FXで勝つということ
ひとたびFXトレーダーになれば、いざエントリーしたならば、このトレードで勝ちたい!
勝つために考え、自分なりに根拠を持ってエントリーをした!
絶対に勝つ!
勝つはずだ!
そして、毎回勝ちたい!
ずっと、勝ち続けたい!
そしてお金をたくさん稼ぎたい。
誰しもそう強く思いますよね。
当たり前のことです。
貴方もその一人ではないですか?
負けてもいいって気持ちでエントリーする人はほとんどいないでしょう。いるわけないですよね。
大切なお金を資金として運用しているのですから。
FXでの負けは当然だが、どう負けるかが大事
私はエントリーするとき、必ず負けてもいいと思ってトレードしています。
事実としてFX相場の流れを完璧に読むことができない以上、負けることは想定内、負けて当然と思ってトレードしています。
『負けることは当然』『そう簡単に勝たせてくれる程甘くはない』
そう心に呟きながら、毎回トレードするように心がけています。
しかし、負けるにも負け方があります。
ただ、エントリーして負けた結果を呆然と受け入れるほど私は馬鹿ではありません。
資金管理はもちろん、負けた場合を想定したロットの管理や許容できるリスクの計算、損切り後の自分の行動はどうするか?そして、なぜ今エントリーしたのか?
負けを想定内にさせる私のバックヤードには、経験値の積み上げとトレーダーとしての自分の身の丈など、エントリーする際には必ずこれらを考えた上でスタートします。
結果がどうであれ自分のトレードの事後検証をしっかりと行うことで、少しでも自分のトレード精度を上げるような努力は何時になっても欠かせません。
簡単な世界ではないことを誰よりも自覚しているからこそ、自分の行動にはしっかりと責任を持っています。
それに、日々のトレードをルーティーン化することで自分のトレードに軸ができ、「例え負けても自分の財産のためのサンプルにしかならない」と考えて割り切っています。
割り切る勇気も必要です。
さて、FXトレードの世界で勝ち続けていると言われるトレーダーの割合は約1割。
日本人かつ個人投資家で勝ち続けているトレーダーはそれ以下ではないでしょうか。私はそのように見ています。多分、そんなに間違った数字ではないはずです。
FXは『売りか買いか』の二者択一、2分の1の確率にも関わらず一定の期間で見たときの勝率は1割。
50%の勝率であったとしてもその丁か半かの勝負事に継続性がなければ、その勝率は限りなくゼロに収束するのが現実です。
逆に継続性の怖さを知らないから、FX初心者がビギナーズラック的な勝ちに心を奪われてしまう危険性があるのでしょう。
FX勝ち組と負け組の違い
FXという投資が厳しい世界であることに間違いはありません。
しかしながらFXトレード人口の1割は事実として継続して勝っていると思います。
FXの勝ち組の割合は1割。
1割は勝っているのです!
これもまた厳しい世界の裏側の真実です。
全てのFXトレーダーが負け続けているのなら、マーケットとしてまず成り立たないし、世界中の国々が法定通貨同士の金銭的価値のやり取りに一般人が参入できない何らかの規制を敷くはずです。
では、勝ち組と負け組の違いは何なのか?
その答えとしては色々あるんだろうと思いますが、私は案外単純だと思います。
FX勝ち組の心得
勝ちに喜びを感じず、負けたときに自分をコントロールできるFXトレーダー。
結果が供わなくとも、ただひたすらに自己研鑽し必要な努力を惜しまないFXトレーダー。
シンプルな答えかもしれませんが、簡単にできますか?
もし今FXトレードでうまく勝てていないならじっくり考えてみてください。
細かいトレード技術よりも大切なことです。
日本には昔から良い”ことわざ”がたくさんあります。
『勝って兜の緒を締めよ』
この言葉は勝負事での勝利には酔いしれることなく、逆に自分を律することが一番大切なんだという先人の教訓です。
誰しも一度や二度トレードでよい思いをしたことはあるでしょう。しかし、FXトレードで必ず勝てる手法などはありません。
結果的にほとんどのトレーダーは市場から退場することになります。
結局のところ、頼れるのは自分の相場経験と判断力。
これにつきます。
ただ、FXトレードの世界でもいわゆる『聖杯』と呼ばれる無敵の手法は存在します。
しかし、誰しも使いこなせるような簡単なものではありません。
できることは、この聖杯に一歩でも近づいたトレードをいかに再現できるかです。
次回は、私が知っているこの『聖杯』と言われるトレード手法と我々個人投資家がその手法に近づくために必要なことを書いてみたいと思います。
この私のトレードマインドが、貴方のお役に少しでも立てれば幸いです。
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