMarkets)担当者Tech-fx(旧CXCMarkets)担当者

当社の禁止事項につきましては、他のFX業者様とほぼ同じです。
より具体的に説明しますと、以下の3件が禁止事項となります。

  • 高周波()、低利益のスキャルピングの禁止
  • システムホールを利用した不正な利益取得の禁止
  • ボーナスを濫用したアービトラージ取引の禁止

「高周波」はトレードの周波数のことで、売り買いを頻繁に繰り返し短期間に決済するトレードのことです。ちなみにEAなどのシステムによる注文がたまたま短期間で決済されるケースは該当しません。

Tech-fx(旧CXCMarkets)の評判 まとめ

海外FX業者Tech-fx(旧CXCMarkets)のネット上の評判について一つひとつ担当者に問い合わせてみました。
いかがでしたでしょうか?

『FXと俺』こと私の見解としては、至極まともな海外FX業者というのが結論です。
特に入金出金に関する対応は一般的な海外FX業者と遜色ないものですし、ネット上であった出金拒否についても、なにも隠すことなく真摯に回答いただいたのは信頼に値できます。
悪意のある業者であれば、それなりの回答をして明確な情報は出さないでしょう。

ネット上によくある評判や噂についても一方通行の情報を鵜呑みにするだけではなく、双方の意見をしっかり聞いてみないとその真相や事実は分かりません。
今回はそんなことが確認できたと思います。

私としては、Tech-fx(旧CXCMarkets)のゴールドのスプレットはXMよりも狭いので、EAを稼働させるサブ口座として利用したいと思います。

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