XMTRADING『KIWAMI極口座』を利用したゴールド専用EA(oreline-gold)の実績に基づく分析と収支報告

こちらの記事では海外FX業者XMTRADING『KIWAMI極口座』(デモ口座)を利用したゴールド専用EA『oreline-gold』(損切設定なし)の約3ヶ月間の収支並びに詳細なデータを報告しています。

単なるゴールド専用EA『oreline-gold』の収支に関する実績報告だけでなく、実績値に基づく各種データを数値化し分析した報告に仕上げました。

これは正直、非常に貴重なデータです。

私のゴールド専用EA『oreline-gold』に限ったわけではなく、すべてのEAは特定のロジックをベースに相場の動きをテクニカル的に監視しながら淡々と稼働しています。
要は型にはまった動きには強いがファンダメンタルズ的な動きには弱いのがEAの現実です。

では優秀なEAとは日々どのような結果を残しているのか？
これは聖杯とも言える永遠のテーマですが、今回の分析結果からその一端を見ることができるかもしれません。

さて、ゴールド専用EA『oreline-gold』を世に出して2年と経過していませんが、累計ダウンロード数は6000件を越えています。

多くのトレーダーに利用していただいているということは、それだけ『oreline-gold』のパフォーマンスが良いという証でしょうね。
実際に利用中の方は納得かと思います(笑)

EAなので相場の地合いによっては苦しい場面も必ずありますが、落ち着いた相場だと期待通りのパフォーマンスを維持してくれます。

関連記事『ゴールド専用EA』FXと俺の自動売買システムoreline-goldの特長と無料配布

今回はXMTRADING社の『KIWAMI極口座』を利用しています。

この口座は2022年10月にリリースされています。
KIWAMI極口座を一言で説明するとFXトレーダーに有利な環境を実現した新しい口座です。

海外FX業者の中でもトップクラスのスプレッドの狭さも魅力的ですが、個人的にはスワップポイントが付かない点が特に気に入っています。
EAにかかわらず裁量トレードでも相場の地合いによっては、マイナススワップのポジション群を数日持ち越すという場面はたまにあるかもしれません。
このような状況を想像しただけでもメンタル的に良くないですよね。
KIWAMI極口座だとそんなリスクがないので素晴らしいです。

ただ、従来のXM口座のように入金額に応じたクレジットボーナスは付与されないので、その点は残念ですが、それだけXMも顧客と真剣に向き合い提供している口座だと思います。

KIWAMI極口座の詳細はこちらから確認ください。
XMTrading 公式サイト

XMTRADING『KIWAMI極口座』を利用したゴールド専用EA(oreline-gold)の詳細設定

ゴールド専用EA『oreline-gold』の推奨最低資金は25万円からです。
この場合の初期取引ロット数と加算ロット数は0.01ロット、利確額は350円です。

今回のゴールド専用EA『oreline-gold』の稼働に関する詳細な設定情報は以下の表をご覧ください。
スタート時点における私の初期設定です。

今回の稼働における初期設定は初回ロット数と加算ロット数は0.02ロットですが、利確は750円にしています。

また、資金が25万円増えるたびに初回ロット数と加算ロット数は0.01ロットづつ増やす複利運用とし、利確の端数10円単位は切り上げることにします。
なので初回ロット数と加算ロット数が0.03の場合の推奨総額決済利確は1,050円になりますが1,100円とします。

私の体感上、ロットが小さい時は多少決済に影響があるかもしれませんが、大きくなるにつれ10円単位の値幅はほとんど決済に影響はないと考えています。
少しでも決済額を大きくしたいのが本音です。

XMTRADING『KIWAMI極口座』の実績報告

それでは2023年5月4日（木）から稼働させたゴールド専用EA『oreline-gold』の実績に基づく分析と収支報告です。

稼働62日目：2023年7月29日(土)時点におけるXMTRADING『KIWAMI極口座』の実績報告

稼働から62日、約3ヶ月経過した時の状況です。

XMTRADING『KIWAMI極口座』におけるoreline-goldの1日あたりの決済数

以下の表は62日間において、1日に何回決済したのかを集計しています。
売り買い両方の決済数となります。

特定の決済数群に決済数がまとまるほど、1日あたりの利益が固定され、一定期間に安定した期待値通りの結果になります。
実績上では1日に6～10回の決済数が多くなっています。
つまり、oreline-goldの1日あたりの期待利益は固定的であり、一定期間内においてもそのようになる可能性が高いと判断できます。

ちなみに、1日の決済数が少ない日は比較的ゴールドが力強く動いた日になる傾向が高いです。
裏を返せば、そのような相場の地合いはファンダメンタルズ的な動きの日であり、oreline-goldが反応しないのはそのためです。
必ずそうなるとは言えませんが、そのように作っています。

XMTRADING『KIWAMI極口座』におけるoreline-goldの1日あたりの決済に用したロットの倍数

以下の表は62日間において、1日あたりの決済に用した最大ロットの倍数を集計しています。
つまり、1日の決済の中で最大の追撃ポジション数になります。
例えば、1月1日の結果として4ポジションでの決済数が2回、5ポジションでの決済数が1回の場合、上記の表でのカウントは5倍が1回という事になります。

ゴールド専用EA『oreline-gold』はナンピンタイプのEAです。
片方10ポジションまで追撃しますが、途中、片方4ポジション目に反対ポジションを1つ持ちます。
いずれのポジション(群)も設定した利確額に到達で決済されます。

10倍までエントリーしているということはマックスポジションで決済しています。
ロット倍数が大きい数の決済数が多いほど負ける可能性(口座破綻)が高くなりますが、oreline-goldの実績上では5倍(5ポジション目)での決済が一番多くなっています。

参考までに
この数値は、裁量トレードのエントリーの目安や損切額の目安になるはずです。

ちなみに、損切額を設定するとしたら、ひと月に期待できる利益額をおすすめします。
今回の設定だと150,000円前後ですね。
落ち着いた相場が続く限り、この損切設定で、ひと月に2回も損切に会うことはそうはないと思います。

XMTRADING『KIWAMI極口座』におけるoreline-goldの1日あたりの決済に用した売り買いごとのロット数

以下の表は62日間において、1日あたりの決済に用した売り買いごとのロット数を集計しています。

先ほどの1日あたりの決済に用した最大ロットの倍数よりもさらに詳しい決済データになります。
売り買いにおいて、どのポジション数での決済が強いか良くわかると思います。
こちらも5ポジション目までが強いですね。

少ないポジション数での決済数が多いほどリスクの少ないトレードが出来ている証になります。

以上、3つの実績にも続いた分析の値をお見せしましたが、受け取り方は様々あるかと思いますので、じっくり考えてみてください。

『FXと俺』が考える優秀なEAの見定め方

私の個人的な見解ですが、優秀なEAかどうかの判断はよくあるプロフィットファクターなどの勝率やリスクリワードなどの数値のみでは難しいと考えています。
肝心な『期間』という時間に対いする重要性が抜けているように思います。

では、俺さん！優秀なEAを見極めるにはどうすればよいのでしょうか？
と聞かれる聞かれるかもしれませんね。

私の考えですが、まず、永久永遠にずっと資金を増やし続けることができるEAはこの世には存在しないと思っています。
もし、そのようなEAがあればどれだけ高額なお金を支払っても手に入れたい！

聖杯的な話になりますが、資金と時間が無限にあると仮定したらそのようなEAは理論上は存在しえます。

ただ、現実的にはすべて有限の範囲でトレードしているのが事実でしょう。
つまり『負ける』ターンは必ず来るはずだと考えています。

却って、短期間に大きな利益を出すEAは、この『負ける』ターンも早く到来するでしょう。
なので、短期で高収益が期待できるEAに魅力は感じていません。

私が考える優秀なEAとは、単純ですが、期待値通りの利益を一定期間、安定して利益を上げるEAだと思います。

なぜか？

EAを稼働させる以上、『負け』はあらかじめ想定内として考えておかないといけません。
ただし、これも初期投資を回収できたら、『勝ち』確定に変わります。

つまり、安定した利益を固定的に一定期間上げることができるEAは初期投資の元金回収に必要な時間を正確かつ信頼性が高く計算できます。
これは1日、1週間などの短い期間の期待利益が固定的になるほど信頼度が上がります。

『投資』は『リターン』を狙うのが常ですが、それは勝つことが前提の話です。
『リターン』は『回収』という保険があってこそ狙うものだと私は考えています。

XMTRADING『KIWAMI極口座』におけるoreline-goldの収支報告

最後にXMTRADING『KIWAMI極口座』におけるoreline-goldの日々の細かい収支報告です。

XMTrading 極み口座公式サイト